筋肉自慢の先輩ショーゴが、鍛えていない後輩ニシダにこき使われる:NOBROCK TV「強い=偉い」ドッキリ

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概要

NOBROCK TVの今回の企画は、東京ホテイソンのショーゴとラランドのニシダによる立場逆転ドッキリである。芸歴ではショーゴが先輩、ニシダが後輩だ。ただ、ショーゴが4年間体を鍛えてきたのに対し、ニシダはトレーニングをしていないのにベンチプレスで100kgを挙げたという。そこで「筋トレの世界では重いものを挙げた方が偉い」という設定を作り、先輩のショーゴが後輩のニシダにこき使われる様子を見せる。ターゲットはアイドルの野村るなで、彼女がこの光景をどう受け止めるかを別室のモニターで見守る構成である。

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ニシダの「100kg」はなぜ噂になったのか

冒頭でショーゴが、企画のきっかけになった出来事を説明する。友人同士で楽しくトレーニングし、ベンチプレスを何kg挙げられるか試したところ、ニシダが100kgを挙げた。ショーゴによれば、これは本当にとんでもないことで、筋トレ界隈がざわついたという。居酒屋で「ニシダすごくない?」という会話が実際にあったと話し、ニシダのもとにはマッチョたちからDMが届いた。中には、競技はやらなくていいので一度パワーリフティングの試合を見に来てほしいと声をかけてきた大会運営者もいたという。

スタジオではニシダを「異常個体」「オスの中でも強い個体、アルファオス」と呼んで笑いが起きる。MC側は、ゴッドタンの相撲大喜利でもニシダがめちゃくちゃ強かったことを思い出す。ショーゴは「たぶん筋肉量は結構あるタイプ」とみている。実際のマッチョ界のルールは分からないと断ったうえで、「この世界では筋肉の強さで全てが決まる」という設定を置き、先輩後輩の関係を逆転させる。

仕掛けの表向きの名目は、ジムのPR動画の撮影である。ショーゴが野村に筋トレを教える動画を撮る、という設定だ。

3:30

ターゲット野村るなの登場と、楽屋での筋トレ講座

ターゲットの野村るなは18歳のアイドルで、デビュー前からヤングマガジンや週刊プレイボーイのグラビアに起用されたと紹介される。当日は電車の遅延で到着が15分ほど遅れ、「ご迷惑をおかけしてしまい恐縮ですが」と謝りながら入ってきた。モニターを見ていたMC陣は、この後ひどいことが起きるのだから謝る必要はまったくない、と笑う。

楽屋では、ショーゴが先輩らしく筋トレを語り始める。野村が家でお尻のトレーニングをしていると話すと、ショーゴはブルガリアンスクワットを勧め、楽屋でそのまま実演した。多くの人は膝を前に出してしまうと指摘し、片足をベンチに乗せることで普通のスクワットより負荷が大きく変わること、重心が難しいことを説明して、「これだけ覚えればいい」と締める。すぐに「筋トレの話になると熱くなっちゃう」と謝るが、野村は語りたくなる気持ちはすごく好きだと受け止めた。

さらにショーゴは体を見せ、「俺のストロングポイントを当てて」と求める。MC陣はそれを「嫌な先輩」と面白がる。尊敬する人物として挙げたのはフィットネス界のジェレミー・ブエンディアで、「どんなに苦しいことがあっても、まずはジムに行け」という言葉を紹介した。

7:08

「ぽっちゃり代表」ニシダの合流

ディレクターの樋口が現れ、撮影の趣旨を説明する。ショーゴは大会前で減量中だと話し、お尻の脂肪も削っているので座るのも痛いと言う。樋口が「ゆるいフィットネス番組にはしたくない、ガチで行きたい」と前置きしてベンチプレスの重量を尋ねると、ショーゴは「90kgぐらいならなんとか」と答えた。

ここで樋口は、企画書にはなかった追加ゲストとしてニシダの名前を出す。女性とぽっちゃりの人の2人を鍛える企画、という説明だ。ニシダの名前を聞いたショーゴは「マジかよ」という顔をするが、モニター側のMCは表情がやりすぎではないかと心配する。ニシダが合流すると、樋口は「デブでも簡単に筋トレできる企画」と説明し、ニシダは「デブ扱いすか」と返す。ニシダは筋トレをまったくやっていないと認め、ショーゴは先輩としてバリバリ上から行く、という段取りが確認された。

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スタッフが去った途端の立場逆転

樋口が機材準備で部屋を出た瞬間、ニシダが態度を変える。「で、俺が何をお前に教わるって?」と詰め寄り、ショーゴは「教えることは何もないです、すいません」と縮こまる。ニシダは野村に「こいつ、待ち時間に偉そうに筋トレのこと言ってませんでした?」と確かめたうえで、ショーゴは見た目がいいだけで力が弱い、と言い放つ。

根拠として持ち出すのがベンチプレスの数字である。ショーゴは4年やって90kg、ニシダはトレーニングなしで100kg。「お前、才能がねえんだよ。筋トレもお笑いも」とまで言われ、ショーゴはひたすら謝る。モニター側はショーゴの芝居が大きすぎないかと気にし始める。

ニシダはショーゴにコーヒーを買いに行かせる。ショーゴがブラックコーヒーを買ってくると、「コーヒーって言ったら糖分たっぷりのMAXコーヒーだろ」と叱る。ショーゴが大会前で節制していると言っても、「節制した結果、90も上がらねえんだろ。糖分取って100挙げてる方が偉い」と取り合わない。今回は大会のカテゴリーを一つ上げてボディビルに出ると説明しても、「なんだボディビルって。うめえのか」と返す。ショーゴが、しっとり焼ける鶏胸肉の鶏ハムの作り方を覚えたと話すと、ニシダは「鶏胸肉なんか人間は食わねえ、豚バラだろ」と言う。豚バラは脂質が高いとショーゴが反論すると、「そうやって頭でっかちに考えるからずっと面白くないんだ」と切り捨てた。

ショーゴが買い物で席を外している間、ニシダは野村に、ショーゴは「元々力が強いわけじゃない」、自分のは生まれ持った才能で「お笑いと一緒」だと語って聞かせている。

14:36

アンケートで浮かぶ食生活の対比

スタッフが戻り、2人にアンケートを取る。ショーゴは4年ほど前、細い自分が嫌で強くなりたいと思ってジムに通い始めたと答える。ニシダは最近も何もやっていないと答え、今日はショーゴに教わるのが楽しみだと言う。スタッフの前では殊勝な後輩を演じているわけで、モニター側はその変わり身に「漫画みたいな嫌なやつ」と感心する。

昨日の食事を聞かれると、ショーゴは鶏胸肉とブロッコリー、ニシダはラーメン二郎で、朝はカレーだったと答える。スタッフに「ガツンと言ってやってください」と促されたショーゴは、カツカレーやラーメンは脂質と糖質のカロリーお化けだ、そういう不摂生をやめろ、と注意する。ニシダは「勘弁してくださいよ、食べたいものを食べたらそうなっちゃう」とへりくだってみせた。

スタッフが出ていくと、ニシダは「力が強いのに下手に出て、お前の顔を立ててやった」とまた態度を戻し、ショーゴに「カレーとラーメンが一番バルクアップします」と言わせる。

17:24

お菓子、弁当、コーラ、コロッケ

ここからニシダの要求は食べ物に向かう。ショーゴに「ばかうけ」を口に入れさせようとし、見当たらないと分かると「ばかうけっぽいのを選べ」と命じて、ハッピーターンで手を打つ。「しょっぱいものの後は甘いものですか」とショーゴが気を回すと、「そりゃそうだろ」と答える。さらに「お前のすごい筋肉なんてお菓子のパッケージを剥くぐらいしか使えない」と言い、自分のリュックを開けさせる。中からは唐揚げ3個と弁当が出てきた。

ショーゴが「何がお望みでしょうか」と尋ねると「お前のセンスで来い」と返し、肉団子を差し出したショーゴに「まずコーラだろバカ」と怒鳴る。コーラの後はコロッケで、減量中のショーゴにはコロッケから目を離すなと迫り、「食べたいか」と聞く。ショーゴは大会1週間前だからと必死に断る。モニター側は、ショーゴの芝居が硬いせいでニシダがどんどん暴走している、と見ている。

続いて、ニシダが用意されていたフライパンを手に力を見せる場面がある。モニター側も「ニシダ、マジでパワーある」と驚く。ショーゴにも同じことを試させるが、うんともすんとも言わない。ニシダは「曲げられるまでやってろ」と言い残してトイレへ向かった。

21:15

ショーゴの独白:努力は才能に勝てないのか

ニシダがいなくなると、ショーゴは野村に本音を語り始める。自分はニシダより力がなく才能もない、筋トレ界は結局重いものを持ち上げられるやつが正義なんだ、と。野村が、筋トレの世界は筋肉をいかにきれいに見せるかが一番なのではと尋ねると、ショーゴは最初は自分もそう思っていた、大きな筋肉をつけ、優雅に見せ、迫力を出すことだと考えていた、と答える。だがニシダが現れ、フォームもボディビルダーも無視して力だけで筋トレ界を席巻した、と続けた。

ショーゴは自分のTシャツに書かれた「マッスルアライブ」、つまり「筋肉は生きている」という言葉を信じてトレーニングしてきたのに、ニシダが着ているのはMoMAの現代アートのシャツだと嘆き、「現代アートのシャツにマッスルアライブが負けた」と悔しがる。「何が誰でも変われるだよ、俺は何も変われなかった」と言い、ニシダが食べていた唐揚げを手に「これを食えばあいつみたいに強くなれるのか」とまで言い出す。

モニター側では、芝居が大げさで野村が少し笑っている、ドッキリがバレていないか、と不安が広がる。それでも野村は真面目に応じた。「心の中で俺のこと笑ってるんだろ」「あっちのが強いし男らしい」と問うショーゴに、野村は笑っていないと否定し、「自分の夢を叶えようとしてる人の方がかっこいいと思います」と答える。ショーゴが「努力は才能に勝てない、お前の頑張りだって結局叶わない、なんで続けるんだ」と問うと、野村は「自己満」「頑張ってない自分が嫌だから」と答えた。

この言葉を受けて、ショーゴは自分も最初はそうだったと振り返る。20kgのバーすら挙がらず、それでもプレートを1枚ずつ増やしていく喜びがあった、それを君が気づかせてくれた、と語る。最後に「君は僕にとってのアイリス・カイルだ」と言うが、野村には通じない。女性のボディビルダーだと説明しても、やはり分からないという反応だった。

25:52

腕相撲での「努力対才能」

トイレから戻ったニシダは、トイレが汚かったから掃除してこいとショーゴに命じる。ここでショーゴが初めて「いい加減にしろ」と反抗する。ニシダが「弱いくせに吠えるな、頑張っても才能がないから意味ない」と返すと、ショーゴは「強い弱いが正解じゃない、頑張っていない自分が嫌だから努力する、負けてもいい」と、野村から教わったことを口にして腕相撲を挑む。

レフェリーは野村が務める。ニシダは「才能が努力に勝つところを見せてやる」、ショーゴは「天才が努力に負けるところを」と応酬する。モニター側の出演者からも、ニシダが本当に嫌なやつなので負けてほしい、マジで勝ってほしい、という声が上がった。

勝負は最初ニシダが押すが、「今までの日々を思い出せ」とショーゴが盛り返し、徐々に形勢が傾く。そこでニシダが「さっきの唐揚げが喉に詰まった」と咳き込み、不摂生が裏目に出た形になる。ショーゴは「体のことを思って作り上げたこの4年間、筋肉は裏切らない」と叫び、「お前が最後に見る景色はこのポーズにしてやろう」と、力の象徴だというオリバーポーズを決めて勝負を終えた。

29:23

ネタばらし:バレた原因はショーゴの芝居

ドッキリだと明かされると、野村は「ですよね」と笑った。ショーゴはニシダの嫌なやつぶりを褒め、自分は本当に減量中だったので、ニシダが食べる姿には本気で腹が立ったと明かす。

どこで気づいたかと聞かれた野村は、最初は少し大げさだと思ったが、芸人さんだから声が大きくてこういう人なのかなと受け止めていた、と話す。ただ、ちょっとした言い争いになったあたりで、あえてやっているのだろうと気づいたという。どちらの芝居で気づいたかについては、ショーゴの芝居だったことが示唆され、ショーゴは「筋肉でも芝居でも負けた」と嘆く。

ニシダも、ショーゴの芝居は本当にいつも下手すぎると指摘する。少年漫画のような台詞回しが続いたことや、ニシダが来てビビる場面の芝居を挙げた。さらに、某特番でもショーゴの芝居が下手だと言われていたこと、裏で芸人仲間の蓮見君にボロカスに言われていたことも話題に出た。

ドッキリの筋書きとしては、才能の後輩に努力の先輩が逆襲するという少年漫画のような展開で決着した。ただ、ターゲットの野村はその芝居の不自然さから仕掛けを見抜いており、出演者の振り返りでは、ニシダの嫌な役の巧さと、ショーゴの芝居の下手さが改めて笑いの対象になった。