弱い雇用統計でも長期金利が上がった理由 末廣徹氏が読む「不安の株高」とフランス国債売り

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概要

日経平均株価がおよそ3カ月ぶりに一時7万円台を回復した。きっかけは、予想を大きく下回った米国の雇用統計である。株式市場では「Bad News Is Good News」と受け止める声もある。しかし大和証券チーフエコノミストの末廣徹氏は、雇用統計の後に米長期金利がいったん下がり、その後再び上昇した点を重く見る。株高の裏で、財政リスクを意識した「悪い金利上昇」が進んでいるのではないか、という問題提起だ。番組では日銀「主な意見」、米雇用統計、欧州国債市場、高市総理の所信表明演説を順に取り上げ、聞き手の佐藤祥太氏とともに検証した。

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7万円台タッチの日経平均と市場の概況

この日の日経平均は終値ベースで2.4%上昇し、6万9946円86銭だった。上げ幅は一時1700円に達し、AIやハイテク株が相場を牽引した。ただ、朝に大きく上げた後は上下に振れ、右肩上がりの一本調子ではなかった。末廣氏は「細かいことはいいじゃないか」と何人かに言われたと笑いつつ、本当に楽観してよいのかを今回のテーマに据えた。

ドル円は一時158円台半ばまで円安が進んだが、収録時点では157円89銭近辺で落ち着いていた。末廣氏によれば、債券市場は高市政権のスタンスが比較的落ち着いてきたと見ており、いわゆるリフレ政策は影を潜めつつある。この日の午後には時事通信が、日銀が基調物価の2%到達に手応えを感じていると報じた。末廣氏は、日銀が2%達成に近いというスタンスを打ち出せば、物価の上振れを抑えるメッセージも出てくるのではないか、という期待が市場にあったと指摘した。

原油(WTI)は90ドル22セントまで下がってきた。一時は100ドルを超えるとの見方もあったが、末廣氏は中間選挙を控えて落ち着いていくのではないかと見ている。ダウ平均は雇用統計を受けて回復基調にある。米10年債利回りは10月2日の雇用統計直後に低下したものの、その後再び上昇した。日本の10年債利回りは3.1%前後で落ち着いている。債券市場では今フランスが注目されており、末廣氏は「1カ月ぐらいフランスのテーマで行くのではないか」との感触を語った。

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日銀「主な意見」に見える「上下双方向」の含み

10月1日に公表された日銀金融政策決定会合の「主な意見」は、利上げを決めた会合のものなので全体としてはタカ派的だった。2%目標を超えて上振れるリスクが顕在化しないよう2%程度で安定させる観点が重要になり、「その意味で政策の局面が変化した」とする意見がある。物価の上振れの兆候が見えれば利上げのペースを早めざるを得ない、という意見もあった。

佐藤氏が注目したのは、これまでにない表現だ。想定外の動きや環境変化に柔軟に対応できるよう政策金利を早めにおおよそのゴールに近づけ、「上下双方向に機動的に動けるような状況にしておくことが望ましい」という意見である。佐藤氏はこれを、下方向、つまり利下げにも動ける余地を考え始めている委員がいる兆しと読んだ。

末廣氏の見方も近い。「上」は物価上振れ時の利上げで、定期的なペースではなく早めることもありうるという姿勢を示している。一方で、経済や物価の下振れにも機動的に対応するとしている。これは後に触れる高市総理の演説と似ており、「何か言っていそうで何も言っていない」表現で、どちらにもバイアスはかかっていないと末廣氏は言う。さらに、このゴールはいわゆる中立金利だろうとしたうえで、日銀が中立金利までまだ遠いと言えば「今まで何をしていたのか」という話になる。だからゴールはそれほど遠くなく、この委員は何度も利上げを重ねるイメージを持っていないのではないか、と推測した。

内閣府出席者の発言をどう読むか

「主な意見」には財務省と内閣府の出席者の発言も載る。内閣府は、日銀が推計した中立金利も踏まえて検討する必要があり、景気や市場に過度な変動が生じた場合には日銀の「主体的かつ適切な対応」が重要だと述べた。中立金利への言及は、日銀へのプレッシャーと受け止められた面もある。

末廣氏は、「適切な対応」は「うまくやってください」という意味であり、実は何も言っていない面があると見る。利上げはだめだと言っているわけではない、という評価だ。佐藤氏は「主体的」という言葉に、政府がやれと言っているわけではないと示すニュアンスを感じたと述べた。

末廣氏はこれを、高市政権がリフレ政策や積極財政を評価する層と、最近増えた反対意見の双方に配慮しなければならない状況の表れと位置づける。「一般論として」「主体的に」「上下双方向に適切に」といった表現が増えているのはそのためで、これまで積極財政寄りだったスタンスが真ん中に戻るだけでも一種のリバランスになる。為替や金利はひとまず落ち着く方向だろう、と末廣氏は話した。

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予想外に弱かった米雇用統計と利上げ観測の後退

10月2日発表の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を大きく下回る2.9万人増にとどまった。失業率は4.1%から4.2%に上がった。末廣氏は賃金の弱さにも注目する。前年比3%程度という伸びについて、社内でも「さすがに弱すぎないか」と話題になったという。AIの影響でホワイトカラーの賃金が上がりにくくなっているのではないか、といった議論も出ているそうだ。

米国では物価や経済が比較的堅調で、雇用だけが懸念材料だった。その懸念が薄れたとして利上げに踏み切った経緯がある。次の連続利上げを見込む声もあったが、市場の織り込みは10月28日会合での利上げが20.5%にとどまる。一方、12月9日までの年内利上げはなお99.4%織り込まれている。

末廣氏は、ドットチャートでは年内あと1回がコンセンサスで、その予想はすぐには剥がれないとする。ただ10月の連続利上げはなさそうで、このまま行けば「12月も結局ないのではないか」と、なし崩し的に後ずれする可能性があると見る。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁もハト派的な発言をしており、急ぐ必要はないという雰囲気だという。佐藤氏は、前回の利上げは市場の織り込みが早くて「やらないわけにはいかない」空気があったと振り返り、そもそも必要だったのかという話にならないかと問うた。末廣氏は、先々まで見れば複数回の利上げが織り込まれているので「やらなくていい」という議論にはまだ遠いと答えた。株高が続いて景気は強いという雰囲気になれば、市場が再び利上げを求める展開もありうるという。

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「Bad News Is Good News」は成り立っているのか

末廣氏はまず、「Bad News Is Good News」という言葉自体が曖昧だと指摘する。株価だけを見れば、悪い経済指標の後に株が上がったのだから良いではないか、となる。しかし本来の仕組みはこうだ。悪いニュースが出るとFRBは利上げをしなくて済みそうになり、長期金利が下がる。金利が下がると株が相対的に割安に見え、買われる。つまり長期金利の低下が重要な要素になる。ところが今回は、金利がいったん下がった後にむしろ上昇している。

そこで末廣氏が引き合いに出したのが、イラン情勢が悪化した局面だ。当時はインフレ懸念で金利が大きく上がった。前向きな材料がそれほどないなかで、AI・半導体関連株が「爆騰」した。末廣氏はこれを消去法の買いだったと解釈する。債券は買いにくく、景気全体もよく分からない。だから金利にも景気にも強いAI・半導体が選ばれた、という見立てだ。今回も雇用統計が弱いなかで株が買われたのは、資金の「逃避先」としてAI・半導体株が選ばれた面があるのではないか、と末廣氏は問う。株高の背景が前向きなのか消極的なのかは怪しく、むしろ後者ではないか。その根拠として、金利が上がってしまっている点を繰り返し挙げた。

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長期金利の「良い上昇」と「悪い上昇」

番組では、雇用統計後の流れを二つのパスに分けて示した。一つ目は、利上げ観測が後退して金利が下がり、株が上がり、その株高を受けて利上げ観測が復活して長期金利が上がる、という道筋だ。これなら前向きな金利上昇といえる。二つ目は、雇用は悪くインフレ懸念もFRBの利上げ観測も後退したが、債務問題や財政リスクによる上昇圧力がそれを上回った、という道筋だ。後者であれば良い金利上昇とはいえず、株高の継続を楽観するのは危険だと末廣氏は述べた。

佐藤氏が示した長期金利の分解では、米10年債の名目金利が5.2%程度、10年のブレークイーブン・インフレ率(期待インフレ)が2.3%程度で、残る実質金利の伸びが大きい。末廣氏は、実質金利上昇の意味はまだ解明されていないとする。景気が良くて株高だから実質金利が上がっている、という可能性も「はっきり言ってある」という。

末廣氏は米国経済の現状を「K字型経済」と表現する。株価が上がって資産家・富裕層が消費し、経済が支えられてきた。低所得層には問題があり、金利が高くてハイテク・AI以外は採算が取れない水準かもしれない。家も買えない。それでも株価が上がっているからいいじゃないか、という雰囲気に支えられてきた部分がある。だから先行きを考えるのに「非常に悩んでいる」と末廣氏は打ち明けた。

末廣氏が描いたのは次のような循環だ。悪い金利上昇の結果、逃避的な資金が株式市場に流れて「悪い株高」が起きる。ところがそれで消費が増えて株高が正当化され、気づけば「良い株高」になる。すると最初の金利上昇も実は良い金利上昇だったという話に変わっていく。こうした展開もありうるので「何とも言えない」とし、「細かいことは気にするな」という人が当たる可能性も十分あると認めた。そのうえで、悪い部分もある以上は心配しておくべきだという立場をとった。

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ハイイールド債スプレッドに表れたストレス

悪い金利上昇によるリスクを見るため、末廣氏はハイイールド社債のスプレッドを挙げた。格付けの低いトリプルC格の社債は、国債利回りに対する上乗せ幅が久しぶりの水準まで急拡大している。投資家がリスクを取りたくないか、対象企業のリスクそのものが高まっているかのどちらかだ。より高い格付けまで含めればここまでひどくはない。ただ、弱いところから順に悪化するとすれば、最も苦しい層はすでに国債より10%以上上乗せしないと資金を調達できない状態にある。クレジットアナリストはここを心配しているという。

影響について末廣氏は二つを挙げた。一つは、市場が予想するデフォルトが実際に起きれば不安が広がること。もう一つはじわじわ出る影響で、調達金利の上昇で企業が投資をやめ、経済にマイナスになることだ。教科書的な金利上昇の悪影響が、出始めているところでは出始めているという認識である。

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フランス金利上昇とドイツ金利低下が示すもの

次に取り上げたのがドイツとフランスの長期金利だ。新聞などでは両国の利回り差を示すことが多いが、末廣氏はあえて差ではなく水準そのものを並べた。年初からのグラフでは、フランス国債利回りが大きく上昇する一方、直近2週間ほどでドイツの金利が低下している。

末廣氏によれば、ユーロ圏の問題は単一通貨ゆえに資金が国から国へ動きやすいことだ。日本にたとえると各国国債は地方債のようなものだという。日本国債は1種類なので資金は抜けにくい。しかし地方債なら、ある自治体が危ないとなれば売って別の自治体の債券を買う動きが起きやすい。フランスから逃げた資金がドイツに向かい、ドイツ国債が買われて金利が下がっている可能性が高い。フランスの良し悪しの議論から逃避的な動きに移っており、局面が一段進んだと末廣氏は見る。

ただ、末廣氏は8〜9月にフランスで特別な何かがあったとは考えていない。財政リスクも来年の大統領選も以前から分かっていたことだ。世界中で財政が問題視され、そもそも8月に注目されていたのは米国だった。どこも悪いなかで、単一通貨という特徴のために悪さが目立ってしまったのがフランスであり、フランスが財政で特段失敗しているとは思わないという。

28:55

欧州債務危機の既視感とCDS

末廣氏は、この構図が欧州債務危機に似ていると語る。当時もリーマン・ショック後でどの国も財政を大きく拡大していた。それなのに、分析は「ヨーロッパはだらしない」というものばかりだった。ギリシャの統計問題のような個別要因もあったが、世界全体で財政問題が意識されるなかでユーロの問題点が炙り出された点で、今回も同じ流れになりつつあるという。佐藤氏が構造的な問題かと問うと、末廣氏は、世界中で財政リスクが高まれば必然的にこういう動きになるのではないかと答えた。

ただし、当時のイタリアなど南欧のようにユーロ離脱論につながるところまでフランスが行くとは思わず、債務危機が来ると言いたいわけではない、とも述べた。フランスが売られているのは世界的な債務問題の象徴であり、悪い金利上昇には油断できない、という趣旨である。

ソブリンCDSプレミアムでも、フランスが圧倒的に上昇し、ドイツも動いている。末廣氏はCDSは取引が限られるので重視しすぎるべきではないという持論を示しつつ、ユーロ圏の固有の問題を指摘した。日本国債がデフォルトしないと言われる根拠の一つは通貨発行権で、最悪の場合は日銀が国債を引き受ければ資金は調達できる。しかしフランスもドイツも、ECBが決めるため自国の裁量でそれができない。財政リスクが高まりやすいのは各国の政治や財政の数字ではなく、この仕組みの問題だと末廣氏は言う。

末廣氏は2010年代にキャリアを始めた世代のエコノミストとして、この問題から仕事が始まったと振り返った。当時は、現在日銀にいる高田氏が部長で、どこが悪いか、イタリアが悪そうだといった議論を重ねながら単一通貨の問題点への理解を深めたという。10年前に経験した議論なので当時ほどひどくはならないと思う一方、構造的な問題なので心配だとも語った。

33:18

欧州不安が日米市場にもたらす含意

佐藤氏は、国債を含めて持ちたくない資金が株に向かっている可能性を指摘した。末廣氏はそこが非常に重要だとし、欧州債務危機のときもヨーロッパは買えないという話になったと述べた。ユーロ資産が買えないなら投資は保守的になり、「結局アメリカではないか」となる。先週末の株高は、欧州が不安だからアメリカに資金が来ている動きの始まりかもしれない。為替面では、欧州債務危機の際はユーロ安が世界的なテーマになった。同じことが起きれば円安というテーマが薄れる可能性もある、と末廣氏は見る。

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高市総理の所信表明演説と「ご心配に及びません」

高市総理の所信表明演説では、財政について次のような趣旨の発言があった。強い経済と財政の持続可能性をともに実現する。財政の持続可能性は責任ある積極財政を進めるうえで当然の前提である。国債発行額は経済、物価、税収、利払い費、市場の状況などを総合的に勘案して適切にコントロールする。経済や市場が想定と異なる動きを示した場合は影響を分析し、必要な対応を機動的に講じる。そして財源については、市場の信認を得られるよう特例公債に頼らずに確保するとしており「ご心配に及びません」と述べた。

末廣氏は全体として、各方面に配慮した結果、発言がかなり「ローパス」(どちらにも振れない表現)になっていると評価した。そのうえで気になる点を二つ挙げた。

一つ目は「機動的に対応する」という表現だ。これは補正予算をイメージさせる。事前報道では補正予算を辞さないと言うのではないかという議論もあった。末廣氏は、高市政権を批判する人があまり言わない評価点として、補正予算に頼らない財政運営を挙げる。これは財政健全化に資する話だという。佐藤氏も、補正予算の巨額化は大きな問題であり、当初予算をきちんと組み、複数年度で政策分析をして予算をつける方針は極めて真っ当だと考えていたと述べた。末廣氏は、補正予算でいたずらに金額が膨らむことを否定してきたのは財政健全化派だと指摘する。だからこそ「機動的に」と言われると、結局これまでの政権と同じく補正予算が大きくなるのではないかという不安が残る。もっとも、こう言わざるを得ない事情もあり、実際の政策運営を見ていく必要があるという。

二つ目は「特例公債に頼らず」という部分で、末廣氏はこれを「いまいちずるい」と評した。赤字国債以外の国債、たとえばつなぎ国債で賄う話になっているので、赤字国債は出さないがつなぎ国債を大量に出すという付け替えがありうるからだ。

佐藤氏は、年末の税制・予算編成でもう一悶着あるのではないかと見る。財政当局者と話した際、当初予算がここまで膨らむと切るに切れない、そんなに収まるかと暗い表情をしていたという。これに対し末廣氏は、補正予算が膨らんできた背景には財務省が当初予算にこだわり、そこからこぼれた分を補正で受け止めてきた事情があると述べた。補正を含めた全体で見れば、それほど拡大していないという見方もできるという。佐藤氏は心配している側、末廣氏はどちらかといえば心配していない側だと、両者の温度差もはっきりした。

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今週の注目イベント

今週は日銀の植田総裁が全国証券大会で発言する。末廣氏は、企業の予想インフレは若干弱く、利上げを加速させるデータではなかったと見ている。ただ、2%達成の判断を変える議論が出ているとこの日報じられたので、それに関連する話が出てくるかもしれないという。もう一つは、利上げを決めた9月のFOMCの議事要旨だ。インフレをどの程度懸念していたか、年内もう1回という見方がある追加利上げの判断ポイントが焦点となる。末廣氏は、ウィリアムズ総裁がかなり慎重だったことから、やや「ハト派」寄りの内容ではないかと見ている。

40:54

視聴者の質問:中間選挙で民主党が勝てば金利上昇は止まるか

最後に、米中間選挙で民主党が勝てば金利上昇は止まる可能性があるか、という質問が紹介された。佐藤氏は、上院も下院も民主党が巻き返しそうで、上院も分からなくなってきたと述べた。

末廣氏は、議会が民主党、大統領が共和党のトランプ氏となれば「ねじれ」になる可能性が高いとする。そうなれば予算を通しにくくなり、望むかどうかは別として財政リスクは自動的に低下する、という見方があるという。ただ、内政で動けなくなったトランプ大統領が外交に力を入れれば、軍事費の増加やエネルギー価格を押し上げる動きにつながるおそれもある。そのため、民主党が勝てば金利低下とは言い切れず、様子を見る必要があると末廣氏は述べた。一方、共和党が両院を取れば両方のリスクが出てくるので、それと比べれば民主党が少なくとも下院を取るほうが債券市場は落ち着くだろう、と結んだ。