チューリッヒからルツェルン、ピラトゥス山へ スイス2日目を一日で巡った記録

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概要

旅行系YouTuberのおさだが、スイス滞在2日目をまとめた動画である。朝はチューリッヒからラインの滝への半日ツアーに参加し、昼食後にチューリッヒ美術館を訪れる。午後は列車でルツェルンへ移動してピラトゥス山に登り、夜は旧市街で食事の店を探した。動画はKlook(クルック)とスイス政府観光局とのコラボレーションで、おさだは冒頭で「スイスの良さをしっかり伝えてほしい」と依頼された仕事だと説明している。交通パスやツアーの使い勝手、料金、現地で戸惑った点も語られており、一日の流れに沿って紹介する。

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10月中旬のチューリッヒ、朝の街歩き

おさだが泊まったのは、チューリッヒ中央駅から歩いて5分ほどのホテル「セデンホフ」である。部屋も立地も良かったといい、朝食ではサーモンや卵、フルーツを食べた。前日は朝7時にチューリッヒへ着いてそのまま一日観光したため、後半は眠くてぐだぐだになったと振り返る。この日は10時間ほど眠って体調は万全だという。

訪問は10月15日で、最高気温は15度前後、最低気温は1桁台だった。朝8時半の時点でかなり寒く、現地の人はダウンやコートを着ていたので、薄着で来ないようにと視聴者に注意している。天気予報は晴れで、雲は薄めだった。

中央駅へ向かう途中、旧市街エリアに見える尖塔の教会や路面電車を紹介し、チューリッヒカードを買えば1日券・3日券などで交通機関に乗り降りできると説明した。街中には水が流れ出る小さな水場があり、アルプスから引いた水が飲めるという。飲める確率は99%だとChatGPTに教わったそうで、自分はたいてい1%のほうに当たる人生だと笑いつつ、この日のうちに挑戦すると宣言した。ただし動画の中で実際に飲む場面は出てこない。

中央駅は立派な造りで、構内ではクラフトビールのバーがビアガーデンのような催しをしていた。天井には女性の天使らしい像が吊るされている。駅を抜けた先にあるチューリッヒ・バスステーションが、ラインの滝ツアーの集合場所だった。

ラインの滝ツアーに参加する

ラインの滝への半日ツアーはKlookで予約済みで、事前にコードも発行されていた。受付で「ラインの滝だけ参加する」と伝えると名前を呼ばれ、シールを渡されて2番のバスに乗るよう案内された。集合は8時45分、チューリッヒへ戻るのは12時半ごろで、午前中だけで回れる行程である。ガイドは英語とスペイン語で、おさだは内容がまったく分からないと話している。滝のほかにもう1か所回るようだと説明しているが、動画に映るのは滝だけだ。

バスで片道30〜40分ほど走ると、滝近くの駐車場に着いた。ツアー参加者はここでガイドに入場券を買ってもらったが、個人で来た人は現地で滝の見学チケットを買う必要があるという。チューリッヒから個人でも来られない距離ではなさそうだ、とおさだは見ている。

参加者は、おさだが「サングラスダンディ」と呼ぶツアーの責任者、女性2人、子ども連れの家族、そして「独身男性1人」のおさだだった。海外のツアーにはあまり参加しないが、参加するたびに皆が自由に動くと感じるという。代表者にきちんとついていくのは日本人の特性なのかもしれない、とおさだは推測し、いろいろな人がいていいと結んでいる。

滝の迫力と、突っ込んでいくボート

入口の門は古くからあるものだとガイドが説明していた。門をくぐると滝の音が聞こえ、滝そのものはまだ見えないうちから、ボートに乗って滝へ向かう人たちが見えた。おさだは、地図で言えばスイスの北側に来ていて、午後に行くルツェルンはその南だと位置関係を説明している。

見学ルートでは、スケルトンの壁にレインボーカラーを施したリフトで下へ降りる。降りた先では滝の水しぶきに虹がかかり、周囲の紅葉もきれいだった。足元は濡れて滑りやすいので注意するよう呼びかけている。滝のすぐ近くまで行ける展望スポットで、おさだは勢いの激しさに何度も声を上げ、そばにいた子どもも驚いていた。

滝の近くでは、ボートが流れに押し戻されながら進んでいた。おさだは、びしょ濡れになるタイプの乗り物だろうから、乗る人は覚悟が必要だろうと話している。記念撮影にもいい場所だと勧め、上から滝を見下ろせる場所も紹介した。

中央駅構内でロスティを食べる

チューリッヒに戻っての昼食は、中央駅構内のレストラン「ブラッスリー・フェデラル」でとった。構内とは思えないほど広い店である。おさだが食べたかったのは、スイスの伝統料理だというロスティだった。

写真を指さして注文したため、値段は分からないまま頼んだ。ロスティはジャガイモを揚げたような料理で、柔らかく、どこかで食べたことがあるような、想像どおりの味だったがおいしいという感想だった。もう一品のマッシュルームソースと肉の料理は「これはうまい」と評価している。皿は非常に熱いので気をつけるよう注意もしている。Googleマップを見ると、ロスティにはソーセージを組み合わせたものなど種類があったが、周りの客を見るとハンバーガーを食べている人も多かったという。支払いはロスティと肉料理で36.8スイスフラン、日本円で約7,000円だった。

チューリッヒカードで美術館へ

午後は中央駅前から3番の路面電車に乗り、3駅でチューリッヒ美術館へ向かった。おさだの説明では、チューリッヒの交通機関は「チューリッヒガイド」というアプリでチューリッヒカードを購入でき、1日券や3日券がある。購入するとアプリ内にQRコードが発行され、それを見せれば交通機関が乗り放題になる。美術館にもこのカードで入れるらしい、とおさだは聞いていた。

ただ、前回の動画も含め、路面電車でカードを見せる機会は一度もなかった。余裕のある国だからあまり気にしないのだろうか、とおさだは推測している。美術館でも入口で声をかけられたものの、カードを見せないまま中に入れてしまったようで、本人は戸惑っていた。

難しいアートと、美術館の滑り台

美術館ではコレクション展示を見た。おさだは自分を芸術に関しては弱いと言い、以前「作品には作者が見せたいように視線を誘導する仕掛けがある」と学んだ知識を使おうとするが、目の前の作品では難しいとあきらめる場面もある。絡まったような造形の作品や、素敵だと感じた作品を紹介していった。

光る展示室には、靴を脱いでスリッパのようなものを履いて入る決まりがあった。一度に入れるのは5人までで、中は鏡張りの空間になっていた。1階のミュージアムショップでは、カラフルなポストカードやマッチ、キャンドルなどを紹介している。

館内には、上から大きく曲がって下りてくる滑り台の作品もあった。内部はアスレチックのようになっており、子どもたちが上まで登って滑り降りていた。おさだは、これも芸術なのかと驚きつつ、勢いよく滑り降りてきた子どものしたり顔を面白がっている。

スイストラベルパスと列車の予約

チューリッヒ中央駅に戻ったおさだは、ルツェルンへ移動した。Googleマップで調べて、14時10分発のルツェルン行きIR(インターレギオ)に乗ることにした。乗り場には番号がふられていて分かりやすいという。

おさだによれば、スイスの鉄道はかなり高く、調べて驚いたほどだ。そのため、各地を列車で回る人はスイストラベルパスを買ったほうが得だと勧めている。おさだ自身もKlookで購入しており、QRコードが発行される仕組みである。料金は3日間でセカンドクラスが約4万5,000円、ファーストクラスが約7万円と、決して安くはない。それでも、ルツェルンをはじめ見どころの多いスイスを回るなら購入を検討してよい、というのがおさだの意見である。

この日乗るIRは普通列車扱いで、予約は不要だという。IC(インターシティ)なども予約不要と聞いたが、特急列車や観光列車、夜行列車は予約が必要らしい。そのため、行き先に応じて予約が必要かどうかを購入時に調べるよう勧めている。

ファーストクラスの車両を探す

おさだは今回「調子に乗って」ファーストクラスを買っていた。車両には「1」「2」の表示があり、1がファーストクラスである。ただ最初に入った車両では、ファーストとセカンドの違いがよく分からず、むしろセカンドのほうがゆったりして見えたという。車内を奥へ進むと、2階建て車両の上階にファーストクラスの座席があり、こちらのほうが開放感があって良いと判断してそこに座った。

屋根まで窓がある開放的な列車を想像していたが、それは特急や観光列車の類だろうとおさだは推測している。この路線の普通列車は、日本でも走っていそうな見た目だった。車内では検札があり、乗車後にパスを見せる場面があった。車窓からは早くもきれいな景色が見えていた。帰りもルツェルン駅からチューリッヒ行きに乗れば40分ほどで戻れるという。

ルツェルンのカペル橋と湖畔のカフェ

ルツェルン駅に着いてすぐは、チューリッヒとの大きな違いはまだ感じなかったという。駅前には大きなルツェルン湖が広がり、チューリッヒと同じく大きな湖のある街だとおさだは話している。有名なカペル橋はルツェルンのシンボルの一つで、歩いて渡ると旧市街に出る。橋に付随する大きな塔は「水の塔」だという。

湖では鴨や白鳥が水中に潜って餌をとっていた。おさだは、潜りきれていない不格好な姿を面白がって眺めている。橋の上には土産物のような店があり、川沿いの店並みもきれいだった。夕食は旧市街で食べることにして、先にカフェへ向かった。

湖畔のカフェ(名前は字幕から判然としない)は店内が満席で、外の席はすいていた。コーヒーは5.3スイスフランで、ちょうど1,000円ほどだったという。金額感覚にも慣れてきたと話している。湖では遊覧船ツアーができるようで、近くにチケット売り場もあった。

ピラトゥス山へ 世界一の急勾配を登る登山鉄道

ルツェルン近郊の見どころとして、おさだはピラトゥス山を訪れた。山頂付近まで行く方法は登山鉄道とロープウェイの2通りあり、行きと帰りで違う手段を使うことにした。本格的な登山ではなく、乗り物である程度上がってから少し歩いて景色を楽しむ形なので、前日の山と同様、登山がきついと思う人でも楽しめるだろうという。

まずルツェルン駅からS5線に乗り、登山鉄道の起点であるアルプナッハシュタット駅へ向かった。この路線もスイストラベルパスで、ファーストクラスに乗れたという。駅の窓口では帰りの手段も聞かれ、行きは登山鉄道、帰りはゴンドラと伝えて往復分を購入した。料金は40スイスフランで約8,000円である。スイストラベルパスを見せると50%割引だと言われたので、通常なら1万6,000円ほどになるのだろう、とおさだは計算している。Googleマップによれば、登山鉄道はおよそ30分に1本の運行だという。

やってきた登山鉄道は、おさだが「世界最急勾配」だと紹介する車両で、急な角度に合わせた造りだった。ただ、出発は16時20分で、下りてくる客は多いのに、登るのはおさだとカップル1組だけだった。車内で確認すると、帰りのゴンドラの最終便まで山頂で30分ほどしかないことが分かり、おさだは焦っている。

霧を抜けて雲の上へ

登る途中、急斜面で草を食む牛が見えた。しかし標高が上がるにつれて霧が濃くなり、標高1,360メートル付近ではほとんど何も見えなくなった。この登山の醍醐味は絶景のはずなのに見えないかもしれない、と不安を口にしている。

ところが雲を抜けると、一気に晴れて太陽が出た。下は曇りでも、雲の上に出たことで視界が開けたのである。いくつものトンネルを通って山頂駅に着くと、登山鉄道の線路とゴンドラ乗り場が同じ場所に集まっていた。到着は47分ごろで、最終ゴンドラまでは約30分しかなかった。

パノラマ展望台からは雲一つない空と眼下に広がる雲海が見え、おさだは、先ほどは曇りで焦らせてしまったと視聴者に謝りつつ、最も感動した景色だと話している。近くでは急斜面でピクニックをする人もいた。時間は16時52分。おさだは頂上まで行けるかを考え、ノーカットで一気に駆け上がった。途中で酸素が薄く感じたという。全部は見切れず、奥へ歩いていけるルートも残ってしまい、慌ただしい滞在だったと振り返っている。

ゴンドラで下山し、バスで旧市街へ

帰りは早めに並んでゴンドラに乗った。足元は崖で、乗ってみるとかなり怖いという。雲の中に入ると景色はまったく見えなくなった。途中でロープウェイから別のゴンドラに乗り換えた。同乗した夫婦がずっと話しかけてくれたが、半分ほどしか分からなかったそうだ。ゴンドラの乗り場から5〜10分歩いたバス停で1番のバスに乗り、ルツェルンの旧市街へ戻った。

即興で夕食の店を探す

18時33分、鐘の鳴り響く旧市街で、おさだは久しぶりに事前に決めずに夕食の店を探す企画をした。旧市街はバッグなどの土産物店が多く、飲食店は少なめだった。それでも細い路地に入ると、チーズフォンデュで有名な店など雰囲気の良さそうな店がいくつか見つかった。

おさだの好みは、派手すぎない個人経営らしい店で、評価は高いがレビューの数はそれほど多くないような地元の店である。手書きのメニューが置かれた店を見つけ、地元の人しかいないかもしれないと思いながら入ったが、店内では皆がタバコを吸っていて煙が強く、あきらめた。

結局、旧市街を抜けて駅近くのハンバーガー店に入り、外の席でクラシックバーガーとポテトを食べた。スイスまで来てなぜハンバーガーなのか、と自分で突っ込みつつ、がっつりしたものが食べたかったと説明している。

旅の振り返り

最後におさだは今回の旅を振り返った。今回はチューリッヒを中心に回ったが、チューリッヒでもスイスの大自然を十分に感じられたという。列車で1時間ほどのルツェルンは、さらに「これぞスイス」という自然を感じられる場所だった。食事はおいしかったが、日本での食事に慣れた身としては、スイスの食事に慣れるまでにあと2〜3日は必要だと感じたという。「正直すぎるのもあれなので」と言って、感想はそこまでにとどめている。動画はルツェルンでの一日で締めくくられ、おさだは「とても楽しかったスイス旅」だったと話した。