成田からウランバートル、テレルジのゲルと初めての乗馬まで:モンゴル旅の最初の2日間

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概要

旅系YouTuberのおさだが、モンゴル編の第1回として、成田空港を出てウランバートルに入り、翌日にツアーで草原のゲルへ向かうまでを記録した動画である。話者が相撲の力士くらいしか思い浮かばない状態で現地に入り、移動手段や通信、宿、ツアーの合流で手探りしながら、チンギス・ハーン像、テレルジ国立公園の亀岩、ゲルでの宿泊、初めての乗馬を体験していく。以下、その流れを順に追う。

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出発前のイメージと旅の目標

撮影時点で話者は成田空港第1ターミナルにいる。モンゴルについて持っているイメージは相撲くらいで、朝青龍、白鵬、日馬富士といった力士の出身地という程度だと本人は話す。旅の前には視聴者と「作戦会議ライブ」を行い、そこで乗馬をしてほしい、遊牧民の移動式住居であるゲルに泊まってほしいという声が多く寄せられた。そのため今回は大草原を楽しむ旅にするという。

撮影日は8月20日である。話者の調べでは、モンゴルは6月から8月が人気のシーズンで、乗馬にもちょうどよい時期にあたる。9月に入ると寒くなって乗りづらくなるらしく、今回はその「ギリギリ」のタイミングでの訪問だと話す。旅の目標としては、冗談めかして「相撲をして朝青龍に勝つ」と掲げている。

出国準備:ビザ、配車アプリ、通信

搭乗するのはエアロ・モンゴリアである。オンラインチェックインができず、カウンターに来るよう言われたという。話者によれば、成田からウランバートルのチンギス・ハーン国際空港までは直行便でおよそ5時間半、片道は5万円ほどだった。機内の足元がかなり汚いことにも触れている。

入国書類については、現時点ではビザが不要でパスポートだけで入国できるようだと説明している。モンゴルで配車アプリとして使われるという「UBCAB」も事前に入れたが、クレジットカードを登録できず、現地に着いてからも電話番号の認証が通らなかった。結局このアプリは使えないままで、話者は使い方を知っている人がいたら教えてほしいと呼びかけている。通信についても、普段使っているKlookのeSIMはこの国では割高だったため、少量だけ入れておき、残りは現地で調達する方針にした。

空港での両替とSIMの価格

チンギス・ハーン国際空港には予定どおり到着した。入国審査はパスポートを出すだけですぐに終わり、荷物を受け取ってそのまま出口に出たという。空港はそれほど大きくない印象で、出口ではツアー会社の出迎えが大勢待っていた。

出口付近には両替所やSIMの販売所がある。20時14分の時点で販売所はすでに閉まっていたが、掲示されていた料金は15GBで2万トゥグルクだった。話者は1トゥグルクを約0.04円と換算し、2万トゥグルクは880円程度でそれほど高くないと判断している。閉まっていたのは時間帯のせいかもしれず、現地でSIMを入れた方がよいかもしれないと話す。両替所は使わず、ATMでキャッシングして約1万3000円分を引き出した。桁が多くて金額の感覚がつかみにくいとこぼしている。

バスで市内へ

市内への移動手段にはタクシーやバスがある。話者は当初タクシーを考えていたが、案内の係員にバスを勧められ、スフバートル広場行きのチケットを購入した。料金は日本円で600円ほど、系統は「X19」だったと話す(乗り場では「X20」も同じ方面かもしれないと言っている)。30分に1本程度の運行で、夜22時半ごろまで便があったと記憶しているという。空港のタクシー乗り場も使えるが、アプリが使えないと料金が上がりやすいのではないかという懸念も口にしている。

外に出ると気温は17度で涼しかった。20時半なのにまだ明るく、空気が澄んで空がきれいなことに話者は何度も感嘆している。乗り場で運転手に尋ねると、英語は通じないようだったが、無言で指差して案内してくれた。バスは乗り場の一番奥に並んでおり、大きな荷物も預けられるようだった。車内は快適で、市内まで1時間15分ほどかかった。

スフバートル広場と最初の食事

到着したスフバートル広場はウランバートルの中心で、夜の気温は15度だった。話者は帰りの空港行きバスもこのあたりから出ているようだと推測している。夜遅くて飲食店の多くが閉まっていたため、韓国系のコンビニ「GS25」に寄った。店内はきれいで、コーヒーやカップ麺もそろっていたという。水の値段は1.5リットルで100円程度、酒は1本200円程度と話者は見積もっている。ラクダの乳のような飲み物があるかも探していた。

最終的に買ったのは日本のカップラーメン(北海道味噌味)で、別に買ったチキンレッグを入れて店内で食べた。モンゴルでの最初の食事がカップラーメンになったことに、話者は自分でも苦笑している。市内の紹介はツアーを終えて戻ってから行う予定で、今回は触れないと断っている。

縦に並んだベッドのホテル

宿はBooking.comで評価がよかったという小さなホテルである。看板は「H9」と読み上げているが、部屋紹介では「HQホテル」と呼んでいる。レセプションは3階にあり、朝食付きだった。部屋に入って話者がまず驚いたのはベッドの長さである。シングルベッド2台が縦につながって置かれていたため、端まで移動するのに5秒ほどかかると冗談を言っている。水が2本付いており、ハンガー掛けとシャワー付きの水回り、タオルがある。

料金は1泊7800円だった。現地の物価がまだよく分からないとしながら、話者は「可もなく不可もなく」と評している。翌朝の朝食も同じく「可もなく不可もなく」だったという。立地はスフバートル広場から徒歩5分ほどで悪くないと話している。

ツアー会社との合流までの不安

2日目は朝8時50分から撮影が始まる。この旅の目的の一つである、大草原でゲルに泊まって乗馬をするツアーに申し込んでいた。料金は2泊3日で約12万円で、話者自身も「結構高い」と認めている。支払いは、ツアー会社から指定されたWiseのカードを作って送金したという。

ところが、集合時刻は9時なのに、前日に送った確認メールへの返信が届いていなかった。すでに振り込みを済ませていたため、話者は怪しいツアー会社でないことを願いながら待つ。結局は迎えの車が来て無事に合流できた。ガイドはツアー会社のモンゴル人女性で、日本語が非常に流暢だった。

車中で聞いたモンゴルの話

最初の目的地は55km先にあるチンギス・ハーン像で、所要1時間20分ほど。その後テレルジ国立公園の亀岩を訪ね、ゲルキャンプで夕食をとり、乗馬もする予定だとガイドは説明した。

車中でガイドは、冬には気温がマイナス35度まで下がると話した。さらに、30代までの若い世代が人口の7割を占める一方で平均寿命は短く、その理由は気温差の激しい厳しい気候にあると説明している。話者はモンゴル語の挨拶も教わった。「こんにちは」「ありがとう」を繰り返し練習するが、舌を巻いて下の歯につける発音が特に難しく、うまく言えずに苦戦している。

途中でスーパーに寄り、ガイドに勧められて乗馬用の手袋と飲み水を買った。手袋は一番かわいいデザインのMサイズを選んだ。水はガイドがよいと勧めたモンゴルの銘柄で、1リットル80円ほどだという。

チンギス・ハーン像:鞭の伝説と巨大な像

チンギス・ハーン像に着くと、話者はその大きさにまず圧倒される。ガイドによると、チンギス・ハーンは1162年に生まれ、バラバラだったモンゴルの部族をまとめた人物である。この場所に像が建てられた理由として、チンギス・ハーンがこのあたりで鞭を拾ったという言い伝えを紹介した。モンゴルでは馬が大切なものなので、馬に使う鞭を拾うのは縁起がよいとされるのだという。

入場料は通常3万トゥグルクだが、今回はツアー料金に含まれていた。館内でガイドは、つま先が上に反ったモンゴルの伝統的な品を見せた。つま先を反らせているのは土に穴を開けないためでもあるという。チンギス・ハーンの息子や孫たちの像も並んでおり、話者は皆顔がよく似ていると感想を述べている。モンゴルで一番高い山は約4700mだとも教わった。

話者は実は前日まで富士山に登っていて、脚がひどい筋肉痛だと明かしている。像の上部へは階段を使ったが、エレベーターもあると補足している。上に出るとチンギス・ハーンの顔が目の前にあり、周囲には標高約1500mの草原が広がっていた。

テレルジ国立公園の亀岩とオボー

さらに1時間ほど車で走り、テレルジ国立公園に入った。最初に訪れたのは、その名のとおり亀の形をした岩である。話者は、こちらが甲羅でこちらが顔、と自分のイメージを確かめている。

近くには石を積み上げたオボーがあり、周囲を3周すると願いが叶うとされている。話者は筋肉痛の脚で3周し、視聴者のためにも願いをかけたと話す。途中で願い事を口に出そうとして「反則」だと自分で打ち消したり、動画の尺を気にして早足になったりしている。ガイドも一緒に歩いてくれた。

予定外の亀岩登山

オボーのあと、ガイドは亀岩に登ると告げた。話者は富士山のあと「もう人生で登山はしない」と決めたばかりだったうえ、脚が痛いことも事前にガイドに伝えていた。それでもガイドは笑顔で登ると言い、話者は休憩を挟みながらついていく。ガイドは登り慣れているようで足取りが速かった。

道はきれいに整えられている部分もあるが、先に進むとかなり細く急になる。岩の内側にある神秘的な空間を抜け、さらに体一つがやっと通れる狭い隙間では、カメラをガイドに預けて通過した。話者は、自分でもギリギリなので体格の大きい人には無理だろうと言っている。登りきった先からは、先ほど3周したオボーを見下ろす眺めが広がっていた。一方で、下りは膝にこたえてとてもつらかったと繰り返している。当初は「ゲルでのんびりして馬に乗るだけ」だと考えていたので、この展開は完全に予想外だったという。

ゲルキャンプの設備

宿泊地は、ゲルが並び背後に岩山がそびえるキャンプだった。話者はもっと見渡すかぎりの草原を想像していたが、岩のある景色もすごいと受け止めている。トイレとシャワーは別棟にあり、ゲルには24時間電気が通っている。ゲルの扉は外からも中からも鍵をかけられる。入口が低く、頭をぶつけないよう注意が必要だった。

中央には薪ストーブがあり、ほかに机とベッド2台が置かれている。話者はもっとテントのようなものを想像していたが、「全然問題ない」と評価した。トイレは普通の洋式で、シャワーにはシャンプーも備わっていた。ドライヤーがあると聞いていたが、見当たらなかったという。

話者は視聴者向けにクイズも出している。ゲルは木の骨組みの外側に布をかけ、紐で固定して作る。遊牧民2〜3人で組み立てると1時間から1時間半ほどで完成し、解体は30分から1時間ほどで終わる。そうして別の場所へ移っていく生活なのだと、話者は驚きをもって紹介している。

昼食のボーズと正月の習慣

昼食はサラダ、鶏肉と麺が入ったスープ、そしてボーズ(蒸し餃子)だった。モンゴル語の「いただきます」も教わったが、ここでも発音に苦戦している。ボーズの中身は羊肉で、ネギと塩などで味付けされていた。話者は臭みがまったくなく、味がしっかりしていておいしいと話す。

ガイドによると、ボーズは各家庭で作るもので、正月にはまず一族で最年長の人のゲルに挨拶に行く。親戚や知人が次々に訪ねてくるため、3000個ほど作る家もあるという。

初めての乗馬とトロットの痛み

乗馬場には大勢の馬がいて、首を振るなど気性の荒そうな様子も見られた。ヘルメットをかぶると、ガイドがまず乗り方を実演した。馬には必ず頭の側から近づき、尻の側からは近づかないこと、乗るときは左側から鐙に足をかけて上がること、手綱の持ち方などを教わる。乗り降りはガイドが手伝ってくれた。

話者の馬には名前がなかったので「ジョン」と名付けた。「あとで食べるので悲しい」と冗談を言うと、ガイドに「やめてください」とたしなめられている。「チュー」と声をかけると馬が歩き出す。首掛け式のカメラで、自分と同じ目線の映像を届けているという。前を行く馬の放屁や排便まで間近に見えることも、話者は笑いながら伝えている。

途中からは手綱を自分で持って操縦した。話者は慣れてきたと喜ぶ一方で、方向転換にはまだ苦戦していた。別の馬に替わったときには、こちらの方が乗りやすいと話している。やがて馬を走らせると、体がリズムよく上下する走りになり、股間が鞍に当たってひどく痛んだ。話者の説明では、このときの速さは馬の最高速度の2割程度にすぎなかった。ガイドによれば、正しい乗り方ができていないと内臓も大きく揺れるという。翌日は1日を乗馬に充て、5〜6割の速さで走る時間も予定されているため、それまでに回復したいと話している。

寒い夜と見えなかった星

夕食はサラダと、チーズと羊肉を使った料理だった。話者は股関節あたりにも痛みを感じていた。夜のゲルはかなり冷え込み、21時20分の気温は9度だった。薪ストーブを焚くか聞かれたが、焚くとかなり暑くなると言われ、寒くても大丈夫だと断った結果、寒さに震えている。上着は持ってきたものの、長袖1枚しかなかったという。

この場所は夜の星空がきれいだと聞き、話者はカメラを持って外に出た。しかし映ったのはただの暗闇で、何も見えなかった。翌日は見られるかもしれないと話している。

動画はここで終わる。次回は草原を思いきり走る乗馬と、ウランバートルに戻っての市内観光を扱う予定だと予告している。