股間の痛みと遊牧民フェスティバル:おさだのモンゴル旅・後編

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概要

モンゴル旅の2本目となるこの動画では、おさだが草原のゲルで朝を迎え、偶然開催されていた遊牧民のフェスティバルに参加する。その後、前日より速い「50%」の速度で乗馬に挑み、翌日はウランバートル市内を観光する。前回の乗馬で股間を痛めたおさだは、今回も痛みに耐えられるかを見どころに掲げつつ、草原と都市の両方を回っている。

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ゲルでの朝と前日の乗馬の後遺症

撮影時点で、おさだはツアー会社に頼んだ2泊3日のツアーの2日目にいる。泊まったのは公園内のゲルで、公園の名前は本人も「忘れちゃいました」と言っている。朝は鳥の鳴き声で起きたと言いかけたが、実際には太陽の光で目が覚めたと訂正し、ゲルの内部を「使用感ありますけれども」と紹介する。朝食会場の屋根の上には鳥の巣があり、鳴き声の主はこの鳥だったと分かる。朝食はオートミールなどで、おさだは「甘い」と感想を述べた。

前回の動画では馬に乗って駆けたが、乗り方が悪かったため股間が馬の背に何度も打ちつけられ、痛みで気が遠くなったという。この日は、おさだの滞在前後の3日間に近くでフェスティバルが開かれると聞き、そこへ行ってから再び乗馬をする予定になった。前回より速い「50%」でお願いしたので、その速さに体が耐えられるかを試す、と冒頭で予告している。

2年に1度の遊牧民フェスティバル

悪路を車で進んで着いた会場は、おさだが「だいぶ広大」と驚くほど大きかった。ガイドの説明では、このフェスティバルは2年に1度、3日間だけ開かれ、おさだが訪れたのはその初日だった。開始時期については「45年前から始まった」「今回開催が2回目」という発言があり、字幕の上では整合していない。おさだは、なぜいつも日程が奇跡的に重なるのだろうと喜んでいる。

ウランバートル周辺の人々が車で次々に集まり、駐車場から白いテントの並ぶ会場までは遠い。その間にも飲食店がずらりと並んでいた。おさだはガイドに料金を確認してもらい、動物が引く車の荷台に乗って会場まで運んでもらった。字幕では「馬の後ろに乗っております」と言う一方、到着後には「この牛で近くまで運んでくれて」とも言っている。会場には馬が多く、民族衣装の人が行き交い、ゲルやテントが並ぶ。おさだは「絶対他の国では体験できないフェス」と気分を高めていた。名前を尋ねると、ガイドは「遊牧民フェスティバル」と答えた。

会場ではすでに開会式が始まっていて、ガイドによるとモンゴルの大統領が挨拶をしていた。おさだは「そんなフェスある?」と驚く。ゲルが並んで壁のようになっているため、椅子に座った観客からは何も見えないのではないかと首をかしげながら、遠くで話す人物を大統領と紹介している。

馬乳酒と、21県ごとの名物

会場では馬乳酒を試飲させてもらった。癖が強いと言われる飲み物で、少しアルコールが入っているという。おさだは「食パンの耳の匂いがする」「酸っぱいチーズだ」と言い、体にいいのでみんな元気に飲むと説明を受けながらも「もういらないな」とこぼした。馬乳酒は牛の皮で作った袋に入れて発酵させると聞き、「モンゴル体感度めちゃくちゃ上がってる」と興奮しつつ、勧められたもう一杯も一気に飲み干した。

ガイドによると、モンゴルには21の県があり、フェスティバルでは各県がそれぞれの名物を出している。馬乳酒はどこでも飲まれているが、県によって味が違い、モンゴル人なら違いが分かるという。ホテルに着いた後、おさだは馬乳酒を振り返って「クソまずかった」と率直に語っている。

チェス、長い歌、そして子どもの騎手

おさだは会場で聞いた話として、チンギス・ハーンの時代の人々はチェスのようなゲームを日常的に遊び、攻め方をみんなで考えていたので強くなった、と紹介する。少ない人数で大きな敵に勝てたのはそのおかげだ、という説明である。

伝統的な歌も聴いた。音を長く伸ばして歌うので「長い歌」と呼ぶという。ガイドによれば、オペラのチャンピオンになったモンゴル人の歌手は多い。おさだは「確かにすごいいい声」と応じた。

馬の競技も行われていた。おさだが目を留めたのは、小さな子どもが鞭で馬の尻を叩いて進む姿だ。前日に乗って難しさを知っているので、「昨日乗ったけど かっこいいな」と感心している。

ホルホグと揚げた肉まん

食事エリアでは、モンゴル名物のホルホグを注文した。焼いた石を肉や野菜と一緒に入れて火を通す伝統料理で、大皿に山盛りで出てきた。羊肉には「全然臭みない」、じゃがいもは丸ごと入っていた。一緒に頼んだのは、羊肉を肉まんのように包んで平たく伸ばし、揚げたもの。おさだはこれを「揚げ肉まん」と呼んでいる。モンゴル伝統のミルクティーも出た。おさだは最初、これも馬乳酒かと身構えたという。

「50%」の乗馬に挑む

フェスティバルの後は乗馬に戻る。この日の相棒の馬は「太郎」で、ヘルメットをかぶって出発した。馬を引いてくれたのは小学生か中学生くらいの少年で、おさだは「私だって大人なんだから」と負けじと気を引き締める。前日の股間の痛みはまだ残っていた。

走り出した馬はまず排便した。前日も同じだったといい、身軽になってから走るらしい。「チュッ」と言うのが走らせる合図で、前日に教わったほかのことは「全て忘れてます」と言う。おさだになついた犬が後をついてきたり、派手な格好の年長の少年が馬で追いついてきたりと、道中はにぎやかだった。

最初の約20%の速さでは、リズムよく乗れて股間も無事だった。前夜に手当てをして寝たおかげだという。速度が上がると「早い早い早い」と叫び、50%に達したところで「50%やばい」と悲鳴を上げる。それでも「これが馬の50%」と最後まで乗り切った。

ウランバートルに戻り、ザイサンの丘の階段を上る

翌朝、尻や全身の痛みが少し和らいだところでウランバートル市内に戻った。この日は「体に優しく」楽しむつもりだったが、ガイドが最初に連れて行ったのはザイサンの丘である。もともと行く予定だった観光地で、有名な階段は下から数えると約700段ある。バスで来ると下のバス停から上るが、車なら中間地点まで行けて、そこから残りは約300段になる。おさだの体を気遣って中間まで車で送ってくれたガイドに礼を言い、あまり気が進まない様子のガイドと一緒に上り始めた。頂上には第二次世界大戦の頃に作られた記念碑があり、モンゴルとロシアの平和な関係を表すモザイクもあるとガイドは説明する。

上る途中で、おさだはモンゴル旅とは関係ないと断ったうえで富士山の話を始める。このモンゴル旅の2日前に富士山に登り、1日空けて出発したのだという。9合目まで一気に上ったところで、いつものように高山病の頭痛が出た。脚も震え、眠ろうとしても眠れない。ご来光を見る予定だったが、下りたい気持ちしかなかった。一緒に行った友人2人が「頑張りましょう」と励ましてくれたおかげで頂上まで行けたものの、ご来光はもうどうでもよくなっていた。下山には砂のような道を3〜4時間かかり、全身が痛かった。ただ、その後に入った温泉は今までで一番気持ちよかったと締めくくる。

頂上の記念碑は、ぐるりと一周する壁画になっていて、当時の様子が描かれているようだ。中心には火を焚く場所らしきものがある。そこからはウランバートルの街が一望でき、前日の草原の公園とは違う高層ビルの多い都会の景色に、おさだは改めて驚いている。

ガンダン寺でマニ車を回す

車で約20分移動して、ガンダン寺に着いた。おさだはここを、モンゴルで最も重要な寺であり、チベット仏教の総本山だと紹介する。入場料は約800円だとおさだは見積もる。堂内には高さ26mの観音像が祀られていた。参拝者は仏像に背を向けず、後ずさりして出る。背中を見せてはいけないからだという。

マニ車は時計回りに回していく。ガイドによれば、回すことはお経を読んだのと同じ意味を持つ。おさだは、チャンネル登録を呼びかけても登録してもらえないので神様の力でどうにかしてほしいと冗談交じりに願い、あわせて健康も祈った。

昼はしゃぶしゃぶ、夜は吉野家

昼食は、ガイドが前日から勧めていたホットポットの店だった。スープと具材を選ぶ形式で、おさだは「モンゴル料理とか関係なく普通の鍋」と言いながら牛肉のしゃぶしゃぶを食べ、「めちゃくちゃうまい」と絶賛した。人気の店だという。一方で、乗馬の影響は続いていて、片方の尻に力を入れる座り方をしないと痛むと明かしている。

ガイドと別れた後は、前回のウランバートル滞在でも泊まったホテル「H9」にチェックインした。本当は市内をバスかタクシーで回るつもりだったが、ガイドが親切に案内してくれた。一方でおさだは、ツアーはありがたいものの「誰かとずっと一緒にいると疲れる」とも本音を漏らしている。

時期的に予約が取りにくく、ツアー客が多いのだろうとおさだは推測する。今回は広めの部屋しか空いていなかった。前回は1泊約7000円のシングルだったが、今回は1泊1万3000円で、ほぼ倍になった。部屋にはリビング、書斎、ソファ、簡単なキッチンがあり、ベッドも広く、浴槽もついていた。これに関連して、おさだはゲルの宿のシャワーはお湯が30秒しか出なかったと振り返る。どこを洗うか計算しながらの「30秒勝負」だったので、今夜はゆっくり湯船に浸かりたいと話している。

夕食はホテルから歩いて約10分の吉野家へ行った。営業時間は朝9時から夜9時まで。モンゴル限定のメニューがあると聞いて訪れたが、目当てのマトンの牛丼は売り切れで、うどんなども品切れだった。おさだは代わりにモンゴルの肉を使った牛丼と揚げ餃子を注文した。店内は「牛丼吉野家そのもの」だという。揚げ餃子は「うまい」と言ったものの、頼まなくてよかったとも話している。見た目はあまりおいしそうではないと言いながら食べた牛丼には、笑いながら「なるほど」と一言だけ返した。

動画はここで終わる。おさだはモンゴル旅の動画が2本上がっていると案内し、旅を締めくくった。