コンビニで500kcal以内・PFCバランスを整える組み合わせ方 ― 竹脇まりなが3社の商品で実例を示す

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概要

フィットネスインストラクターの竹脇まりなは、忙しくて自炊できない日のために、コンビニ食でもPFCバランスの整った昼食を組み立てる方法を紹介している。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの3社で実際に買った商品を使い、主菜になる1品に何を足せば栄養が整うかを、カロリーとPFCの数値を挙げながら説明する。最後には、コンビニ食で避けにくい塩分の問題と、その調整方法にも触れている。

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基本は自炊、それでもコンビニに頼る日のために

竹脇は、健康管理の基本は自炊だと考えている。自分で作れば調味料を控えられ、カロリーバランスも考えやすいからだ。ただ、忙しくてそうできない日もある。今回の動画は、そういう日にコンビニでバランスの良い食事を選ぶための内容だという。

健康管理で重視するのは、カロリーとPFCバランスだ。PFCバランスとは、タンパク質・脂質・炭水化物のカロリーの割合を指す。摂取カロリーが消費カロリーを上回れば体重は増え、下回れば減る。竹脇は1日の摂取カロリーを1500kcalと仮定し、1食あたり500kcal以内を目安に組み合わせを選んでいる。

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「大体」で考える目安

竹脇が強調するのは、数値を「大体」で捉えることだ。PFCバランスは気にするほど細かくなり、がんじがらめになってしまう。そこでコンビニ食では、次の3つを意識すればよいとする。

  • タンパク質:20g以上
  • 脂質:15g以下
  • 炭水化物:60〜70g程度

この範囲に収めれば、おおむね500kcal以内になる。竹脇は「気にしすぎるのが一番よくない」とも述べている。

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セブン-イレブン①:担々麺風ラーメンサラダ+イカバー

最初は、竹脇が個人的に最もよく利用するセブン-イレブンの組み合わせだ。定番の「肉味噌と食べる担々麺風ラーメンサラダ」に、枝豆と紅生姜入りのイカバーを合わせている。

体型管理中はラーメンを避けがちだが、このラーメンサラダは346kcal、タンパク質10.6g、脂質10.3g、炭水化物54.5gだ。竹脇は、脂質が意外に低く、タンパク質も10g以上あると評価する。竹脇によれば、中華麺には卵が含まれるためタンパク質がやや多く、具の肉味噌だけでなく麺からもタンパク質を摂れているという。

一方で、忙しい会社員は昼食をこうした1品で済ませがちだ、と竹脇は指摘する。そばだけ、丼だけで終わるパターンである。竹脇が勧めるのは、パッケージ裏のPFC表示を見て、足りない部分をもう1品で補うことだ。ラーメンサラダだけでは1食として少なすぎるため、プロテインバー的な商品としてイカバーを選んだ。イカバーは枝豆が入り、イカとかまぼこを混ぜたような商品で、76kcal、タンパク質10g、脂質0.6g、炭水化物7.2gだという。

2品の合計は422kcal、タンパク質21g、脂質10.9g、炭水化物61.7g。竹脇は「素晴らしいバランス」と評している。

この組み合わせでは、タンパク質源の種類にも触れている。肉味噌は肉、イカは魚介、枝豆は植物性のタンパク質だ。せっかくコンビニでいろいろ選べるのだから、肉だけ、豆腐系だけに偏らないよう、何からタンパク質を摂っているかを意識するとよいと竹脇は話す。

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セブン-イレブン②:蒸し野菜と豚のサラダご飯+茶碗蒸し

2つ目は「蒸し野菜と豚のサラダご飯」と、卵と出汁にこだわった茶碗蒸しの組み合わせだ。サラダご飯は炊き込みご飯にごまだれ入りで、野菜と豚肉が入っている。竹脇は豚肉について、疲労回復にも良いと触れている。会社員時代、営業先の近くにあった店で、似たようなメニューを毎日のように食べていたという思い出も語った。

サラダご飯は322kcal、タンパク質15g、脂質9.9g、炭水化物47g。PFCバランスはとても良いが、1食としてはもう少しカロリーがあってもよいと竹脇は判断し、茶碗蒸しを足した。

竹脇は、茶碗蒸しを「追加の1品としてすごく優秀」と評価する。この商品は81kcalで100kcalに満たず、タンパク質8.1g、脂質3.5g、炭水化物4.5gだ。手軽にタンパク質を摂れ、ボリュームも出せて、低脂質・低炭水化物だという。中身は主に卵、エビ、キノコで、キノコには食物繊維、エビには魚介系のタンパク質が含まれる。卵については「完全栄養食」と表現し、茶碗蒸しを「ベスト・オブ・体づくり」とまで呼んでいる。

合計は403kcal、タンパク質23.1g、脂質13.4g、炭水化物51.5g。茶碗蒸しは230gと大きく、もう少し小さくてもいいくらいだが、それでも403kcalに収まるため、満腹感とバランスを両立できる組み合わせだとしている。

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ファミリーマート①:冷やしとろろそば+ツナと海藻のサラダ+温泉卵

ファミリーマートでは、小さなデリを揃えた「ちょいデリ」シリーズを活用している。1つ目は冷やしとろろそばに、ちょいデリの「青じそ香るツナと海藻のサラダ」を合わせた組み合わせだ。

竹脇によると、そばはGI値が低く血糖値が上がりにくいため、太りにくい種類の炭水化物だという。ただし、とろろそばだけで終わらせてほしくないと強調する。そばに合う食品はいろいろあり、今回はツナのサラダを選んだ。ツナは低炭水化物でタンパク質が多く、体づくりに向いた食材だという。わかめなどの海藻もたっぷり入っている。

竹脇の勧める食べ方は、このサラダをそばの上に乗せ、とろろと混ぜて「爆弾そば」のようにして食べることだ。コンビニのそばに、ちょいデリ系の1品を組み合わせる方法を、個人的に特に勧めている。

ただ、そばとツナ・海藻サラダだけでは脂質が足りなくなる。そこで、竹脇が「コンビニで一番便利な食材」と呼ぶ温泉卵を加えた。3品の合計は432kcal、タンパク質26.6g、脂質10.3g、炭水化物61.1g。低脂質で食べ応えもあり、するっと食べられるセットだと説明している。

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余談:セブン-イレブンの「温玉納豆」とそば

そばの話の流れで、竹脇はセブン-イレブンの商品をもう1つ挙げている。「タンパク質が摂れる出汁仕立ての温玉納豆」だ。納豆、わかめ、豆腐、温泉卵が入り、単体でタンパク質18.2gが摂れる。竹脇は、現在のコンビニ商品の中でも特に気に入っていると話す。開発担当者は相当マッチョな人なのではないか、と冗談を交えるほどだ。

食べ方としては、おにぎりと合わせるか、セブン-イレブンのそばと混ぜて食べるのが「最高」だという。ファミリーマートのツナと海藻のサラダも、これと似た発想で選んだものだと説明している。

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ファミリーマート②:餃子スープ+鮭おにぎり+サラダチキンバー

2つ目は、しっかり食べたい人向けの組み合わせだ。「もちもち餃子と野菜の中華スープ」、鮭おにぎり、「サラダチキンバー 3種のチーズ」の3品である。

竹脇は、餃子スープを昔からある「レジェンド商品」と呼ぶ。春雨と水餃子が入って食べ応えがあり、野菜も1日分の3分の1、つまり1食分ほど入っていて、とてもお腹が満たされるという。

この汁物に、炭水化物として鮭おにぎりを足す。竹脇はおにぎりでは鮭を選ぶことが多い。鮭はタンパク質源になるうえ、抗酸化作用があり目にも良いとされるアスタキサンチンが含まれるからだという。それでもタンパク質が不足するため、何度も紹介してきたというサラダチキンバーの3種のチーズ味を加えた。適度に脂質を摂りつつタンパク質源にもなる、という位置づけだ。

合計は430kcal、タンパク質22.8g、脂質11.3g、炭水化物62.2g。汁物があり、その中にも炭水化物が入り、さらにサラダチキンとおにぎりがあるため、「今日はがっつりいくぜ」という日に勧められる高タンパクな組み合わせだとしている。

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番外編:間食のドライプルーン

ローソンの紹介に入る前に、竹脇は自身がよく食べる間食として、ドールのドライプルーンを紹介している。ドライプルーンはスーパーで買うイメージが強かったが、コンビニで個包装のものが売られていたという。

竹脇によると、プルーンは便通を改善したい人に向いている。ソルビトールという成分と豊富な食物繊維が合わさると、強い整腸作用があると言われているからだ。一方で、食べすぎると便が緩くなるほど効きやすい面もある。そのため竹脇自身は1日1個程度にとどめ、甘いものが欲しいときや口寂しいときに食べているという。

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ローソン①:ゆずポン酢仕立てのネバネバ丼+切れてるだし巻き卵

ローソンで最初に選んだのは、竹脇が見たことがなく、季節限定ではないかと推測した「ゆずポン酢仕立てのネバネバ丼」と、「切れてるだし巻き卵」の組み合わせだ。

丼はもち麦入りのご飯がベースで、蒸し鶏、オクラ、ほうれん草とにんじんのナムルのようなものが入った具だくさんの一品だという。ゆずポン酢味でさっぱりしていそうなため、食欲がなく、しっかり食べるのがきつそうな日にも良さそうだと竹脇は見ている。数値は278kcal、タンパク質9.9g、脂質2.0g、炭水化物57.5g(うち食物繊維5.4g)。これだけでは、カロリー・タンパク質・脂質をもう一歩足したくなる。

そこで加えたのがだし巻き卵だ。竹脇は、先の茶碗蒸しと同じく「追加で1品」というときに非常に役立つ食品だと位置づける。ローソンの商品はパウチ型だが、他のチェーンでは容器付きでそのまま箸で食べられるタイプもあったという。卵が入っているためタンパク質を摂りやすく、ビタミンやミネラルも摂りやすいと説明する。だし巻き卵は139kcal、タンパク質9.7g、脂質9.1g、炭水化物4.5gだ。

合計は417kcal、タンパク質19.6g、脂質11.1g、炭水化物62.2g。丁寧な和の朝ご飯のような組み合わせだと竹脇は話す。タンパク質源は鶏肉と卵で、動物性の中でも複数の種類から摂れている点も評価している。417kcalならまだ余裕があるため、間食にパイナップルなどの果物を食べることもできるという。

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ローソン②:国産鶏肉のサラダ+大きなおにぎり

最後は、竹脇が「王道」と呼ぶ組み合わせだ。ローソンの「タンパク質が摂れる国産鶏肉のサラダ」と、「大きなおにぎり」シリーズのたくあんとしそわかめ入りおにぎりである。

このサラダシリーズは竹脇もよく食べている。特徴はドレッシングで、MCT入りの和風オニオンソースが付いている。タンパク質源は鶏肉と卵に加え、タンパク質を含む野菜としてブロッコリーも入っている。竹脇はこのサラダを「タンパク質の王様」と表現する。MCTオイルについては、脂肪燃焼効果や整腸作用があるものとして紹介している。サラダ単体で206kcal、タンパク質23.1g、脂質11.0g、炭水化物4.9g。下にレタスなどの野菜もしっかり入っていて、ボリュームがあるという。

ただし、炭水化物がほぼゼロに近い4g程度しかないため、竹脇はあえて大きいおにぎりを選んだ。このおにぎりは250kcalで、竹脇によれば普通のおにぎり(180kcal前後)よりやや大きい。タンパク質5.4g、脂質2.1g、食物繊維も3.5gと意外に多い。もち麦入りのご飯でぷちぷちした食感がありそうなこと、たくあんのぽりっとした食感やしそ・わかめの味も楽しめそうなことも、選んだ理由に挙げている。

合計は456kcal、タンパク質28.5g、脂質13.1g、炭水化物59g。竹脇はこの組み合わせを通じて、炭水化物の考え方を伝えている。体型管理中やダイエット中は炭水化物を抑えなければと考える人もいるが、どこまでいってもバランスが大事だという。炭水化物をとにかく下げる体づくりではなく、すべての栄養素が基準値を保てているかという視点で、ときには大きなおにぎりとサラダを選ぶのも良いと話している。

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コンビニ食の注意点:塩分

紹介を終えたあと、竹脇はコンビニ食で注意すべき点として塩分を挙げる。ここまではPFCバランスとカロリーだけを見てきたが、コンビニ食や外食では塩分がどうしても高くなるからだ。抑える方法として、次の3つを紹介している。

1つ目は、汁を飲み干さないことだ。そばやスープなどの汁物は、もったいなくても最後まで飲まずに残す。表示されている値は全量分なので、残せば実際の摂取量を抑えられるという。

2つ目は、ドレッシングを半分にすることだ。付属のドレッシングを全部かけたいところだが、半分程度にするだけでも塩分をカットできる。

3つ目は、竹脇自身が「意外かもしれない」と前置きした方法で、朝食を甘いものにすることだ。今回の組み合わせは主に昼食、特に会社員の昼食を想定して選んでいる。1食の塩分が高めになっても、1日あるいは1週間のトータルで調整すればよいというのが竹脇の考えだ。昼か夜がコンビニ食になる日は、朝食を甘い系のメニューにする。例として挙げたのは、竹脇のチャンネルで紹介しているプロテインバナナパンケーキだ。プロテイン、バナナ、卵などを混ぜて焼くもので、塩分をほぼゼロにしながら、タンパク質や炭水化物はしっかり摂れるという。さらに、バナナに含まれるカリウムには、日中に塩分の多い食事をしてもむくみを解消する効果がある、と竹脇は説明する。オートミールとプロテインを使ったスイーツ系のレシピでも、同様に塩分をカットできるとしている。

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数値の計算に使った食事管理アプリ

竹脇は最後に、コンビニ食のメリットとしてカロリー管理のしやすさを挙げた。動画中で読み上げたカロリーやPFCの数値は、食事管理アプリ「カロミル」で計算したものだという。バーコードを読み取るだけで商品情報が入り、すぐにカロリー計算ができる。外食のときほど記録しやすく、日々のモチベーションや、自分が何を食べてきたかの記録にもなる、と竹脇は話している。

動画全体を通じた竹脇の提案は一貫している。コンビニでは1品で済ませず、パッケージの表示を見て足りない栄養素をもう1品で補う。数値は「大体」で捉え、塩分は1日や1週間の単位で調整する、というものだ。