WYM 2026年夏の新作:半袖クロップドシャツ、ヘンリーネック、VネックTシャツまで全9型を解説

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概要

ファッション発信者のげんじが、自身の関わるブランドWYM(ウィム)の2026年春夏シーズンの新作ラインナップを紹介した動画である。テーマは、夏本番に向けて大人がきれいめのスタイリングを楽しむための服だ。新型の半袖シャツ、夏素材の新シルエットのスラックス、トレンドのヘンリーネックの半袖Tシャツ、好評のTシャツシリーズの新色と新型のVネック、既存の定番アイテムの新色まで、計9アイテムについて素材、シルエット、価格を順に説明している。発売日は5月1日で、話者は「5連休の前日」のリリースだと告げている。

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前回リリースの反響と今回の位置づけ

冒頭でげんじは前回のリリースに触れ、特に「クールドライ」シリーズへの反響が自分たちの予想をはるかに超えたと話す。中でも即完売したクールドライのインナーTシャツは、げんじ自身も自宅用に5枚買ったもので、つい先日再販したという。

今回は前回に続き、夏に向けた大人のスタイリングに欠かせないアイテムを揃えたという位置づけだ。話者は、定番のマイクロスパンシャツの新型、夏向けの素材で作った新シルエットのスラックス、ヘンリーネックの半袖Tシャツ、エクストラファインコットンシリーズの新色と新たなVネック型を挙げ、今期のトレンドを取り込んだ「スタイリングの核」になるアイテムが揃ったと述べている。

マイクロスパンクロップドハーフスリーブシャツ:長袖版から襟と身幅を変えた半袖

最初に紹介されたのは、WYMのマイクロスパンシャツシリーズから出る半袖のクロップドシャツである。3月に出して人気だった長袖のマイクロスパンクロップドシャツとはデザインを変え、襟を夏らしく涼しげな開襟にした。身幅も少しすっきりさせ、今季らしいコンパクトなシルエットにしている。

着丈については、ワイドパンツと合わせたときのバランスを考え、「短すぎない程よいクロップド丈」に設定したと説明する。げんじはこれ以上短いと大人には「やりすぎ」になると述べ、この長さならタックインもしやすいと話す。丈が長すぎると裾が出てしまってタックインしにくい、というのが話者の説明だ。

素材はWYM定番のシャツ素材で、見た目はきれいなコットンブロードのようだが、ポリエステルとレーヨンだけで構成したイージーケア素材である。高密度のポリエステルのマイクロスパン糸を使ってコットンのような程よいハリと柔らかさを再現し、そこにレーヨンのドレープ性とクリーンさを加えたという。見た目がきれいなのに洗濯機で丸洗いできる点を、げんじは夏のシャツとしての大きな利点に挙げている。

カラーは4色展開である。WYMはこれまでサックスブルーなど様々なブルーを出してきたが、今回は夏の季節感に合わせたクリーンなブルーを新たに作ったという。これにブルーのストライプを加え、げんじはこの柄を「絶妙」だと繰り返し強調した。残る2色も大人らしい色だとしている。コーディネート例としては、スラックスに加えてデニムや夏のアイウェアとの組み合わせを挙げた。

価格は4,510円で、話者は「この価格で手に入っていいんだと改めて思える」シャツだと述べる。サイズは3サイズ展開である。げんじはこのシャツを着て旅行に行き、昼からビール、夜はワインを飲む場面を想像して語り、パートナーとの外出にも1人の外出にも合うと話している。

アークカーブドアムンゼンスラックス:梨地素材とテーパードの2タックワイド

次のスラックスは、社内で大好評だったとげんじが話すアイテムで、夏の大人に向けた新素材・新シルエットのスラックスである。

素材にはサラサラした風合いのアムンゼン素材を採用した。日本では「梨地」と呼ばれる組織で、梨の表面のような細かい凹凸があり、肌との接触面積が小さいので夏でも着やすいという。「接触面積が少ない」という言葉はなじみが薄いとして、げんじは次のように補足する。暑いときには、生地がピタッと肌にくっついたり肌離れが悪かったりすることがストレスになる。日本の夏は暑いうえに湿度も高いので、肌離れのいいパンツはそのストレスの軽減につながる。だから大人はそういう素材を選んで賢く買うのだ、という説明である。

染色には液流染色を用い、時間をかけて染めることで生地にふくらみを持たせ、サマーウールのような表情に仕上げた。ダークグレーはストライプ柄で、ストライプ部分に2色の糸を撚った杢糸を使い、さりげない柄にしている。定番のスライトフレアダブルクロスバギースラックスにもストライプはあるが、今回はピッチをさらに細かくして上品に見せたという。

シルエットは2タックのワイドである。これまでのワイドスラックスは裾まで太いストレート型だったが、今回はタックで腰回りにゆとりを持たせ、裾に向けてわずかにテーパードさせた。さらに脇のシームに少しカーブを入れ、まっすぐ落ちるシルエットよりもさりげないドレープ感が出るよう設計したと説明する。

カラーはストライプのダークグレー、ブラック、ダークブラウンの3色である。げんじはシャツだけでなく、ヘンリーネックやクロップドTシャツ、クールドライのTシャツとも相性がよく、「合わないアイテムがない」と話す。価格は5,940円。WYMのスラックスを一度でも買ったことがある人なら今回の良さも分かるはずだ、とげんじは述べている。

リファインドリブストレッチヘンリーTee:長袖とは素材を変えた半袖

今季の大きなトレンドとしてげんじが挙げるのがヘンリーネックである。人気だった長袖のヘンリーとは別に、半袖では素材を新たに開発した。話者によれば、人気アイテムの素材はそのままに袖丈だけ変えるのがアパレルの定石だが、今回はあえて素材を変えたという。

理由は、半袖にした時点でカジュアル度が上がるからだ。そこで半袖ではよりきれいめに見える素材を目指し、細番手の綿を使ったハイゲージのリブ素材を作った。肌触りのいい細いコットンにポリウレタンを入れてストレッチを効かせ、同時にリブが詰まった表情を出している。リブというと厚手の印象があるかもしれないが、ハイゲージで編んでいるので夏でも着やすい厚みに仕上げたという。

シルエットはコンパクトで、今季らしく着丈を短めにした。ワイドスラックスやデニムとバランスを取りやすいようにするためだ。前ボタンを開けたときの見え方にもこだわり、浅めに開くスキッパーのような首元にしている。げんじは、細めのネックレスを合わせたときにちょうどいい開き具合だと話す。

カラーはブラック、オフホワイト、チャコール、グレーの4色で、1枚でもシャツのインナーとしても使えるとしている。ただしげんじは、素材を変えても半袖である以上、長袖のヘンリーより少しカジュアルに見えると念を押し、その点を踏まえてコーディネートを組んでほしいと話した。価格は2,970円である。

クリーンランダムリブタンクトップ:前回のタンクトップとの違いと注意点

前回はクールドライシリーズのタンクトップを出したが、夏のスタイリングの幅を広げるため、WYMとして2作目のタンクトップを作ったという。リブの幅が不規則に変わる「ランダムリブ」の編み組織を採用し、無地でもスタイリングのアクセントになるようにした。

サイジングは素材の伸縮性に合わせ、クールドライのタンクより少しコンパクトにしている。着丈を短くし、身幅も少し細くした。重ね着用というより、シャツを全開にして羽織るスタイリングを想定したサイズだという。素材はポリエステルとレーヨンの混紡で、ポリエステルの軽さとレーヨンの滑らかさを持つ肌当たりのいい生地である。先に紹介したコットンのヘンリーとは違う、合繊素材ならではのリブだと話者は説明する。

伸縮性は前回のタンクトップより優れているので、動きやすさや上にTシャツを着たときの相性はこちらが上だろうとげんじは見る。一方で注意点を2つ挙げた。1つは、前回のタンクトップにあった接触冷感機能が今回はないこと。もう1つは重ね着の用途で、黒のTシャツの下から白をのぞかせたい人には前回のクールドライのタンクトップのほうを勧めている。逆に、それより短い丈、ランダムなリブ、やや細めの身幅で胸回りにフィットするタンクトップが欲しい人にはこちらが向くという。

げんじは首元についても、広がりすぎず詰まりすぎない開き具合だと話し、クロップド丈のシャツと合わせたときのサイズ感を「絶妙」と評した。価格は2,200円である。

エクストラファインコットンベーシックTee:新色2色と新型のVネック

WYMのベストセラーで、現在も好評だというエクストラファインコットンのスリムクロップドフィットTシャツから、クルーネックの新色2色と新型のVネックが出る。げんじはこの機会に、なぜこのTシャツが好評なのかを素材とシルエットから説明した。

素材はコンパクトなサイジングに合わせて独自に開発したもので、バイオウォッシュとタンブラー加工によって薄手で軽やかな質感を追求している。クルーネックの新色は、製品加工を施したフェイデッドブラウンと、今季の差し色として使ってほしいというダークブルーである。げんじはブラウンを大人の色遊び、ダークブルーを大人でも挑戦できるフレッシュな色だと紹介した。

新型のVネックは開き具合にこだわり、深すぎず浅すぎない設定にして、チェーンネックレスなどを合わせたときに程よく見えるようにした。さらにVネックの雰囲気に合わせ、身幅をクルーネックより削ってよりスタイリッシュなシルエットにしている。話者は、今季の気分に乗りたい人にはVネック、シンプルに使いたい人にはクルーネックという使い分けを提案する。Vネックはホワイト、ブラック、チャコール、アッシュブラウンの4色で、価格はクルーネックと同じ2,200円。上にシャツを羽織るときも、Vネックだと例年とは違うスタイリングになると述べている。

クールドライTee:新色アイスグレーとネイビー

前回反響の大きかったクールドライのTシャツからは新色が2色出る。構造は、外側をコットンにして天然素材らしい自然な表情を出し、肌に触れる面をナイロンにしてひんやりした接触冷感とサラッとしたドライなタッチにしたものだ。

げんじは、接触冷感ばかりに注目が集まりがちだが「ドライ」の部分も重要だと話す。夏に汗をかいたときの吸水速乾機能があり、着心地と肌離れがとてもいいという。新色は夏らしいアイスグレーと、大人のスタイルになじむネイビーである。価格は2,420円で、すでに新色を買ったという報告がDMで何件も届いていると話者は述べている。撮影中に着ていたのはネイビーで、全身を黒で固める代わりにダークネイビーに変えるという提案もしていた。

クールタッチマイクロスパンハーフスリーブシャツ:シャツとしては珍しいダークブラウン

好評の半袖シャツからは、新色のダークブラウンが追加される。WYMらしいクリーンなシャツで、クールタッチの機能素材を使っている。げんじによれば、ダークブラウンはシャツとしてはかなり珍しい色だが、今季の気分であるブラウンなので大人のスタイリングに向くという。ブルーを持っている人には、寒色を手に入れたら次は暖色を、と勧めている。価格は3,960円である。

T/CベーシックハーフスリーブニットシャツとT/Cの新色グレー

今年も人気が強いというT/Cのニットシャツからは、グレーの新色が出る。げんじは、可愛くなりすぎず派手にもならず清潔感が出る点を挙げ、去年はまだこのアイテムの気分に慣れている人は少なかったが、今年は気分だという人が多いと思う、と自身の見立てを語った。

14ゲージのハイゲージ天竺で編んだ、Tシャツとニットシャツの中間のようなアイテムで、上品な表情が特徴だという。新色はオリジナルで開発したメランジカラーである。手間のかかるトップ染めを採用し、グレーとオフホワイトの糸を撚り合わせて杢糸を作ることで、単色では出せない深みのある色にしたと説明する。

げんじは、普通は1色で作るほうがコストは安く、それで出すところだと話す。そのうえで、「その服どこのブランド?」「高そうだね」という会話がWYMの服から広がってほしいと述べた。ユーザーには服好きが多く、国内ブランドやインポートのいい服を見慣れている大人が多いからこそ、想像以上の服を届けたいという考えでデザインしているという。価格は据え置きの4,950円である。

ヴィンテージウォッシュドカーブドデニム:クリーンに振った新色クラックグレー

最後はヴィンテージカーブドデニムの新色「クラックグレー」である。ほかのカラーと同じく14オンスのヘビーウェイトデニムを使い、これまでのグレーとは加工の方向性を変えて、よりクリーンな印象にした。

以前のグレーは強めのベージュのオーバーダイでヴィンテージ感を強めていたが、今回はベージュを弱めてクリーンな色味にした。膝付近から裾にかけては絞り加工で稲妻のようなアタリを入れ、最終工程で薄い黒の顔料を吹き付けて全体を落ち着いたグレーに調整したという。げんじは、すでにグレーを持っている人でも欲しくなる色だと話す。価格は据え置きの5,940円である。

締めくくり:ルックブックへ

紹介の最後にげんじは、今回のラインナップとWYMのベストセラーを組み合わせたコーディネートをすでに組んであるとして、ルックブックに移った。それを見ながら何を買うかを検討してほしいという呼びかけで、新作の解説部分は終わる。今回の説明で話者が一貫して強調したのは、同じアイテムの色違いや袖丈違いで済ませず、半袖ヘンリーの素材変更やタンクトップのサイズ設計のように用途ごとに作り分けたこと、そして大人がきれいめに着られる丈、首元の開き、素材感に細かくこだわったことだった。