捨て猫オーディション3回戦・決勝:仕込みありの「カバンの中身チェック」と「泣ける手紙」で9人が最後のアピール

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概要

佐久間宣行のNOBROCK TVによる「捨て猫オーディション」が、3回戦と決勝を迎えた。書類審査を通過した27名は1回戦で12名、2回戦で9名に絞られている。3回戦では2人が脱落し、残った7人が決勝で「泣ける手紙」を読んだ。

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佐久間はこの企画の目的について、DRAW♡MEの対抗グループを作りたいわけではないと話す。芸能界にはバラエティで活躍できていない人がまだいるのではないか、という発想から始まったオーディションだという。最後まで残ったメンバーについては「結構面白い」と評価する一方で、1回戦で落ちた中にも、収録のタイミングが合わなかっただけで面白い子がいたかもしれないと付け加えた。

残った9人と、元・捨て猫メンバーの明暗

2回戦を通過したのは次の9人である。

  • 上杉真央
  • 月野もも
  • 真田典佳
  • すみぽん
  • 伊勢川乃亜
  • 加藤あみ
  • 谷碧
  • 青山天南
  • 和田海佑

元「捨て猫同盟」のメンバーからは原が脱落し、すみぽん、青山、伊勢川が残った。

佐久間は冒頭で一人ずつ短く紹介した。伊勢川については、舞台を精力的にこなしているので本来は女優ではないか、と冗談めかして話す。谷は「カトパン一本槍」で、ブリッジのギャグを武器に勝ち残ったという。上杉はオーディション中に酒を飲むキャラクターとして、月野は「脇汗」で注目を集めたメンバーとして、真田は明るさだけで突破したメンバーとして紹介された。

2:50

3回戦のルール:やらせとドッキリのぶつかり合い

3回戦の審査テーマは「自己プロデュース力」である。自分をどう見てほしいかを、うまく表現できるかが問われる。題材はバラエティの定番「抜き打ちカバンの中身チェック」だが、メンバーには事前に企画内容が伝えられていた。佐久間はこれを「やらせです。やらせドッキリをやる」と説明する。

ただし、カバンをチェックする芸人は中身が仕込まれていることを知らされていない。芸人は出てきた物に本気で突っ込み、メンバーはそれに素直な反応を返す。佐久間はこれを「やらせとドッキリのぶつかり合い」と表現した。さらにスタッフが各カバンに、本人も知らない物を1つずつ紛れ込ませており、それにどう乗るかでアドリブ力も試される。

収録当日は台風が東京を直撃していた。佐久間は「捨て猫らしい」と笑いつつ、開催できたこと自体を喜んだ。

6:20

Aグループ(面接官:きしたかの高野)①上杉真央——文春から神頼みへ

Aグループの面接官はきしたかのの高野正成である。上杉、月野、真田、すみぽんの4人のカバンを順に開けていった。

最初の上杉のカバンからはタレント名鑑が出てきた。本人は「次の席を奪える人を探そうかな」と話す。続いて出てきたのは、自分が載った週刊文春だった。上杉は1年ほど前に未成年飲酒を報じられたと明かす。現在21歳で、お酒が好きだと話すと、高野から「反省しなさいよ」と突っ込まれた。

スタッフが仕込んだのは石だった。上杉はこれをスピリチュアル趣味に結びつけ、本当に持っていたお守りや、参拝用の5円玉を詰めた「ご縁パック」と合わせて見せた。神様に頼るようになったきっかけを聞かれると、文春の報道で誰も信じられなくなり、占い師と神様しか信じられなくなったと答える。

過去の自分に言いたいことを問われた上杉は「神様だけはあなたの味方です」と返した。高野は「飲むなよだろ」と突っ込んでいる。

9:16

Aグループ②月野もも——たくさんの鍵と「庭」

月野のカバンから最初に出てきたのは、スタッフが仕込んだ卓球用品だった。月野は「私のじゃない」と一度は否定したが、すぐに「普段からやってます」と乗る方向に切り替えた。

次に出てきたのは大量の鍵である。月野はこれを、泊めてもらう男友達の家の鍵だと説明し、自分は「宿借り」なのだと話す。高野が「キスはしますか?」と聞くと「しないです。お風呂は借ります」と答えた。さらに、男性の職業ジャンルを「庭」と呼び、音楽の庭、お笑いの庭、俳優の庭と分けていると明かす。高野が「やりマンじゃねえかよ」と突っ込んだうえで、自分をこう売り出すのはすごいと評した。

最後に脇汗について聞かれると、月野は「今日は大丈夫」と答えた。しかし追い込まれると汗が出るという話の流れで「ちょっと濡れちゃった」と付け加えている。

12:26

Aグループ③真田典佳——ダジャレと「逆張り」

真田の荷物は少なかった。理由を聞くと「美女は荷物が少ないって聞いて」と答え、「ビジョ(美女)ビジョン」というダジャレにつなげる。

カバンからは3DSが出てきた。今なぜ3DSなのかと聞かれた真田は「逆張り」と答え、そこから「可愛い」「逆張り」という掛け合いを延々と続けた。スタッフが仕込んだぬいぐるみには「太郎」と名前を付け、ウインクのギャグまで披露する。高野は、仕込まれた物にここまで乗るのが一番難しいと感心していた。

本当の私物として出てきたのは矯正箸だった。真田は箸の持ち方がひどく下手だという。実際に割り箸を持たせると、確かにうまく使えなかった。高野は、食レポなどで必ず叩かれるから直したほうがいいと助言している。

14:50

Aグループ④すみぽん——賞味期限切れを食べ、汚物にも動じない

高野が「みんなより汚い」と評したのがすみぽんのカバンである。大雨で濡れた靴下がそのまま入っていた。大きなペットボトルの水は5日ほどかけて飲み、飲み口からカビの味がしてくるまで飲み続けるという。カバンには領収書も裸のまま詰め込まれていた。

続いて、札束の入った財布が出てきた。高野は、ボケの仕込みのために10万か20万を下ろしてきたのかと驚く。すみぽんの説明では、キャッシュカードが3年ほど前から使えなくなった。そこで友達の支払いを自分が電子マネーで立て替え、その分を友達から現金で受け取って持ち歩いているのだという。

さらに、賞味期限が2025年5月の食品が出てきた。1年以上過ぎているにもかかわらず、すみぽんはその場で口にして「美味しい」と言った。高野が口から出したものまで食べると言い出し、高野は「されたことねえよ」「芸人困るから」と止めた。最後には履いた後の下着まで出てくる。高野が「これかぶっちゃうぞ」と脅しても「いいですよ」と返され、高野が逆に突っ込む展開になった。

19:24

Aグループのアドリブ審査:「恥ずかしい秘密」の告白

カバンチェックの後、メンバーに知らされていないアドリブ審査が始まった。偽スタッフが現れ、番組スタッフが殺されたと告げる。犯人はこの中にいて、動機は秘密を握られたこと。全員に、知られたら恥ずかしい秘密を告白せよという筋書きである。高野は「ギリギリ放送できるレベル」という条件付きで司会役を務めた。

月野は、中学生のころに描いた成人向けのBL漫画を見られたと告白した。タイトルは「三角帽子と白い妖精の初めてのお泊まり」で、スナフキンとムーミンの話だという。

真田はミスマガジンのカメラテストの話をした。周りは胸の大きい子ばかりで、スタッフがガムテープで谷間を作ってくれたという。最後のインタビューで「ペチャパイ界のパイオニアになりたい」と言い、滑ったと明かした。

上杉は、病んだときにスマホに書いていたポエムを「本当のやつ」として読み上げた。パズルゲームで「詰んだ」に自分の人生を重ねる話や、現実を見すぎないように度の合わない眼鏡をかける話が出てくる。雨の日にはわざとワイパーの速度を落とし、ぼやけているくらいがちょうどいいとも書いていた。

すみぽんは、捨て猫同盟がテレビ局に突撃した動画のコメント欄を話題にした。「解散してしまえ」といった厳しい声が並ぶ中、「すみぽんは1人でやっていける」というコメントに、本名とは別のアカウントでこっそり「いいね」していたのがバレた、という秘密である。佐久間はこれを「うまいね」と評した。

27:13

Bグループ(面接官:お見送り芸人しんいち)①伊勢川乃亜——「ブチギレノート」

Bグループの面接官はお見送り芸人しんいちである。伊勢川、加藤、谷、青山、和田の5人を担当した。

伊勢川の持ち物は黄色で統一されていた。iPadの画面には三浦マイルドが表示されている。歯に衣着せぬ物言いを尊敬していて、好きなのは本当だという。スタッフが仕込んだハンドマイクには「食レポの練習用」と乗り、友達との食事中に「今それ何を食べてらっしゃるんですか?」とやっていると話した。しんいちは「嫌われるやろ」と突っ込んでいる。猫グッズは、捨て猫として振られたときに備えたものだという。池乃めだかの関連グッズもあり、新喜劇が大好きだと語った。

いちばん注目されたのは「ブチギレノート」である。芸人のキレ芸を分析したノートで、カンニング竹山の項には「個人攻撃はNG、必ず自虐で落とす」、ウエストランド井口の項には「個人名は出さない」とインタビューから書き留めていた。ほかに小峠、久保田らのページもある。高野の項には「教員免許を持っていて自分と共通点が多い」と書かれていた。

しんいちが自分のページはないのかと聞くと、伊勢川は「あんまりいい記事が出てこなくて」と答える。さらに「すごいことを言ったわけでも、いいことを言ったわけでもない、中途半端」と評され、しんいちは「めちゃくちゃ傷つく」と嘆いた。

Bグループ②加藤あみ——鼻をかんだティッシュと消えた割り箸

加藤のカバンには水と手作りのおにぎりのほか、最近はまっているという自作の芋が入っていた。続いて、使用済みのティッシュがそのまま出てくる。加藤は風邪をひいていて、近くにゴミ箱がないときに持ち帰るのだと説明した。

スタッフが仕込んだのは割り箸である。佐久間の事前情報では、加藤は尻で割り箸を割れるらしい。加藤は、割れるのは父だと言いつつも挑戦することになった。服の厚みを考慮したうえで挑むと、割り箸は割れた。ところが片方が見当たらなくなり、スタジオは騒然とする。しんいちは「割れますじゃなくて消せます」と返した。

Bグループ③谷碧——お世話になっている男性からの財布

谷はリュックで移動するタイプである。カバンからはメンタリストDaiGoの本が出てきた。付箋を貼っていた箇所は「ストレスを感じやすい方が幸福度が上がる」「なぜ体を鍛えることを勧めるか」などだった。

続いて高級ブランドの財布が出てきた。谷は「お世話になっている方」の男性からもらったもので、調べたら10万円しないくらいだったと説明する。しんいちは、いきなり10万円の財布にはならない、食事をおごられるところから段階があるはずだと詰めていく。3月の誕生日にサプライズでもらったと聞き出すと、しんいちはその男性役を演じて当時の反応を再現させた。

谷は「ブランドを持ったことがない、いただけない」と遠慮しながら、「確かに水色大好きですけど」と口にした。スタジオは、事前に好みを伝えていたのではと盛り上がった。谷は「たまたまだと思います」と否定し続けている。

38:54

Bグループ④青山天南・⑤和田海佑——下ネタの一点突破と「前川D」一本勝負

青山のカバンには、元気のないときに読む言葉の本と英語の本が入っていた。そこから官能表現を勉強しているという話になり、クイズ形式の下ネタを連発する。しんいちは「荒らしに来てるだけや」と突っ込んだ。スタッフが仕込んだのはティッシュだったが、青山はこれにも下ネタで返した。しんいちは「全部そっちで返すんや」と言い、早々に次へ進めた。

和田のカバンはディオールで、自分で買ったものだという。中からは番組スタッフの前川D宛てに手作りしたファンサービス用の物が出てきた。和田は前川Dを本気で好きだと主張し、「よし君大好きだにゃん」とまで言う。スマホのPASMOケースには前川Dの写真を入れ、自作のスタンプまで作っていた。しんいちは「このボケ1点で勝負かけてる」と評し、佐久間は「大喜利強いなあ」と感心した。スタッフが仕込んだ剃刀には、前川Dを朝剃ってあげる用だと乗っている。

Bグループのアドリブ審査:「事務所を解雇された理由」

Bグループにも、知らされていない審査が用意されていた。偽マネージャーが入ってきて、この中に事務所を解雇されたタレントがいると告げる。その理由をエピソードとして話せるかを見る審査である。

伊勢川は、メンヘラ役の練習を家で本番さながらにやっていたら警察を呼ばれたと話した。しんいちに「大喜利か本当か」と聞かれると、本当だと答えている。

加藤は家族の失敗談を披露した。トイレに入っていた姉が出た音を聞いて、リビングの段階でズボンを下ろし、廊下を走ってトイレに駆け込んだ。ところが外から、犬の粗相だと家族が騒ぐ声が聞こえてきたという話である。

谷は、グラビア誌で「グラビア界のカトパン」と紹介されたことで調子に乗った話をした。髪型も服装も寄せてしまったという。和田は、ファンにはタクシー移動と言いつつ、実際には楽屋の弁当を持ち帰っていると話した。マネージャーが捨てたレシートを経費になると思って拾おうとしたことや、その日のストッキングもゴミ捨て場で拾ったものであることも明かしている。

最後に青山が、事務所のトイレに大人のおもちゃを置き忘れたと告白した。しんいちが「お前は首です」と言い渡し、ここで審査は終了した。

3回戦を終えて:「今のアイドルはそこまで行っている」

収録後、佐久間はしんいちに、Aグループではすみぽんが賞味期限切れの食品を食べ、高野が口から出したものまで食べたと伝えた。しんいちは「これからアイドルになるやつが」と驚く。佐久間は、アイドルになるかは分からず、バラエティで売れてくれればいいと前置きしたうえで、今のテレビにはあまりないくらいのガッツがあると評価した。

3回戦の脱落者は谷を含む2人である。字幕ではもう1人の名前がはっきりしないが、決勝に進んだのは上記の7人で、加藤の姿はなかった。

決勝のルール:テーマ自由、最後に泣ければいい

決勝の課題は「泣ける手紙」である。テーマは自由で、ふざけた内容でもよい。1分から1分半程度で読み、最後に本人が泣く、あるいはぐっとくることだけが条件だった。

54:43

すみぽん:ノブロック関係者への手紙

すみぽんは、佐久間とノブロックの関係者に宛てた手紙を読んだ。自分はバラエティが得意ではないと書き、マネージャーと喧嘩しながら泣いてアンケートを書いたこともあると明かす。出演するたびに「すみぽん お部屋」以外にどんな検索候補が増えるのかを考えるという。バスケばかりの人生だったのに、捨て猫同盟に加入し、「解散お部屋」で有名になり、いつの間にか魔法少女になっていた。職業欄に何を書けばいいか分からなくなるとも書いている。

コメント欄では「なぜそんなに捨て身で頑張れるのか」と言われるが、本人には捨て身の感覚はなく、目の前の企画に全力で向き合っているだけだという。それができるのは、佐久間やスタッフが出演者の可能性を信じてくれているからだと書いた。失敗が怖かった自分が、今では「中途半端に恥ずかしいなら全力で恥ずかしい方がいい」と思えるようになった。その一方で、家族からは「ウィキペディアの来歴が追いついてる」と心配されたという。最後は、いつか職業欄に魔法少女と捨て猫同盟を胸を張って書けるようにと結んだ。

佐久間は、すみぽんはインフルエンサーとして人気があるのにバラエティで頑張りたいと言っていたと振り返り、もう立派にバラエティで面白い人だと評した。

58:10

月野もも:「一緒に実家に帰ってください」

月野も佐久間に宛てた手紙を読んだ。初出演でドッキリを仕掛けられた際、自分はまだ戸惑っているのに、終わった瞬間に全員が地面を見ながら撤収していった。それを見て「これがバラエティなんだ」と知ったという。自分の感想はほぼカットされていたとも書いている。

月野は佐久間のおかげで脇汗を気にするようになった。気にするようになったら脇汗が前より出るようになり、今は制汗スプレーを使っているという。脇汗でバズってから、親がどう思っているか怖くて会えていない。手紙は「佐久間さん、私と一緒に実家に帰ってください」と結ばれていた。

佐久間は、月野さんには面白さもあると母親に伝えたいと応じた。そのうえで、以前から気になっていたと前置きし、もじもじした喋り方を独特の言い回しでいじった。月野は配信で脇を見せるようになり、それが武器になったという。最後に無理やり泣こうとしたが、泣けずに終わった。

1:01:43

真田典佳:「ベイビーガールへ」は16歳の自分への手紙

真田の手紙のタイトルは「ベイビーガールへ」だった。20歳で水鉄砲をして警察官に年齢確認された話や、小学生のころから自分を追い回してきたカラスに4日前にも帽子にフンを落とされた話を織り交ぜる。軽い口調で読み進めたが、最後に宛先が明かされた。16歳の自分へ、20歳の自分から書いた手紙である。

真田は16歳のころ、うつで引きこもっていたという。悩みながらも部屋から出て頑張ると決めた当時の自分の「ド根性魂」のおかげで、今楽しく生きていられると書いた。

佐久間は、言葉選びが古いのは思春期に家を出ていなかったからではないかと指摘した。真田は「バケツ3杯分の涙が出ました」と言い、佐久間は多すぎて感動できないと返す。オーディションの感想を聞かれると、真田は、自分は面白くもなくふざけているだけなのに、この場に立てていることが奇跡だと答えた。

1:05:46

青山天南:「下ネタは世界平和につながる」

青山は、佐久間と視聴者に宛てて「私は下ネタが大好きです」と書き出した。文化や人種が違っても盛り上がれる話題は悪口と下ネタだが、自分は悪口より下ネタで笑いたい。国際会議でみんなが下ネタを言い始めたら、各国の主張は少なくとも一度中断するはずだ、という主張である。

続けて、学生時代のいじめや、親の期待に応えきれなかったこと、芸能界に入っても悔しい思いばかりだったことを明かした。そうした時期にバラエティを見ていたという。「何かが解決するわけじゃないのに見ている間だけは全部忘れられました」と書き、バラエティには人を救う力があると本気で思っていると続けた。今日誰か1人でも嫌なことを忘れて笑ってくれたら十分だという。

高野は、お笑いも下ネタも好きなのは伝わるので、あとはレベルの調整だと評した。ところが、泣けるトーンのままで言える「ちょうどいい下ネタ」を求められた青山は、かなり踏み込んだ話を始めてしまう。佐久間は、このトーンの中なら単語1つくらいでいい、ここは勉強してほしいと苦笑した。

1:09:34

上杉真央:「1年前の自分へ」と、佐久間との約束

上杉は1年前の自分に宛てて書いた。グループ卒業後、仲間がアイドルやグラビア、地上波へと進む中、自分が最初にメディアに出るのは週刊文春だと告げる。取材だと疑って窓から見張っていた黒のアルファードは、ただのデリヘルの迎えだった。大手町の弁護士事務所で事実確認を受けた帰りには、近くのイタリアンが10代3割引なので寄るといい。復帰後に文春を名乗って脅すDMが来るが、それは元彼の女なので無視していい。こうした内容をユーモアを交えて綴った。そのうえで、信じていた人が去って人間不信になったが、そばにいて助けてくれる人も必ずいると書いた。努力を惜しまず前を向けばまた佐久間に会える日が来る、と結んでいる。

佐久間は経緯を説明した。上杉は佐久間がMCを務める番組の選手権で優勝し、佐久間の番組に出すと約束していた。なかなか出さないというやり取りをしているうちに、上杉が活動を休止してしまった。その後、ゴッドタンの「伊藤のマジ嫌」オーディションを勝ち上がり、今回のオーディションにたどり着いたという。上杉は、辞めるか迷っていたが、ファンに礼を伝えたくて復帰したと話した。佐久間は「人は失敗しますからね」と応じ、合否とは別に頑張ってほしいと声をかけた。

この流れで、佐久間は高野の過去にも触れた。2018年ごろ、本当に面白い芸人を見つけたと言ってゴッドタンに呼んだが、高野はひどく滑った。高野は、それで調子が狂い、売れるのがかなり遅れたと振り返っている。

1:13:49

和田海佑:「未来の旦那さんへ」

和田は未来の夫に宛てた手紙を読んだ。家に前川Dのうちわやチェキホルダーがあるが「推しではありません、多分」と書く。弁当を1つしか買っていないのに割り箸を2本持ち帰ったこと、深夜3時に「29歳 結婚 間に合う」と検索したことなど、細かい「残念」を先に告白していった。

元アイドルの現実も綴った。握手会ではグループ内でおおむね2番目に売れていたが、思ったより給料はもらえなかった。空き巣に入られ、盗まれたAirPodsの位置情報はずっと大阪の西成を指しているという。周りが結婚や出産で人生を進める中、29歳でまた夢を追うと決め、ノブロックに出るために上京した。本当は怖いが、挑戦しない人生だけは選びたくなかったと書く。成功した自分ではなく、不安で泣きそうだった29歳の自分ごと好きになってくれた人なら幸せだ、と締めくくった。

佐久間と高野は、いい手紙だったと評した。ただ、和田は最後に泣けなかった。本人の話では、2025年に出した写真集は48グループの中で一番売れたという。NMB48を28歳で卒業し、29歳で上京した。今はお金がなく、その日の服は全部拾い物だと話した。

1:18:07

伊勢川乃亜:元捨て猫メンバーへの手紙

最後は、このオーディションのきっかけでもある伊勢川である。宛先は元捨て猫メンバーの3人だった。手紙の前半は暴露だった。原については、解散ドッキリへのコメントを気にしすぎてXに歌唱動画とカラオケの履歴を上げたが、どうせなら全部その曲で埋めろと書いた。すみぽんについては、4人で食事した帰りに1人だけタクシーで帰ったことや、YouTubeコラボの提案を1人だけ断ったことを挙げ、「フォロワー200万人超えの有名インフルエンサーさんがよ」と皮肉った。青山については、初主演舞台の千秋楽の打ち上げで、泣きながら裏方全員に「ダメ出しください」と回ったうえ、部外者の自分を急に呼んだと書いた。

後半は「でもな」と繰り返して、それぞれの良さに転じた。原は頑張りが表に出にくいタイプで、私生活では集合の10分前には来ており、収録前は1時間早くカフェでマネージャーとトークを温めている。すみぽんはすでに有名なのに、どんな企画も全力で捨て身になり、4人でいても対等でいてくれる。青山はメンヘラすぎるのが玉に瑕だが、それは考えすぎてしまう分析屋だからで、トーク構成は一番うまいと評した。

自分のことを書かなかった理由を聞かれると、伊勢川は、自分は本来リーダーに向いていないタイプで、周りの3人がいてこそリーダーでいられたと答えた。もともとバラエティを目指していたわけではなく、好きだが向いていないと思っていた自分を拾い上げてもらったという。

佐久間と高野は、ブチギレノートを含めた準備量から努力家だと評した。伊勢川は高野の分析を明かした。高野は「クソ」と付けがちで、人柄の良さがばれているから、キレても不快にならない。それは高野にしかできないので、自分の中で落とし込みきれていないという。しんいちの項はまだ書けておらず、理由は飛び抜けているわけでも人柄で成立しているわけでもない「中途半端」だから、と答えた。しんいちは、気にしているところを全部当てられたと嘆いた。

その後、青山が伊勢川への感謝を語り始めた。ところが「離れちゃうかもしれないと思ったら寂しい」と口にしたことで、まるで伊勢川が落ちる前提のように聞こえてしまう。スタジオからは「人狼がいる」と突っ込みが入った。

審査員が挙げた「絡んでみたい」メンバー

最終結果はこの回では発表されなかった。収録の最後に、審査員の2人が「残してバラエティで絡んでみたい」メンバーを挙げている。しんいちは、伊勢川とは以前共演したときに相性が良かったと話した。高野は真田を挙げ、あれだけ明るくしょうもないことを言い続ける人はなかなかいないと評価した。佐久間も、真田はいつか何かの場で一言でドカンと受けそうな気がすると話す。さらに上杉についても、どん底から上がってきている人には気持ちが乗ると付け加えた。

オーディションの最終結果と、残ったメンバーと今後何をするかは、この時点ではまだ決まっていないと佐久間は話している。