雨のロンドンで予定が次々と崩れた一日 おさだのイギリス旅行記

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概要

イギリスを訪れるのは2度目だというおさだが、ロンドンで過ごした一日を記録した動画である。出発前に視聴者から寄せられたのは「曇りが多い」「食事が微妙」「物価が高い」という評判で、本人も前回の旅は意外に楽しめたと振り返りつつ、物価の高さを強く覚えていた。そこで今回は「美味しいご飯を食べる」ことを目標にロンドンへ向かう。だが当日は雨が続き、博物館の入場や街歩きは思うように進まず、最後は旅行で自分が何を最も重視しているかを本人が再確認する結果になった。

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出発前:「イギリス」という呼び名と事前の評判

動画はオランダ・アムステルダムの空港から始まる。直前まではアムステルダムを旅していた。おさだはまず、「イギリス」は正式な国名ではないと説明する。正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国で、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つを総称してイギリスと呼ぶ、という理解だ。今回の行き先はそのうちイングランドのロンドンである。

久々のロンドンということで、旅行前には視聴者と「作戦会議ライブ」を開いた。そこで集まったのが冒頭の曇天・食事・物価に関する情報で、おさだは「あまりいい情報が入ってこない」と苦笑する。本人のイギリスの印象も「天気が悪い」で、前回もその噂どおりだった気がすると話していた。

easyJetでガトウィックへ:手荷物サイズへの注意

アムステルダムからはLCCのeasyJetに乗る。おさだは名前を「簡単な飛行機という恐ろしい名前」と冗談めかして紹介しつつ、チェックインカウンターの長い列の横で、機内持ち込み手荷物のサイズを確かめる枠を示した。これに収まらなければ機内には持ち込めず、追加で8,000円ほど取られるケースもあるので気をつけてほしいと注意を促す。

入国にあたって特に必要な書類はないと本人は説明し、入れておくとよいアプリとしてはUberくらいを挙げる。通信にはいつも使っている1GB200円のeSIMを使った。ロンドン・ガトウィック空港までの所要時間は1時間強で、航空券は1万円ほどだったという。座席は最後列だった。

ガトウィック空港から市内へ:電車・Uber・送迎の比較

ガトウィック空港に着くと、事前に設定しておいたeSIMはすぐに使える状態になっていた。通貨はポンドで、撮影時点で1ポンド=202円。空港には両替所もあるが、前回は現金をほとんど使わなかったため、今回も現金は下ろさずに行くことにした。

市内への移動手段として、おさだは電車とタクシーを挙げる。前回は空港の鉄道駅から電車で市内に入り、1時間ほどだったと記憶している。今回はKlookで空港送迎を予約しており、入口付近でドライバーと合流したが、ドライバーが腹痛でトイレに行ったため、しばらく待つことになった。UberやタクシーはUberのピックアップポイントがある上階の出発フロアから乗るとよい、とも紹介している。

送迎車は1時間ほどで市内に着くと聞いていたが、実際には1時間半ほどかかった。おさだは「車だとそれくらいかかるかもしれない」と話している。

8平米のホテル:フォーポイント・フレックス・バイ・シェラトン

宿泊先はロンドン中心部の「フォーポイント・フレックス・バイ・シェラトン・ロンドン・ユーストン」である。マリオット系列のホテルで、おさだはプラチナ会員のため1階で朝食がとれる。到着したのは12時を少し過ぎた頃だったが、チェックインできた。ジムはないという。

案内された206号室は8平米。ほぼベッドしかない部屋で、おさだは「寝るだけだから」と言いつつも想像以上の狭さに驚いていた。窓があるのでまだ圧迫感は少ないものの、動くたびに体があちこちに引っかかる。冷蔵庫だと思った箱は金庫で、床に置く用途不明の台のようなものもあった。収納はハンガー掛けくらいしかない。水回りにはシャワーとヘアドライヤーがある。

1泊の料金について本人は「ロンドンだとこんなものか」と受け止めていた。前回は5万6,000円ほどだった記憶があるため、それに比べれば今回のマリオット系列のホテルはまだお得に感じる、という評価である。ホテルのすぐ近くには駅もある。

大英博物館に入れなかった経緯

チェックイン直後、雨が降り出したところで、おさだは12時半に大英博物館の予約を入れていたことを思い出す。ホテルから歩いて10分ほどの距離だが、すでに予約時刻を過ぎていた。

Klookで購入したチケットは現地で引き換える必要があり、指定場所は「ラッセル・スクエアの噴水」だった。住所を入力してたどり着いたものの、公園内に噴水らしきものが見当たらず、係員もいない。強い雨の中で公園を歩き回り、スマホを見ている集団に近づいてはただの家族連れだったり、それらしい人に声をかけても違ったりした。おさだは「こういう引き換え場所はわかりにくいことが多い」とこぼしつつ、遅れたこと自体は自分の責任だと認めている。

公園の目の前が大英博物館で、前回は見られなかったので楽しみにしていた。しかし20分も過ぎれば係員はいなくなるだろうと考え、入場は断念した。前回、チケットの扱いで何食わぬ顔で入ろうとして注意された経験もあったといい、ロゼッタストーンなどの展示は今回も見られなかった。

行列のできるインド料理店でカレー

昼食には、ロンドンで有名だというインド料理店(字幕では「リシム」と聞こえる)に向かった。店の前には長い列ができており、雨が強いこともあってそのまま並ぶことにした。おさだが印象的だったのは、かなり降っているのに列に並ぶ人たちがほとんど傘を差さないことだった。

10分ほどで入店でき、店内はカレーの香りに満ちてずっと満席だった。メニューは多く、「チキンルビー」と書かれたチキンカレーや、評判がいいというタンドリーチキンで迷った末、チキンカレー、ライス、ガーリックナンを注文した。ナンはプレーン、ガーリック、チーズの3種類ほどがあったという。

カレーは米と合わせても、ナンにつけても「美味しい」という感想だった。値段はライスが5.2ポンドで約1,000円、ガーリックナンも5.2ポンドで約1,000円、もう一皿が約4,000円と紹介している。旅の目標だった「美味しいご飯」は、この昼食でひとつ達成された形である。ただし食事中も外の雨は止まず、「今日はずっと雨っぽい」と歩いて観光する予定の立て直しを考えていた。

2階建てバスとビッグベン

雨が強いため、移動には24番のバスを使った。支払いはクレジットカードのタッチで済む。景色が綺麗だった記憶から2階席に上がったが、窓が曇ってほとんど外が見えない。右手にはトラファルガー広場やナショナル・ギャラリーがあったが、本人は「湿気にやられるのは想定外だった」と話し、視聴者に「感じ取る努力をしてほしい」と冗談を言っている。

バスを降りると雨は小降りになり、英国らしい建物が並ぶ街並みを抜けてビッグベンへ向かった。多くの観光客がいる中で、おさだは前回の旅では知らなかったこととして、「ビッグベン」は建物ではなく鐘の名前で、塔の正式名称は「エリザベス・タワー」だと説明する。高さは96メートル、時計の直径は7メートルだという。

塔の近くには橋がかかっており、対岸側にある段になった場所からはエリザベス・タワーが綺麗に写る。前回、ここでサムネイル用の写真を撮った気がすると本人は振り返っている。ロンドン・アイも見えたが、名前が一瞬出てこず「ビッグアイ」と言い間違えていた。撮影中に雨は再び強くなった。

地下鉄でノッティングヒルへ:同じホームで行き先が違う

続いて、ウェストミンスター駅から地下鉄でノッティングヒルへ向かう。地下鉄もクレジットカードのタッチで乗れる。乗るのは黄色のサークル線だが、同じホームにウィンブルドン方面の電車も来るため、おさだは「同じホームでも行く方面が違うので気をつけてほしい」と注意している。車内はかなり騒がしかったという。ドアの開閉ボタンについては、押す必要があると思っていたが押さなくてよかった、と話している。

ノッティングヒル・ゲート駅では出口でもカードをタッチする。駅を出てもやはり雨が降っていた。

日曜のノッティングヒル:期待した屋台が出ていない

ノッティングヒルは人気の観光地で、少し歩くと土日に骨董品市が開かれ、屋台も多く出ている。前回の訪問でそう見ていたため、おさだは昼食も兼ねて散策するつもりだった。パン屋などの店が並び、カラフルな建物のエリアでは多くの人が写真を撮っている。

ただ、この日は日曜日で、閉まっている店もあった。土曜日が一番賑わうそうで、前回はたまたま土曜に当たってかなりの混雑だったという。今回は雨の影響もあるかもしれないとしたうえで、ゆっくり見たい人には日曜でもいいのではないか、出ている店はそれほど変わらないのではないか、とその場では話していた。

街にはノッティングヒルのトートバッグが大量に売られている。おさだは、ノッティングヒルを舞台にした映画かドラマ(本人は題名をうろ覚えのまま話している)で有名になったと紹介し、その作品にも登場したとされる書店の前で多くの人が写真を撮る様子も映している。

転倒、そしてホテルでの振り返り

その後、おさだは狭いホテルの部屋に戻り、カメラに向かって状況を語る。ノッティングヒルで少し走ったところ、雨で濡れた石畳の上の落ち葉で滑り、思い切り転んで右の内腿を強く痛めたという。加えて、日曜日のノッティングヒルには聞いていたような屋台がほとんど出ておらず、カフェも満席で、食事もできずに帰ってきた。先ほどの「日曜でもいい」という見立ては、実際には外れた形になる。

ここで一日を振り返ると、大英博物館には入れず、インド料理は美味しかったものの、ビッグベンは雨でじっくり見られず、ノッティングヒルという主要な観光地には行ったが満足できなかった。予定としては夜にフィッシュ・アンド・チップスを食べて終わりだが、本人は「フィッシュ・アンド・チップスも普通」と話し、「これで終わるわけにはいかない、動画的には」として、少し休んでから夕食に出ることにした。

元教会のフードコートでカチョ・エ・ペペ

夜は景色が見えそうだとして、再びバスで出かけた。着いたエリアを、おさだは日本の銀座のような雰囲気だと表現する。目的地はメイフェアにある、元教会を改装したフードコートだ。すぐ隣にはフィッシュ・アンド・チップスの有名店があり、前回ロンドンに来た時はそこで夕食をとった記憶があるという。

中に入ると、正面のステンドグラスをはじめ教会の面影が残っていた。1階にはチーズケーキなどのケーキ店、トルコで食べた砂糖たっぷりの菓子を思わせる「カロリー爆弾」のようなスイーツ、パスタ店、カフェ、アイスクリームなどが並び、あちこちに自由に座れる席がある。2階にはタコスやナチョスの店、フィッシュ・アンド・チップスの店、ステーキの店もあった。2階から見下ろす夜のフードコートの光の雰囲気も、本人は気に入った様子だった。

フィッシュ・アンド・チップスは23〜24(本人は「ユーロ」と言っている)で、「ロンドンまで来たから」と第一候補に挙げる。一方で、撮影でなければ100%ステーキを選んでいたと話し、実は肉が好きで、フィッシュ・アンド・チップスのような揚げ物はあまり好きではないと打ち明ける。最終的に選んだのは、1階のパスタ店のカチョ・エ・ペペだった。値段は13ポンドほど。仕上げに大きなチーズの塊の上でパスタとチーズを混ぜる提供方法で、もともと好物だというこの一皿を「めちゃくちゃうまい」と評価している。

旅行で一番重視していたもの

食事をしながら、おさだは視聴者に「海外旅行で何を重視するか」と問いかけ、今回の旅で自分の答えがわかったと話す。それは天候だった。自分で操れるものではないが、本人はいわゆる晴れ男で、旅行中に雨に降られることはほとんどなかったという。だからこそ、今回の雨続きのロンドンがこたえた。

フードコートの音楽が大きかったため外に出て、おさだは足元を見せる。歩きやすさを重視して選んだ通気性抜群の靴は、雨水でびしょびしょになっていた。転倒で下半身も痛めたことから、本人は皮肉を込めて「とってもいい感じでした、今回のロンドン」と言い、「もういいかな、ロンドンは」と締めくくっている。美味しいカレーとパスタには出会えたものの、雨と予定の狂いが重なった一日として、ロンドン編の初回は終わった。