急な行き先変更で訪れたソウル 入国の行列、1人ご飯の壁、屋台と王宮を歩いた2日間

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概要

旅系YouTuberのおさだが韓国・ソウルを訪れた記録である。今回の旅は予定通りのものではなかった。事前の「作戦会議ライブ」では中東の国へ行くと告知していたが、現地の情勢から行きづらくなり、急きょ韓国に切り替えたという。話者は出発前の韓国のイメージを「普通」と語り、日本に近いせいで大きく違う印象はないとする一方、辛い料理が大好きなので食べ物には期待していると話す。動画では成田からの移動、仁川空港での入国とソウル市内への移動、市場や王宮、カフェ、チムジルバンまでを2日間にわたって巡っている。

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中東旅行のキャンセルと「再生数を稼ぐ」という目標

行き先変更にともない、中東行きのために払っていた旅費や宿泊費は戻ってこなかったという。返金可能なプランにしていなかったのは自分の責任だと話者は認めている。失った合計額ははっきり言わず、「ウン十万」と濁したとみられる言い方をしている。そのうえで今回の旅の目標を「再生数を稼ぐ」と掲げ、冗談ではないと付け加えている。

出発前の準備:電子入国申告、地図アプリ、通信

成田空港第2ターミナルで、話者は入国に必要な手続きを説明する。韓国に入るには電子入国申告書を事前に提出する必要があり、話者の記憶では3日前から申請でき、手続き後に書類が送られてくる。

アプリについては、必須のものは特にないとしたうえで、韓国ではGoogleマップが使いづらく、NAVERマップの方が使いやすいらしいと紹介する。ただし話者自身は毎回Googleマップでどうにかしてきたので、今回もGoogleマップで行くという。通信は、Klookで1GBあたり210円のeSIMを買ったと話している。

飛行機は、話者にとって初めて乗る航空会社のエアプレミア。フライトは2時間50分なので、機内用に買ったのはチョコ菓子と半熟ゆで卵の2品だけだった。ゆで卵は前回「やらかしてしまった」ので、今回はどうしても機内で食べなければならないという。搭乗した感想は「意外に綺麗」で、電光掲示板もついており、座席もそれほど狭くないと話す。

仁川空港:1時間45分の入国待ちと、乗り遅れた特急

仁川空港では入国審査に長い列ができており、話者は並んだ時間を1時間45分ほどと話す。KlookのeSIMは事前に設定していたので、到着して回線をオンにするとすぐ使えた。

交通系ICカードのT-moneyカードは、話者はこれまで何度も買ってきたが、急な出発で持ってくるのを忘れたという。今回はKlookで予約し、空港の7番出口前の店で受け取った。1万ウォン、日本円で約1000円がチャージされた状態だった。

ソウル駅までの移動では失敗がある。Klookで直通特急(A'REX)の16時48分発を予約していたが、乗り遅れてしまった。券売機で次の便を探すと、17時28分発も18時18分発も売り切れていた。空港鉄道には青とオレンジの2種類があり、特急側が売り切れているため皆が青い一般列車を使っているのだと話者は気づく。券売機だと思っていた機械はT-moneyカードのチャージ機で、一般列車は運賃4,450ウォンなので、手元の1万ウォンで乗れるとわかった。特急は予約が必要だが、一般列車はカードに入金すればタッチするだけで乗れる。話者は「多分すっげえ当たり前なこと」をドヤ顔で言っていると自嘲している。

乗り換えでは出口の改札と入口の改札を取り違え、一度外に出てしまうなど「無駄な動き」も重なった。韓国とは時差がないという話もこの場面で出てくる。ホテルのある東大門で地上に出ると、気温は8度だった。この日の最高は11度、最低は2度で、話者はロンTで来たことを後悔している。

1食目のタッカンマリ:1人客の壁と自分で作るタレ

東大門周辺は東大門市場や広蔵市場といった市場が集まる地域で、話者は今回ここを拠点にするつもりだと話す。韓国での1食目は、大好物の鶏を使ったタッカンマリと決めていた。店が並ぶタッカンマリ通りには、字幕では「カ市千葉」と表記されている。途中で見かけた豚肉スライスの屋台にも惹かれるが、今回は寄り道しないことにした。

通りでは、一番人気と記憶している店が入れないほど混んでいた。以前食べた店は空いていたが、同じ店は避け、行列が比較的短い別の店を選ぶ。話者によれば、韓国には1人でご飯を食べる文化がなく、焼肉店などで断られた経験が何度もある。この店でも嫌な顔をされたが、「すぐ食べて出る」「2人分食べる」と頼み込んで入れてもらった。

メニューは2人前からで、3万7000ウォン、約3,700円だった。以前行った店は1人前でも頼めたので、1人で行くならそちらの方がいいかもしれないと話者は勧めている。

卓上には「セルフサービスソース」の作り方が書かれていた。提供された野菜の皿に醤油を大さじ2、からしを小さじ1、唐辛子の薬味(タデギ)を大さじ1入れて混ぜる。話者は辛さを警戒して唐辛子を控えめにしたが、書いてある通りに作ったタレで正解だったと話す。鶏は店員がハサミで切ってくれ、5分待つように言われた。餅は浮いてきたら食べてよいという。また、韓国では皿を持ち上げて食べてはいけないと以前注意されたことがあり、置いたまま食べるようにしていると補足している。水はセルフで取れ、酒は自分で取ってあとで精算する形式のようだと説明する。

2人前の量は余裕で食べ切れたという。締めにはカルグクス(麺)を入れ、じゃがいも、ネギ、キノコのような具も加わる。話者はだしの効いたスープを「マジでうまい」と繰り返し、毎日これでいいとまで言っている。

ホテル:トラベロッジ東大門、1泊1万5000円

宿はトラベロッジ東大門。チェックインの際、話者は入国時に貼られたシールについて話す。SES(話者は「スタートエントリーサービス」と説明)を登録しておくと、次回からはあの長い入国の列に並ばなくてよいらしい。ただ本人も詳しくはわかっていないようで、詳しい人はコメントで教えてほしいと呼びかけている。

部屋はシングルで、話者は「めちゃくちゃ簡素」と評する。金庫、冷蔵庫、水2本、狭い机があり、水回りにはシャワー、トイレ、洗面、洗顔料やシャンプー、ドライヤーがそろう。有料のランドリーサービスもあり、日本語の案内もあった。1泊の料金は1万5000円。金曜で週末にかかるとはいえ、この内容でこの値段は高いと話者は感じている。

2日目の朝:Googleマップのずれと視聴者からの「苦言」

2日目は3月中旬で、最高10度、最低2度の曇りだった。朝食のため地下鉄4号線で会賢駅へ向かうが、Googleマップが示す乗り場と実際の入口が食い違い、話者は韓国でGoogleマップが使いにくいのはこういうところかもしれないと話す。わからなければ現地の人に聞く旅をしよう、と自分に言い聞かせている。

移動中、話者は最近の出来事を語る。日本各地で視聴者と会って一緒に飲む機会が増えたが、そこで「最近楽に旅しすぎだ」と面と向かって言われるという。最初の頃のようにがむしゃらに、もっと間違える姿を見せろ、と。話者が「快適な旅をしたい」と返すと「苦しみなさい」「間違えながら旅の仕方を教えなさい」と言われた。電車やバスで迷う姿から乗り方を学んでいるのかと聞くと、その通りだと返されたので、今後は皆の手本になるよう間違えると約束したという。特に空港からホテルまでは楽をするなと言われたが、そう言った本人はタクシーを使っていた、というオチがついている。

南大門:肉まんの行列、両替、「カルバー」のカルグクス

会賢駅の5番出口を出ると南大門の通りに出る。ここにはカルグクスの店が並ぶ「カルグクス横丁」があり、話者は以前ここで「カルバー」と呼ぶ店の女性に「右腕を持っていかれた」経験があると話す。

先に目についたのは、奥でずっと作り続けていて、客が何個もまとめて買っていく人気の肉まん屋だった。ここで話者は両替をしていないことに気づく。普段はキャッシングを使っているが、近くに機械がなかったため両替所を利用した。5000円分だけ両替したかったが、1万円札しか持っておらず、1万円分を両替するしかなかった。レートが妥当かどうかは判断できなかったと話している。

肉まんは一度売り切れたが、次が蒸し上がったところで買えた。韓国語で「1つください」と言おうとして、とっさに「ワン」と言ってしまう場面もある。2口ほどで食べられる大きさで、中に春雨のようなものが入っていて美味しかったという。値段はわからないままだった。

カルグクス横丁では、ピンクの服で通りを「守る」カルバーの店がなくなっていた。探すと別の場所に移っていたことがわかる。本人に前の店の位置を尋ねるやりとりもあるが、移転の理由は話者にもわからず、解雇されたのか自主的に移転したのか、「キャラが濃すぎてクレームが入ったのか」と冗談めかしている。注文したのはご飯付きのセットで9000ウォン。カルグクスのほかに、キムチ、海苔、卵入りのそうめんのような麺が出てきた。カルバーは海苔をつまみ食いしつつ、話者にくるみなどを次々とくれた。話者は海苔をたっぷり入れると美味しい食べ方だと発見したと話す。通りにはカルバーに似た人も多いが、見ればすぐわかる、見つかると右フック・左フックのあと強制的に座らされ注文させられる、と話者は笑いながら注意を促している。

清渓川と、カップ麺専門の24時間コンビニ

次の目的地へ向かう途中、話者は清渓川(チョンゲチョン)沿いを歩く。散歩やランニングをする人が多く、夜はカップルの名所になるので、1人で歩くと「マジで殴られる」と冗談を言っている。

途中では24時間営業のカップラーメン専門コンビニを見つけ、中を見せてもらった。大量のカップ麺から好きなものを選び、店内の機械で調理でき、キムチやチーズなどの具を好みで足せる。2階もあり、注文もその場でできる。カップ麺は1個4000ウォン台で、約500円だと話者は計算している。辛ラーメンのような有名な麺も選べるが、カルグクスで満腹だったため食べずに出ている。

宗廟:水の抜かれた池と109メートルの木造建築

続いて訪れたのは世界遺産の宗廟。入口の門の奥に山が見える景色を話者は気に入っている。チケットを買って入場し、紅葉の季節はとても綺麗らしいと紹介する。1394年に朝鮮王朝が祖先を祀るために建設し、当時の首都(現在のソウル)の景福宮の左側に作った、とナレーション風に説明している。池は掃除中なのか水が抜かれていた。

目当ては世界一長い木造建築とされる正殿で、話者は約109メートルあると紹介する。近くで見られる範囲には限りがあり、色は塗り直されているだろうが重みを感じると語っている。「ウサイン・ボルトなら9秒で走り切る」という冗談も挟んでいる。

カフェ通り:巨大チョコクッキーとパンの行列

宗廟の脇を歩くと雰囲気のいい店が並び、猫が何匹もいる場所もあった。その後、コーヒーを求めて、おしゃれな人が集まるカフェ通り(字幕では「ソ丼ン」と表記)へ向かう。話者は「1人だけ格好が違う」と自嘲している。まだ11時前で、開店前の店も多かった。

通りを歩くなかで話者が気づいたのは、どの店も巨大なチョコクッキーのようなものを打ち出していることで、これが流行っているのかもしれないと推測する。線路のある列車モチーフのカフェでは女性たちが写真を撮っており、食パン店には長い行列ができていた。とにかくパンが人気だと話者は驚き、おしゃれな米屋や餅の店があれば自分も並ぶのに、と話している。

最終的に選んだのは「レインレポート(Rain Report)」というカフェで、ショーケースに多くのケーキやデザートが並んでいた。コーヒーと抹茶のデザートを頼み、食べてみるとティラミスのようなものだったという。

ポッサム:休日でも頼めた1人用の平日セット

今回どうしても食べたかったのがポッサムだった。渋い雰囲気の路地で見つけた店のメニューは、2人前で4万6000ウォン、約4,600円と高い。ここでも1人で入れるか不安だったが、入店できた。

メニューには1人でも注文できる平日限定のポッサムセットがあった。この日は休日だったが、頼んでみると出してもらえたという。価格は1万2000ウォン(約1,200円)で、話者は安いと評価している。ほかにもニンニクポッサムの小さいサイズなら約3,000円で1人でも食べられそうだと話す。

漬物やキムチが何種類も並び、ワカメスープとご飯もついてきた。店員に食べ方を教わると、茹でた豚肉にニンニクソースとキムチを合わせ、野菜で巻いて一口で食べるのだという。話者は教わった通り全部入れて食べる理由がわかったと話し、特にコリコリしたキムチのようなものとニンニクを一緒に食べると「飛びます」と表現している。

王宮の守門将交代式と、その先の有料エリア

次に訪れたのは有名な王宮の一つで、話者は読み方に自信がないとしている。前回来たときは入れなかった場所で、今回も門の前に仁王立ちの人がいて入れないのかと思っていた。ところがちょうど13時の守門将の交代儀式が始まるところで、太鼓から始まる儀式を見ることができた。話者はタイミングが良かったと喜んでいる。

門の中は写真スポットになっており、韓服を着た人たちが撮影を楽しんでいた。近くでレンタルできるのではないかと話者は推測している。奥の山が見える景色がいいと言いつつ、そこから先は入場条件(チケット)が必要らしく、景色も大きくは変わらなそうなので、今回はそこまでにしている。

チムジルバンと広蔵市場の夜ご飯

夕食前には、ホテルから徒歩5分ほどのチムジルバン「スパレックス」でくつろいだ。サウナやジム、レストランがあり、寝転がれるスペースも多いので、2〜3時間でもいられる場所だと話者は紹介する。チムジルバンとセットで食べなければならないものとして、ゆで卵も食べている。

夜は広蔵市場で食べ歩く。話者が食べたかったのはトッポッキとマンドゥ(餃子)だった。土曜の夜でどの店も混んでおり、ホットク、ピンデトック、店のおばちゃんが手づかみで切るタコなどを見て回る。話者は「優しそうなおばちゃん」の店を選び、指さしで3品を注文した。トッポッキについては、韓国といえばやはりこれだと話し、マンドゥを「一番うまい」「うまい餃子」と評価して追加で注文している。

締めくくりはドバイチョコ

部屋に戻った話者は、韓国で流行していると聞いたスイーツを試す。昼間に通りで見たチョコの商品は「ドバイチョコ」と呼ばれるもので、韓国に行くと伝えたところ食べてきてほしいというDMがたくさん届いたという。人気のヨーグルトやプロテインも一緒に買っている。

話者は名前がいかにも怪しいと言いながら食べ、パイ生地の中に緑っぽいサクサクしたチョコのようなものが入っていると説明する。ただ、なぜ人気なのかは最後までわからないままで、話者は「なんで人気なんでしょうか」とつぶやき、このドバイチョコでソウル編を締めくくっている。