「ピュア3」を集めた実験企画:森脇梨々夏・チャンス大城・雛岡まふゆは議論と笑わせ合いで何を見せたか

YouTubeで開く ↗
概要

「佐久間宣行のNOBROCK TV」が、森脇梨々夏、チャンス大城、雛岡まふゆの3人を集めた実験企画を行った。番組側は3人とも「ちょっと変」な出演者だとし、この組み合わせで企画をやったらどうなるかを試すと説明する。過去のドッキリ企画などの後、この3人をもう一度見たいという声が多かったことが、今回の企画のきっかけだという。3人には企画の内容を伝えずに呼び出しており、番組側は何も起きない可能性もあると前置きしていた。用意された企画は、答えのないテーマを議論する企画と、牛乳を口に含んだ相手を笑わせる対決の2つである。

7分で読めます
1:25

待機中の雑談:ダンスの話

企画が始まる前、3人はダンスの話をしていた。一人がブレイクダンスをやっていると話すと、チャンス大城も今ダンスを習っていると明かす。始めたきっかけを聞かれた大城の答えは「マイケル・ジャクソンの映画を見て」だった。

1:46

企画1:答えのないテーマに3人で結論を出す

最初の企画では、明確な答えのないテーマについて3人で話し合い、1つの結論を出す。異常なほどピュアな大人3人が議論したらどうなるかを見る企画だと番組は説明する。質問はあるかと聞かれ、3人とも「大丈夫です」と即答した。番組側はこれに「なんで受け入れられんの」とツッコむ。

2:43

テーマ「赤ちゃんはどうやってできるのと子どもに聞かれたら」

最初のテーマは、子どもに「赤ちゃんはどうやってできるの」と聞かれたときの最適な答えを決めることだった。

議論は、3人がそれぞれいつ「本当のこと」を知ったかという話から始まった。メンバーの一人は性行為を「本編」と呼び、中学の保健体育の授業で知ったと話す。雛岡は12歳のとき、生物の勉強をしていて知ってしまったという。大城は中学時代の相方「あんどう鰐」という人物にモザイクのないビデオを見せられ、驚いたと振り返った。

女性陣の一人は、子どもの頃に母親から「川を流れてきたのを拾ってきた」と言われていたと明かした。「だからあんたは兄弟と顔が似ていない」と説明され、実際に兄弟と似ていないこともあって、中学生になるまで本気で信じていたという。

議論は独特な比喩の方向へ進んだ。「F1カーがトンネルに入って、アイルトン・セナが生まれた」という説明が出る。トンネルに入ったF1カーがピットに戻ってくると、後部座席に子どもが座っている、という設定だ。番組側が「性別はどうやって決まるのかと聞かれたら」と問うと、答えは「開けてからのお楽しみだよ」。番組側は「この前提で話ができんの?」と困惑していた。

続いて「男性と女性がダンスをしていると赤ちゃんが生まれる」という案が出た。クラシックバレエの経験があるメンバーが大城と踊り、残る一人が赤ちゃん役として「どこで出てこようかな」とタイミングを探す実演になった。番組側は「さっきのF1よりはちょっと近づいた」とコメントしている。踊りの途中で赤ちゃん役が「おぎゃー」と登場し、女の子が生まれたことになった。名前は、直前に踊っていたのが『ジゼル』第1幕だったことから「ジゼル」と決まる。番組側はこの流れを「セッション」と呼んだ。

3人が出した結論は次のとおりだ。パパとママが上手にダンスをするほど可愛い赤ちゃんが生まれてくる。ただしダンスが下手だったり2人の息が合わなかったりすると、残念ながら不細工な子が生まれてしまう。だから「ちょっと不細工なのは私たちの息が合わなかったから、ごめんなさい」と子どもに伝える、というものだ。スタッフ側はこれを「正解」と認めた。一方で番組側は、子どもの前で性行為に近いことをするという意味になると指摘している。

8:49

テーマ「1億円の最も幸せな使い方」

2つ目のテーマは「1億円の最も幸せな使い方」だった。最初は、急にお金持ちになると人は狂ってしまう、家を買う、税金がかかる、といった現実的な意見が出た。そこから「投資するか、寝かせるか」という案になる。「寝かせる」とは取っておいて後で考えることだと説明され、番組側は「それは別に投資でもなんでもない」と返した。

ここから話はテーマを離れていく。2か月ぶりに会ったメンバーが綺麗になったという話題になり、本人は美容、運動、服など「自分に投資する」ようにしていたと答えた。自分が可愛くなればもっとテレビに出られる、という理由である。

大城は、沖縄に住む54歳の実の兄の話を始めた。兄には53歳の彼女ができた。彼女は金髪で、ラーメンの残り汁、それも器の側でタバコの火を消す人物だという。兄の足の爪は真っすぐに伸びない。見かねた母親が、寝ている兄の爪を切った。兄は起きず、母親が面倒になって深く切ったら血が出た、という話になる。話は最後に北野武監督の映画『座頭市』のエンディングのタップダンスに行き着き、番組側は話がどんどん外れていくと困惑していた。

雛岡は「相談とは少しずれる」と断ってから、人生で一度だけ行った占いの話をした。占い師には、自分の敵になった人や危害を加えた人に、良くないことが起きる体質だと言われたという。雛岡はこれに心当たりがあると話す。小学生の頃、いじめっ子に殴られた。その2週間後、いじめっ子はサッカー中に転んで地面に手をつき、後ろから走ってきた子にその手を踏まれた。怪我をしたのは、雛岡を殴った左手だったという。

最近の例も挙げた。アンチらしき人物からDMが届いた数日後、ある女性アイドルの「繋がり」発覚と脱退のニュースが流れた。DMの送り主のアカウントを見ると、そのアイドルに関係する名前が書かれていたという。雛岡はこれを、匿名の世界でも自分の体質が通じたと受け止めていた。そのうえで「これからアンチする予定の人は気をつけてほしい」と話し、すでにアンチしてしまった人には「震えて眠ってもらうしかない」と画面の向こうに呼びかけた。番組側は「怖い話になってきてる」と反応する。話は守護霊に移り、「左肩が温かければ守護霊がついている」として、実際に肩を触って確かめる場面もあった。

最終的に3人が出した結論は「先祖のためにお金を使う」で、お墓などが例に挙がった。個人的に欲しいものも聞かれ、一人はパソコン、雛岡は大学院に行きたいと答えた。大城はギブソンのギターが欲しいと答えている。

14:28

企画2:牛乳バトルロワイヤル

2つ目の企画は「牛乳バトルロワイヤル」だ。2人が牛乳を口に含み、残る1人が笑わせる。2人とも吹き出させれば勝ちで、一定時間ごとに役割を交代する。

15:19

チャンス大城の番

最初は大城が笑わせる側を務めた。開始前、口に含むはずの牛乳を大城が普通に飲んでしまう一幕もあった。大城は、音楽イベントの記者会見でプリンセス天功と共演した話をする。天功からカラオケボックスの「終了10分前」にまつわるリクエストを受け、それに応えてアピールしようとした、という流れのエピソードだった。相手は笑いをこらえて「面白すぎる」と反応したが、終了後に大城は「もっとネタをガンガン行けばよかった」と反省していた。

16:49

雛岡まふゆの番

次は雛岡が「嫌いな男性のタイプが2つある」と話し始めた。1つ目は「最近の若者は」と言う人だ。きっかけは、大学の企画で地域の農家を手伝いに行ったことだという。エンドウを栽培する農家で取り方を尋ねたところ、「最近の若者はエンドウの取り方を知らないのか」と言われた。雛岡は内心で、逆に相手は自分たちの世代が知っていることを知らないはずだと思い、自分の世代の価値観を押し付けないでほしいと感じたという。2つ目に挙げたのが「語尾が『〜すべし』の人」で、ここで2人とも吹き出し、雛岡は成功を喜んだ。

18:06

森脇梨々夏の番

最後は森脇だった。森脇は「耳が痛い」「鼻がむずむずする」「首が痛くなってきた」と次々に体の不調を訴える。そこにキリン、フラミンゴなどの動物を重ねていくギャグを、途中で同じメンバーの二瓶有加とのエピソードを挟みながら続けた。2人を同時に吹き出させるには至らなかったようで、この企画の勝者は雛岡となった。

20:01

番外編:大城の追加ネタ

最後に大城が、まだやったことのないネタを披露した。犬の散歩をしている人に「ワンちゃん可愛いですね」と話しかけ、いきなり犬の毛をバリカンで刈って飼い主に腹を蹴られる、というコントである。ほかにも「カンガルーの袋の中にバンドメンバー募集中のチラシを置いてます」「全国のタクシーを千葉県に集めてます」といった一言ネタを続けた。

番組は企画の総括をせず、「もう企画も特に説明しないで終わります」として幕を閉じた。収録後には「こういうのなんだ」「これなのよ」という声が上がり、3人を組み合わせた実験の結果は、明確な答えが示されないまま締めくくられた。