円安のハワイで「大散財」はできるのか:ホノルル旅行1日目の記録

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概要

YouTuberのおさだは、これまでにハワイを2度訪れている。1度目は数年前に両親と、2度目は1人旅だった。ハワイの印象を問われると、本人は冗談まじりに「破産」と答える。クレジットカードの引き落とし額を見るたびに、明細をそっと閉じて眠るのがハワイ旅行後の決まりになっている、というのが理由だ。今回の動画はハワイ編の初回で、羽田空港を夜に出てホノルルに朝着き、ワイキキ周辺を歩いて夕食を終えるまでの1日目を記録している。

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出発前の目標は「ケチケチしない旅」

出発の舞台は羽田空港第3ターミナルである。おさだは、ハワイは1人で黒い服を着て行く場所ではなく、おしゃれをして行く場所だと自嘲し、「心なしか寒い」とこぼす。

旅の前には視聴者と「作戦会議ライブ」を開き、そこで集まったおすすめをもとに予定を組んだ。一方で、「円安の中でも楽しめるのか」という挑発的なコメントも届いたという。これに応える形で、今回のテーマは「大散財」に決まった。ケチケチした旅ではなく、クレジットカードの上限まで使い切るつもりで楽しむ、というのが本人の宣言である。

デルタ航空の直行便と事前準備

羽田からホノルルへはデルタ航空の直行便を使い、片道はおよそ7時間だとおさだは説明する。21時半ごろに羽田を出て、現地時間の10時半ごろに着く深夜便だ。オンラインチェックインは済ませていた。往復の航空券は約8万円で取れたという。

入国にはESTAの申請が必要になる。一度取得すれば2年間有効なので、おさだは以前取得したものを使った。まだ持っていない人は先に取っておくよう勧めている。現地での通信には、Klookで購入したeSIMを使う。1GBで250〜300円程度だったという。

座席は「D」で、いつもの感覚なら窓側の端のはずが、実際には真ん中の列だった。座席にはUSB端子や個人用モニター、サンダルなどが備わっている。機内食は夕食と朝食が出たものの、夕食は寝ている間に終わり、朝食も起こされないまま席にハンバーガーが置かれていたそうだ。深夜便で出発前に食事を買えなかった点は反省点に挙げている。

モバイルパスポートコントロールで入国は十数秒

ダニエル・K・イノウエ国際空港に着くと、天気は快晴だった。今回おさだは初めて、モバイルパスポートコントロール(MPC)を使った。事前に必要事項を入力しておくと、優先レーンから入国できる仕組みだと本人は説明している。

実際の審査はパスポートを見せるだけで、15秒ほどで通過できた。本人は「過去一早かったかもしれない」と話す。ただし、今回は到着便が少なかったためか、他のレーンもそれほど混んでおらず、大きな差はなかったという。混雑時には早く入れるのだろう、というのがおさだの見立てである。

空港からホテルまでは、Klookで予約した送迎を使った。指定された電柱番号33番は、出口を出てすぐの場所にあった。

ポイント宿泊でコーナースイートにアップグレード

宿泊先は、マリオット系列のザ・レイロウ(オートグラフ コレクション)である。目の前に丸亀製麺があり、真横にはABCストアもあるので立地はとても良いと、おさだは評価している。海沿いではない点だけが難点だという。

到着は10時48分で、荷物だけ預けるつもりだった。ところが、そのまま部屋に入れることになった。日本人スタッフもいるようだ。おさだの持つクレジットカードの特典でマリオットのプラチナ以上の資格があり、朝食とポイントのどちらかを選べた。翌朝は早く出発するため、今回はポイントを選んだ。チェックイン時には、館内のレストランで使える25ドル分のクレジットも受け取っている。

ジムは「必要最低限はある」という評価で、プールは子どもが遊ぶくらいの小さめのサイズだった。

部屋は5万ポイントで予約した最も安いタイプだったが、コーナースイートにアップグレードされていた。4階の部屋で、ベッド、ソファ、食卓があり、バルコニーからはプールが見える。海は見えないものの、ハワイアン音楽が聞こえてきて「最高」と喜び、夜はここで食べると決める。木目調のシャワー室、冷蔵庫、各種アメニティもそろっていたが、歯ブラシは見当たらなかった。水筒やトートバッグのほか、大小2足のサンダルも置かれていた。おさだはこれを「カップルで来る想定だったのでしょう、残念です」と笑う。1泊の料金は、使ったポイント数から見て5万円くらいだろうと推測している。

最大の発見は「もちマラサダ」

シャワーを浴びてから、11時半ごろに散策を始めた。おさだが最初に食べたかったのはアサイーボウルだったが、途中のショッピングモールにあるパン屋で「もちマラサダ」を見つけ、衝動的に買ってしまう。ドーナツ型のマラサダで、味はオリジナル、スイートポテト、オレオの3種類があり、1個2ドルほどだった。

紅芋のような色の1個目を食べるなり「バカうまい」と声を上げ、「今回一番の発見かもしれない」と話している。同じ建物には、日本語で「おむすび・お弁当屋」と書かれた店もあった。今回はありきたりな場所ではなく、いろいろな店で少しずつ食べていきたい、とおさだは方針を語る。

アサイーボウルは「今のところ1位」

続いて訪れたのは、有名だというアサイーボウルの店である。スモールサイズで8.9ドル、日本円で約1400円だった。日本人客が多く、人気がうかがえたという。メニューには「ナルボール」という表記もあり、おさだはアサイーボウルのことだろうと推測している。

蜂蜜がたっぷりかかったボウルを外で食べた感想は、「アサイーボウルってどこが美味しいのかと思っていたが、これは美味しい、感動している」というものだった。まだ食べたのはこれだけだとしつつ、「今のところ1位」と評価している。

ワイキキの海沿いで感じた場違い感

そこから海へ向かう。途中で高級ホテルのハレクラニに立ち寄り、脇を抜けて浜辺に出た。次に来ることがあれば泊まってみたいが、1人で泊まるようなホテルではないだろう、とおさだは話す。浜辺からはダイヤモンドヘッドが見え、シェラトン・ワイキキとピンク色の有名ホテルが並んでいる。シェラトンには、以前両親と来たときに泊まったという。かつてあったホノルルコーヒーの店が見当たらず、閉店したのかもしれないとも話している。前回はこのあたりで偶然ウミガメを見たそうだ。

初日なので無理に動かず、食べて海沿いをのんびり歩き、最後は海に飛び込んで泳いで終わりたい。おさだはそんな気分を口にするが、浜辺を歩くうちに居心地が悪くなってくる。周りの人は酒を飲んだり読書をしたりしてくつろぎ、多くはビーチサンダル姿で肌をしっかり焼いている。その横を、自分は白い靴で歩いている。アサイーボウルを食べたあたりからうすうす感じていた違和感はこれだった、と本人は振り返る。早く浜辺から抜け出したかったが、出口がなかなか見つからなかった。周囲の人を映すのは失礼にあたるという配慮も口にしている。

日焼けしたキャラクターとアロハシャツ

メインストリートに戻ると、それまでほとんど店に入っていなかったことに気づき、買い物を始める。有名なパイナップル形のクッキーの店の前では、ハワイ土産の定番だが一度も買ったことがないと明かす。

「モニ」という雑貨店には、日焼けしたキューピーやクマ、ムーミンなどのグッズが並んでいた。ハワイでは日焼けしたキャラクターが多いのだという。ABCストアでも、日焼けしたハローキティやドラえもんのグッズが目についた。

ABCストアに来たからにはアロハシャツを買わなければ始まらない、とおさだは言う。派手な赤や意外と渋い紫を試し、ハワイらしい帽子もかぶってみた。帽子は18ドル、約3000円である。

像の近くでは、新婚旅行らしき幸せそうな夫婦がカメラマンに写真を撮ってもらっていた。おさだは「圧倒的な差を見せつけられた」と話し、「どうせ別れるんだから」と自虐まじりの冗談を言っている。

ミー・バーベキューのプレートを海辺で食べる

昼食は、視聴者に勧められたミー・バーベキューで取った。カルビ単品は18.95ドル、プレートにすると23ドルほど、バーベキュービーフは20ドル前後だという。プレートは副菜を4品選ぶ方式で、おさだはキムチ、ポテト、チャプチェ、キャベツのような和え物を選んだ。量の多さには驚いたという。

おさだによると、近くにはピンクの壁のまったく同じ名前の店があり、本物はこちらで、あちらはそっくりの店だという。ただ、そちらの方が客は入っていた。

テイクアウトにしたのでチップは払わず、支払いは約20ドルだった。わざわざ海辺まで運んで食べるのは、「やらなくてもいい一手間が思い出になる」という考えからだ。副菜は4品とも美味しく、何より牛肉がとても美味しかった、と評価している。

ホテルのハッピーアワーで25ドルのクレジットを使う

チェックイン時にもらった25ドルのクレジットを使うため、ホテル併設のレストランに入る。ちょうどハッピーアワーの時間で、多くの客が酒を飲んでいた。トレーニング後なので酒は控え、グアバジュースを頼んだ。

メニューを見ると、カクテル類は30ドル(約4500円)ほどだが、ハッピーアワー中はワインが1500円程度、ビールは7ドル(約1000円)で飲める。おさだは、2人で来れば25ドルで3〜4杯は飲めるのではないかと計算している。

さらに、ハッピーアワーで安くなっていたトリュフガーリックポテトを7ドルで追加した。ジュース10ドルと合わせて17ドルで、クレジットの範囲内に収まり、実際に支払いは発生しなかった。まだ余りがあり、食べ残しを持ち帰る分ももらえたが、「もっといけたな」と振り返っている。

夕日と、ジャスティン・ビーバーの「Baby」

部屋で休んだあと、4月16日の18時半ごろにサンセットを見に海へ出た。先ほどの像のすぐ脇が夕日がきれいに見える場所だろう、とおさだは推測している。夕方になると人が集まって座り始め、昼食を取った場所もこのあたりだった。

浜辺にはカニがたくさんいて、写真を撮る人の姿もあった。奥では、竿を2本出した男性が何か釣り上げたようだった。15分ほど座って音楽を聴いていたという。普段は音楽をほとんど聴かないが、ハワイの海と夕日に合う曲として選んだのはジャスティン・ビーバーの「Baby」だった。おしゃれな格好の男性が夕日を背にかっこよく写真に収まるのを見て、服装を変えれば自分もかっこよく撮れるのだろうか、と首をかしげている。

ポケ丼を求めてマグロスポットへ

夕食は買い出しをして部屋で食べることにした。まずホテル近くのワイキキ・マーケットへ行く。以前ここにあったポケ丼の売り場が、この日一番の楽しみだった。昼食も控えめにして備えていたが、売り場はなくなっていた。パック入りのポキやスパムおにぎり、揚げ物(7〜8ドル程度)は売られていたが、ご飯がない。昼は営業していて夜はやっていないだけなのかは分からない、と本人は話す。

それでも「今日の夜はポキ丼と決めている」と、近くのマグロスポットへ向かう。長い行列ができていた。注文はまずS・M・L・XLからサイズを選び、魚を選ぶ。魚は1種類でも2種類でもよく、マグロとサーモンを組み合わせることもできる。次にご飯の種類を選び、最後に醤油わさび、スパイシーマヨ、ポン酢などから魚ごとにタレを選ぶ。分かりやすい仕組みだとおさだは評価している。

帰りに昼間のスーパーへ寄り、スパムおにぎりと、もちマラサダをもう一度買った。

部屋での夕食とスパムおにぎり「日高屋」説

外で食べるつもりだったが、外は真っ暗で景色が見えず、隣からは工事の音がする。「作戦失敗」として部屋で食べることにした。

ポキ丼はサーモンとマグロで17ドル、約2500円だった。「気にしない、大散財すると決めてきた」と自分に言い聞かせる。サーモンはスパイシーマヨ、マグロは醤油と頼んだが、混ぜられていた。分けられないのかもしれない、と本人は推測している。それでも味は「めっちゃうまい」、「今日一」だった。

スパムおにぎりは、ハワイに来たときしか食べないものだと話す。味は中の下だという。おさだはこれを別名「日高屋」と呼んでいる。すごく美味しいものを食べに行く店ではないが、期待値どおりの味が出てくるので誤差がない、という意味だ。

デザートのもちマラサダは、この日4個目だった。普段は甘いものがまったく好きではないのに、これはとても美味しいと繰り返し、この日一番の発見だと改めて語っている。

1日目の締めくくり

これまでハワイでは19時には部屋に戻って寝る生活だったため、気分が上がったこの夜はバーに行こうかと考えた。しかし結局は行かないことにして、1日目を終えている。ハワイ滞在はあと2〜3日続き、次回はあちこち移動する予定だとおさだは予告している。「大散財」を掲げた旅だったが、1日目の出費は、ポイント宿泊、ホテルのクレジット、テイクアウトといった範囲にとどまった。