ホノルルからハワイ島への日帰り旅:罰金、ウミガメ不在、火山の巨大クレーター

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概要

旅系YouTuberのおさだが、ハワイ旅行2日目にホノルルからハワイ島(ビッグアイランド)へ日帰りで渡る様子を記録した動画である。本来は宿泊するつもりだったが、スケジュールを確認したところハワイ島に1泊できないと分かり、その日のうちにホノルルへ戻る行程になった。動画の問いは「ホノルルからハワイ島を日帰りで楽しめるのか」である。本人も冒頭で「そんな動画誰も見たくない」と笑いながら、荷物も服装も最小限で出発する。

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ハワイアン航空でコナへ

出発地はホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港だ。ハワイ島へはハワイアン航空を使う。おさだによれば運賃は片道約1万円、往復で2万円程度、所要時間は約1時間とのことで、機内では47分ほどで着くとアナウンスされていた。預け荷物はなく、チェックインも事前に済ませていた。

到着したのはハワイ島西側のコナ国際空港である。空港には簡単な売店、ATM、トイレ、軽食をとれる店があり、おさだは自然に溶け込んだような空港だという印象を語っている。ハワイ島には空港が2つあり、今回はコナ側を選んだ。もう一方の空港については調べていないので、どちらが良いかは分からないと断っている。

コナを選んだ理由のひとつは、よく名前を聞くコナコーヒーの産地だからだ。ハワイ島はレンタカーがないと楽しめないだろうと考え、到着後すぐに車を借りる計画を立てていた。

レンタカーを借りるまで

空港の出口が分かりにくく、おさだは一度ぐるりと遠回りしてしまう。レンタカー店までは徒歩5分ほどだが、歩いている人はほかに誰もいない。道の脇にはシュワシュワと泡立ったような岩や砂が広がり、少し前に噴火で話題になった島だから溶岩ではないか、とおさだは推測している。

予約していたのはアラモレンタカーで、手配は旅行予約サービスKlookから行った。予約内容は保険付きで、返却時にガソリンを満タンにしなくてよいプランだ。窓口では追加の補償を勧められたが、内容が分からなかったので断ったという。借りたのは白いセダンで、傷のチェックを済ませて出発した。どこに返却すればいいかを聞き忘れたが、出口で確認して解決している。

店では2つ驚かれたという。ひとつは日帰りで戻ると伝えたとき、もうひとつは1人旅だと言ったときで、後者では笑われたそうだ。おさだは「1人でも楽しめるところを見せつけたい」と意気込む。運転中には、アメリカでは車が来ていなければ赤信号でも右折できると視聴者に説明している。

コナコーヒーと、期待外れのポキ丼

最初に向かったのは、レンタカー店から車で10分ほどの「Kona Coffee & Tea」だ。店内ではTシャツやカップ、コーヒー豆が売られ、朝食代わりの軽食やパンもある。ドリップのアイスコーヒーは約4.7ドル、日本円で600〜700円ほどとおさだは見積もる。味は「めちゃくちゃ美味しい」と高く評価し、気候の良さにも満足していた。

次の目的はハワイ名物のポキ丼だ。訪れたのはジムの隣にある分かりにくい店「コナ・シーフード・マーケット」で、朝獲れの新鮮な魚が売りだと聞いていた。サイズはレギュラーにし、味付けはスパイシーを選んだ。サイドメニューは4種類から選べたが、英語の説明で聞き取れたのがキムチだけだったので、キムチにした。価格は約18ドルである。

近くの駐車場に車を止め、海沿いの公園(字幕では「ヘイル、原い」と聞こえる)で食べた。マヨネーズ系のスパイシーかと思ったらシンプルに辛い味付けで、トッピングはほぼキムチだけだった。新鮮で美味しいという評判に対し、おさだの評価は「まあまあすぎる」。駐車場の横では果物やトートバッグ、アクセサリーを売るマーケットが開かれていた。今回の旅は散財すると決めてきたので、良いものがあればクレジットカードでどんどん買うつもりだと話すが、心を動かされる商品にはまだ出会えていないという。

駐車違反で61ドル

車に戻ると、フロントガラスにレシートのような紙が挟まれていた。10分も離れていないのにと戸惑いながら読むと、駐車違反の請求書だった。おさだが後から理解したところでは、その駐車場は事前にQRコードで登録すれば10分だけ無料、それ以外は12ドルを払って止める仕組みだった。手続きをしていなかったため違反扱いになったのである。

金額は61ドルで、おさだは「1万円」と口にしている。「美味しくないポキ丼を食べて帰ってきただけなのに」と嘆きつつも、「自分が悪い」と認めて支払うと話した。公園の海沿いに止めれば無料だったかもしれないと気づき、悔しがる場面もある。ここから気分は一気に落ち込んだ。

蜂蜜の店で立て直す

罰金の現場から20分ほど走り、蜂蜜で有名な工房「Big Island Bees」に着いた。周囲には何もないが、客は多く集まっていた。店頭では蜂蜜のほか、バームや紅茶(チャイ)も売られており、どれが食用なのかおさだは迷っている。蜂蜜の価格は大きさに応じて3ドル、6ドル、11ドルなどで、おさだは1,500〜1,600円程度と換算する。

店員の勧めで3種類を試食した。おさだはマカダミア系のもの(本人も「だったかな」と記憶はあいまい)が一番美味しいと評価し、もうひとつは渋い味、残るひとつはよく分からなかったと述べる。パッケージが可愛いのでプレゼント向きだろうというのは本人の提案だ。結局2つ買い、支払いは10ドルだった。罰金を引きずらないよう「切り替えよう」と自分に言い聞かせ、スキップで元気を出して店を出る。それでも、車を見るとまた気分が下がると漏らしていた。

マラサダを3つ

そこから車で約1時間、字幕上「プナウム・ベイクショップ」と聞こえるベーカリーに着いた。マラサダが評判の店で、客が次々に入ってくる。前日にマラサダのとりこになったばかりのおさだにとって、期待の店である。店内にはカラフルなパンやアイスも並び、チョコが乗ったマラサダは3.9ドル、別の種類は3.6ドルだった。

種類が多くて選べず、常連らしい客の注文をまねようとしていたところ、店員に見つかっておすすめを教えてもらった。一番人気はパッションフルーツ味だという。伝統的なマラサダ、バニラ、パッションフルーツの3つとアイスコーヒーを買い、合計は約12ドル。「3つも食べきれない」と言いながら、これを昼食にした。

伝統的なものは「めちゃくちゃうまい」、バニラは「めちゃくちゃ軽い」と評価し、最後に店員おすすめのパッションフルーツを食べて順位を発表する。ただし発表の場面は「1、2、3位です」としか聞き取れず、どれが何位かは字幕からは分からない。

黒い砂浜とウミガメ

ベーカリーから約10km離れた「プナルウ・ブラックサンドビーチ」へ向かった。名前の通り砂浜が真っ黒である。おさだは、ハワイの砂は基本的に黒く、ホノルルの白い砂浜は持ち込まれたものだという説明を紹介し、火山の影響だろうと推測している。

このビーチの見どころは黒い砂浜と、ウミガメ(ハワイ語でホヌ)に会える可能性が高いことだ。保護団体の掲示には、ウミガメから6m離れること、触らないこと、餌を与えないことが書かれていた。見物客が集まっていた場所へ向かったが、人はすでに解散しており、ウミガメは見られなかった。

事前調べでは遭遇率が約90%とされていたので、おさだは残りの10%に当たったと嘆く。この時点での満足度は「22点ぐらい」。微妙なポキ丼と61ドルの罰金で始まったハワイ島の旅を振り返り、立ち直りかけたところにウミガメも現れなかったと自嘲する。そのうえで、チャンネルを閉じようとしている視聴者に向けて、この後はハワイ島の見どころのひとつである火山に行く、「尻上がりのチャンネル」として4年間続けてきたので最後は良いものを見せる、と宣言した。

火山の巨大クレーターと、誰もいない遊歩道

火山エリアの入口では入場料として30ドルが必要だった。おさだは4,500〜5,000円ほどと換算し、「結構する」と反応している。駐車場所も分からないまま開けた場所に車を止めると、あちこちから煙が上がっていた。ツアー客も来ており、有名な場所らしいと察する。

案内図によると見どころは4つあり、森の中を歩くルートなどが示されていた。今いる場所は煙が見えるポイントで、奥まで約1kmあると理解したおさだは歩いてみることにする。以前の噴火はこの辺りだったらしく、その時期は立ち入れなかったが再開したようだ、と説明する。ただし本人は「今めちゃくちゃ適当なこと言ってますけども」と断っており、噴火の年は後から字幕で補うと話していた。

歩き出してすぐに巨大なクレーターが現れ、おさだは「今日一の興奮」と声を上げる。規模の大きさに感動し、映画『君の名は。』を引き合いに出した。遊歩道の両脇にも地面の穴から煙が噴き出しており、ここでゆで卵を作ったら火山卵になるのだろうか、と冗談を言う。地面の石を拾うと非常に軽く、きらきらと光っていた。

一方で、歩いても歩いても誰にも会わない。脇道がいくつもあるが、ロープで立ち入り禁止にされた場所もあって不気味だったという。なぜこれほど大きなクレーターになったのか不思議だとも語る。やがて腹の具合が怪しくなり、帰り道もあることを考えて不安が募る。1km以上ありそうな道のりの終点は、自分の車でも行けた場所だったと分かり、「歩くとめっちゃ遠い」「こっちまで来なくていいわ、絶対」と結論づけた。行ったとしても煙が少し近くで見える程度だろうというのが本人の見立てで、振り返りでは「めちゃくちゃ遠いんだけど全然盛り上がらなかった」と述べている。記念撮影もそこそこに引き返し、車で移動した先でようやくトイレを見つけた。

夕食、蜂蜜の没収、遅延

車で約2時間かけて中心部に戻った。今度は駐車ルールを慎重に確認し、朝7時から夜8時までは駐車可という表示を読んで止めている。夕食の店は、夕日が見えることで知られる「マジック・ビーチ・グリル」だ。店内は落ち着いた雰囲気だったが、あいにく曇ってきた。おさだは「今日は全てがうまくいかない日だ」と受け止めている。

注文したのはリブステーキのような料理で、約40ドル。運ばれてきた皿を見て「すごい雑な料理来たな」と漏らし、卵とステーキが乗ったご飯について「申し訳ないけど色悪い」と評した。食べてみて味の感想も口にしているが、「今日はご飯も全部うまくいってない」とこぼしている。

空港では、お土産に買った蜂蜜が220mlあったため、保安検査で没収された。2つ買ったうちのどちらも失ったようで、「もういい加減にして」と嘆く。さらに、9時発の予定だった便が10時に遅れた。

ホノルルのファーストキャビンに深夜到着

ホノルルに戻って泊まったのは、ファーストキャビンのホノルル店だ。おさだは、日本にもある安く泊まれるホテルで、ホノルルには去年ごろできたばかりらしいと紹介する。ホテルの前では「どこへ行くんだ」と声をかけられ、どう見てもホテルだろうとぼやいていた。

到着は深夜0時ごろ。大きな荷物は朝に預けてあり、夜に来ると伝えていたが、時間が遅くなったためカードキーがないと扉が開かない状態になっていた。冒頭で流れた「いい加減にしてくれ」という場面はここである。インターホンで話したが話が噛み合わず、電話をかけてようやく扉を開けてもらい、チェックインできた。

館内には水やトースターのあるラウンジがあり、客室はエコノミー、ビジネス、ファーストの3クラスに分かれている。チェックイン時にもらった番号を入力し、最後に「#」を押すと扉が開く仕組みだ。部屋にはタオル、歯ブラシ、スリッパが用意されていた。案内を続けようとしたところで、おさだは「中を案内する記憶がない」と疲れ果てた様子を見せ、動画はそこで終わる。日帰りでハワイ島を楽しめるのかという冒頭の問いに、はっきりした結論は示されていない。罰金、ウミガメ不在、蜂蜜の没収と不運の続いた一日だったが、火山のクレーターだけは本人にとって「今日一の興奮」だった。