1ドル約150円でマイアミを歩く 南米からアメリカへ移った旅の記録

YouTubeで開く ↗
概要

南米を旅していたおさだが、ペルーのリマからアメリカ・フロリダ州のマイアミへ移動した一日を記録した動画である。おさだはアメリカについて「お金がなくなる」場所という印象を持っている。これまでロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイを訪れて良い思い出も多いが、そのたびに出費がかさんだという。撮影時点のレートは1ドル約150円で、「アメリカに行く際は無心でクレカを切り、現実に戻されるのは1カ月後」と冗談めかして話している。

12分で読めます

行き先は旅の前に配信した「作戦会議ライブ」で決まった。視聴者から「マイアミはリゾート地で、セレブの旅行先じゃないか」とコメントがあり、おさだは名前は知っていたがリゾート地だとは思っていなかったという。物価が高いうえにリゾート地でもあるため、今回の目標は「セレブに負けない」ことに決めた。ただ、具体的に何をするのかは本人も「全然わかんない」と笑っている。

リマ空港で5時間待つことになった理由

出発地はペルーのリマ国際空港である。リマからマイアミへは直行便があり、ペルーの航空会社SKYの便で向かった。チェックイン開始まで約5時間あった。直前に南米3カ国目としてエクアドルを目指したが入国できず、予定が崩れていたためだ。経緯は現地ライブで話しており、おさだは「めちゃくちゃヒートアップして喋ってると思う」ので、詳しくはそちらを見てほしいとしている。

チェックインでは、アメリカ入国用の渡航認証があるかと、帰りの便を見せるよう求められた。アメリカへ行くには事前にESTAの申請が必要で、おさだは以前に取得したものが有効期間内だったため問題なかった。一度申請すると2年間有効だと説明している。ESTAの申請時にSNSの情報提出が必要になったという噂を聞いたとも話しているが、真偽は確かめておらず、「僕が提出したらもう絶対入国できない、ふざけすぎて」と冗談で済ませている。入れておくと便利なアプリとしてはUberを挙げた。通信にはいつも使っているKlookのeSIMを使っており、1日あたり700円ほどだったと記憶しているという。

出国審査の列が長く、搭乗口のC17には出発ぎりぎりに着いた。搭乗前には名前を呼ばれてほかの乗客とは別の列に案内され、手荷物をすべて出して検査を受け、水も捨てられた。おさだは「なんかやらかした俺」と戸惑ったが、理由は分からずじまいだった。便は深夜1時15分発で、所要時間は約6時間だった。

マイアミ到着と空港から市内への移動

マイアミ国際空港には朝7時半、ほぼ定刻に着いた。入国審査はすんなり通過した。念のためESTAを印刷して持参しており、それを見せると、担当の女性係官が東京のどこに住んでいるのか、日本のどこに住んでいるのかといった世間話をしてくれたという。おさだは「リゾートだから余裕があるのかな」と受け止めている。

eSIMは到着後すぐにつながった。到着ロビーではSIMの販売所も両替所も見当たらなかったが、下の階の出口付近でSIMの販売所を見つけた。おさだはある程度ドルの現金を持っていたが、基本的にはクレジットカードで過ごせるだろうと話している。下の階にはレンタカーセンター、メトロ、バス、ホテルシャトルの乗り場があり、タクシーもここで拾えるようだった。

おさだはKlookの空港送迎を使い、市内までは30分ほどだった。海沿いではない地区には高層ビルが並び、大都会という印象だった。一方、橋を渡った先の海沿いはリゾートの雰囲気に変わった。

想定外の寒さと、最初のホテル

訪れたのは2月3日で、最高気温19度、最低気温5度の予報だった。事前に調べたときはもっと暖かいと思っていたため、おさだは寒さに驚いている。朝晩は冷えそうで、周りの人はダウンや上着を着ていた。それに対して自分は黒一色の軽装で、「絶対間違えてんな、俺」とこぼしている。

宿はチェスターフィールド ホテルである。着いたのは朝8時半ごろで、チェックインは午後1時からだと言われたため、荷物だけ預けて散策に出た。事前情報としては、マイアミは中南米出身の人が多くラテンの色合いが強いこと、日中に出歩くぶんには治安はそれほど悪くないことを挙げていた。物価の高さについては、いちいち「やばい」と言わずに過ごすと宣言している。ただし、この宣言は動画の中で何度も破られることになる。

海沿いの通りとコンビニの物価

ホテルは海沿いの通りから一本内側に入った場所にある。海沿いの通りには、ピンク、黄色、緑と店ごとに色が異なる建物が並ぶ。1階が店舗、上の階がホテルになっている建物が多いようだと、おさだは観察している。海沿いらしく白い服にサングラスのカップルが歩く一方で、「リゾート地とかけ離れた男が今一人で歩いております」と自分の黒い服装を笑っている。サーフ系の店や水着の店も多く、夜の雰囲気も良さそうなので夕食はこの通りで取ると決めた。

店頭のハンバーガーは20ドルで、おさだはチップを含めると4,000円ほどになると計算した。物価に負けたときの逃げ道として部屋で食べられるものを探しにコンビニへ入ったが、そこでも値段は安くなかった。挙げられた値段は次のとおりである。

  • フルーツの盛り合わせ:約6ドル(約1,000円)
  • 山盛りのサラダ:7ドル
  • サンドイッチ:6ドル(約1,000円)
  • 小さな袋のポテトチップス:2.5ドル(約400円)
  • 水:2ドル(約300円)
  • バナナ:99セント(約150円)

おさだは「お腹をどう満たそうとしても財布には優しくない、逃げ場がない」と話す。そのうえで、それならせっかく来たのだから思い切って払って食べよう、という結論に至った。最後に見たバナナ1本150円を「めちゃくちゃ安く感じちゃってる」と笑っている。

朝食のキューバサンドとチップの注意点

朝食には、賑やかな音楽と店員が印象的な海沿いの店を選んだ。字幕では店名が「アルマカバーナ」と聞こえる。中南米の雰囲気があると聞いていたので、まずキューバサンドを食べたかったという。メニューではキューバサンドが18ドル、アボカドトーストとサーモントーストがそれぞれ16〜17ドル前後だった。ジュースのつもりで頼んだパッションフルーツは実際にはスムージーで、9ドル(約1,400円)だった。

運ばれてきたキューバサンドは大きく、「サイズが本当にアメリカン」だった。中身はハム、2種類ほどのチーズ、ピクルスなどで、キューバサンドを食べるのは初めてかもしれないというおさだは「めちゃくちゃ寒いけど、めちゃくちゃうまい」と評している。

会計ではキューバサンドが20ドル、セットだと思っていたフライドポテトが別料金で8ドル、スムージーが9ドルで、小計37ドルだった。ここに20%のサービスチャージと税金3ドルが加わり、合計47ドル(約7,000円)になった。支払い後、チップを記入する欄のあるレシートを渡された。おさだが調べたところ、サービスチャージとしてすでに20%が自動で含まれていた。ここでさらに20%を書くと二重払いで計40%を払うことになるため、書かなくてよいと視聴者に注意を促している。

海沿いの無料ジムとサウスビーチ

海沿いには屋外のジムがあった。フィットネスエリアは朝7時半から開いており、ディップス用の器具や肩・胸を鍛えるマシンなど、本格的な器具が並んでいた。無料なのかどうか、おさだは確信していない。1〜2週間ジムに行けていなかったので嬉しいと話し、後で来ることにした。隣にはランニングコースもあり、寒い中をノースリーブに短パンで走る人がいた。

ビーチはサウスビーチと呼ばれ、白い砂浜と青い海で知られている。おさだが驚いたのは砂浜の整い方だった。砂が凸凹なく均されており、誰かが整えてくれているのだろうと推測し、踏むのが申し訳ないと話している。ビーチチェアとゴミ箱があちこちに置かれ、監視員が使うような小屋が青、緑、オレンジ、黄色と色分けされていた。「久々にこういう気持ちいいとこ来た」と感動を口にし、海に入ろうとする鳥に話しかける場面もある。

海沿いの建物がパステル調のピンク、水色、青、黄色で揃っているのはアールデコと呼ばれる様式で、これがこの地区の特徴だとおさだは紹介している。夜はさらにカラフルになり「フィーバーする」と聞いており、「夜が本気みたい」と期待を寄せている。

移動中に見かけたものと、リンカーン・ロード

次の目的地へ歩く途中、Googleマップ上で「世界エロい美術館」と表示される施設を見つけた。英語名はWorld Erotic Art Museumで、入場料がかかるようだった。気になるものの、まだ開館前だったので入らなかった。

同じ道で配達用らしいサービスロボットも見かけた。ロボットは赤信号で止まり、青になると横断を始め、段差も乗り越えて進んでいった。おさだは「信号まで把握できるの?今のロボットって」と驚いている。このロボットは後にリンカーン・ロード周辺でも何台も見かけた。

リンカーン・ロードはマイアミビーチでいちばん有名な歩行者天国だと紹介されている。ただし訪れた時間は人が少なかった。入り口付近には、カバ、ゴリラ、ゾウ、スーツを着た犬、ライオン、キリン、コアラなどの像と写真を撮れる場所があり、おさだは像の人気の有無を勝手に品評している。通りには水着の店があちこちにあり、H&Mやスターバックスもあり、ギターを弾く人もいた。おさだは、食事と買い物を楽しむ通りだとまとめている。ただ朝10時の時点では開いていない店が多く、「特にやることないか」とも話している。

ウィンウッドの壁画とウィンウッド・ウォールズ

Uberで約16ドルかけてウィンウッドへ移動した。ウィンウッドはアートの地区として知られ、スターバックスもマンションらしい建物も外壁全体に絵が描かれている。落書きとは違い、有名なアーティストが描いたものもあると聞いたが、どれがそうなのかは分からなかったという。

壁画をまとめて見られるウィンウッド・ウォールズは有料だった。ガイド付きの40分間のツアーは大人12ドルほどで、バギーに乗って回るツアーもある。スプレーで実際に壁に絵を描く体験もあるようだった。おさだはセルフガイドの入場券を選び、税込13ドル、約2,000円をカードで払った。

中の作品では、ひび割れた窓ガラスを利用して顔に見せている古い電車のアートが印象に残ったという。日本をテーマにした壁もあり、ゴジラ、『千と千尋の神隠し』の豚になった両親と湯婆婆、トトロ、アトムが描かれていた。白い壁を削って色を埋めているように見える作品については、技法が分からないと話している。「アートは感性を磨かないと心が動かない部分が多いが、感性を磨くにはたくさんの芸術に触れなければならない」と母親が言っていた、という話もしている。

休憩には、調べて雰囲気が良さそうだったパンサーコーヒーに入った。店内で焙煎していて本格的なコーヒーが飲めると紹介されていたという。可愛いパッケージのコーヒー豆も売られていた。カフェラテは8.5ドルで、おさだはアートに囲まれた店内で飲む一杯を楽しんでいる。

午後のトレーニングと6,000円の昼食

午後1時40分ごろには海沿いに戻り、朝に見つけた屋外ジムを2カ所とも使い、さらに海沿いを走った。昼食ではアサイーボウルを頼もうとしたが、店にはなかった。店員に尋ねたときの聞き方が悪かったのかもしれないと振り返っている。運動帰りだと察したのか、店員が水に氷はいらないだろうと気を利かせてくれたが、おさだは微妙な反応をしてしまったという。

代わりに頼んだサーモンは脂が乗っておいしく、下に敷かれたほうれん草らしき野菜も芋も「めちゃくちゃうまい」と評価している。ただ会計はこの一皿と水だけで約6,000円だった。この通りはオーシャン・ドライブといい、夜はネオンで雰囲気が大きく変わると聞いていたので、それが「あとそれぐらいしか楽しみがない」ほどの楽しみになっている。

1泊1万7,000円のホテル

チェックインでは、一度外を通るよう案内されるなど部屋までの経路が分かりにくく、ドアの開け方にも手間取った。部屋にはベッドがあり、寝室の中に洗面台が置かれた変わった造りだった。水回りを不安視していたが、確認すると「意外と普通」だったという。

チェスターフィールド ホテル&スイートの宿泊料金は1泊1万7,000円だった。おさだは、アメリカのホテルで、リゾート地で、海もすぐ近くなので「まあこんなもんか」と受け止めている。一方で「気軽に鮭も食えない」と、言わないと決めた物価の話をまた口にしている。

夜のオーシャン・ドライブと即興で決めた夕食

夜のオーシャン・ドライブは、聞いていたとおりピンク、赤、青、緑のネオンが並んでいた。海側の木はイルミネーションで飾られ、その奥の海は真っ暗だった。おさだは久しぶりの企画として、夕食の店をその場で決めることにした。静かな店を探したが、どの店も音量が大きい。生演奏の店があり、朝キューバサンドを食べた店も夜はさらに混み合っていた。

最終的に頼んだのはカチョ・エ・ペペで、実際にはニョッキだった。パスタを選ぶとついカチョ・エ・ペペを頼みがちだという。トリュフを使った一皿で33ドル(約5,100円)、サービス料や税金を含めて合計42ドルになり、おさだは6,000円台と換算している。

マイアミの良かった点と残念だった点

最後におさだは、マイアミの良かった点と残念だった点を3つずつ挙げた。

良かった点の1つ目は、街の健康的な雰囲気が個人的にとても好きだということ。2つ目は、海のある街並みに自分はテンションが上がると分かったこと。実際に昼間は海沿いを走っていた。3つ目は、治安がそれほど悪くない印象を受けたことである。夜も周辺を歩いたが、この付近ではそこまで怪しい雰囲気は感じなかったと話している。

残念だった点の1つ目は、観光地がほとんどないこと。2つ目は、寒かったことである。これは時期の問題なので、ビーチに椅子を出してのんびりできるくらい暖かい季節に来たほうがより良いだろうと話している。そして3つ目として挙げたのが「物価が死ぬ」ことだった。