初めての鹿児島を2日間で歩く:黒豚、仙巌園、知覧、桜島、天文館の白熊

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概要

旅系の動画を投稿しているおさだが、鹿児島を初めて訪れた2日間の記録である。今年から日本国内の旅を少しずつ続けており、鹿児島は6か所目か7か所目の都道府県になるという。鹿児島と聞いて思い浮かぶものとして、桜島、屋久島、黒豚を挙げたうえで、日本旅の楽しみは何より食だと話す。今回の旅の目標としては「お土産を買う」を掲げた。ここでは空港からの移動、初日の市内観光、2日目の知覧と桜島、最後の天文館での食べ歩きまでを順にたどる。

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羽田から鹿児島空港へ、バスで市内に入る

出発は羽田空港で、ソラシドエアで鹿児島に向かった。訪れたのは8月上旬で、空港に着いた時点から暑さに何度も触れている。鹿児島空港では、西郷隆盛の出身地であることや霧島の名前を見て、歴史に詳しくない自分でも分かると話していた。空港には源泉かけ流しの足湯スポットもあったが、この暑さの中で入るものではないという反応だった。

市内へは空港から出る路線バスを使った。切符売り場は8番乗り場の近くにある。係員に確認したところ、Suicaは使えないがクレジットカードのタッチ決済はできるとのことで、おさだはクレジットカードで乗車した。運賃は大人1500円と話している。バスは10分から15分間隔で出ているようだと本人は見ており、券売機でチケットを買う方法とカードで払う方法のどちらも選べる。

降りたのは鹿児島の中心部にあたる天文館で、有名な飲食店が並ぶ天文館アーケードがある。宿泊先はアーケードから歩いて4〜5分の「ホテルマイステイズ鹿児島」で、到着時はチェックイン前だったため、荷物だけを預けてすぐに出かけた。

最初の食事は黒豚のとんかつ

昼食には鹿児島中央駅寄りにあるとんかつ店を選び、早速黒豚を食べた。店内が静かだったため撮影中はあまり話せなかったが、店を出てから「めちゃくちゃうまい」「柔らかい」と感想を述べ、ご飯を2杯食べたと話している。旅の冒頭で掲げた「食を楽しむ」という方針を、最初の食事から実行した形である。

電車で仙巌園へ、無人駅から見えた桜島

次の目的地は仙巌園である。鹿児島中央駅から国分行きの電車に乗った。駅員に聞くと本数は少なく、次は59分発だという。5番乗り場から出る2両編成の電車だった。

降りた駅は無人駅で、電車の中からもすでに見えていた桜島が、ホームに降りると目の前に広がっていた。海越しに桜島が見える景色に、おさだは「半端ない」「最高の景色」と繰り返している。運賃は240円だった。桜島自体には翌日行く予定だと話している。

駅からすぐの場所に仙巌園がある。駅前では観光客らしい人たちとは別の方向へ向かう人たちもいて、おさだは最初、その理由が分からなかった。入園料は大人1600円で、支払いは現金だった。

仙巌園:島津家の別邸とぢゃんぼ餅

仙巌園について、おさだは案内の説明をもとに、薩摩藩主島津家の別邸として1658年に築庭された代表的な大名庭園だと紹介している。以前、坂本龍馬の大河ドラマにはまって京都を訪ねたことがあり、知識は浅いながらも鹿児島といえば薩摩藩だという関心を持って見て回った。気温は35度で、暑さへの反応が何度も出てくる。

園内の茶屋では「両棒餅」を食べた。最初は「りょうぼうもち」と読むのかと思ったが、「ぢゃんぼ餅」と読むという。説明書きによれば、武士が大小の刀を差す姿を「両棒差し」と呼んだことから、餅に2本の串を刺したものをぢゃんぼ餅と呼ぶようになった。その場で焼いており、想像より小ぶりだった。食べた感想は「香ばしいみたらし団子」だった。

庭園について、おさだは当初、白鳥が泳ぐような大きな池のある整備された庭を想像していたが、実際には一帯全体が庭園になっている場所だった。順路に沿って「ザ・ハウス」と書かれた御殿の中を見学し、昔ながらの日本家屋の広さや、中庭のある造りを紹介している。建物の中は涼しく、奥に進むと庭の向こうに桜島が見えた。

「学びがない」というコメントへの返答

仙巌園の途中で、おさだは最近届いているコメントに触れた。「おさだの動画を見ても学びがない」という指摘がときどき来るという。これに対しては、それは分かっていると笑いながら返し、自分が学びを与えそうな人間に見えるかと問い返している。そのうえで、自分も大人なので少しは頭を使って紹介する場面を増やしたいと話し、海外は分からないが、日本くらいは日本人として案内していきたいと述べた。西郷像や山形屋、知覧で説明を読み上げる場面が増えるのは、この発言の後である。

文化財の建物を使ったスターバックス

仙巌園を出たところで、駅前で観光客とは別の方向に向かっていた人たちの行き先が分かった。そこにはスターバックスがあった。おさだによれば、文化財の洋館を使った店舗で、和風に瓦が使われている建物をスターバックスにしたものだという。「おしゃれボーイ・ガール」はここに向かっていたのかと納得し、自分も入ることにした。内装が素敵だと話し、2階もあることに驚いていた。季節限定のすっきりしたコーヒーの案内があったが、おさだはアイスコーヒーを注文した。

1泊3500円のホテル

ホテルに戻ってチェックインし、510号室を紹介した。部屋は「可もなく不可もなく」で、冷蔵庫、ポット、テレビ、バス・トイレなどの水回りがある。意外と綺麗だと何度も口にしている。料金は1泊3500円で、2泊して7100円だったという。日曜から月曜にかけての宿泊だったことも理由かもしれないと、おさだ自身は推測していた。

翌朝には、宿泊料金とは別に1500円を払ってホテルの朝食をとった。黒豚のしゃぶしゃぶなどもあり、おさだはこの朝食をポテンシャルが高いと評価している。

山形屋食堂の焼きそば

夕食は、ホテルから歩いて10分ほどのデパート「山形屋」で食べた。おさだは歴史ある老舗百貨店だと紹介し、創業は1751年だと驚いている。7階の山形屋食堂には名物の焼きそばがあり、店の前には順番待ちの列ができていた。

焼きそばは揚げた麺を使ったパリパリの麺で、おさだは「かた焼きそばみたいな感じ」と表現した。お好みで三杯酢をかけて食べるよう勧められたが、まずはそのまま食べ、「めちゃくちゃ美味しい」と感想を述べている。勢いでチャーハンセットにしたものの、チャーハンは鹿児島とは関係のない普通のチャーハンだったと自分で笑っていた。

西郷隆盛像と城山への道

19時過ぎに日没を迎えるため、夕日が綺麗に見えることで知られる城山へ向かった。途中で西郷隆盛の銅像に立ち寄っている。おさだの説明によれば、東京・上野の西郷像は浴衣姿で犬を連れているのに対し、鹿児島の像は軍服を着た陸軍大将の姿である。

西郷隆盛は写真嫌いで知られ、写真が1枚も残っていないという。そのため、弟と従兄弟の顔のパーツを組み合わせて想像で顔を描き、それが銅像にもなったと紹介している。おさだは像を見て「遺伝子が強めな顔面」と感想を添えた。

展望台までは残り300mほどの細い階段道が続き、誰もいなかった。真夏の暑い日にこんな場所を登る人はいないと話しながら、途中で蜘蛛の巣を見つけ、誰も通っていない証拠ではないかと怖がっている。映像はこの登り道の場面で終わり、次は翌朝に切り替わる。展望台に着いて夕景を見た場面は、字幕には含まれていない。

2日目:知覧行きのバスで迷う

2日目は9時過ぎに出発し、バスで1時間半ほどかけて知覧に向かった。Googleマップでは乗り換えなしで行けそうだったが、バスは1時間に1本程度で、乗り逃すと予定が崩れるため、26分発の便に乗ることにした。

ところが乗り場で混乱した。来るバスに次々と「知覧に行きますか」と尋ねたが、どれも違った。「1番前で待って、白いバスに乗る」と教わったものの、どのバスが白いのか判断がつかない。5分前から待っていたので通り過ぎてしまったのではと心配したが、実際にはバスが5分ほど遅れていただけで、「知覧特攻観音入口」行きの表示がある白いバスがようやく来た。

このバスではICカードが使えず、知覧までの運賃1310円は現金で払う必要があった。降りる際、手持ちの紙幣が新札で運賃箱で使えず、両替してもらって支払った。現金は3000円しか持っていなかったので、帰りはぎりぎりだったと振り返っている。おさだは、現金を持っていなかったら終わっていたと注意を促し、自分の行程を「グダグダ」と表現した。

知覧特攻平和会館で見たもの

知覧は、この旅で特に楽しみにしていた場所の1つだという。だいぶ前に読んだ本に「人生に迷ったら知覧へ行け」とあり、人生に迷っているわけではないが、来てみた次第だと話している。おさだによれば、かつて飛行学校や基地だった場所が今は茶畑になっており、知覧茶も有名だという。

会館の前には、特攻隊員の母と呼ばれた鳥濱トメさんの「母の像」や、特攻隊員の像がある。特攻平和会館の入館料は大人500円で、カードで支払えた。撮影できるのは入口すぐのロビーと、そこに展示されたゼロ戦までで、このゼロ戦は実際に飛んだ機体だという。

館内は撮影できなかったため、おさだは見学後に言葉で振り返った。隊員の遺書がずらりと並んでおり、読める字と読めない字があったが、読めたものには親族への感謝が多かったという。館内の説明によれば、隊員が出撃前に過ごした宿舎「三角兵舎」が復元されている。敵の目を避けるために森の奥に半地下で造られたもので、中は寝床だけの簡素な空間だった。

隊員の年齢も展示されており、最年少は17歳で、ほとんどが10代から20代だったという。数日後には片道の燃料で飛び立ち、亡くなることが前提だったにもかかわらず、写真の顔はそれほど暗くないように見えたと話し、「すごいな」とつぶやいている。そのうえで、今こうして平和に過ごしていることに感謝したいと述べた。

トメさんの縁者が営む店の釜飯

会館の近くで昼食をとった。おさだはメニューに載っていた説明から、特攻の母と呼ばれた鳥濱トメさんの縁者が現在経営している店だと紹介している。最初はあっさりしたうどんが食べたいと話していたが、注文したのは店で人気の釜飯と唐揚げのセットだった。釜飯は5種類ほどから選べ、鮭いくら釜飯にした。「鮭いくらが一番美味しいよね」と話しながら食べ、トメさんさすがだと感想を述べている。

桜島フェリーとやぶ金のうどん

バスで市内に戻り、乗り継いで桜島フェリーターミナルに着いた。フェリーは24時間運航で、運賃は250円。おさだは出航直前に駆け込んだが、チケットを買っていなかった。係員に聞くと、支払いは着いてからでよく、クレジットカードも使えるという。

船内にはトイレや売店があり、うどん店「やぶ金」も入っている。営業は8時から17時までで、帰りの便では閉まっているため、行きの便で食べることにした。桜島までは15分ほどで着くため、その間に食べなければならない。注文したのはきつねうどんで、感想は「優しさの塊」。船は結構揺れたという。

甲板からは桜島がよく見え、雲がかかっている様子について、おさだは灰ではなく雲だろうと話していた。島には家もあり、住んでいる人がいる。おさだは、桜島では噴火による降灰が日常で、住民は天気予報で降水確率ならぬ「降灰予報」や風向きを必ずチェックすると聞いたと紹介している。車ごとフェリーに乗ることもできるが、予約が必要だったと記憶していると話した。

桜島で自転車をやめてバスにした理由

桜島側のターミナルにはレンタカーやレンタサイクルがあり、長渕剛のモニュメントも立っていた。おさだは桜島と関係があるのかと首をかしげている。駐車場の車には灰か砂埃がかかっており、それを見て「桜島を体感している」と話した。

島を一周するほどの時間はないため、レンタサイクル(400円)で行けるところだけ回るつもりだった。しかし店の人から丁寧な助言を受ける。残りは1時間ほどしかなく、いろいろな施設が17時に閉まる。気温も高い。行きたい展望台のうち湯之平展望所は山の上にあり、自転車では行けない。代わりに16時半発の周遊バスに乗れば、ぐるっと回って湯之平も車窓から見られ、ターミナル近くに戻ってこられるという。景色を見たいならバスの方がいいと勧められ、おさだはレンタサイクルをキャンセルした。店の人は地図までくれたという。

バスを待つ間、歩いて5分ほどの道の駅に立ち寄った。桜島の名物を探すうちに、みかんが目に入り、そこで目標にしていたお土産をまだ買っていないことを思い出す。「後で買おう、覚えておいて」と視聴者に呼びかけているが、実際に買った場面はこの後の字幕には出てこない。

アイランドビューバスで湯之平展望所へ

乗ったのは「サクラジマアイランドビュー」で、乗客はほとんどいなかった。車内から、足湯で有名な公園を案内されたが、そのときの気温は36度で、「足湯はいらない」と話している。自転車を借りていたら、この道を片道1.5kmほど走ることになっていたようで、おさだはバスを勧めてもらって本当によかったと振り返った。

湯之平展望所ではバスを降りて数分間見学できた。島で一番高い場所にある展望所で、目の前に大きな桜島がそびえる。周りの観光客は口元を覆っており、砂埃か灰か分からないがかなり舞っていたという。上に登ると桜島をぐるりと見渡せ、対岸には鹿児島市街も見えた。案内板からは、桜島大根や桜島みかんが有名であることも知った。車窓から回るだけでなく降りて見られたことに満足し、このバスはいいかもしれないと評価している。

天文館で視聴者おすすめの3品を食べ歩く

最後は天文館に戻り、視聴者から勧められた3つの店を回った。最初は駄菓子横丁の焼きドーナツ。普段は店頭で焼いているようだが、この日の焼きたては売り切れで、冷めたものを1つ買って食べた。

次はさつま揚げの店「揚げたて屋」で、種類の中からチーズ入りを選んだ。値段は170円くらいだったと話している。こちらも揚げたてではなかったが、ほんのり温かく、美味しかったという。

3つ目は「むじゃき」の白熊である。以前にも食べたことがあるかき氷だが、今回は本店を訪れた。通常サイズは食べきれないと判断し、小さい「ベビー」サイズの白熊を注文した。男1人でかき氷を食べていいのかと照れながらも、種類が多い中から最もメジャーだろうと考えた白熊を選んでいる。上から見ると、レーズンやチェリーが目と口になっていて、白熊の顔に見える。白熊を完食したところで、鹿児島編は終わる。

旅の最初に掲げた「お土産を買う」という目標は、道の駅で思い出した後、実際に買ったかどうかが映像の中で示されないまま終わっている。