AIに集計させた「長井かおりが過去1年で本当に紹介したコスメ」TOP20と、本人の答え合わせ

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概要

ヘアメイクアップアーティストの長井かおりは、YouTubeチャンネル「おしゃべりメイクBOX」で数多くのコスメや道具を紹介している。では、本人が本当に繰り返し推しているものは何なのか。スタッフは2025年6月から2026年6月までの1年分の動画で紹介されたアイテムをAIに集計させ、登場回数のランキングを作った。この回では、長井がその結果を見て答え合わせをし、なぜその順位になったのかを自分で解説している。

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本人の予想と、AIアシスタントの「暴走」

集計結果を見る前に、長井は上位3つを予想した。挙げたのはコスメデコルテのコンシーラー、ROSY ROSAのバリュースポンジ、Fujikoのマジカルアイブロウカラーで、「さすがに入っているでしょう」という口ぶりだった。

発表はまず、音声で会話するAIアシスタントに任せる形で始まった。集計方法を尋ねると、AIは紹介されたアイテム名をすべて確認し、登場回数でランキングにしたと答えた。ところが「10位から教えて」と頼むと、AIはアイテム名を言わずに「次は9位ね」と先へ進んでしまう。制止しても止まらず、ようやく10位の名前を言ったかと思えばすぐ9位へ進もうとした。出演者は「全然言うこと聞いてない」と笑い、以降は事前に出しておいた集計結果をスタッフが読み上げる形に切り替えた。集計を改めて確認すると10位は存在せず、実際には9位が同率で2つだった。

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9位(10回):RMKとヴィセのチーク

同率9位はRMKのピュア コンプレクション ブラッシュと、ヴィセのレイヤード フルリ チークである。元データには色番が書かれていなかったため、スタッフは現行品のうち動画でよく紹介されていた色を用意した。長井は、色に関係なくこのシリーズを何度も出したということだと受け止めた。

ヴィセについて長井は、これ以上スリムなチークはないので現場に持っていきやすく、マットと艶のバランスもちょうどいいと説明した。チークを2色使う「チーク自由化」の提案が始まったとき、この商品は最初から2色が入っていたので、2つ持ち歩くのと同じだった。そのため流れにぴったり合い、とても使ったという。最近は出していないとも付け加えている。スタッフは、ここ数年チークの大きな流れが続き、多色使いしたい場面が多かったので、この2つが入るのは納得だと話した。

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7位(11回):SHIRORUのコンシーラーとROSY ROSAのアングルドブラシ

同率7位はSHIRORUのブライトコンシーラーパレットと、ROSY ROSAのパウダーブラシEX〈アングルド〉である。

アングルドブラシについて長井は、たまにチークに使うこともあるが、ほとんどはシェーディング用だと話した。「私はそんなにシェーディングをやらない」と言いかけたが、この1年なら出しているかもしれないと思い直している。

SHIRORUのコンシーラーは今年の春夏に出た商品なので、1年の後半に強く推したことになる。長井はベストコスメにも入れたので納得だとした。大人のためのコンシーラーで、油分感と乾燥感のバランスがいいという。ただし、コンシーラーがずるっとずれる人や、シミにつけると取れてしまう人には、目の周りなど乾燥しやすい広い範囲向けだと説明した。シミにはやはりコスメデコルテを使うという。

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6位(11回):YSL メイクミーブラッシュ パウダー

6位はイヴ・サンローランのメイクミーブラッシュ パウダーだった。長井によれば、この商品には季節ごとに「その時の自分の色」がある。去年ベストコスメに選んだ44番は、くすみのある赤で大好きな色だった。その後は青みピンクを使い、今は68番のヌードマットピーチを使っている。光沢が入っていてもマットでも、ふわっと柔らかく色づくのが魅力で、似ていそうでほかにない色作りだと評した。44番は自分以外は使わないだろうと思っていたが、美容のプロのベストコスメでも評価されていたという。

スタッフがAIに色番ごとの内訳を聞くと、44番が7回、10番が2回、68番が3回だった。長井は最近68番をフェイスパウダーのようにも使っているといい、パッケージの色が見たままの発色で使いやすいと話した。どの時期にも必ずはまっている1色がある、という自己認識どおりの結果だった。

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4位(13回):SHISEIDOのパウダーとETVOSのダブルエンドブラシ

同率4位はSHISEIDOのエッセンス スキンセッティング パウダーと、ETVOSのダブルエンドアイブラシである。SHISEIDOのパウダーについて長井は、美容液ファンデーションのパウダー版が出たということで、美容のプロのベストコスメでも上位に選ばれるほどの注目商品だったと説明し、確かによく使ったと認めた。

ETVOSのブラシが呼ばれた瞬間、長井は「ウケる」と笑った。その理由も説明している。ダブルエンドのブラシは、現場のブラシケースに立てて入れるのが難しい。だから撮影の仕事には持っていかず、あくまで家での使用に最適なブラシとして紹介してきた。丸く肉厚な側は指の圧を再現しやすく、サイズも涙袋にぴったりだという。

一方、YouTubeの撮影では視聴者に勧めたいブラシを持っていくので、迷った末にいつもこのETVOSを使っていたと振り返った。片側で眉も描け、ひっくり返せばノーズシャドウもできる。持ち歩きには向かないが、物はとても良く、1本で両端使えるので家での保管用として今もおすすめだとまとめた。

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「カネボウが入っていない」への答え

3位の発表前に、長井はKANEBOのクリスタライズド フィックスパウダーがまだ出ていないことに驚いた。スタッフによると、これは8回登場で17位だった。

長井は撮影中、このパウダーを自分の右側に置いて何度も押さえているので、よく触っている感覚があったという。SHISEIDOのパウダーとは、KANEBOを「より透明なラップ」、SHISEIDOを「保湿しつつサラサラのラップ」として使い分けている。現場はほとんどこの2つでこなし、自分の化粧直しもいつもこれだという。

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3位(14回):ROSY ROSA ニュアンスタッチブラシ

3位からはクイズ形式になった。「仕上がりをふわっと整えたり、細かい部分をぼかすときに活躍するブラシ。名前に『ニュアンス』が入っている」というヒントで、正解はROSY ROSAのニュアンスタッチブラシだった。

長井は「ETVOSのほうが絶対使っている」と首をかしげ、スタッフの一人もETVOSのほうが多いと思うと同意した。長井は、最後にさすってぼかす作業はするが、この1本をそれほど使った覚えはないという。ただスタッフと振り返ると、レッドルビーのような赤いチークやSHISEIDOのチークをぼかすとき、スモーキーなプラムメイクのときなどに使っていたことが思い出された。アイシャドウ、チーク、毛穴カバーと用途が幅広いぶん、「ちょいちょい」出てくる道具だったらしい。スタッフの一人は動画で何度も見たのでドラッグストアで買い、チークをつけすぎたときにぼかしていると話した。

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1位(17回):スポンジとFujikoのアイブロウ

1位は同率で2つだった。1つ目は、ファンデーションをなじませて余分な量を取るROSY ROSAのバリュースポンジ(ダイヤ型)である。長井は即答し、当然だと言った。当たり前のように使っているので、紹介せずに流している回もあるはずで、実際には単独1位の可能性すらあると見ている。

もう1つはFujikoのマジカルアイブロウカラーだった。色番の内訳は01が7回、02が7回である。長井によれば、以前なら02が中心だったが、この1年は01を使う傾向が増えており、この結果にも納得だという。予想した3つのうち2つが1位に入った。

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20位〜18位:アシスタントの「人力クイズ」

20位から11位は、アシスタントのアヤカがヒントを出すクイズ形式で進んだ。スタッフが「AIではなく人力になった」と笑うように、アヤカのヒントの出し方も試される展開になった。なお、概要欄の補足によると20〜18位は7回、17〜12位は同じ8回で同率だった。

20位はLANEIGEのネオクッション ミュイである。ヒントは「韓国のクッションファンデーション」だったが、長井は別の商品を2回挙げて外した。長井によると、直近では艶タイプとマットタイプを紹介していたので一瞬存在を忘れていたが、昨年主に紹介していたのは、その中間の質感を持つミュイだった。

19位はROSY ROSAのポイントメイクアップブラシセットで、棒状と平筆の2本組である。長井は、コスメは回によって変わってもブラシは必ず使うので、ブラシ系は出現頻度が高くなると話した。

18位はCEZANNEのトーンフィルター ハイライトだった。長井は最初、同じCEZANNEの涙袋用グレージュと答え、「惜しい」と言われた。最初の色が大バズりして品薄になり、去年の下半期に紹介し、今年の上半期に新色が出た商品で、毛穴が消えるマットなハイライトだと説明している。

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16位〜14位:ビューラー、下地、パウダーファンデーション

16位のヒントは「使わない日は絶対にないもの」で、正解は資生堂のアイラッシュカーラーだった。長井が「なのに16位なの?」と驚くと、スタッフは紹介という形では取り上げていないからだろうと答えた。長井は、トレンド商品もいくつか出ているが、これは普遍的な定番だと話した。

15位はElégance(エレガンス)のモデリング カラーベースである。長井によると、昨年の下半期に黄色い下地の良さに気づき、健やかでヘルシーに見えるとしてベストコスメにも選んだ。肌色をもう1つの軸として考える提案もしたという。ビフォーアフター動画ではラベンダーでしっかりトーンアップしており、そちらも人気だったと振り返った。

14位はESPRIQUEのメルティセラム グロウパウダーだった。「長井さんの『お粉大臣』回には登場しない粉」というヒントに一同は混乱したが、答えはパウダーファンデーションである。長井は普段、フェイスパウダーのことを主に「粉」と呼ぶので結びつかなかったと話し、化粧直しに使って大好きだと付け加えた。

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13位〜11位:ブラシとチーク

13位はROSY ROSAのマルチユースブラシ〈シャドウ〉だった。アヤカの「ぴっちり、みっちりつけたい」というヒントは伝わりにくく、フィックスミストなどの誤答が続いた。最終的に長井が、指で圧をかけるような小さいブラシだと気づいて正解した。長井も動画で「指で圧を加えているようだ」と表現していたので、ヒント自体は合っていると認めた。出演者からは「ロジロザばっかり」という声も上がった。

12位はNARSのブラッシュである。長井はDiorの商品やMACを挙げたあとで正解した。スモーキーなプラムメイクやミュートな色合いのメイクでも、必ずアクセントとして入れていた色だと振り返っている。

11位(9回)はSHISEIDOのカラー+グロウ エンハンサーだった。長井はレッドルビーをベストコスメに選んだことに触れ、赤いのにシアーで使いやすく、スモーキープラムメイクの提案にも使ったと話した。スキンケアするようなシアーなチークとして多くの媒体でベストコスメに入った商品で、現場にも持っていっているという。

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コスメデコルテのコンシーラーはなぜ入らなかったか

最初に予想したコスメデコルテのコンシーラーは、20位以内に入らなかった。長井は、スポンジと同じように、テロップも打たれずに流されるほど当たり前に使っているからだと説明した。いちいち「紹介」という形で取り上げていないため、回数に表れなかったという。コンシーラーパレットがランクインしなかったことは少し悔しいが、現場のスタッフは絶対に使っていると知っている、と話した。

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ランキングから長井が読み取ったこと

結果を振り返り、長井はトレンド性のある色物で入ったのはチークだけだったと指摘した。この1年のカラーメイクの流行は明らかにチークだったと言えるという。それ以外はほぼベースメイクと道具で、道具はほとんどROSY ROSAが占めていた。

長井は、本来ならメイクはもっと変わってもいいはずだが、良いところに落ち着いているので同じものが何度も出てくると話した。たくさん試していて毎回違ってもいいはずなのに、同じものが繰り返し出てくるのは、好きがそこに詰まっているからだという。スタッフは、本当にいいと思うものを伝えたい気持ちの表れであり、ここに挙がったものは購入して使っても間違いないという思いがこもっているようだと受け止めた。

最後にスタッフの一人が、ある商品はもっと上位、20位くらいには入ると思っていたと話した。長井は、崩れないメイクや名品を扱う回で、似た新しめの商品を紹介した可能性があると答えている。