タシケント初日の記録:入国の手間、地下鉄とバザール、モスク、無料テーマパーク

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概要

旅行系YouTuberのおさだが、ウズベキスタン編の初回として首都タシケントで過ごした1日を記録した動画である。視聴者との「作戦会議」では、ウズベキスタンを勧める声が多く、特に女性から強く支持されていたという。話者はその理由を「世界遺産の街がある」「モスクが綺麗」「日本人の口に合う料理が多い」と整理した。そのうえで今回の旅の目標を「ときめく」と定め、女性に人気の理由を自分で体験できるかを確かめに行く。

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北京から中国国際航空の直行便で入国

話者はモンゴル旅行の後、中国に一泊し、北京首都国際空港からタシケントへ向かった。北京からタシケントへは中国国際航空の直行便が出ている。オンラインチェックインができなかったため、カウンターに並んで手続きをした。

出発前の準備として、ウズベキスタン入国に特別な書類は不要で、パスポートだけで入国できるようだと話者は説明する。入れておくべきアプリとして挙げたのが配車アプリのYandex Goだ。ただし電話番号認証が必要で、話者は日本で色々試したものの使える状態まで設定できなかった。現地でSIMを入れれば設定できるという情報があったので、それを試すことにした。通信についてはKlookのeSIMが安く買えそうだと見ていたが、現地の価格も比べることにした。

フライトは約7時間。タシケント国際空港には20時50分ごろに着き、予定より1時間ほど遅れた。

空港でのSIM購入と「ぼったくり」

入国審査を抜けると、手荷物受け取り所の近くにSIMカード売り場が何か所かある。話者が見た店では、200GBが8ドル、20GBも8ドルという表示があった。4日程度の滞在なら15GBで十分と言われ、6ドルのプランに決めた。ところが決済の段階で10ドルに変わり、「その番号を入れるなら10ドル」と説明されたという。話者自身も腑に落ちないまま支払っている。

さらに、支払った後で自分のスマートフォンが物理SIMに対応していないことに気づいた。結局、別の売り場で買い直して回線がつながり、その店員がYandex Goの設定まで済ませてくれた。現地の番号を取得すればアプリが使えるという情報は正しかったと話者は確認している。最初の店については、6ドル程度で買えるものに高い値段を払わされたと振り返り、ホテルに着いてからも「絶対ぼったくられた」とこぼしていた。視聴者には、物理SIMとeSIMを取り違えないこと、安い売り場もあることを注意点として伝えている。

現金の引き出しとスムの換算

続いて現金を用意した。ウズベキスタンの通貨はスムで、話者は1スム=0.012円、つまり1000スムが約12円と確認していた。ATMで90万スムを引き出したが、桁が多いため、画面に入力した数字が合っているか何度も数え直している。90万スムは1万円余りにあたる。基本的にはカードが使えそうだが、現金を使う場面もありそうなので両替はしておいたほうがよい、というのが話者の考えだ。

Yandex GoにはAMEXのカードを登録できず、VISAなら登録できた。空港から15分ほどのホテルまでは1万7500スムと表示され、約200円という安さに話者は驚いていた。使い方は現在地と目的地を入れるだけで、Uberに近い。空港の外の気温は夜で27℃ほどで、想像していたほど暑くはなかったという。

ホテル・ウズベキスタンの部屋と評価

泊まったのは「ホテル・ウズベキスタン」。16階建ての大きなホテルで、話者の部屋は5階の516号室だった。ベッド、机、冷蔵庫、タンスがあり、水回りの造りは少し変わっている。男1人なら十分というのが話者の感想だ。部屋に水は置いていないが、受付の横に給水機がある。

料金は1泊6,500円、2泊で約1万3,000円。立地は中心部に近いと話者は見ている。1階で日本人を多く見かけたため、日本人にとってコスパのよいホテルなのかもしれない、あるいはウズベキスタンの物価がこの程度なのかもしれない、と推測していた。

一方、翌朝の評価は厳しい。朝食は「微妙」で、窓際の空調はヒーターかクーラーかもわからず部屋が冷えにくかった。建物が古く、部屋のにおいも気になったという。話者は「あまりお勧めしないかもしれない」とし、安ければ気にしない人なら泊まってよい、と付け加えている。

アミール・ティムール広場とナヴォイ劇場

訪問日は8月26日。予報は最高34℃、最低19℃で、朝は22℃と涼しかった。ホテル前の地下通路をくぐると、首都の中心にある公園「アミール・ティムール広場」に出る。中央にはアミール・ティムールの騎馬像が立っているが、話者はこの人物が何をしたのかを把握しておらず、「何か活躍をされた方」と紹介するにとどめた。街にはレンタルバイクのような乗り物もあり、話者はなるべく歩いて回るつもりだったが、借りられるなら借りたいと話していた。

カフェへ向かう途中、日本とゆかりのある建物として、オペラやバレエに使われるナヴォイ劇場に立ち寄った。話者の説明によれば、第二次世界大戦後に日本人捕虜約4,500人がこの建物の建設に携わった。タシケントで大きな災害が起きた際もこの建物はびくともせず、避難所として使われたという。このときは中に入れなかったため、外観だけを見ている。

周辺はオフィス街のようで、街並みも建物も綺麗だった。話者は「想像と違った」と率直に述べている。

カフェでの宗教と服装の確認

近くのカフェ(話者はチェーン店だろうと推測)でアメリカーノを飲みながら、話者は現地の習慣を確認した。ウズベキスタンはイスラム教の国なので豚肉やアルコールが禁じられており、ハラールとハラームという考え方がある、と説明する。服装は地域によって違うが、肌をあまり出さない格好が好ましいようだ。この後有名なモスクに行く予定があったため、半袖と長ズボンなら入れるだろうと考えて、その格好で来たという。信仰の柱である五行(信仰告白、礼拝など)やラマダンの断食にも触れたが、細部はうろ覚えのまま話していた。

このころから急に腹痛が始まった。朝食のせいか、前回のモンゴルで食べたものが当たったのか、話者にもわからない。体調不良はこの日の最後まで続く。

地下鉄:クレジットカードで乗れる、駅ごとに装飾が違う

空港のタクシーのように車の移動も安いが、話者はせっかくなので地下鉄に乗ることにした。ホテルのすぐ横にアミール・ティムール駅がある。ただし、Googleマップで調べても経路が出てこなかったため、路線図を見て赤い線に乗ればよいと判断した。

入口には荷物検査がある。改札はVISAやMastercardのタッチ決済に対応していると書かれており、実際にカードで通過できた。ただ、どちらのゲートを通るのか迷い、周囲の人に教えてもらっている。ドアが閉まるのが早いことにも驚いていた。

まず赤い線で、話者が「パラドックス駅」と呼ぶ駅まで行き、そこから歩いて青い線(2番線)のアリシェル・ナヴォイ駅に乗り換え、チョルスー駅へ向かった。料金は1回3,000スム、約40円。出るときはタッチ不要のようだった。話者が何度も強調していたのは駅の美しさで、駅ごとにデザインが違い、タイルのような装飾が「いちいち綺麗」だと繰り返していた。

チョルスー・バザール:ドームの市場と巨大なパン

チョルスー駅を出た目の前がチョルスー・バザールである。テントの下に多くの店が並んでおり、話者はGoogleマップで見たドーム型の建物がどこにあるか探した。正面玄関から見ると、ドームの上部が光を受けて輝いて見える。入口付近では大音量で音楽が流れていて、話者は「うるさい」と笑っていた。35周年を迎えたと掲示されていたという。

ドームの中は1階と2階に分かれた市場で、1階にはソーセージやチーズ、肉の塊をそのまま並べたコーナーがある。2階は大半がレーズンなどのドライフルーツや香辛料の店だった。店員にレーズンを試食させてもらい、「5kg」と勧められて笑っている。上から見下ろす市場の眺めも綺麗で、地元の人と観光客のやり取りを眺めているだけでも楽しいと話者は言う。英語が話せなさそうな格好の自分には誰も声をかけてこない、と冗談も口にしていた。

外では、大人の顔ほどもある大きなパンを売る店がいくつもあった。話者は偶然パン焼き場を見つけている。生地を切って重さを量り、丸いものに貼り付けて窯で焼く工程だった。窯のそばはとても暑く、職人が上半身を窯の中に入れるようにして作業していた。パンの名前は聞き取れなかった。

プロフとシャシリクで昼食

目当ては、大釜で作るピラフ「プロフ」だった。場所がわからずにいたところ、パン屋の人が身振りで方向を示してくれた。煙が立ち込めるテント街で、串焼きを焼く店や大釜でプロフを作る店が並んでいる。店に入ると、テントの中は煙で満ちていて非常に暑かった。

注文したのは牛肉の串焼き、プラム(スモモ)のジュース、プロフの3品。着ていた桜柄のシャツを店の人に褒められる場面もあった。ジュースはとても甘い。牛肉と聞いていた串焼きは癖があり、羊肉のような味だったため、話者は「ビーフってラムの意味なのか」と首をかしげていた。プロフは米、豆、肉、ニンジンなどが入ったウズベキスタン風の炊き込みご飯で、話者は「うまい」と評価しつつ、個人的には豆はいらないと付け加えた。

会計は串焼きが2万5,000スム(約330円)、プロフが4万スム(500円少々)、ジュースが1万5,000スム(約200円)で、合計8万スム、約1,000円だった。ただしプロフはかなり油っぽく、腹痛を一時忘れて食べた分が後で響くことになる。

ハズラティ・イマーム・モスク:青いタイルと服装の決まり

次の目的地へはタクシーで移動した。前日から乗る車にはどれもクーラーがなく、車内はサウナのようだった。脂っこい昼食もあって、話者は「お腹も痛いし気持ち悪い」と訴えながら、この日一番の見どころに到着した。

ハズラティ・イマーム・モスクは、タシケントで最も重要なイスラム建築とされる。話者は、ここに「世界最古のコーラン」があると紹介し、コーランを「預言者ムハンマドが神から受け取った言葉を記した、声に出して読むもの」と説明した。字幕では「世界最高」と聞こえる箇所もあるが、文脈から最古の写本を指していると考えられる。

話者は、ウズベキスタンが人気の理由の一つは建物の美しさ、特にモスクの青い模様にあると見ている。周辺の建物は青いタイルが敷き詰められていた。入場料が不要そうな建物に入ると売店があり、刺繍のスカーフや三角形のバッグ、皿が並んでいた。「おしゃれなものになると何と言えばいいのかわからなくなる」と戸惑いつつも、女性に人気の理由を体験するには買い物をしてみるべきだと考え、買い物への意欲を見せている。その理屈として話者が挙げたのは、「買い物は半分以上後悔するものだが、その後悔すら思い出になる」というものだった。

モスク本体は、広場側からではなく外側に回った方が正面だった。入口には、ノースリーブや短パンでは入れないこと、女性は髪を隠す布が用意されていることが図で示されていた。ただこのときは礼拝中らしく、係の人から中には入れないと言われ、広場までの見学にとどめた。柱や天井の一部は木造で、話者はそれに驚いていた。外から覗いた内部には青っぽい絨毯が敷かれ、祈る人の姿が見えた。他の人が中に入っていくのを見ても、話者は「駄目と言われたから駄目」と自分を制している。

タシケント・シティ・モールで休憩

Yandex Goでタシケント・シティ・モールへ移動し、涼みながら胃を休めた。とても大きなモールで、ZARAやNIKEなど見慣れたブランドが並んでいる。先ほどのモスクとの落差の大きさに話者は驚いていた。日が傾くと、夜の街へ出かけた。

マジックシティ:入場無料の「夢の国」

夜に向かったのは、タシケントで「ディズニーランドのような所」と言われるマジックシティである。Yandex Goで約400円。入場は無料で、夜になると地元の人が一斉に集まる人気スポットだという。日中は暑さのせいか人出が少なかったが、ここは夜が本番のようだと話者は見ている。入口で荷物検査がある。

中はテーマパークとアウトレットを組み合わせたような造りで、店が多い。閉園は23時で、到着は19時半ごろだった。シンデレラ城にそっくりの城は青や紫に色を変えて光り、カップルや女性が写真を撮る場所になっている。噴水ショーでは叫ぶと水しぶきが上がる仕掛けがあり、子どもたちが大声で叫んでいた。話者は最初「うるさい」と言ったことを謝っている。

奥の「マジックパーク」は小さな子ども向けの屋内施設で、回転する乗り物や上下する乗り物、ジェットコースター、手前にはマッサージ機まであった。話者はコンセプトがよくわからないと笑っていた。城の中にも入ってみたが、ジップラインの行列があるだけで、そのまま反対側の出口に出てしまった。話者は冗談で「朝まで楽しむ」と言っていたが、これで見学を切り上げて夕食に向かった。

夕食:レストラン「カラバン」でラグマンとドルマ

最後は、評判の良かったレストラン「カラバン」へ行った。音楽のあるフロアとないフロアがあり、勢いで「音楽なし」と答えたものの、結局音楽のあるフロアに案内された。

弱った胃に優しい料理を探し、候補にしたのはシャシリク、ラグマン、ドルマの3つ。シャシリクは昼に食べた串焼きのことだとわかったため、ラグマンとドルマを注文した。ラグマンは肉と野菜が入ったうどんのような麺料理で、麺はもちもちしていて野菜もたっぷりだった。話者は箸が欲しいと言いつつ、「今の胃袋にジャストフィット」「最初からこれにすればよかった」と評価している。ドルマはブドウの葉で肉と米を包んだ伝統料理で、葉ごとタレにつけて食べる。ハーブが効いた変わった味だった。

食事中に店の舞台で歌が始まり、ムードが高まったところで、話者は「男1人で来る店ではなかった」とこぼしている。

動画の最後で、次回はウズベキスタンで特に人気の高いサマルカンドへ向かうと予告した。モスクの青いタイルや刺繍製品への反応を見るかぎり、女性に人気の理由の一端には触れたものの、「ときめく」という目標がどこまで達成されたかは、体調不良もあって次の街に持ち越された形である。