竹脇まりなが紹介する、PFCバランスを整える15分レシピ3品とカロリー管理の考え方

YouTubeで開く ↗
概要

フィットネスインストラクターの竹脇まりなは、この動画で「食事や運動を頑張っているのに痩せない」という悩みを取り上げる。話者は、体重管理と体型管理には食事と運動の両方が欠かせないと述べ、その土台にカロリー管理を置く。そのうえで、ただ食べる量を減らすのではなく、筋肉を落とさずに体脂肪だけを減らすべきだと説明する。動画の後半では、その考え方にもとづいて、15分ほどで作れるパスタ、そば、タコライスの3品を実演する。最後に、食事と運動を記録して相談できるアプリ機能を告知している。

10分で読めます
0:58

「食べなければ痩せる」が間違いである理由

話者はまず、体重管理の基本を単純な形で示す。消費カロリーが摂取カロリーより多ければ痩せ、逆なら太る。こう聞くと「食べなければいい」「運動せずに摂取カロリーを減らせばいい」と考えがちだが、話者はこれを「大きな間違い」だと強調する。

その根拠として、体が持つ3種類の消費エネルギーを挙げる。1つ目は基礎代謝で、何もしなくても燃やされるカロリーにあたり、全体の約60%を占めるという。2つ目は活動代謝で、運動など意図的に体を動かして消費する分にあたり、約30%とされる。残りの約10%が食事誘発性熱産生で、食べることによって消費されるカロリーである。

話者によれば、食事を極端に減らして運動もしない場合、まず基礎代謝が大きく下がる。全体の6割を占める部分なので、本来は維持し、できれば上げたいところだという。さらに筋肉も落ちる。食事誘発性熱産生は食べなければそもそも生じない。こうして消費カロリー全体が下がり、話者の言葉では「痩せるどころか痩せにくくて太りやすい体」を自分で作ってしまうことになる。

2:30

筋肉は見た目のためだけではない

運動をせずに食事制限だけを続けると、体重は落ちても体型が理想どおりにならない、と話者は指摘する。30代、40代、50代と年齢を重ねると、体のラインだけでなく、肌のハリや質感も気になってくる。話者は、ここにも筋肉が関わっていると説明する。筋肉には体に水分を保持する役割があるため、運動して筋肉がつくと、顔も含めた体全体にハリやツヤが出るという。

話者はさらに、筋肉は疲れにくい体を作るためや、何歳になっても元気に動き続けるためにも欠かせないと述べる。筋肉は見た目のためと思われがちだが、話者は「一生ものの健康」のために必要なものだと位置づける。そのため、ダイエットで減らしてよいのは余計な体脂肪だけで、筋肉は減らさない、というのが話者の大原則である。

3:47

PFCバランスという基準

筋肉を維持しながら体脂肪を減らすための食事の基準として、話者はPFCバランスを挙げる。PFCバランスとは、タンパク質・脂質・炭水化物の量の割合のことだ。この3つが整った食事をとれば、筋肉を落とさず、むしろ増やしながら体脂肪と体重を落とせる、と話者は説明する。紹介する3品はいずれも、このPFCバランスを整えた一品料理として作られている。完成後には毎回カロリーとPFCバランスが画面で示されるが、字幕には具体的な数値が読み上げられていない。

4:18

レシピ1:鮭・ほうれん草・しめじの豆乳クリームパスタ

1品目はパスタである。話者は、ダイエット中でもパスタは食べられると述べる。

材料ごとに理由も説明される。鮭は良質なタンパク質に加え、脂肪燃焼をサポートするEPAやDHAを含み、抗酸化作用のある成分も豊富なので「体の内側から整えてくれる」という。鮭は冷凍でも生でもよい。ほうれん草は鉄分や葉酸が豊富で代謝のサポートになる。冷凍品を使えばアク抜きなどの下処理がいらないため、今回は冷凍を選んでいる。しめじは食物繊維が多く腸内環境を整える。パスタは何でもよいが、今回は食物繊維が豊富な全粒粉パスタを使う。

作り方は次のとおり。冷凍の鮭をラップしてレンジで2分加熱し、解凍する。その間に、オリーブオイル小さじ1/2という少量の油で、しめじ100g、ほうれん草50gほどを炒め、軽く塩をふる。話者は、しめじとほうれん草はもともとカロリーの高い食材ではないので、分量は大体でよいと言う。次に鮭を加え、少量の水を入れて中火で蒸し焼きにする。少し火が通ったら一度取り出し、骨を取る。このあとさらに火を通すので生焼けでかまわず、少し焼いたほうが骨が取りやすいという。

鮭を戻したら、無調整豆乳150mlと水200mlを合わせたものを入れ、ニンニク、塩コショウを加えて煮立たせる。話者は撮影中にニンニクを入れすぎたが、「大丈夫」として続けた。煮立たせすぎると分離するので注意が必要だという。ここに乾麺のパスタをそのまま入れ、ワンパンで仕上げる。コンソメ小さじ1を加え、ときどき混ぜながら、パスタの規定のゆで時間だけ煮込めば完成である。分量を2倍にすれば2人前になる。仕上げにパセリとブラックペッパーをかける。

話者は、1品でしっかり食べながら整えたい人や、洗い物を少なくしたい人に向くと述べている。

7:22

レシピ2:しっとり豚しゃぶのネバネバそば

2品目はそばである。話者は、そばは湯を何度も沸かすのが面倒だと感じられがちだとして、1回沸かした湯でそばと豚しゃぶの両方をゆでる手順を紹介する。

豚肉はビタミンB1が豊富で、糖質をエネルギーに変えるのを助け、疲れにくい体作りにも役立つという。部位は豚バラではなく、タンパク質量の多い豚ロースを使う。そばは普通のそばでもよいが、話者が選んだそばは低GIで血糖値の急上昇を抑えるので、太りにくい食事になると説明する。ネバネバの要素として冷凍オクラを使い、食物繊維で腸内環境を整えつつ満足感も上げる。

まずたっぷりの湯でそば(麺で70gほど)を規定どおりゆでる。その間に、卵がかぶる程度の水を入れて卵をレンジで1分加熱し、半熟卵を作る。薬味の大葉もこのタイミングで切っておく。そばをゆでるとアクが出るが、ゆで汁をあとで使うので、アクはしっかり取っておく。

そばがゆで上がったら、ゆで汁を残したままそばをザルに上げ、水で冷やす。そして火を止めたゆで汁に豚肉を1枚ずつ広げて入れる。話者によると、余熱で火を通すと肉が硬くならず柔らかいしゃぶしゃぶになる。そばから出たうま味を豚肉が吸い、少しとろみのついた柔らかい仕上がりになるという。1枚ずつ広げて入れるのがポイントで、余熱でも十分に火が通る。2〜3人前を作るときは、鍋と水の量を増やすとよいと話者は補足する。火が通った豚肉もザルに上げ、冷水で冷やす。

盛り付けでは、冷たいそばにするための工夫が示される。家に氷がない場合は、冷凍の刻みオクラを凍ったままそばの上にのせれば、氷の代わりにそばを冷やせるという。その上に豚肉をたっぷりのせ、大葉と薬味、レンジで作った半熟卵をのせ、ごまをふって麺つゆをかけて完成である。

話者は、食欲がなくさっぱり食べたい人や、最近疲れている、元気が出ないという人に勧めている。

10:27

レシピ3:鶏ひき肉のピリ辛タコライス

3品目はタコライスである。話者は、タコライスにはジャンキーな印象があるが、工夫すればカロリーを抑えて高タンパクにできると言う。

ポイントは鶏ひき肉で、今回は冷凍の鶏むね肉ひき肉を使う。とても便利だという。話者によれば、通常使われる豚ひき肉を鶏むね肉のひき肉に替えるだけで、脂肪分が100kcal以上カットされ、タンパク質も増える。トマトは抗酸化作用のあるリコピンが豊富で、レタスからは食物繊維がとれる。チーズは20gにとどめ、コクを足しつつ脂質はできるだけ抑えた構成にしている。

ごく少量のオリーブオイルで鶏ひき肉を炒め、その間にトマトなどの野菜を切る。トマトの量は好みでよい。肉の色が変わってきたら、塩コショウ、ケチャップ大さじ1、オイスターソース小さじ1を加える。あれば、スパイスだけのカレー粉をひとつまみほど入れ、全体をなじませる。

盛り付けには、話者が「毎度おなじみ」と呼ぶ冷凍のもち麦ご飯130gを使い、レンジで温める。その上にレタスをたっぷりのせ、トマト、炒めた鶏肉の順に重ねる。熱い鶏肉の上にチーズをふりかけ、話者はそれだけで味が大きく変わると話す。最後にブラックペッパーをふって完成。話者は、ジャンキーな味が食べたいが太りたくない人や、運動した日の栄養補給に向くと述べ、鶏肉を炒めてのせるだけで簡単に作れると強調している。

12:46

自分の摂取・消費カロリーを把握する方法

レシピのあと、話者は視聴者が抱きそうな疑問を挙げる。カロリーやPFCバランスが大事なのは分かったが、自分がどれだけ摂取し消費しているのか分からない。PFCバランスをどう把握すればいいのか分からない。運動を何から始めればいいのか分からない、というものだ。

話者は、頑張っているのに痩せない人は、知らないうちに間食やお菓子を食べていたり、食事のカロリーが思ったより多かったり、消費カロリーが少なすぎたりしている可能性があると指摘する。カロリーバランスは実際に記録しないと分からないので、まず自分がどれくらい食べ、どれくらい動いているかを把握することが大事だという。一方で、毎日カロリー計算をしたりバランスを考えたりするのは正直面倒だ、とも認めている。

そのうえで話者は、自身が以前から使っている食事管理アプリ「カロミル」を紹介する。話者の説明によると、このアプリでは食事の写真を撮るとAIがカロリーを計算する。自炊した場合は食材名や商品名を検索して入力でき、コンビニで買った食事はバーコードを読み取るだけで記録できる。話者は、減量したい人だけでなく、今の体型を保ちたい人や、最近太りやすくなったと感じる人にも使いやすいと述べている。

15:44

「たけまりチャットボット」の告知

話者は、カロミルのアプリ内で「たけまりチャットボット」というサービスを始めたと発表する。チャット形式で、話者自身が食事と運動のアドバイスをするという設定のAIチャットボットである。

話者は使い方の例を挙げる。「3か月後に3kg痩せたいが、今日の晩ごはんは何を食べたらいいか」「冷蔵庫に卵とキムチとご飯しかないので、体重管理用のレシピを教えて」と聞けば、それに合わせたレシピが提案される。「今日はどんな運動をしたらいい?有酸素をやりたい気分」と聞けば、その日の状態や目標に合わせて、運動メニューや運動動画が提案されるという。これまで視聴者から多く寄せられていた「どう組み合わせればいいか分からない」という声に応えるものだと話者は位置づけている。

利用方法は、カロミルをダウンロードし、その日のページに表示される「AI食事相談」ボタンを押すとチャットボットが出てくるというもの。話者によれば、この機能は無料である。カロミル側と共同で1年ほどかけて作ったという。

17:17

加点方式で続けること

締めくくりに話者は、心と体の健康には自己肯定感が大事だと語る。できなかったことに目を向けて自分を減点方式で見るより、少しでもできたことを認める加点方式で見るほうが前向きになれ、自己肯定感も育つという。食事も運動も、まず低いハードルから「レッツトライ」の気持ちで始め、続けてほしいと呼びかける。

小さなことでも積み重ねれば結果はついてくる、と話者は言う。積み重ねている実感が「少しでも前に進めている」という気持ちにつながり、その継続が本当の自信になる、というのが話者の考えだ。最後に話者は「地道が近道」と述べ、無理をせず自分のペースで体作りと健康作りを続けようと呼びかけて動画を終えている。