7回目のバンコクを1泊2日で歩く:ムーガタ、ソンワット通り、ワンバンコク、イサーン料理

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概要

旅系YouTuberのおさだが、7回目のタイ旅行としてバンコクを訪れた記録である。前回の訪問から7か月ほど空いたため、出発前に視聴者と「作戦会議ライブ」を開き、新しいビルやスポットが増えているという情報を集めた。おさだはタイについて、気候も人も観光も食も「全て好き」だと話す。今回の目標として、半分冗談めかしながら「タイパンツを買う」ことと、マンゴーともち米を一緒に食べる料理を食べることを掲げた。初日の夕方にバンコクへ着き、2日目を丸一日かけて回る構成になっている。

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成田からエアアジアで出発、入国前に必要な手続き

出発は成田空港第2ターミナルで、航空会社はエアアジア、到着地はバンコクのドンムアン空港である。エアアジアのカウンターは他社のいる大きなスペースから離れた場所にあった。おさだはオンラインチェックインを済ませていたので、チェックイン済みの列に並んだ。これまでエアアジアには「思い出がたくさん」あるため、今回は仲良くなれるか気になっていると話す。

カウンターではアライバルカードを登録したかを確認された。おさだの説明によると、現在タイに入国するには、デジタルアライバルカード(TDAC)を到着3日前から申請する必要がある。入力するのは個人情報、渡航情報、健康に関する情報などで、ネット上で入力するだけなので難しくはない。申請後にPDFのようなものが届き、おさだはそれを入国時に見せるのだろうと推測していた。現地で入れておくとよいアプリとして、配車アプリのGrabかBoltを挙げている。通信にはKlookで購入したeSIMを使った。字幕では「1B100円」とあり、1GBあたり100円程度という意味と思われる。

機内持ち込み用に買ったのはパン、米(おにぎり)、最近はまっているという「たけのこの里」の抹茶味など4品だった。フライトは定刻に出発し、バンコクまでは約7時間。航空券は1万8,000円ほどで買ったという。

ドンムアン空港での入国、両替、市内への移動

エアアジアは時間ぴったりにドンムアン空港へ着いた。おさだによれば、バンコクにはドンムアン空港のほかにスワンナプーム国際空港があり、一般にはそちらの方が有名である。入国審査ではデジタルアライバルカードを見せる必要があり、指紋を取ったあとはすぐに通過できた。出てすぐの場所に両替所もあったが、レートは分からないと話している。eSIMは到着後に設定をオンにしただけでつながり、おさだは便利だと勧めていた。

市内への移動手段は電車、タクシー、バスがある。おさだによれば、市内までタクシーなら1,000〜2,000円程度で行けるので、2〜3人で来ている場合はGrabでタクシーを呼ぶのがよい。おさだ自身はKlookの空港送迎を予約しており、それでも2,500円ほどだった。

現金は空港のATMで引き出した。この時点のレートは1バーツ約4.6円で、おさだは「だいぶ上がりましたね」と話す。1万円ほど引き出した。ATMの最後の画面で「ウィズアウト(without)」と「ウィズ(with)」を選ぶ項目が出るが、ここは「ウィズアウト」を選んだ方がよいと注意している。

Klookの送迎は、各業者が集まっている一角でKlookの文字を探し、予約番号を伝えれば案内された。2〜3分で「37」番の車とマッチングし、空港から市内までは40分ほどで着いた。Grabなどを使えば、この付近で普通のタクシーも呼べるだろうとおさだは話している。

初日の夕食:冷房の効いた店内で食べるムーガタ

最初の食事は、ホテルから歩いて3分ほどの店で食べたムーガタである。おさだはタイに来たらまず食べたい料理にムーガタを挙げ、鍋と焼肉を同時に楽しめる料理だと説明する。以前の動画で食べたムーガタの店は基本的に屋外で、汗をかきながら食べるものだった。この店は冷房の効いた室内で食べられる点が違うという。

この店は食べ放題ではなく、セットのサイズを選ぶ形式だった。S・M・Lがあり、Sは400バーツで約1,600円、Mは約2,400円、Lは約2,800円。単品メニューもある。中央が盛り上がった鍋の上で肉を焼き、周囲の溝に出汁を張って野菜を煮る。焼いた肉の汁が出汁に流れ込み、その出汁を吸った野菜が一番おいしいとおさだは強調する。店には日本人にうれしいポン酢があり、セットに付くタレとは別に追加で頼んだ。焼き方は店員に任せた。

付属のタレはそのままつけると「口の中が燃える」ので、出汁で薄めて食べるのがよいという。セットには麺がなく、残った生卵を割って出汁に流し込むよう店員に言われた。卵がふわふわに固まったところを最後に食べて締めた。

宿泊先のアルテホテル

宿は、アソーク駅から歩いて10分かからない場所にあるアルテホテル(Arte Hotel)。おさだはバンコクではいつもレッドプラネットというホテルに泊まっているが、今回は「ちょっと良い」ところを選んだ。近くで買った水(1.5Lか2L)は13バーツ、約50円だった。

部屋は4階の401号室。チェックイン時に広めの部屋にしたと言われていたようで、実際に予想より広かった。クローゼット、スリッパ、金庫、有料と思われる水、飲み物の入った冷蔵庫、机と鏡がある。水回りはシャワーのみで、シャンプーやボディソープは備え付けだった。夜なので景色はよく分からず、「大して良くなさそう」とのことだ。宿泊費は1泊8,500円で、おさだは「なかなか良くない?」と評価している。

初日の最後には、機内で後ろの乗客が靴を脱いでいて足の臭いがひどかったことへの不満を、これだけは言わせてほしいと前置きして話していた。

2日目の朝:屋台のムーピンと、雨季から乾季への気候

2日目の朝、おさだはあらためてホテルを紹介した。今回のプランに朝食は含まれていなかったが、宿泊客は1階で朝食をとっていた。最上階にプール、地下にジムがあり、アソーク駅からは5分ほど、前夜のムーガタ店までは3分ほどで、滞在には便利だという。訪問は10月上旬で、おさだは雨季から乾季へ移る時期だろうと見ている。朝は28℃で気持ちよく、最高気温は33℃の予報だった。

ホテル脇には「WWA」というおしゃれなカフェがあったが、中が「おしゃれなギャルしかいない」ので、自分が入る店ではないと言って引き返した。代わりに周辺の屋台を歩き、狙っていたわけではないムーピン(豚肉の串焼き)を1本10バーツ、約40円で買った。タイ語で「おいしい」は「アロイ」だと紹介しながら食べている。周辺には野菜、焼いた大きな肉、揚げ物、ビニール袋に米とスープを詰めて売る店などが並び、近くで働く人たちがこうした屋台で食事を買うのだろうとおさだは話す。

マッサージ店の通りと朝食の粥

ホテルからターミナル21の方向へ歩く途中に、おさだの行きつけのマッサージ店「メイマッサージ」がある。以前は1時間のフットマッサージが100バーツだったが、150バーツ(約600円)に値上がりしていた。この通りはマッサージ店が並び、健全な店もあれば、夜には男性客がうろつくような店もあるという。

朝食はこの通り沿いの食堂でとった。店名は字幕では「ルルアームジャイ」となっている。ガパオライスやカオマンガイ(チキンライス)もあったが、目当ては卵入りの粥だった。この後も食べ歩く予定なので、1品だけに抑えた。粥は60バーツ(約250円)で、温泉卵が入り、醤油のような味がほんのり付いている。おさだは「優しい朝を迎えたい方向け」と表現し、卵入りの粥は日本でも食べられるありふれたものだが、そういう日常が大事だと話した。

店を出たあとには、有名な歓楽街ソイカウボーイを昼間に通った。昼は地面が割れているような何でもない通りだが、夜は様子が一変するという。おさだのホテルから歩いて10分ほどの場所である。

地下鉄でソンワット通りへ

移動には地下鉄(MRT)を使った。スクンビット駅ではVisaかMastercardのクレジットカードを改札にかざせば、切符を買わずにそのまま乗れた。スクンビットから6駅目のフアランポーン(BL28)で降り、1番出口から8分ほど歩く。

目的地はソンワット通りである。この一帯には、以前訪れたタラートノイという下町風の雰囲気のよいエリアがあり、ソンワット通りはその近くにある。最近タイで人気のスポットと聞いていた。ただ、駅からの道は「おしゃれの欠片もない」タイの日常の風景だった。おさだは、自分の性格にはこうした下町の方が合っていて、こういう場所で食べるご飯がおいしいと話している。「バンコクの若者が集結している」という言い方については、自分で「適当に言った」と訂正した。

途中、信号のない道路を渡る場面では、自分なりの渡り方を実演した。おさだによれば、海外には車が止まってくれる文化がほとんどない。まずゆっくり歩くそぶりを見せ、止まってくれる車がいたら少しずつ進み、奥から来る車にもまた顔を出して合図する。

朝9時45分のソンワット通り

通りの入口付近には「ハグソングワット」という有名なカフェがあった。そこを境にタラートノイ方面とソンワット方面に分かれる。おさだは店員があまりにおしゃれで気後れし、「普通の顔をしているカフェに入りたい」と言って素通りした。表記は「ソングワット」だが「ソンワット」と読むのだと確認しながら歩いている。

5分ほど直進すると店が増え、道も整い、香水店などアート寄りの雰囲気になった。ただ、着いたのが朝9時45分で、多くの店がまだ閉まっていた。おさだは「張り切りすぎた」と振り返る。何度か歩くうちに、面白い店は大通りではなく小道の奥にあることに気づき、「合言葉は小道」だと結論づけた。

途中で入った饅頭店では、タロイモ餡の饅頭が17バーツ(約80円)だった。冷たい甘味を想像していたが、実際は作りたてで非常に熱く、口をやけどしかけた。おさだは、ソンワット通りが「世界で最もクールな地区の1つ」に選ばれたと紹介し、クールは「かっこいい」「粋な」という意味だと説明している。一方で、閉まっている店が多い時間帯に来たため、視聴者にどう感じるかを問いかけていた。

カフェ巡りとマンゴーともち米

コーヒー休憩はGoogleマップで探した「SCR Coffee Roaster」でとった。豆を数種類から選べる店で、おさだはケニアを選んだ。店内の音楽が大きく撮影はしにくかったが、コーヒーはおいしかったという。調べるとこの地域にはカフェが多かったので、ほかに3軒を外観や店内だけ紹介した。オレンジ色が印象的な「ローカルボーイコーヒー」、大通り沿いで2階席もありそうな「Ty」、入口が分かりにくいデザイン重視の「テリトリオカフェ」である。ほかにもスペシャリティチョコレートの店や雑貨店があり、壁をぶち抜いてカフェとつなげた店もあった。

その雑貨店の奥の「ワンジャイカフェ」で、今回の目標の1つだったマンゴーともち米の料理を食べた。スモールサイズで85バーツ、400円しないくらい。おさだは料理名を知らず、「マンゴーと米」と呼んでいる。食べ方の検証もした。マンゴーだけならとても甘くておいしい。米だけ食べると、ほんのり甘いもち米だった。一緒に食べると、「合わなくはないけど合ってもない」。おさだはマンゴーと米をそれぞれ100点としたうえで、合わせると60点になると評した。付属のココナッツソースをかければ100点に戻るはずだと期待してかけたが、結果は「30点」だった。

ミシュラン掲載の鴨肉店と、相席の男性の食べ方

ソンワット通りでは、開店前から地元の人が並んでいる店を見つけていた。ミシュランに選ばれた鴨肉料理の店である。後で戻ると満席で、順番待ちの番号札は30番、前に待っているのは2組ほどだった。メニューは鴨肉だけで、Sが205、Mが420、Lが840バーツ。ほかにスープと米があるだけの「一本勝負」の店だった。

鴨肉は非常に柔らかく、おさだは「プリプリ」と表現する。相席になった地元の男性は、米を頼んでタレをかけて食べていた。おさだもそれにならって米を追加し、男性に言われるままパクチーを混ぜ、さらにニンニクの効いた別のタレも試した。男性はスープも分けてくれた。スープはさっぱりした味だった。おさだは、地元の人が勧める食べ方は間違いないと言い、米とパクチーは必須だと評価している。

新しい複合施設ワンバンコク

午後は新しくできた複合施設ワンバンコク(One Bangkok)へ向かった。おさだがいつも散歩するルンピニー公園の大通りを挟んだ向かいにある。おさだの紹介によると2024年10月に開業した施設である。総工費も紹介したが、字幕では「5400円」となっており、正確な額は字幕からは分からない。敷地には住居棟やリッツ・カールトンもあると聞いていたが、どれがどの建物か最初は分からなかった。案内板を見ると、おさだが入った建物は「ザ・ストーリーズ」で、ほかに「ザ・ポスト」、大型店のビッグCなどがあり、飲食店は100店ほど入っていた。

入口付近には2階建ての広いスターバックス・リザーブがあった。館内には透明なピアノが置かれ、弾いている人もいた。おさだは小学生のころピアノを2か月習っていたと冗談交じりに話している。館内には日本の店が目立った。大型の無印良品、焼肉ライク、ニトリ、大戸屋、しゃぶしゃぶ店、天ぷらと明太子食べ放題の山や(字幕では「山屋」)などである。

5階のフードコート「フードストリート」では、先に現金をチャージしたカードで支払う方式だった。余った分は後で返金してもらえるという。おさだはターミナル21のフードコートに似たシステムだと話し、こちらはこぢんまりしているが雰囲気はよいと評価した。麺類は70〜100バーツほどで、価格については「高いか」と迷いつつも「安いっちゃ安い」と見ている。おさだはカオマンガイを65バーツで食べた。タレは辛めだった。おさだは、シンプルなものほど難しいという知人の言葉を引き、カオマンガイはそれを体現する料理だと話している。

夕立とメイマッサージ

ホテルのジムで運動した帰り道、急に強い雨が降り、道路には大きな水たまりができた。おさだは、まだ雨季なので1日に1回はこうした雨が降ると説明している。

その後、朝に紹介したメイマッサージでフットマッサージを受けた。1時間150バーツで、おさだは「ここより安いところはないのでは」と話す。ただ今回は「今までで一番痛かった」という。優しくしてほしいと頼んでもどんどん強くなり、最後に手でポンポンと叩く施術は殴られているのかと思ったほどだった。それでも終わった後は体が軽くなったと話している。

新しいナイトマーケット「S1マーケット」

夜はアソーク駅から歩いて2〜3分の場所に新しくできた「S1マーケット」に立ち寄った。当初の予定にはなかったが、新しくできたと聞いて来たという。手前は屋台の食事エリアで、魚、クレープ、エリンギ、虫やサソリなどが並ぶ。虫はおいしいらしいが、おさだは無理だと話している。中央は音楽の流れるにぎやかなエリア、奥はタイパンツなどの衣料品を売るエリアだった。

おさだは、今日の目標だったタイパンツをここで買わなければならないと繰り返した。ただ、実際に買う場面は動画では示されていない。この日マンゴーを食べていたので、フルーツを搾るジュースはスイカにし、砂糖なしで頼んだ。

夜のソイカウボーイと、友人とのイサーン料理

友人との夕食に向かう途中、夜のソイカウボーイを通った。昼間とはまったく違う様子で、おさだは通りの向こう側をカメラに映せず、自分の表情で雰囲気を伝えようとしていた。冒頭の「もうダメだ」という場面はここで撮られたものである。

夕食は、視聴者に強く勧められたイサーン料理の人気店で、日本から来た友人2人と一緒にとった。1人の「ゆうちゃん」は初めてのタイ旅行だった。注文したのは次の料理である。

  • カニチャーハン
  • 鍋料理のチムチュム(メニューには豚しゃぶのような表記があった)に魚介と牛肉のセット
  • ガイヤーン(焼いた鶏肉)
  • トムヤムクン
  • ソムタム
  • イカ料理

チムチュムは店員が野菜や具を入れてくれた。生卵を魚介や肉に絡めてから鍋に入れる食べ方だった。スープは「めちゃくちゃあっさり」で優しい味だと好評だった。トムヤムクンは「リトルスパイシー」で頼み、辛いものが苦手な友人も「ギリいける」と言い、全員がちょうどよい辛さだと評価した。青いパパイヤを使ったソムタムは好き嫌いが分かれる料理だとおさだは紹介する。友人の1人は苦手だと言い、別の友人は辛いがセロリのようでおいしいと感想を述べた。途中で友人の1人が大きな唐辛子をそのまま噛んでしまう場面もあった。

ホテルに戻ったおさだは、久しぶりに友人とタイで食事ができて楽しかったと振り返り、2日目を締めくくった。