台風の余波に振り回されたハミルトン島と、快晴のブリスベンをひとりで歩いた2日半

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概要

オーストラリアをひとりで旅するおさだは、この回でケアンズを離れ、グレートバリアリーフに浮かぶリゾート地のハミルトン島に立ち寄ってから、クイーンズランド州の州都ブリスベンに移る。前回のケアンズ滞在はハリケーン(台風)とぶつかっており、ハミルトン島でもその影響が続いた。予定していた観光は次々に中止になる。一方、ブリスベンでは天気が回復し、熱気球、マーケット、ストーリーブリッジ登頂と予定を詰め込む。天候にどう対応したか、そして英語がよく分からない日本人がひとりで現地のサービスをどう使ったかを、動画の流れに沿って追う。

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早朝5時のケアンズ空港から、ブリスベン経由でハミルトン島へ

旅はケアンズ空港の朝5時から始まる。乗るのはヴァージン・オーストラリアの770便で、6時発、ゲートは18番。オンラインチェックインは済ませてあった。おさだはこの航空会社に初めて乗り、「何かのLCCのような」会社だと紹介している。ケアンズからブリスベンまでが約2時間、そこからハミルトン島までが2時間弱の乗り継ぎだ。

ハミルトン島に着くと空は晴れていた。島ではタクシーを呼べないと聞いていたが、ホテルまでは歩いても15分ほどなので、最初は歩くつもりだった。ところが空港にはホテルの送迎が並んでいた。宿泊するリーフビューホテルの係員に名前を伝えると、荷物にタグを付けてバスで運んでもらえた。本人は「送迎があのメインなのかもしんない」と受け止めている。車なら5分ほどの距離だった。

移動中、おさだは島について聞いた話を紹介している。ハミルトン島はウィットサンデー諸島の一部で、グレートバリアリーフの海に浮かぶリゾート島である。島内には車がほとんどなく、ゴルフカートのようなバギーで移動するのが主流だという。バギーはレンタルできると噂で聞いたので、後で確かめるつもりだと話す。ハリケーンの影響で風はかなり強かったが、雨は降っていなかった。

広すぎる客室と、台風で海に出られないビーチ

リーフビューホテルにはフィットネスセンター、ラウンジ、プールテラスレストランがある。朝食付きのプランで、朝食はプールテラスレストランでとる。部屋は1165号室だった。

部屋に入ったおさだは、まず広さに驚く。大きめのベッドが2つ、机、大きな鏡、電子レンジ、アイロン類、大型の冷蔵庫がそろっていた。水回りも広く、浴槽とシャワー、アメニティがあり、洗面台は2つ。本人は「洗面2つです。1人です」と一人旅であることを笑っている。バルコニーからはプールでくつろぐ宿泊客が見えた。本人は「1泊の金額はいくらだと思いますか」と問いかけ、「リゾート地価格」で朝食付きだと言うが、具体的な金額は字幕では確認できない。

チェックインの際にはいろいろ説明を受けたが、ほとんど分からなかったと本人は認めている。聞き取れた範囲では、ホテル前にあるのが島のメインビーチで、台風のため今は海に出られないという。夕日の名所へはブルーバスで40分かかるとも言われた。また、ホテル入口に当日の到着便の時刻が掲示されており、そこで依頼すれば空港までの送迎にも乗れるようだと、次のブリスベン行きに備えて確認していた。

小さなカンガルーの仲間と、海の見えるレストランの和牛バーガー

到着は13時ごろで、朝から何も食べていなかった。プールのそばでは多くの宿泊客がバギーを借りていたが、おさだは歩きたい気分だったので島を散策する。そのうち太陽が出てきた。道中で小さなカンガルーのような生き物を見つけ、そこら中にいてかわいいと喜んでいる。

目当てのレストランのランチは14時まで。景色の良い店で、注文はQRコードか店頭で行う。海辺なのでシーフードも考えたが、メニューを見てもよく分からず、結局和牛のハンバーガーとポテトのセットにした。値段は31ドル。店では生演奏も行われていた。

予定が崩れたときの「リゾートの過ごし方」

15時ごろにホテルへ戻ると、天気が再び荒れてきた。強風と雨の予報が出ており、夕日を見に山のほうへ行く計画をホテルで相談したところ、やめたほうがいいと言われた。

やることがなくなったおさだはホテルのジムに行く。器具も良く、周りの利用者のモチベーションに刺激されて楽しく運動できたと満足げだ。そのうえで、リゾートの楽しみ方は人それぞれだと自嘲気味に語る。友人や家族、恋人とプールサイドでおしゃべりする人がいる。読書でのんびりする人も、お酒でいい気分になる人もいる。しかし自分には話し相手がおらず、本は読めず、酒も飲まない。だから本当にやることがない、というのだ。翌日の午前中にはハート形のサンゴ礁などが見えるグレートバリアリーフの観光を予定していたが、その時点の予報も雨だった。

翌朝のツアー中止と、二度目のジム

夜はホテル1階のレストランで肉料理を食べた。翌朝は6時半に起き、7時半に朝食をとる。サーモンとアボカドのトースト、卵3つ(2つに見えるが下にもう1つある)、豆、盛りだくさんのフルーツ、コーヒーという内容だった。食べ残しを狙う鳥が列をなしており、その向こうの海は大荒れだった。

8時半から予約していたハミルトン島の半日ツアーは中止になった。おさだは、人生にはいいことも悪いこともあり、いちいち腐ったり引きずったりせず笑い飛ばせる人間でいたい、と語る。空いた午前中の使い道については、YouTubeを4年続けてきたので臨機応変さは身についていると前置きしたうえで、「ジムに行きます」と結論づける。ハミルトン島での滞在は、天候のせいで予定していた海の観光を一度もできないまま終わった。

ブリスベン到着:Klookの送迎と、キッチン付きの部屋

ブリスベン空港には16時半ごろ到着した。Klookで予約した空港送迎を使ってホテルへ向かう。最初はピックアップ場所が分からず、空港を出てから前方に歩いて、番号付きの乗り場で担当者と合流した。ブリスベンは晴れ(本人いわく曇り)で、ケアンズやハミルトン島のような蒸し暑さがなく快適だという。

宿泊先はメリトン・スイーツ・ハーシェル・ストリート。隣にコンビニがあるのが嬉しいと話す。カードキーをかざすとエレベーターが自動で階を選ぶ仕組みに戸惑いつつ、5階の505号室に入った。天気が良いのでテンションが上がり、自分でも「うるさいよね」と謝っている。

部屋はリビングが想像以上に広いキッチン付きで、大型冷蔵庫、電子レンジ、食洗機、コーヒーメーカー、ソファ、寝室、金庫、収納棚、シャワー、ドライヤー、洗濯乾燥機がそろっていた。2泊の予定で、外食に少し飽きてきたので、オージービーフを買って部屋で焼くことも考えている。長旅なので洗濯機を使いたくてこの宿を選んだという。1泊の料金は2万円で、2泊でおよそ4万円になる。本人は「まあまあ、こんなものか」と言い、設備を全部使いたいと笑う。ハミルトン島で晴れなかった分を取り返すつもりで、すぐに街へ出た。

街歩き:スターバックスを避ける現地の友人と、サンドイッチ店での「ジョン」

ホテルからブリスベン・スクエア図書館の前を通り、橋を渡るとサウスバンクがある。ホテルからは歩いて20分ほどの立地だ。本人は気候を「180点」と絶賛し、湿気がないので自分も走りたくなると話す。

スターバックスの前では、オーストラリアに住む友人から聞いた話を紹介している。オーストラリアの人はスターバックスにまず行かないらしく、日本でよく行くと言ったら舌打ちされたという。おさだはこれを、オーストラリアがコーヒー大国・カフェ大国であることへのプライドだろうと推測し、自分も明日から舌打ちする側に回ると冗談を言う。

街では飲食店が並ぶ通りを見つけ、建物がいちいち素敵だと話す。4年前にもブリスベンを訪れているが、そのときは直前にいた国との物価差に圧倒され、ここを歩いた記憶が半分飛んでいると振り返っている。

夕食は手軽に済ませたいと、サンドイッチ店「ペーパージャック」に入った。サンドイッチはおおむね14ドル(本人の換算で約1,500円)。サイズの「ラージ」と「レギュラー」のどちらが大きいか一瞬迷い、スモークビーフのサンドイッチにアボカドを追加して合計18ドル(約2,000円)払った。名前を聞かれて「ジョン」と名乗ったので、「全然ジョン顔じゃない」と笑っている。買ったのは店の売れ筋トップ3に入る商品で、スモークビーフ、野菜、トマト、アボカドが挟まっていた。本人は「サブウェイの強い版」と表現し、パンとの組み合わせを褒めつつ、量が多いので半分で十分だと話した。

続いてアイス店でバニラを買った。価格は6.9ドル(約700円)で、高級なアイスだという。店員に日本人かと聞かれ、日本語で「元気ですか」と話しかけられる一幕もあった。味の選び方が分からないときは黙ってバニラを選ぶ、バニラを食べれば店の質が分かると母が言っていた、と話した直後に「絶対言ってないわ」と自分で打ち消す。食べた感想は「違いがわかんない」だった。

朝4時起きの熱気球:準備の輪に入れなかった日本人

翌朝は4時に起きた。予報は晴れ。公共交通機関が動いていない時間なので、Uberを事前予約して、車で30分ほど離れた集合場所まで約7,000円で移動した。集合場所はイプスウィッチのビジターインフォメーションセンターで、Klookで予約した熱気球ツアーに参加する。このツアーには往路の送迎が付いておらず、交通手段は自分で手配する必要があるとおさだは説明している。帰りは電車で1時間ほどかけ、ホテル近くの駅まで乗り換えなしで戻るつもりだと話していた。

現地はまだ真っ暗で、飛び回っている生き物がいた。フォックスなどだと説明を受けたという。やがて気球の布が地面に広げられ、他の参加者はスタッフの指示で空気を送り込む作業に加わった。しかし、おさだだけはこの作業に参加できなかった。本人は、説明を聞いたときの顔が何ひとつ分かっていないことを物語っていたので、使えないと判断されたのだろうと推測している。命に関わるアクティビティなのでふざけるわけにはいかず、カメラマンに徹して見守るしかなかったと話す。

バーナーの火で気球が立ち上がると、乗り込んで離陸した。上空からは奥の山もはっきり見え、近くの木々もよく見えたという。ほかの参加者が会話を楽しむなか、自分は絶景をただ見ていたと振り返る。着陸したのは何もない野原で、そこに牛がいたことに一番驚いたという。

着陸後は迎えの車が来て、全員で気球を片付けた。おさだは片付けが一番しんどかったと話し、後でカフェに移ってからこう補足している。着陸地点には牛の糞が多く、雨が降った後で草もびしょびしょだった。汚れてもいい格好の自分は構わないが、写真を撮るためにおしゃれしてきた人があれを手伝わされたら少しつらいだろう、という注意だ。

カフェ、サウスバンク、水曜限定のマーケット

市の中心部に戻ったおさだは、雰囲気の良いカフェでアイスロングブラック(本人の説明ではアイスコーヒー)を頼み、コーヒー大国らしさを味わった。

その後はサウスバンクへ向かう。ブリスベン市民の憩いの場で、手入れされた芝生、観覧車、子ども用のプールがある。目の前の道は健康志向の人たちのランニングコースで、そのすぐ横でアイスクリームが売られていることを「矛盾」と面白がっている。対岸の大きなビルは、以前来たときにはなかった気がして調べたところ、複合施設のクイーンズ・ワーフ・ブリスベンだと分かった。ショッピングモールならトイレがあるはずだと、急いで駆け込んでいる。

続いて訪れたのが、水曜日限定で開かれるブリスベン・シティ・マーケットだ。ホットドッグ、チキン、パエリア、甘い飲み物、クッキー、ベーグル、イチゴ、トルコ料理、窯で焼く本格的なピザなどの屋台が並び、アクセサリーの店もある。ピザは1枚1,400〜1,500円ほどで、それほど高くはないと本人は評価する。見て回った末、最初に候補にしていたパエリアを超える料理が見つからず、チキンとチョリソのパエリアを選んだ。シンガーソングライターが歌う前の席で食べている。

「世界一」と評判のクロワッサン

次に向かったのは有名なクロワッサン店で、本人は店名を「ルネ」と読み、自信なさげに確認している。世界一おいしいクロワッサンと言われているそうで、失敗したくないので定番のプレーンを買ったという。アーモンドなどの甘い種類もある。

店の近くにも食べられる場所はあったが、わざわざ植物園のような場所まで歩いてから食べた。ハードルが上がっていると言いながら座ったとたんに足がつり、さらに食べ物を狙う鳥が寄ってきて「来んなよ」と追い払う羽目になる。肝心の感想は、味はクロワッサンそのものだが食感がすごく、パリパリしていておいしい、というものだった。

ストーリーブリッジ・アドベンチャークライム:撮影できない夕暮れの橋

夕方は、ブリスベンの名所ストーリーブリッジへ向かう。Klookで予約できる「ストーリーブリッジ・アドベンチャークライム」は、橋の上部に登って景色を眺めるツアーだ。橋の上には前の回の参加者がゆっくり下りてくるのが見え、手を振ってくれる人もいたので「余裕だな」と話している。

受付の場所が分からず、エレベーターで下の階へ降りて探し回った。周辺にはランニングクラブの人が大勢走っていた。橋の下には、水辺にカウンター席を並べた飲食店が何軒も入っており、客が外の席で景色を見ながら酒を飲んでいた。本人は、終わった後にここで食べようかと考えている。

受付はその目の前の黄色い一角にあった。このクライムは撮影が禁止で、危険防止のためスマートフォンも持って行けない。18時の回を予約していたのは、日没を見ながら登れる時間帯だからだ。そのため、映像では登る様子は共有されず、本人は心の中にしまっておくと言って受付に向かった。

締めくくりは視聴者おすすめのピザとティラミス

最後の夕食は「オリーブ・アンド・エンジェル」とみられる店で、視聴者から勧められていた。ピザやパスタがおいしく、特にマルゲリータとデザートのティラミスを食べてほしいと言われていたという。おさだ自身はパスタの気分だったが、こういうときは自己流よりお勧めされたものを食べるのが一番だとして、マルゲリータを頼んだ。続いてティラミスも食べた。

ティラミスは22ドルで、本人は値段に驚いたと話し、おいしいけれど少し高級な店だったとまとめている。動画はここで終わり、ハミルトン島とブリスベンの旅を締めくくった。