二瓶有加とトレンディエンジェル斎藤の「飲み会ノリ」セッション 世代のずれから生まれた即興コント

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概要

NOBROCK TVの人気企画である、二瓶有加の「飲み会ノリ」セッションの回である。今回の相手は番組初出演のトレンディエンジェル。何も知らずに打ち合わせに来たタレントを、二瓶と斎藤司が飲み会のノリで盛り上げるという設定だ。ところが斎藤のノリは「じじすぎる」と何度も言われる。そのずれを二瓶が逆手に取って展開を作り、最後は進行役も出演者も驚く即興劇になった。

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企画の前提:観察してきた「飲み会女子」を自分に降ろす

冒頭で進行役が二瓶の特技を説明する。飲み会でさまざまな女子を観察してきた結果、その全員を一度自分に「降ろす」ことができるという。二瓶は令和の女の子だが、再現がうまいのは港区の飲み会ではなく、港区から少し離れた地域の飲み会だそうだ。本人は「港区は怖くて行けないので、どんどんずれた結果」と話している。

斎藤は二瓶をTikTokでよく見ているという。二瓶はライバーで、投げ銭をもらって万歳をするのが主な活動だが、最近は万歳もあまりしていないと笑っていた。

これまでは二瓶の飲み会ノリに芸人がツッコむ形が多かった。今回はそれに合わせて斎藤が飲み会ノリで「セッション」をする。斎藤は「飲み会は最近だいぶ行ってない。現役ではない」と不安を口にし、「キスとかしちゃっていいんですか」と尋ねる。進行役は「二瓶のノリはそこまでエロくはならない、楽しいノリ」と説明しつつ、流れでそうなるなら構わないとした。

仕掛けの設定はこうだ。トーク番組の打ち合わせで「つらかった話」をする企画として、何も知らないタレントを呼んである。もともとつらいエピソードを持つ子なので、飲み会ノリで元気づけてあげる、という建前である。

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ターゲットはPopteenモデルのきゃすみる

打ち合わせに来たのは辻加純、活動名「きゃすみる」である。恋愛リアリティ番組の出身で、本人によれば現在Popteenのモデルをしている。年齢は20歳で、先月20歳になったばかりだという。

二瓶が来る前に、斎藤は「始めちゃっていい」と言われて飲み会ノリを始める。「きゃすみる、可愛いね」と声をかけ、年齢を聞いて「もうお酒飲める、最高だね」と返し、すぐに「とりあえず電話番号」と言い出す。「怒られちゃう」と流れると今度は「LINEグループ」に切り替える。進行役は、斎藤自身が緊張している可能性を指摘していた。

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二瓶の入室と、MBTI・恋愛MBTIでのずれ

二瓶は「え、待って、トレンディエンジェルなんだけど」と素人のように驚いてみせながら入ってくる。すぐに「一旦飲みましょう」と飲み会の空気に変えた。割り物を聞かれた斎藤は「ハブ酒ある?」と答え、二瓶が作るウーロンハイは「ウーロン強め」になった。

続いて二瓶はMBTIの話を持ち出す。きゃすみるが「エンターテイナー」タイプだと分かると、斎藤も「俺もエンターテイナー」と乗り、一緒だとアルファベットを連呼して盛り上がる。進行役は「こんなのやってたのか、合コンで」と反応していた。

自己紹介は、最近流行っているという「恋愛MBTI」で進む。二瓶は「忠犬ハチ公」、きゃすみるは「デビル天使」と名乗った。斎藤だけはそれを知らず、とっさに「絶倫大王」と名乗ってしまう。二瓶たちからは「早い」、進行役からは「じじすぎる」という声が上がった。

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一度中断:期待されていたのは「普段の斎藤」ではなかった

ここで進行役が斎藤を一度呼び戻す。指摘は二つあった。ノリが「じじすぎる」こと、そして最初に格好をつけていたことだ。番組が期待していたのは、トレンディエンジェルらしい「ペッペッペ」のような楽しいノリである。斎藤の普段の飲み会スタイルを見たいわけではない、という説明だった。

斎藤は「普段の俺を出しちゃって」と納得する。進行役は、トレンディエンジェルのノリで挑戦し、無理なら手を挙げてたかしと交代するというルールを加えた。さらに「エロは最後にしてください」とも念を押した。

斎藤が抜けている間も、二瓶ときゃすみるはやり取りを続けていた。トイレで女子同士が話しているような雰囲気になり、きゃすみるもずっとノリについていく。

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仕切り直し後:恋バナとおじさん的なボケ

乾杯をやり直してからは恋バナになった。きゃすみるには彼氏がいて、彼氏と一緒に活動していると話す。斎藤は「目の奥がパンツ履いてない」といったボケを挟む。斎藤がフリーだと答えると、きゃすみるは「勝手に結婚してると思ってました」と驚いた。二瓶は彼氏がいない期間が3年だと明かした。

その後も、たかしの「アバター」を使った興行収入ネタ、おせんべいを分けるじゃんけん、二瓶の「酔ったかも、暑い」に対する斎藤の「脱いだら」「ぶっかけようか(お水をね)」などが続く。進行役は「ちょっと面白くはなってきたけど、じじすぎる」と評した。

二瓶は「酒が入ると西野カナの『涙色』しか聴けない」という、飲み会女子らしい言い回しを入れる。一方の斎藤は、カラオケの話題でCreepy Nutsの曲を「プリンパンパン、プリンパンパン」と歌い出す。二瓶はそれを「おじさんの若い曲あるある」と拾った。「アイス食べたい」と言ったら飲み会でのアイスは氷のことだった、というやり取りもあった。

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世代対決:「20歳の恋は恋じゃない」と「老害」

きゃすみるの悩みを聞く流れで、二瓶は大人ぶった先輩の役に入る。「うちも20歳の時、結構大恋愛したから」と言ったうえで、「20歳の恋って申し訳ないけど恋じゃないからね」と言い放つ。さらに、大人の世代が若い子に教えていかないといけない、という熱い先輩像を演じた。

斎藤は「うるせえ」と返し、「そこそこの小娘が」「老害じゃねえか」と応戦する。「老害が吹け」「やむちゃ」といった言葉の応酬になった。進行役はこの時点で「この対決、面白いな」と話している。

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LINEの返信が遅いという相談と「西野カナ世代」

きゃすみるは「LINEを返すのが遅くて直せない。好きなのに、彼氏が不安になる」と相談する。斎藤は「俺も返さない」と同意した。二瓶は自分はすぐ返すタイプだと言い、すぐ返す人は相手から見るとプレッシャーになる、と自分の経験として語る。「ずっと張り付いてるのか」と言われたことを思い出した、という設定で、「重いかな?」と繰り返した。これに斎藤は西野カナの「トリセツ」を連想させるように茶化す。

二瓶は「人の悩みを馬鹿にしてくるのはマジで良くない」「西野世代を舐めないでほしい」と怒ってみせる。斎藤は「満月とかやめてほしい」と、西野カナの曲名でさらに返した。この流れで二瓶が「ピンク」と言うと、斎藤は自分の頭を指して「肌色だよ」と返す。そこで斎藤は「一回トイレに行って落ち着いてきます」と席を外した。

25:13

二瓶が作った新展開:「ちょっと好きかもしれなくて」

斎藤がいなくなった直後、二瓶はきゃすみるに打ち明け話を始める。「今だから言うんだけど、ちょっと好きかもしんなくて」「好きな人にこういう感じになっちゃう」。さっきまで喧嘩していた相手に実は好意がある、というツンツンした女子の設定に切り替えたのである。

別室に戻った斎藤は「もう戻りたくない、わかんないよ、俺」と困惑し、「100個ボケる企画かと思って」と漏らす。進行役は、二瓶が新しい展開を作り、斎藤が出た後に「あの人のこと好きかも」というノリにしたと説明した。そのうえで斎藤に指示を出す。戻ったら知らない体でイケメンとして振る舞い、二瓶が女の面を見せたらさりげなくグイッといい男になれ、というものだ。斎藤は「私はもうマリオネットです」と答えた。進行役が「あなたM-1チャンピオンでしょ」と言うと、斎藤は「そうなんだけど、もうすごいんだもん、この人が」と応じている。進行役は「どんどん脚本が」と二瓶の展開力に驚いていた。

スタジオ側では、きゃすみるがなぜこのノリにずっとついていけるのか、なぜアシストまでできるのか、という驚きの声も上がっていた。

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斎藤の帰還と、即興の「ピンク」な場面

戻った斎藤に、二瓶は「飲みすぎちゃった」と弱ったところを見せる。きゃすみるは「2人で乾杯したらどうですか」と提案し、二人の距離を縮める方向にアシストした。進行役は「誰がドッキリに引っかかってるんだ」と笑っていた。

斎藤は二瓶のグラスを取って「俺飲むから」と言い、間接キスの流れになる。二瓶がつまみを砕いて取り分けると、斎藤は「家庭的だね」「母ちゃんの味するわ」と返した。さらに二人は「強がって無理してるけど、女の子に弱い」「うちも強がりがち」と打ち明け合う。進行役はこの二人のやり取りに「おい、単独ライブじゃねえか」とツッコんだ。

その後、斎藤は「一回抜けようかな」「とりあえず下で待って」と、二人で抜け出そうとする男を演じる。二瓶は「ダーツしたい」「もうちょっと飲みたい」とはぐらかしつつ、「一期一会」「今日で終わりたくない」と言う。斎藤は「今日から始まるじゃん」「送って帰るだけだよ」と返した。

さらに斎藤が「帰りに船橋競馬場で馬券を買わなきゃ」と競馬の話を始める。すると二瓶は「うちも今パドック中」「ゲート入っちゃった」と競馬用語に乗せて返す。進行役は「この攻めぎ合いをする男、昔も見たな」と言っていた。二瓶の再度のトイレ休憩を挟み、斎藤の「近くで見たら本当に目の奥がノーパンだった」という一言で終了となった。

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ネタばらし:「女グラディエーター」と呼ばれた二瓶

ネタばらしで、きゃすみるは「最初は打ち合わせをするんだと思ったら、トレンディエンジェルがいて」と振り返った。それでも「ついていかなきゃと思った」と話し、進行役からは「才能ありますよね」と評価された。進行役は、途中で二瓶と斎藤がピンクな雰囲気になって抜けそうになったのに、きゃすみるがそのままついていったことにも触れている。

進行役の総括はこうだ。最初は飲み会の世代が合わなすぎて、斎藤は「じじすぎ」た。途中から喧嘩モードになり、喧嘩で終わるのかと思っていたら、斎藤が抜けた間に二瓶が「あの人のこと好きかも」という展開を自分から作った。

二瓶は、飲み会では言い合っているけれど実は好き同士、という場面がよくあると説明する。それを実際に家飲みで見たことがあり、今回は「家のソファー席」を再現したという。

進行役は二瓶を「女グラディエーターに見えた」と評した。斎藤も「ほぼ展開を作ってもらった」「アトラクションで遊ばせてもらった」と認めている。途中では何をやっているのか分からなくなったとも話していた。結局、この企画で誰が「引っかかって」いたのかははっきりしないまま、出演者たちが笑って話す形で回は終わった。