「生活感を消し、好きなものだけを見せる」 げんじが買ってよかった暮らしのアイテム89選

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概要

大人の男性向けにファッションを中心に発信しているげんじが、キッチン、洗面台・お風呂、リビングの順に、自宅で実際に使っているアイテムを紹介した。案件やアフィリエイトリンクは使っていないという。取り上げたものの多くは高価ではない。ただ、デロンギのコーヒーマシンのような高額品については、3年、5年と毎日使うことを考えれば割高ではないという立場で勧めている。

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全体を通してげんじが強調するのは二つの方針だ。生活に必要なものは見えないようにし、置き場所を決めて動かさない。そのうえで、リビングには自分が好きなだけの、生活には不要なものを自信を持って置く。最近引っ越したばかりで、物を詰め込んでいる部屋が一つあり、そこは今回映していない。撮影にはマネージャーの川島も同席し、ところどころで会話に加わっている。

前提にある2冊の本

暮らし系の動画で必ず紹介しているとげんじが言うのが、近藤麻理恵『人生がときめく片づけの魔法』だ。げんじの見方では、親の世代は戦争で物がなかった時代を経て、バブル期に画期的な家電やインテリアを持つことが幸せになった。そのため実家には物があふれがちだが、それが本当に正しいのかを問い直し、物を減らしながら幸せを考える本だという。今ファッションの発信をしていられるのも暮らしを変えたからだと語り、ファッションにとっても重要なことが書かれていると勧めた。

もう1冊は樺沢紫苑『神・時間術』である。げんじは自分のブランドに加えて他のブランドも会社で運営しており、年商は50億円ほどになるという。時間や生産性に関する本を読むなかで、効率よく楽をする暮らしが必要だと考えるようになり、それがインテリアや生活動線の考え方につながった。ただ、この本は目次を見ればわかるとおり、暮らしそのものとはあまり関係がないとも付け加えている。

キッチン:店頭向けのデザインを家から消す

最初に紹介したのは山崎実業の片手で出せるディスペンサーだ。ハンドソープとスポンジをそばに置き、取って押すだけで使える。便利なのはもちろんだが、げんじが伝えたいのは「暮らしの質感をいかに消せるか」だという。市販の洗剤やティッシュは、店頭で目立ち、テレビCMで覚えてもらえるようにデザインされている。そのため家の中にキャッチーなデザインが散らばってしまう。「皆さんの家はマツキヨじゃない」として、それを一つずつ潰していくと雑念が消え、仕事に集中できるとげんじは話す。スポンジはAmazonで検索すれば出てくるものを使っている。

ハンドソープは、少しいい香りがするものを勧めた。ハンドソープでも部屋でも香水でも、ちょっといい香りは人生を上げてくれるというのがげんじの考えだ。複数のブランドを3回、3〜4回とリピートしてストックしており、値段の差はあってもそこを楽しめる人間になろうと呼びかけた。

そのほかのキッチン道具も続けて紹介した。山崎実業の折り畳み水切りラックは、使わないときにしまえる。げんじ自身は基本的に料理をしない。交際相手と同棲しており、一緒に仕事をしているため、帰宅は21時、22時ごろになる。すぐ作れるものやUber Eatsで済ませる日が多い。料理をするときに使うのがみじん切り器で、「ブンブンチョッパー」という呼び名をめぐって川島と軽く言い合う場面もあった。OXOのサラダスピナーは、押すだけでキャベツやレタスの水気を切れる。げんじも交際相手も野菜を食べないほうだが、これを買ってから野菜を食べる回数が増えたという。マグネット式のタオルホルダーについては、キッチンに立つのは交際相手なので自分はよくわかっていないと正直に話し、「いいらしい」という紹介にとどめた。

SwitchBotで朝晩の風呂を自動で沸かす

キッチン周りの話の流れで、げんじが自分の中でトップ5に入ると言ったのが、SwitchBotのボットとハブで給湯器の「ふろ自動」ボタンを朝と夜に押させる使い方だ。ボタンで追い焚きやふろ自動ができる家なら試してほしいという。げんじは痩せ型で、自分で体を温めるのが苦手だと話す。前日の夜に入っていても朝また風呂に入るが、湯が温まるまで待てない。そこで自動化して、いつ入っても湯が温かい状態にしている。

入り方も独特だ。引かれても構わないと断ったうえで、体を洗わずにまず湯船に入ると明かした。温まると一種のゾーンに入り、思考がクリアになるので、湯船に浸かることはとても大事だと考えている。サウナも好きだが、行くには時間とお金がかかるので、家で温まればいいという結論になった。

さらに、湯は自分が入るとあふれる程度まで張っているという。前回の暮らし動画は視聴者の99.7%が男性で、33万人に見てもらったので男同士の話として、と前置きして理由を説明した。人が入ると表面に髪の毛や油が浮く。湯をあふれさせればそれが流れ出るので、湯を替える頻度が減った。結果として地球に優しい、と冗談めかして言い、川島は「きったねえライフ」と返した。げんじは、常識から外れなければ普通以上の成功体験はないと信じているので、積極的におかしなことをしていくと語った。

同じ場所に置いてある温度計は、猫のためだという。人間なら寒さに耐えられても、猫にとってどの程度の室温なのかを知りたくて設置している。

ティッシュの詰め替えと無印良品のゴミ袋

ティッシュは、交際相手が箱から出してGBHのステンレス製ケースに移し替えている。げんじは交際相手に感謝を伝えつつ、視界がすっきりすると話した。ただ、このケースのデザインにはそろそろ飽きてきたので買い替えたいとも言う。

無印良品の再生ポリエチレン入りゴミ袋は、構造が普通のゴミ袋と違うと実演して見せた。袋を取り出して口を包み、ちぎると、次の袋が続けて使える状態になる。ゴミ箱には一番上の部分をかぶせるだけでいい。げんじは「革命」と呼び、こうした地味なところでいかに楽を重ねるかというゲームだと表現した。

ワインまわりとグラス

ワインを飲む人には必ず買ってほしいと勧めたのが、CIRCLE JOYの電動ワインオープナーだ。自動でコルクが抜け、力もいらない。33歳ごろからワインに目覚めた知人も感動したといい、自腹で買ってプレゼントした相手がいるほど周囲が驚いている。地元の友人たちもはまったそうだ。値段は高すぎず安すぎずで、もっと安い製品もあるが、これはコスパがいいという。

ワイングラスは東洋佐々木ガラスのものを勧めた。脚が太くて硬く、割れにくい。リーデルのグラスも持っているが、脚や縁が細くて薄いので割れる。それが飲み心地の良さにつながっているのかもしれないとしつつ、割れるくらいならこちらを選ぶという判断だ。どこにでも取り付けられるワイングラスホルダーと、飲み切れなかったワインの空気を抜くストッパーも紹介した。

グラスは用途ごとに使い分けている。常に冷蔵庫で冷やしているビール用グラス、アイスコーヒーやカフェラテ用のグラス、そしてワイングラスだ。サーモスの真空断熱タンブラーは今ではあまり使わず、友人が来てビールのコップが足りないときに渡す程度になった。以前にも話したように、波打った形のグラスのほうが掴みやすい。手が滑るグラスは何度か割ったことがあるという。熱が中に伝わりにくく見た目もきれいなタイプとして、ZARAやIKEAでも安いものが売られていると付け加えた。

コーヒーマシン、ケトル、冷蔵庫、ゴミ箱

30代後半から40代、またはビジネスがうまくいっている20代の男性に勧めたいとしたのが、デロンギの「エレッタ エクスプロア」(33万8000円)だ。前のデロンギのモデルにも不満はなかったが、買い替えたところ、とにかくおいしいとげんじは話す。カプチーノもアイスカフェラテも飲め、コールドブリューもうまい。会社にも導入し、毎日のように使っている社員も多いという。コツとして、割れないコップを常に置いておくことを挙げた。マシンは突然洗浄を始めるので、その水を受けさせるためだ。

Epeiosのドリップケトルは、1度単位で温度を設定でき、デザインや注ぎ口の形も気に入っている。ただ、前のケトルにも愛着があったという。ここでげんじは、10年前から言われている定番だがと断りつつ、家電は色を統一したほうがいいと述べた。

冷蔵庫はパナソニックのNR-F609WPX-Hを勧めた。家電YouTuberではないし、自分たちは料理をあまりしないので中をフル活用できているわけではない、と前置きしている。そのうえで、自分たちは野菜室をあまり使わず冷凍室をよく使うので、冷凍室が上にあるこの配置は取り出しやすいと評価した。

ゴミ箱は、以前の動画で茶色の大きい自動開閉式を勧めていた。最近買い替えたZitAの丸い自動ゴミ箱は同じ容量なのにサイズが小さく、電池の減りも遅いという。丸型で、隣に置いたペットボトル用のゴミ箱とのサイズ感もちょうどいい。

料理をしない二人のための道具

調理道具について、げんじは料理をあまりしない自分たちが自信を持って勧められるものは少ないと認めている。そのなかでヘビーユースしているのがBRUNOのオーバルホットプレートだ。鍋もんじゃもたこ焼きもできるが、たこ焼きはほとんどやらず、とにかく鍋が最高だという。簡単でおいしく、マットなデザインがきれいで、蓋も軽い。1万7000円ほどだが、使う頻度と、食事がうまくなって笑顔が増えることを考えれば安いとげんじは言う。

料理に興味がない視聴者向けには、Uber Eatsの料理にハウスのおろし生にんにくチューブを足すと驚くほどおいしくなると勧めた。ストリックスデザインのストローは川島に不思議がられたが、カフェラテなどがおいしくなるので毎日使っている。

処方薬とサプリメント

げんじが1本の動画でしっかり説明したいと前置きしたのが、医師の診断を受けて飲んでいる薬とサプリメントだ。コンサータについては、受験生が服用していることなどで問題視される面があると触れた。そのうえで、自分のようにこれで人生を救われた人間からすれば、今の特殊な注目のされ方が落ち着けばうれしいと話した。昔から自分は典型的なADHDだと思って過ごしてきた。そのせいで多くの人に迷惑をかけ、できない自分を責めることもあった。診断を受けてコンサータを飲み始めてから、まともな生活が送れるようになり、仕事もちゃんとできるようになったという。

AGA治療では、以前はデュタステリドとミノキシジルを飲んでいた。額が広がった時期があったが、M字部分は改善した。これ以上生えないとわかっている額の広さを縮めるためにその2剤を続けるのはどうかと考え、今は飲み薬をフィナステリドだけに切り替えた。視聴者にもフィナステリドを試してみてほしいと呼びかけている。

睡眠薬のデエビゴについては、ADHDの人は睡眠障害を併せ持つことが多いと話した。そのうえで、デエビゴは依存性が低いとされている「らしい」と伝聞の形で紹介した。げんじ自身は比較的よく眠れるほうで、ふだんは使わない。朝が早くて22時に寝たい日や、深夜1時ごろまでスマホを触ってしまったときなど、確実に寝なければならない場面でたまに飲むという。

お酒をよく飲むので、琉球 酒豪伝説やミラグレーン錠を飲む前と飲みすぎた翌朝に飲んでいる。亜鉛は今は飲んでいないが、飲んだ日は元気になる感覚があったという。小中学校のころからの習慣だったせいかもしれない、とも付け加えた。ビタミンD3は、健康診断で不足を指摘されて飲み始め、かなり改善した感覚があるという。午前中の光を浴びることで作られ、幸福感に関わるホルモンの生成に欠かせないというのがげんじの説明だ。注意点として、Amazonで2個買ったら中身の違うものが届いた体験を話した。調べると、一部の商品に別のサプリが入っていたという報告があったらしい。透明な状態の錠剤かどうか確認してほしいと呼びかけた。

洗面台:スマホホルダーと「取り出して戻すだけ」の収納

洗面台では、towerのマグネット式タンブラーを下げている。すぐ使えるうえ、底に水がたまらない。ここには、ときどき使う塗り薬のミノキシジルも置いているが、塗るのを忘れることが多いという。

洗面台で一番欠かせないと言ったのが、iPhoneを固定するスマホホルダーだ。ヘアセットをしながら最新ニュースや自分のYouTube動画を見ている。2台付けているのは、片方でYouTubeを流しながら、もう片方で自分のヘアセットやメイクを撮影できるようにするためだ。ドライヤーをかけながら、SNSやYouTubeを見つつ社員向けの伝達事項を音声で吹き込むこともある。文章だけでは追いつかず、話したほうが情報量が多いからだという。とはいえ、基本的には1台で十分だとも言っている。注意点として、充電式でないタイプを勧めた。充電式は何もしていないのに突然音が鳴ることがあり扱いづらかった。非充電式は音もせず、固定力が強く、ぐるぐる回るので向きも気にしなくていいという。

ある経営者が紹介していて自分も買ったのが、山崎実業のハンドル付きスリム収納ボックスだ。一つをヘアセット用、もう一つをメンズメイク用にしている。ヘアセットやメイクは散らかるのが当たり前だが、化粧水や乳液まで終えたらボックスを取り出すだけで作業に入れ、終わったら戻すだけで片付く。何が入っているかすぐわかるのもいいという。メイク用品では、クレ・ド・ポー ボーテのスティックコンシーラーを挙げた。いずれ31歳でも諦めない、やりすぎないメイク方法を共有するつもりだという。ヘア用品では、パーマをかける前にヘビーユースしていたスタイリング剤を「優勝」と評価した。すでに3個目ほどだという。一方、最近買ったあるものは太すぎて重く、そこまで大げさなものは要らなかったと振り返った。

スキンケア、タオル、脱衣所の掃除

シュウ ウエムラのクレンジングオイルは濡れた手でも使えるのがいい。風呂キャンセルはしないほうがいいと断ったうえで、どうしても入らずに寝たい日はヘアバンドをつけてメイクを落とし、化粧水とクリームを塗って寝ていると明かした。

タオル研究所のフェイスタオルは最近買い替え、ふんわり感が戻った。使い始めて1年ほど経つという。色は全部グレーにするのがいいとげんじは言う。白も黒もいいが、白は汚れが目立つかもしれないからだ。

洗濯機の周りは服を脱ぐ場所なので、床のゴミが目立つ。掃除機を取りに行くのは面倒で、夜中だと猫を驚かせるし、どちらかが寝ていることもある。そこでニトムズの柄の長い粘着クリーナーを使っている。珪藻土バスマットは、以前は硬い石のようなタイプを勧めていたが、冷たいうえに足の裏に粉が付くのが嫌だった。シートタイプに変えてそれが解決したという。長いサイズなら2〜3人並んでも水を吸える。石のタイプは大きさに限界がある。ただし交換の頻度は上がり、コスパはあまりよくない。新品の段階から色が少し汚れたように見えるという欠点も挙げた。

浴室と洗濯機まわり:途切れないYouTube視聴

パナソニックのドラム式洗濯乾燥機は7年ほど使っており、撮影中もタオルを乾燥していた。タオルをいちいち干さなくていいのがとてもいいという。洗濯機にはスマホを付けられるようにしている。サードチャンネルで話した内容を見返したり、シャワーを浴びながらチャンピオンズリーグ準々決勝のハイライトやラ・リーガのスーパーシュートを見て興奮したりしている。風呂を出たらスマホを別の位置に移し、タオルで体を拭いている最中も見続けられるようにしている。げんじは自分を「YouTubeキッズ」と称した。

ukaのスカルプブラシ「ケンザン」は、全員買ったほうがいいと断言した。浴室に置いて、首の後ろや頭をほぐすのに使っている。ダイヤのフランドリーは、折りたたんでしまえ、ボタンを押せば取り出せる。洗濯機の横のすき間に収納している。

ドライヤーの定位置、排水口、SK-IIの詰め替え

交際相手のアイデアだというのが、ドライヤーの収納だ。使い終わったら棚に戻して閉めるだけにしている。棚の中にはコンセントがない。そこで粘着フックを4つ貼って延長コードを這わせ、別の場所のコンセントから電源を引いている。出しっぱなしにするか棚に戻すかの差にすぎないが、その差を仕組みでなくしている。

洗面台の排水口ゴミ受けにたまった髪の毛は、ティッシュ1〜2枚でつまんで捨てるだけで済む。キッチンの排水口も同じ仕組みだという。

SK-IIのフェイシャル トリートメント エッセンスは、ポンプ式が空港の免税店でしか売られていない。そこで免税店でポンプ式を買い、Amazonで買った中身を移し替えて使っている。げんじは自分でも「狂気」と笑うが、キャップ式だと開け閉めのたびにボトルの位置がずれ、元の場所に戻せる自信がないという。化粧品も石鹸も化粧水も全部ポンプ式にして、物を動かさず散らからせないのが基本方針だ。唯一の例外が最近使っているSK-IIのクリーム「スキンパワー」だという。こうした考え方に至った経緯はサードチャンネルで話しているとした。

最後に「めちゃめちゃ大事」だと言ったのがパーマだ。以前はアイロンに時間をかけ、センターパートなどのセットをしていた。美容師のしゅうちゃぴさんにパーマをかけてもらってからは、ドライヤーの後にジェルをつけるだけで完成するようになった。アイウェアとの相性もいいという。冷静に考えれば当たり前だったが、もっと早くパーマをかけるべきだったと振り返り、暮らしとはつまり時間であり、時間を短縮する方法を考え続けたいと語った。

リビング:必要ないものを置き、必要なものを隠す

リビングは撮影時が昼の12時で光が真上から入り、少し暗い。げんじはリビングを夜の雰囲気を重視して組んでいるため、まず夜の様子を映し、そのあと日中の映像で説明した。

げんじがリビングで大事にしているのは、人生にとって意味のないものを置くことだ。人はティッシュや洗剤のような必要なものを置くが、それは日常でしかない。非日常のものをどれだけ置けるかが大事だという。キャンドルスタンドも、別のものでも構わない。それでもあえてそれを選ぶことに、人間的・文化的に心を豊かにするセンスがあるとげんじは言う。おしゃれな人は一つひとつの品について語りがちだが、もっと抽象的・概念的に考えたほうがいいという。1冊ずつ好きで読んでいる本、交際相手が好きだった亡くなったモデルの本、海外旅行で買った日記帳なども、そうした意図で置いている。

こうした話を自信を持ってする理由として、げんじは視聴者層を挙げた。この手の動画は新生活を始める大学生向けと言われがちだが、前回の暮らし動画を最も見ていたのは40代で、次がげんじと同世代の28〜35歳だった。大学生前後の年代は意外と見ていなかったという。川島は「感覚を大事にしろってことだね」とまとめ、げんじは自分の好きなものを好きだと信じて置くのだと応じた。不必要なものを自信を持って置き、生活に必要なものはどんどん隠していく、というのがリビングの方針である。

収納・ポスター・窓・テレビ

収納もインテリアとして美しくあるべきだとげんじは考えている。USMハラーは買ってよかったと言うが、高いので似たもので十分だとも言う。中にはアイウェア、腕時計、以前紹介したエルメスのブレスレットやネックレス、友人の2歳ほどの子どもがくれたプレゼントを収めている。収納へのこだわりはインテリアを考えることであり、人生を考えることだと話した。安い小物置きと、その高価なグレードアップ版も紹介している。

ポスターは、何を飾るか悩みがちだが、いずれ買い替えるくらいのつもりで買うとハードルが下がったという。飾るだけで部屋が締まる。げんじは写真が好きで、一方には自然を写した写真を飾っている。もう一方は、9人のアーティストが参加した展覧会の告知ポスターだ。左右対称やモノトーンが好きな自分の好みに合い、一目で欲しくなったという。キッチンや洗面台では効率の話をしてきたが、リビングは好みで選んでいると改めて述べた。

窓にはロールスクリーンを使っている。カーテンが苦手で、前の家ではブラインドだった。今は賃貸なので、3〜4年後に購入するかどうかを決めるつもりだという。賃貸でも設置できるロールスクリーンは、引っ越しのときに不動産会社が紹介してくれた。

テレビは、機能的には全然満足していないが安かったという。それでもテレビは大きければ大きいほどいいとげんじは強調した。帰宅したら決まった席でビールを飲みながら画面を見るという生活動線があるからだ。川島も、一人暮らしを始めるときは部屋の広さに応じたテンプレートで24インチなどを選びがちだが、大きいほうがいいと同意した。

IKEAの透明な椅子は、向こう側が透けて見えるので部屋の圧迫感を減らしてくれる。ただ、少し傾くと倒れそうになる。事務所には椅子のコレクションがあるほどの椅子好きなので、そろそろ変えようかとも考えている。

テレビの裏にはFire TVを置いている。すべての娯楽コンテンツがそろい、リモコンを探すこともなくなった。こうした生活に密接な機器は、おしゃれでもときめくものでもないので見えないようにしているという。朝や帰宅後には、テレビでアート系のチャンネルを流している。気に入っている陶芸家らしき人物の動画も見せ、その人の作品は20万円ほどするらしく、買おうか考えていると話した。げんじは、テレビをテレビとしてではなく額縁として使うのがいいと提案している。

鏡、猫、寝室

鏡は大きいほうが、向こう側にも空間があるように見えて部屋が広く見えるという。アラビア数字もローマ数字もない文字盤のシンプルな時計もいいとした。以前から割れない鏡をあちこちに置いていることは話してきた。ただ、割れない鏡はほこりが付きやすく、像が歪むこともある。最近買った鏡は重すぎず移動が楽で、高さも十分なので、外出前に服装を確認するのに向いていると勧めた。何度も紹介してきたカッターも改めて推している。水も手入れもいらないドライ盆栽も気に入っているが、玄関に置くにはまだ早いかな、と冗談を言った。

猫を飼う人向けには、景観を損なわないアイテムや2匹用の自動給餌器を紹介した。飼い猫のルルとシャラが愛用している猫用ベッドは2個買っている。一方、いろいろ設置したおもちゃでは全然遊ばず、今はしまってしまったという。

寝室では、ベッドは大きいほどいいので、パートナーがいなくても、これから一人暮らしを始める人や買い替えを考えている人には大きいものを勧めた。げんじが使っているのは、一時期YouTuberの間で流行ったウォーターベッドだ。今も気に入っているが、合わずに買い替えた知り合いもいるので、ベッドには合う合わないがあると述べている。以前使っていたお気に入りの枕は今は交際相手が使っているので、自分は昔買った別の枕を使っている。SwitchBotで朝にカーテンが開くようにしているが、それでも日光では目覚められないと笑った。

枕元の時計は数字が大きく見やすいものを選んでいる。さっきの文字盤のない時計の話と矛盾するようだが、視力が少し落ちてきたので、起きた瞬間に6時か7時か8時かがわかることを優先したという。スピーカーはロールスクリーンの陰に置いていて、低音がきれいに響く。Nintendo SwitchやAlexaも2台置いている。ソファや照明については、本当に好きなものを好きだと信じて揃えるのがいいと話した。猫について川島と「全てが浄化される」と言い合う場面もあった。

充電部屋:置き場所を決めるという近藤麻理恵式

最後に紹介したのが、ガジェットや掃除機の置き場所を集めた「充電部屋」だ。これを作ったことで、コード類が見えなくなった。ヘッドホンやイヤホン、カメラがどこにあるか探すこともなくなった。収納棚の電源はすべて1つのコンセントから取っている。ここにはマッサージガンも置いており、疲れているほど効くと絶賛した。事務所にも置いているという。夏用の扇風機やモバイルバッテリー、ゲームのコントローラーもここにまとめている。しまう場所を決めてあげないと毎回どこに置くかで迷うので、これも近藤麻理恵式だと説明した。掃除機については、正直ダイソンを買い続けているだけだと話した。

雑談では、水切りかごを木製から今のものに替えた話も出た。一人暮らしの人はおしゃれだからと木製を買いがちで、川島も最初は木製を買ったという。げんじは、今のものは汚れが目立ちにくく、洗いやすく、水はけもいいので、あまり気を使わずに済むと話した。

締めくくりとして、げんじはこの家の収納が奥に深く、ストック類や服を大量に入れられることを明かした。今回紹介していない部屋にも物をまとめて入れているので、今の片付いた状態があるという。その点も踏まえて参考にしてほしいと述べ、動画を終えている。