WYM 26SSを締めくくる「大人の夏服」:スキッパーシャツの復活からシルバー925の新作ネックレスまで

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概要

WYMのGenjiが、2026年春夏シーズン最後のリリースとなる「SUMMER 4th COLLECTION」の全アイテムを紹介した動画である。テーマは昨年も好評だった「大人のスタイリング」で、イメージビジュアルもいつもよりスタイリングや撮り方を変え、落ち着いた雰囲気にしたという。

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ラインナップは、夏の着こなしに新鮮さを加える新作ウェア、アクセサリーの新作、人気アイテムの新色で構成される。Genjiが特に見落とさないでほしいと強調したのは、好評を得ているシルバー925ネックレスの新作である。本人はプライベートでもWYMのシルバー925ネックレスを着けていたが、最近はこの新作ばかり着けているという。3本セットのリングとあわせて見てほしいと話し、今回のラインナップを「僕らの期待するWYMのスタイリングの理想が詰まった」ものと位置づけた。

CLASSIC PLAID BOX H/S SHIRT:シーズン後半に出す柄シャツ

最初に紹介されたのは、半袖のチェックシャツである。Genjiは、涼しく、肌離れがよく、手入れが楽で、デザインが大人っぽく、いろいろな合わせ方ができるアイテムだとし、「とんでもないものを作ってしまった」と自信を見せた。

柄を選んだ背景には、シーズン全体の流れがある。今季の前半は無地のベーシックアイテムを多く展開したので、後半は柄物を出していく方針だという。前回はボーダーTシャツやジャカードのチェックシャツを出した。オンブレチェックが少しダウントレンドになっているため、今回は細かいミニマルなチェック柄をオリジナルで組んだ。2色だけのシンプルな配色で細かい柄にし、洗練された柄でありながら合わせやすいシャツに仕上げたという。カラーはオフホワイトとブラックがコントラストを抑えたモノトーン、ダークブラウンがかなり濃いブラウンにライトグレーのラインを入れた配色である。

素材はポリエステルとコットンを織り合わせたシアサッカー生地だ。収縮率の異なる2種類の糸を使って処理し、生地の表面に自然な凹凸が出るように設計した。凹凸があると肌に触れる面積が減るので、さらっとした清涼感が出るという説明である。仕上げにはタンブラー加工をかけ、ナチュラルな風合いにした。

シルエットはボックス型だが、サイジングはコンパクトにしている。着丈を今季らしく短めにしたので、幅の広いボトムとのバランスが取りやすい。Genjiは、WYMの半袖シャツの大きな特徴として袖のパターンを挙げた。半袖シャツがカジュアルに見える大きな原因は袖が横に広がることにある。WYMは独自の袖パターンでこの広がりを抑え、半袖でも落ち着いた印象にしているという。

着方としては、Genji自身が撮影中にしている「涼しいインナーを挟んでシャツの前を閉じる」方法を勧めた。前を開けるとインナーが見えるので閉じて着る。そうするとかなり涼しく、「病みつきになる」とまで言う。インナーのクールドライ系Tシャツが汗を吸って速く乾かし、接触冷感と抗菌防臭の機能もある。そのうえで首元はネックレスが見える程度にさらっと着られる、というのがGenjiの説明である。価格は4,950円。

WASHER H/S SKIPPER SHIRT:人気シャツをヘンリーネック仕様で再設計

2つ目は、以前WYMで出して人気だったウォッシャー素材のスキッパーシャツを、今季らしいデザインに変えて再リリースするものだ。Genjiによると、このシャツにファンが多い理由は、手入れのしやすさ、清潔感、そして街中で人と被らないことにある。素材がとても涼しく、シワにならず、洗濯機で洗え、肌離れもいい。「楽をしながらかっこよくなりたい人」に強く刺さるアイテムだったという。

昨年はオープンカラーのシャツ仕様だった。今季はそこにヘンリーネックの要素を取り入れ、前立て付きのボタン仕様にした。首元は、前立てを開けたときの見え方を調整し、細めのネックレスを合わせたときにちょうどいい開き具合にしている。身幅は昨年より少しすっきりさせたコンパクトなシルエットで、着丈はWYMが提案するボトムと合わせたときのバランスを考え、短すぎないクロップド丈にした。Genjiは撮影ではタンクトップを着ていなかった。資料画像ではWYMのレイヤードタンクトップのMとシャツのMを合わせており、裾からタンクトップが少しのぞくサイズ感になっている。

素材は昨年のスキッパーシャツと同じものである。ポリエステルでありながら天然素材のような風合いがあるのが特徴だ。横糸にポリウレタンを差し込んで高温でセットすると、ポリウレタンだけが縮んで生地表面に天然素材のような凹凸が出る。そのぶん肌との接触面積が少なく、夏でも着やすい。ストレッチ性もある。カラーはインクブラック、ダークネイビー、ダークブラウンの3色だ。

想定する着用者について、Genjiは次のような人を挙げた。上品な大人のコーディネートをしたいが天然素材は扱いが難しいと感じている人、レギュラーカラーやオープンカラーの無地シャツはすでに持っていて変化がほしい人、ヘンリーネックのTシャツも手に入れた人である。価格は4,510円で、暑がりで汗かきの人には2枚買いを勧めたいという。

動画の終盤で、Genjiはボタンの留め方を実演した。ボタンは2つあり、2つとも外しても首元が開きすぎない。1つ留めると幅が少し狭くなって律儀でクラシックな印象になり、2つ留めても落ち着いて見える。企画段階では留める前提で考えていたが、撮影では留めていなかった。改めて留めてみて「閉めるのもいいな」と気づいたといい、ネックレスが少し見える感じがいいと話した。

SEMI WIDE STRAIGHT CLASSIC SLACKS:ウールの表情をポリエステルで

3つ目のスラックスは、昨年すぐに完売したセミワイドストレートのウール調スラックスをベースに、シルエットと展開サイズを更新したものだ。今回から新たにXSサイズを加えた。Genjiによれば、WYMの他のパンツより縦のラインがすっきり見える一本である。見た目は大人に合うウールの表情で、実際はシワになりにくく手入れが楽な素材になっている。ウエストもゴム仕様で、安心して穿けるという。

素材の説明は細かい。ウールのスーツのような生地を再現するため、バラシアと呼ばれる変化組織で織っている。ポリエステルの糸でウールのさらっとした風合いを出すために、空気を吹き付けて毛羽を取る加工をしている。一般的には熱処理で簡単に済ませる工程だが、熱処理ではポリエステル特有の光沢が出てしまう。そこで、あえてコストのかかる工程を選んだという。さらに、カチオン糸とレギュラー糸の2種類のポリエステル糸を使い、ウールのような杢感が浮かぶように設計した。織り上げたあとには縮加工をかけ、ドレープ感を保ちながら張りと腰のあるウールスーツのような風合いにしている。

デザイン面では、昨年は少しテーパードを効かせたセミワイドだった。今回は、どの世代でも取り入れやすいバランスはそのままに、よりストレートなラインにした。腰回りには深めの2タックでゆとりを入れ、股上は浅すぎないようにして、裾に向かって上品なドレープが出るシルエットにしたという。ウエストの後ろはゴム仕様で、リラックスして穿ける。カラーはチャコール、ライトグレーに新たにダークブラウンを加えた3色。価格は6,600円で、夏も涼しく穿けるうえ、真冬以外のシーズンにも使えるとして、大人のワードローブに1本加えることを勧めた。

FINE STACK RINGS:WYM初の3本セットリング

アクセサリーでは、WYM初となる重ね付け用の3本セットリングが登場する。これまでWYMは主役になる太めのリングを出してきたが、今回は少し大人っぽく、さりげないデザインを着けたい気分に合わせて細身のリングを3本作った。クラシックなシグネット型、緩やかにエッジを効かせた形、全面にカットを入れてアクセントにしたデザインの3点である。

着ける指に決まりはなく、薬指に細いものを持ってくる、片手だけ細めにする、1本だけ使うなど、場面やその日の気分で使い分けられるという。これまでのWYMのリングとも組み合わせやすいように、艶消し加工で光沢を抑え、ヴィンテージジュエリーのような手になじむ質感にした。

Genjiはセットリングの市場についても触れた。セットで買えるリングは増えてきた印象があるものの、女性向けも想定してデザインされているためか、艶がありすぎたり、きらびやかすぎたり、可愛すぎたりして「絶対これ使わないよね」と感じるものもある。そうしたなかで、間違いなく使える3本を作ったという。サイズは16号と18号の2展開で、1セットの3本はすべて同じサイズで届く。価格は2,970円。汗や水に触れたら乾いた布で軽く拭くと、長くきれいに使えるとのことだ。

Silver 925 SNAKE CHAIN NECKLACE:細さと素材感、そして価格の事情

ネックレスの紹介に入る前に、Genjiは「大人は派手さを演出するのでも、無難に抑えるのでもなく、品を作るのがうまい」と前置きした。WYMは無難でも派手でもない品のあるアイテムを出してきたが、今回は首元にさらに品を与えるネックレスだという。

昨年発売してすぐに完売したシルバー925ネックレスのシリーズから、新型のスネークチェーンを出す。スネークチェーンは、コードのように滑らかにつながるシンプルなチェーンである。すでに販売しているシルバー925のクロスリンクチェーンネックレスと比べるとスリムで繊細な印象になり、普段アクセサリーを着けない人や大人でも取り入れやすい細さにしたという。また、シルバー925は真鍮より光沢があるので、その素材感を生かすため、既存の真鍮製スネークチェーンネックレスよりさらに細くした。

Genjiはシルバー925についても改めて説明した。92.5%が純銀で、残り7.5%は強度を高めるために混ぜた金属である。純銀の上質な輝きを持ちながら日常使いできる耐久性があり、経年変化で艶や味が深まり、磨けば輝きが戻る。クロスリンクチェーンを持っている人も、雰囲気を変えて楽しめるデザインだという。

価格は7,920円。Genjiは、銀の価格が年々高騰しているため、現状の価格は正直「慈善活動レベル」だと話した。そのうえで、来年はおそらく、昨年発売したシルバー925チェーンネックレスも今回の新作も値上げせざるを得なくなるとの見通しを示した。動画では2本を並べた比較映像も見せ、クロスリンクにも存在感があるが、表情はかなり変わると説明した。この細さでシルバー925ならではの表情を持ち、しかもこの価格で出せるのは貴重だというのがGenjiの評価である。

人気アイテムの新色:COOL DRY DENSE TEEとCOOL TOUCH MICRO SPAN H/S SHIRT

後半は、既存の人気アイテムの新色が続く。COOL DRY DENSE TEE STANDARD FITは、4月の発売以降とても好評だというクールドライシリーズのTシャツだ。外側はコットンの天然素材らしいナチュラルな表情、肌に触れる内側はナイロンで、ひんやりした接触冷感とさらっとしたドライタッチがあり、吸水速乾機能も備える。新色は、清潔感のある明るいトーンのグレーで、春夏のスタイリングに自然になじむ色味だという。Genjiはこのグレーの色を強く推し、「大人に向けた新たな定番グレー」と呼んだ。価格は従来と同じ2,420円で、6月5日(金)12時からZOZOTOWNで発売される。

COOL TOUCH MICRO SPAN H/S SHIRTは、接触冷感機能を持つ半袖シャツで、前回追加したカラーも好評だったという。今回の新色はネイビーである。濃い色だが重たく見えず、清潔感と涼しげな印象を出せるカラーだと説明した。ブラックと同様に着回しがしやすく、どんなスタイリングにも使えるという。価格は3,960円。Genjiは前回のブラウンにも触れ、暖色と寒色の深めの色をどちらも出した形だと話した。

EXTRA FINE COTTON BASIC TEE:パツパツでもオーバーサイズでもないTシャツ

コンパクトなスリムクロップドシルエットのクルーネックTシャツからは、新色のライトグレーが出る。昨年から好評で、今季はVネックも展開している。インディゴデニムやブラウン系のボトムとも相性がよく、すでに持っている人も欲しくなる色味だという。

Genjiは、「コンパクトでスリム」といっても、最近人気のぴちぴちでパツパツのTシャツとは違うと説明した。そうしたTシャツは、体を鍛えている人でも着るのが恥ずかしいと感じる人が多いのではないかという。一方で、オーバーサイズには少し飽きてきた人もいる。そういう人にいちばん合う可能性が高いと考えているのがこのTシャツだ。着丈は短く、肩のラインは少し落とす程度で、身幅は今季らしく調整した。オーバーサイズではない新鮮さは欲しいが、ぴちぴちなものには手を出しにくい人たちにリピートされているという。価格は2,200円で、Genji自身も何枚も持っていると話した。

VINTAGE WASHED CURVED DENIM:要望に応えたブラック

最後はWYMの定番カーブデニムの新色ブラックである。これまで加工を入れていないインディゴが好評で、ブラックも出してほしいという要望が多く寄せられていた。今回の「大人のスタイリング」というテーマに合わせて発売を決めたという。加工を施しているので見た目以上に柔らかく穿けるとし、Genjiはシルエットのきれいさを強調した。価格は従来と変わらず5,940円。Genjiは「欲しいから」自分でも買うと話した。

締めくくり

動画の最後で、Genjiは今回のラインナップを「WYM 2026 サマーラストコレクション」としてまとめ、紹介を締めくくった。WYMのアイテムは、Genjiの会社MODERNsの若いメンズスタッフたちも、さまざまな角度から各自のチャンネルや動画で紹介していると案内した。その後はルックブック映像で動画が終わる。