【9月利上げはオーバーキル】日本株は10月初旬に底、その先は長期で上がる/日経平均9万円超えへ/AIイノベーション相場は続くのか/米中間選挙・自民党総裁選控えた見通しは《木野内栄治×松尾英里子①》
楽待 RAKUMACHI概要
大和証券アナリストの木野内栄治氏が、足元の長期金利急騰がマーケットに与える影響や、年末に向けた株価底入れのシナリオ、そしてAIイノベーションを起点とした長期的な相場見通しについて解説しました。
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足元の調整と10月底入れシナリオ
- 需給悪化の一巡: 米国投資信託の税法上の都合によるタックスロス・セリング(損出し売り)が10月上旬にかけてピークを越える見込み。
- テクニカルな底打ち: 騰落レシオやSQ週のシミュレーションに基づき、10月初旬(SQ週前後)に出直りの転換点を迎える可能性が高い。
- 地政学・原油リスクの緩和: 中間選挙を前にした産油国・イラン側の交渉カードとしての原油押し上げは、今後1カ月程度で妥協点を探る動きに向かうと推測。
2027年に向けた政治・経済のアノマリー
- 米中間選挙翌年の強さ: 共和党政権下での中間選挙翌年(大統領選挙前年)は、歴史的に下落した例がほぼなく、極めて高い上昇確率を誇る。
- 中国共産党大会の景気刺激: 5年ごとの党大会に向けて、AIや半導体分野での成果アピールが活発化し、設備投資が加速。
- 国内政治と財政議論: 自民党総裁選を見据えた動きの中で、上振れる税収を背景とした食料品減税の延長など、景気刺激策が議論される期待。
- 日経平均の上値余地: 「3割高の節目」を突破すれば、テクニカル分析上は8万8000円〜9万4000円の水準が視野に入る。
50年・20年の超長期サイクルとAI設備投資
- コンドラチェフの波: 鉄筋コンクリートや社会インフラの老朽化(約50年周期)に伴う大規模な更新投資がインフレを誘発し、長期的な景気循環を支える。
- イノベーションの継続期間: 蒸気機関や自動車、コンピューターなど過去の技術革新は20〜23年継続しており、AI相場も2040年頃まで続く潜在力がある。
- 即時償却税制: 日米で導入されている設備投資優遇策(米国は2030年末、日本は2029年3月まで)が当面の設備投資ブームを強力に下支えする。
金利上昇によるオーバーキルの警戒感
- 実質金利引き上げの弊害: 実質長期金利の上昇により企業の設備投資計画が急減速しており、2四半期連続のマイナス成長と相まって経済の限界が露呈。
- 倒産と雇用の悪化兆候: 金利上昇から約2年遅れて企業倒産が増加し、金融機関の貸出姿勢や新卒採用の鈍化、マンション価格の下落などへ波及。
- 日米中銀の綱引き: 米国は超長期債買い戻し(バイバック)で金利抑制を図る一方、日本の急速なQT(量的引き締め)が長期金利を押し上げ、日米双方の景気を冷え込ませるオーバーキルのリスクが懸念される。
この記事は動画の自動書き起こしをもとにAIが生成しています。
