簗農水相の辞任で高市首相が会見 「任命責任を重く受け止める」と表明

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概要

簗農林水産大臣は、就任から1か月たたずに辞表を提出した。2026年10月14日、高市首相は記者団に対し、辞任を受け入れた経緯と自身の任命責任について説明した。首相は、辞表は大臣本人から自発的に出されたもので、自分から辞任を促したわけではないと強調した。そのうえで、任命責任は自分にあると認めた。

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辞任の理由と受け入れの判断

首相は冒頭、簗大臣から大臣職の辞任の申し出があったと報告した。首相の説明では、簗氏が挙げた辞任の理由は二つある。これ以上国会審議に迷惑をかけるわけにはいかないこと、そして農林水産行政に集中できない状況が続くのを避けたいことである。

首相も、国会審議はもとより農林水産行政に集中できない状況が続くことは看過できないと述べた。さらに今後は、消費税に関わる支援金法案(字幕では「消費税・支援金法案」)への対応や、「責任ある積極財政」を実現するための予算編成などに一つずつ答えを出していく必要があると説明した。首相はこれらを理由に、申し出を受け入れたとしている。後任の農林水産大臣については、翌日に発表するとした。

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任命責任について

NHKの記者は、大臣が官邸を訪れた後に辞任を表明したことを受け、改めて首相の受け止めを尋ねた。首相の答えは、当日辞表が出されたので受け取った、というものだった。

率直にどう感じたかを重ねて問われると、首相は自分が任命した大臣であり、任命責任は内閣総理大臣である自分にあると述べた。そのうえで、大臣が辞任する事態に至ったことについて任命責任を重く受け止めていると語った。会見の終わりにも任命責任についての質問が飛んだが、首相は先に述べた通り任命責任は自分にあると繰り返した。

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なぜこのタイミングで辞任に至ったのか

記者は、首相が衆議院予算委員会で、違法性の有無が分からない段階では説明責任を果たすよう大臣に求めていた点を指摘した。そのうえで、一転して辞任に至った理由と、就任1か月足らずでの交代への受け止めを尋ねた。首相の答えは、タイミングについて言えば、当日夕方に本人から辞表が提出されたので受け取ったということに尽きる、というものだった。

後任人事の打診や要請をすでにしているのかという質問には、首相は「これからでございます」と答え、調整中だと説明した。

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首相から辞任を促したのか

朝日新聞の横山記者は、辞表は首相に促されたものではなく、あくまで簗大臣の側から出されたのかを確認した。首相はこれを認め、経緯を次のように説明した。前日の夜に簗氏と電話で話をした。当日は予算委員会が夕方まであったため、その後に会い、改めてしっかり説明を聞くと約束していた。首相の側から辞任の話を持ちかけたわけではなく、前日の電話でもそうしたやり取りは全くなかったという。

辞表が出なければ続投させるつもりだったのかとも問われた。首相は、新たに報道されたこともあったので、当日夕方に会って説明を聞こうと考えていたと答えた。ただし、その説明を聞いてどう判断するかを事前に決めていたわけではないとした。

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当初の対応で収まると考えていたか

TBSラジオの記者は、首相が当初、大臣の発言とその後の対応が不適切だったとして謝罪させたと予算委員会でも述べていた点を取り上げ、当初はそれで済むと考えていたのかを尋ねた。

首相によると、問題の発言は大臣就任前の地元の選挙でのもので、首相はそれを承知していなかった。本人が発言を認めた後の記者会見も首相は見ていたが、簗氏は「誤解を招くような表現」という言い方しかしなかった。そのため首相は厳しく注意し、その発言が本当であれば不適切なので、きちんと謝罪するよう求めたという。

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今後の説明責任

最後の質問をした新聞社の記者は、首相がこれまで簗氏に説明責任を果たすよう求めてきたことを踏まえ、これまでの説明をどう評価するかを尋ねた。首相は、当日の国会答弁も聞いていたが、自身も含めて十分に理解を得られた内容だとは思っていないと述べた。そのうえで、簗氏には今後一国会議員として説明責任を果たしてほしいとの考えを示した。後任の大臣は翌日に発表される予定で、会見の時点では調整中とされた。