「何でもメモする新人」雛岡まふゆに、パンプキンポテトフライが嘘の芸能界ルールを吹き込む

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概要

NOBROCK TVに初登場したパンプキンポテトフライの谷拓哉とカムバックが挑んだのは、新人タレント・雛岡まふゆに20回メモを取らせる企画である。2人はディレクターを介して、芸能界の本当のルール、ゴシップ、嘘の慣習を何でも吹き込んでよい。雛岡がどこまで信じて書き留めるのかを確かめるのが企画の目的だ。結果として20回はすぐに超え、最後には雛岡が自分の改名まで決めてしまう。

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企画の前提:ドッキリで見つかった「バカ真面目」な新人

スタジオ側の説明によると、雛岡は別企画の飲み会ドッキリでたまたま見つかった人物である。所属事務所にはインフルエンサーばかりが在籍し、芸能界とあまり関わりがない。そこから1人だけ現れたのが雛岡だという。とにかく真面目で、ドッキリで引っかけられた内容まで全部メモを取る。初登場時には「株式会社〜からやってまいりました」と名乗り、ビールを「あの黄色いやつですよね」と確認し、「大橋は熱い」とまでメモしていた。

スタジオ側は、雛岡に何かがあるかもしれないし、何もないかもしれない、芸能界をすぐやめさせた方がいいかもしれない、だから確かめてみよう、と企画の意図を説明した。雛岡には「パンポテの2人が雛岡さんを深掘りするトーク企画」という偽の企画で楽屋に来てもらっている。パンポテはパーテーションで区切った隣の部屋におり、ディレクターがパンポテの言葉を雛岡に伝える。メモが映るように隠しカメラも用意された。雛岡にとってはこれが芸能界での2回目の仕事で、1回目の飲み会ドッキリの動画もまだ公開されていない。

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打ち合わせ前からペンを構える

モニター越しに見ると、雛岡は何も言われていない段階でペンを取り出していた。パンポテの2人は、メモをすると安心するのではないかと推測する。

最初に入室したのはディレクターの池の江である。MCのパンプキンポテトフライを知っているか尋ねられると、雛岡は前日に勉強したと答えた。YouTubeでネタを見て、Wikipediaで情報を調べ、『しくじり先生』で一度解散した経緯も確認したという。番組で「再結成するならカムバックさんじゃないと嫌だ」と話していたので、カムバックのどこが良かったのかを聞きたいと話した。スタジオでは「聞く側なのか」と笑いが起きる。ディレクターが「谷さんは複数の女性の家を転々とするクズ芸人」と振ると、雛岡は「多様な生き方があるな」と受け止め、パンポテは「優しい」「包み込んでくれてる」と反応した。

続いてディレクターが試しに適当な情報を伝えた。所属事務所、2025年3月解散、半年後に再結成。雛岡はそのすべてを書き留め、パンポテは「真面目やなあ」「全部書くよ」と驚いた。

雛岡は事務所に入った理由も話した。本当は、『王様のブランチ』のリポーターをしていた先輩に会いたくて入った。しかし入所した年にその先輩がいなくなってしまい、本当の理由を言えなくなった。そこで今は「芦田愛菜ちゃんと友達になりたくて入った」と説明しているという。スタジオは「嘘ついてる」「普通に言ったらええやん」と突っ込んだ。それでも、トリッキーだが真面目でいい子だという評価で2人は一致した。

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芸能界入りの理由を「ロケに行きたい」へ書き換える

本番では、ディレクターが2人の発言を雛岡にそのまま伝える。最初の話題は、芦田愛菜と友達になりたいという理由で芸能界に入ったという話である。パンポテは「ちょっと危ない」と返し、代わりに「ロケに行きたくてこの世界に入った」と言うよう提案した。そういうことを言う女性タレントはあまり見たことがない、という理由だ。雛岡はすぐに「ロケ」とメモした。

どんなロケがいいかと聞かれると、心霊、グルメロケ、野球と候補が続いた。野球に詳しい女性はアナウンサーには多いが、タレントでは少ない。実際に行けば詳しくなくても乗り切れる、と2人はもっともらしく助言する。雛岡は「グルメロケ」も「野球」も書き留めた。

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DIYは「ヒロミさんのもの」:嘘の芸能情報が始まる

ここから嘘が本格化し、画面にも「ここから完全にパンポテの嘘の芸能情報です」というテロップが入る。パンポテによれば、女性タレントでDIYをやっている人は0人である。DIYは芸能界ではヒロミのものと決まっており、手を出そうとした後輩芸人にはNGがかかった。ただし女性はまだ誰もそこに入っていないので、今から売れたい女性タレントならDIYはありだという。雛岡は「ヒロミさんのもの」とメモし、パンポテは「この子何でも信じるな」と漏らした。さらにヒロミが芸能界の「スケベランキング」で1位、2位が伊代さんで、たまたま夫婦がワンツーになったという話まで加えた。

グルメロケについては、窓口は石ちゃんではなく恵さんで、先に恵さんへ挨拶に行かないと意味がないと吹き込んだ。石塚さんには話しかけてはいけない。話しかけるとオーバーオールの中に入れられる。茶髪もNGで、「なんでそんな茶髪なんですか」と言われた人は消された。オーバーオールをいじるのは本人が気に入っているので大丈夫。呼び方にもこだわりがあり、そこを間違えると一番怒る、とも付け加えた。雛岡はこれらを整理し、石塚さんの絵を描いて「デリケート」「オーバーオール」と書き込んだ。

ヒロミについてはさらに作り話が続く。呼ぶときは「ロ」にアクセントを置く。夏休みは子どもと工作をする時間に充てるため、7月中旬から8月末までの約6週間はテレビの仕事をすべてNGにしている。「夏のヒロミ」に話しかけるのはNGで、話しかけると「夏やぞ」と言われる。一方で「冬の伊代」は絶好調だという。雛岡は「冬の伊代は絶好調」までメモした。スタジオは、雛岡が自分の名前「まふゆ」のせいで何か疑われるのではと気にしている様子を読み取っている。

21:15

米倉涼子は「コメクラ」、カムバックの芸名の由来

次は米倉涼子の呼び方である。パンポテによれば、本当は「コメクラ」と読み、「ヨネクラさん」と呼ぶと聞こえていても無視される。親しいスタッフは「コメっち」と呼んでよいが、浮かれてそう呼んだ若いスタッフもいたという。雛岡は「COME」には「来る」という意味があるのかと質問した。事務所が「仕事が来るように」という願いを込めてつけた名前だ、と2人はさらに話を広げる。

ここでカムバックは自分の芸名の由来を語り出した。本当は「米バック」にしたかったが、大物女優が同じものを使っているのでやめた方がいいと事務所のマネージャーが言われ、「カムバック」にした。それが米倉さんだったと今気づいた、と話を結びつける。雛岡は「パンポテさんってそうだったんですね」と納得し、これもメモした。

24:08

谷の「敬語NG」と就職活動の極意

谷自身のNGを聞かれると、谷は敬語NGだと答えた。先輩でも後輩でも敬語を使われるのが嫌いで、「チャニー」と呼んでほしいという。雛岡は「谷さんはチャニーさんと呼んでほしい」と書いた後、なぜか「歯」という字を加えて考察を始めた。スタジオは「谷は歯磨きが趣味だから、そこから考察しているのでは」と推測し、「チャニーの上はキャニー」とまで脱線した。

雛岡は「自分の能力を生かした仕事をどう探すか」も聞きたがっていた。そこで就職活動の経験がある谷に、就活で一番大事なことを尋ねる。谷の答えは「一番偉いやつの横にいるやつを仲間にすること」だった。一番偉い人はいつまでも一番偉いので味方になってくれない、2番手を落とせるかどうかが社会では大事だ、という説明である。雛岡はこれを図にしてメモし、スタジオからは「すげえいい生徒」という声が上がった。

27:29

メモの解読:受験勉強式の図と独自の考察

20回はとうに超えていたが、スタジオはメモの意味を知るために一度ディレクターを楽屋へ戻した。

「歯」について雛岡は、発音をずらすと「チャニー」が別の音になるという趣旨の説明をした。スタジオは「全然意味わかんない」と困惑する。石塚さんの絵は、茶髪の部分、デリケートさが積み重なった部分、オーバーオールに取り込まれる部分を描き分けたものだった。ヒロミのアクセントは、「ABC」の真ん中が高くなる図で表した。受験勉強でやっていた方法をそのまま使ったという。ディレクターに練習させられた雛岡は、RかLかを気にし始めた。

「コメクラ」の横にあった書き込みについても、雛岡は独自の考察を説明した。「米」をCで書けば「来る」になる、濁点を下に移動させれば「来る」になる、というものである。スタジオは「逸材なのは確かだけど、何で活かせばいいのかわからない」とまとめた。

31:12

佐久間の綴りは「SOCCER」、R-1の起源はルシファー対サクマ

雛岡はディレクターに、仲の良いパンポテに佐久間のNGを聞いてきてほしいと頼んだ。まず綴りを尋ねると、パンポテは「S-O-C-C-E-R」と答えた。サッカーと同じ綴りで「サクマ」と読むという。サッカーが日本に渡って定着した苗字なのかと雛岡が確認すると、さらに話が膨らむ。「サクマ」からSを取ると「アクマ(悪魔)」になり、佐久間は悪魔の家系らしい。そこから「ルシファー吉岡と関係があるのか」という雛岡の質問が出た。

パンポテはこの質問に乗った。かつて争っていた一族同士で、R-1グランプリはルシファー吉岡と佐久間が「どっちが天使でどっちが悪魔か」と2人で始めたものが大きな大会になった、という作り話である。佐久間のネタはスピードフリップで、第1回の決勝では大林素子だけが佐久間に票を入れた、とまで具体的に語った。雛岡のメモには「ルシファー vs サッカー」「大林素子」と書かれていった。

36:12

「佐久間のNGは年末年始」で改名を決意する

最後に雛岡は、ヒロミの夏のように佐久間にも得意な季節や苦手な季節があるのかと尋ねた。パンポテが「年末年始ですわ、バタバタするから」と答えると、雛岡は明らかにショックを受け、ペンを落として頭を抱えた。スタジオが戸惑う中、メモには「改名」の文字が現れる。スタジオは、佐久間に嫌われないよう「まふゆ」のままではまずいと考え、夏の名前に改名するつもりなのだと理解した。「スパイ」については「オッケー」と書かれていた。ここで企画は終了となった。

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ネタばらし:「冬だから追放」と思った理由

パンポテが楽屋に入り、雛岡が何をメモするかを見る収録だったこと、上に隠しカメラがあったことを明かした。雛岡は改名の理由をこう説明する。佐久間さんは冬がNGだと聞いて、もう私だとなった。冬もダメなのでやっていられない、改名するしかない、芸能界でこれでやっていこうと決めた。せっかくのNOBROCK TVの機会なのに、自分は「冬」だから追放だと思った、とも話した。パンポテは「そんなルールない」と否定した。

改めて視聴者への挨拶を促されると、雛岡は新しい名前で名乗り、スタジオは「誰?」と突っ込んだ。字幕では、その新しい名前ははっきり聞き取れない。最後にパンポテは「まだ全然出てないのに、あなた信じちゃうから」と心配した。一方で雛岡は、ヒロミのアクセントを覚えたと言い、「ヒロミです」と披露して動画は終わる。この新人をどう活かせばいいのかというスタジオの問いには、答えが出ないままだった。