投球を再現するロボット「トラジェクトアーク」は野球の練習をどう変えたか 斎藤隆・真中満が聞いた仕組みと限界
PIVOT 公式チャンネルPIVOT BASEBALLのこの回は、前半でポストシーズンを見るためのデータ解説を締めくくり、後半で投球再現ロボット「トラジェクトアーク」を取り上げた。出演は元メジャーリーガーの斎藤隆、元ヤクルト監督の真中満、DELTA社長の岡田友輔、司会の西川典孝である。後半にはトラジェクトスポーツの東アジア統括を務める山同建がゲストとして加わった。
後半の問いは、実在の投手のボールを機械でどこまで再現できるのか、それが球団の練習をどう変えたのか、という点にある。山同は導入実績や価格、使われ方、まだできないことまで具体的に説明した。元選手の2人は、打者・投手としての感覚から質問を重ねた。
佐々木朗希の「球の質」と、データで測りにくい勝負強さ
データ解説の最後に岡田は、ドジャースの投手陣について説明した。山本由伸は基本的に安定した内容だという。そのうえで岡田は、佐々木朗希に注目してほしいと述べた。ボールの「スタッフ」やコマンドなどの評価を見ると、ボールそのものは山本に劣らないくらいの評価になっている。シーズン後半に調子が良かった時期には、すでにそれなりのポテンシャルを示していたと岡田は見ている。
出演者からは、評価と印象がなぜここまで違うのかという疑問が出た。そこで挙がったのが四球(BB)である。岡田は、四球の指標は悪くても投げているボールの質は良く、彼のポテンシャルはそこに表れていると説明した。
話題は、緊張する場面での強さはデータで測れるのかという点に移った。真中は代打として1シーズンに31安打を記録している。勝負がかかった場面で結果を残す力をデータで捉えられないかと問われると、岡田は「難しい」と答えた。打席ごとに状況がすべて違うためだ。これに対して斎藤は、9月・10月の数字を切り出せば、シーズン後半に強い選手は見えてくるのではないかと提案した。斎藤によれば、メジャーでは9月以降の数字が重視されるといわれている。それまでは平均的でも終盤に強い選手を、球団は見ているはずだという。
ゲストの経歴:リトルリーグからラプソード日本立ち上げまで
トラジェクトアークの話題は、以前の岡田との雑談で出たものだった。番組ディレクターが強い関心を持ち、開発企業に連絡してゲストを招いた。
山同は子どもの頃にアメリカに住んでいた。リトルリーグでは投手として、バージニア州で2位になった。本人はこれを「私の野球のピーク」と笑う。帰国後は神奈川で一番弱い学校で野球を続けた。その後は大学と社会人でアメリカンフットボールを30歳ごろまでプレーした。引退後は野球に戻り、スポーツメーカーでグラブやバットの制作、マーケティングに携わった。前職では、後の話にも出てくる計測機器ラプソードの日本での立ち上げを担当したという。
従来のピッチングマシンとの違い
山同はまず、従来のピッチングマシンとの違いを説明した。これまでのマシンには、アーム式と回転するローラー式の2種類があった。どちらも決まった方向・角度からボールを発射するだけで、回転や回転軸は考慮されていない。主な目的は、バッティング投手の肩の負担を減らすことだったと山同は言う。
トラジェクトアークは、AIとトラッキングデータを使って、プロの投手のボールを忠実に再現する。リリースの角度、回転数、回転軸、スピード、アームスロット(腕の角度)を精密に再現でき、縫い目の向きまで合わせられるという。同社はこれを「ピッチングロボット」と呼んでいる。機械はレールの上を動き、右投手・左投手の区別をつけたうえで、投手の実際の数値を入力する。すると、投手の映像と一緒にそのボールが再現される仕組みだ。
真中は、ソフトバンクを訪ねたときに似たような機械を見たことがあると話した。ただ、それがこの機械なのかは分からないという。
世界で120台、MLB30球団中28球団が導入
山同によれば、10月時点で全世界に120台が導入されている。メジャーリーグでは30球団中28球団が使っている。大谷翔平が使っているというニュースもあり、ドジャースももちろん導入済みだという。
残る2球団について、山同は球団名を明かさなかった。ただ、経緯は説明した。この2球団は会社ができたばかりの頃に導入した最初期の顧客だった。当時は精度が低く、使うのをやめてしまったという。現在は再導入に向けて交渉中で、年内には入るだろうと山同は見ている。
会社の創業は2019年である。カナダのウォータールー大学の学生2人が、投手が優位に立つ「投高打低」の時代に何かできないかと考え、このマシンを生み出した。7年目の若い会社で、社員も若いという。
NPBでは12球団中7球団が導入している。球団同士の横のつながりで情報が伝わり、「入れないとまずい」という流れになっているという。7球団の中には複数台を導入している球団もある。斎藤や真中は、打撃の良いソフトバンクには何台か入っていそうだと推測したが、山同は球団名を明かさなかった。
価格は72万ドル、約1億1000万円
価格をめぐっては、出演者が予想を出し合った。斎藤は、昔のアーム式マシンが150万〜200万円ほどだったと振り返った。山同もアーム式は50万〜150万円ほどだったと補足した。出演者からは「外国人選手を1人獲るくらい」「1億円に届かないくらい」といった予想が出た。
山同が明かした価格は72万ドル、日本円で約1億1000万円である。山同自身も、最初に聞いたときは「とんでもない値段」だと思ったという。それでも、ここまでの機能があれば元は取れると考えている。導入前と導入後で成績に変化が出ていることからも、価格に見合う価値があるというのが山同の見方だ。本人も「ちょっと営業的」と断ったうえでの発言である。
球団の利用データをもとにソフトウェアを更新し続ける
斎藤は、選手の感想や利用データを集めて改良しているのかと尋ねた。山同によれば、社員は各球団の利用データをすべて見られる。誰がどれくらい、どういう投手のボールを打っているかが分かるが、もちろん公開はしない。
球団とは毎年、特にウインターミーティングの時期に、翌年の使い方を話し合う。アナリストから「こういう機能を足してほしい」という要望も届く。同社のエンジニアはそれを次々と製品に反映している。ハードウェアはあまり変わらないが、ソフトウェアの機能は進化し続けているという。
「軽いボール」を用意した理由
西川は、打者がよく言う「軽い150キロ」「重い150キロ」をマシンで調整できるのかと質問した。山同は、選手がどう感じるかは分からないと前置きした。そのうえで、同社が複数の種類のボールを用意していることを紹介した。
用意されているのは、重さ5.25オンス(約140グラム)のメジャー公式球、耐久性を高めたトラジェクト専用球、そして軽量のボール2種類である。
軽いボールを作った理由について、斎藤はマシンの負担軽減や打者の手首の保護を挙げた。山同は、マシンへの配慮も理由の一つだが、一番の理由ではないと答えた。
山同によれば、150キロや160キロのボールを打ち込む選手は「恐怖感しかない」。バットが折れるかもしれないし、けがをするかもしれない。トラジェクトを打ってけがをしたら元も子もない。最初はメジャー公式球などを使っていたが、選手から「痛い」という声が上がった。そこでローリングス社と契約し、軽量球を用意したという。
選手の中には、試合前にたくさん打つのではなく、打席に立ってその日の先発投手の軌道を見るだけの人もいるという。
今後はディンプル(くぼみ)のついたプラスチックボールも出す予定だ。ただし柔らかいボールでは、打球のデータが測りにくくなる。そのため、なるべく本物を打った感覚に近く、選手の負担も減らせるボールを開発しているという。
真中はこの考え方に賛同した。試合で150キロの直球を集中して打つのは、4打席でも20球ほどにすぎない。マシン練習では30分から1時間打つこともあるので、本物と同じ負荷では続かないと真中は言う。打者にとって大事なのは変化球にタイミングが合っているかどうかで、少し軽くても重さはあまり気にならないだろう、というのが真中の見方だ。
試合前の準備だけではない使い道
世間ではトラジェクトは試合前の準備に使うものと思われているが、実際の用途はほかにもあると山同は言う。
一つはファームや若い世代の育成である。もう一つはキャッチャーの練習だ。高卒の捕手がいきなりプロの投手の球を受ける機会は少ない。出演者からは、工藤公康の球を城島健司が捕れなかったという昔の話も出た。
いま急に増えているのが「自己分析」だという。投手が打席に立ち、自分のボールを打者の目線で見るのである。
山同は斎藤を例に挙げた。自分のボールが本当に打者にとって打ちにくいのかを、投手はこれまで見ることができなかった。数値が良くても、それが本当に有効かどうかは分からない。投手自身がいいと思って投げていても、打者からすれば打ちやすいかもしれない。これを確かめられるという。斎藤はこの発想を「画期的」と評した。
斎藤は、投手のフォームが変わったら映像も更新されるのかとも尋ねた。山同によれば、映像はチームが投手の後方から撮影したものを、リリースやアームスロットに合わせて取り込んでいる。かなり手間のかかる作業である。細かく分析したいチームは、その手間をかけてリリースとアームアングルのパターンをすべて入力し、選手に体験させているという。
1球団で最大8台、球場・キャンプ地・ドミニカに配置
真中は、1台では足りないだろうと指摘した。山同によれば、メジャーでは本拠地の球場に必ず入っており、ブルペンを一つつぶして設置している。そのほか、マイナーの施設、アリゾナやフロリダのキャンプ地にも置かれている。最近はドミニカ共和国の施設にも入っているという。
最も多い球団は8台を保有している。メジャーの球場は2台を置くようには作られていないので、1つの球場に置けるのは基本的に1台だ。ただ、日本のある球団はすでに2台を入れているという。
アマチュアでは、日本の高校や大学には価格の面で入っていない。一方、アメリカのNCAAには5台が導入されており、山同は今後かなり増えていくと見ている。
唯一再現できない球種:アンダースロー
山同はクイズとして、トラジェクトでも再現できないものがあると出題した。真中が即座に「アンダースローで投げる球」と答え、正解だった。
サイドスローは問題なく再現でき、肩のラインあたりまでは対応できる。それより下からの投球ができない。理由はカメラの構造上、アンダースローの角度に対応できないためだという。
山同によれば、ラプソードやトラックマンでも、アンダースローはカメラに入りにくく、計測しにくい時期があった。カメラとレーダーで計測するため、その範囲から外れるものはまだ測るのが難しい。メジャーにはアンダースローの投手があまり多くないという事情もある。社内では「アンダーも取れないとまずい」という議論になっているという。
斎藤は、むしろ再現できないのがそこだけという点がすごいと受け止めた。
前後方向のリリース位置と、精度の限界
山同は、さらに進化させたい点も挙げた。リリース位置は上下左右には動かせるが、前後には動かせない。そのため現在は、メジャーリーグの平均的なエクステンション(踏み出しによってリリースが前に出る距離)を前提に、本来の18.44メートルより少し前にマシンを設置しているという。前後にも動くようになれば、さらにリアルになると山同は話す。斎藤も、投手はそこで勝負しているのだから意味があると応じた。
精度について山同は、通常のマシンのようにボールが暴れることは「間違いなくない」と述べた。ただし、縦横の変化量には多少のずれが残る。チームによっては完璧を求められることもあるという。斎藤は、18.44メートルの間には空気抵抗があり、屋内か屋外かでも条件が違うので、多少のずれはやむを得ないと理解を示した。
斎藤の現役時代の投球も、映像とトラッキングデータがそろえばAIに学習させて再現できるという。斎藤は、これは実戦と同じなので試合の感覚で打席に入らないとけがをすると話した。西川が「WBCのような短期決戦なら侍ジャパンも何台か買うべきでは」と振ると、真中は「そんな予算はない」と冗談で返した。
今後追加される機能:ABS対応、打撃映像、HitTrax連携
山同は、今後のソフトウェア機能も紹介した。トラジェクトはABS(自動ボール・ストライク判定)に対応している。また、打者を正面から撮った映像を見られるようにする計画がある。真中によれば、練習後に横から撮ってもらうことはあっても、正面から自分を見る機会は意外とない。打った後に自分のスイングを確認できるのは大きいという。
現状では、選手は打った直後に映像を見られず、アナリストが確認してからフィードバックしている。今後はタブレットを横に置き、打った直後に自分の打撃を確認できるようにするという。
来年度には、打撃シミュレーションシステム「HitTrax」の3Dシミュレーションも追加される予定だ。打った打球がメジャーの球場でどう飛んだかを、ゴルフシミュレーターのように表示できる。バットのスイングデータやコンタクト率といったバットトラッキングのデータも取れるようになる予定で、ホークアイに近いデータが得られるようになるという。
出演者からは、大谷翔平が屋外で打撃練習をしなくなった理由はこれだったのか、という声も上がった。
これらのソフトウェア更新は無償で提供されると山同は説明した。メンテナンスなどの定期的なサポートも行っているという。
打者を再現するロボットは必要か
西川は、逆に打者を再現できないのかと問いかけた。
斎藤は、投手にとっても意味があると考える。真中のような打者のスイングを再現できれば、どうすればアウトを取れるのかを試せるからだ。スライダーを縦に変えるべきか、スプリットを増やすべきか、直球をどこに投げるべきかを検証できるという。
真中は懐疑的だった。投手は自分主導で投げられるが、打者は投手の球に合わせる側である。しかも投手が狙った所に必ず投げられるとは限らない。そのため打者側を機械で再現するのは難しいのではないか、と真中は話した。
それでも出演者からは、5年後、10年後には実現しているかもしれないという声が出た。ロボットが9体並ぶ「ロボット野球」になったら面白くない、という冗談も飛んだ。
山同は、トラジェクトの立場を「手伝い」と位置づけた。球団ごとに育成の方法や評価基準は少しずつ違い、各球団は岡田が紹介したような指標を満たすための練習方法を工夫している。トラジェクトはその結果を出すための手伝いをするという。
実機を見る機会について山同は、現状ではNPB球団の施設にしかないと説明した。いずれはデモができるスタジオのような場所を作りたいという。
最後に、山本由伸の投球を再現したら打てるかと聞かれた真中は、「こんなおっさんに無理だ」と笑った。そして、山本が50歳になったときの投球にしてほしいと返した。
ちょっと注目いただきたいのは佐々木投手なんですね。それなりのポテンシャルをすでに示してるなっていうところを見ていただけるといいかな。投げてるボールに関してはやっぱりいいですよ。
大谷選手が外でバッティングしなくなった理由がこれなんです。全世界で120マシン。へえ。要は回転数、スピード、変化量っていうのを入力して、AIに学習させてですね。これは画期的だね。
試合の感覚でバッターボックス入んないと。ダメじゃん、当てちゃ。じゃあ先に俺に言わせてよ。
最後のデータです。お願いします。はい。ピッチャーの本領ですね。山本投手は基本的に安定した内容にはなってるかと思います。
ちょっと注目いただきたいのは佐々木投手なんですね。佐々木投手。特にボールのスタッフだったりとか、コマンドとか、オールを見ていただくと、ボール自体はもう山本投手並みぐらいの評価にはなってるんで、やっぱり彼らが後半戦、特に良かった時期っていうのは、それなりのポテンシャルをすでに示してるなっていうところを見ていただけるといいかなというふうに思いますね。
大きく違うのか、どうしてこんなに印象が違うんだろうっていうのは。BB。BBだね。BBはそうか。変わんないですか。でも裏を返せば、BBがこれぐらい下がっても、オールでこんなに。
そうですね。投げてるボールの質に関してはやっぱりいいですよ。いいんだね。やっぱり彼のポテンシャルがこういったところに出てるんじゃないかなってところになりますね。やっぱりまだまだ楽しみなところがある。そうですね。
あとデータと、先ほどその緊張した時どうなるかとか。そうね。そこはまたちょっとベンチにいる人しか分かんないところがあります。それはデータの人に喧嘩売ってんのと一緒だ。それ言っちゃダメだよね。岡田さんね。なんか仕事絡めようとしてます。やめろ。そこはデータはほら。
でもこの1打席って決まって、代打でシーズン31安打ですよね。これって結構やっぱり、勝負かけた場面でちゃんと結果残せるかみたいな。これはデータとかで取れないですか?
これは難しいですね。これ難しいですね。シチュエーションが全部違うもんで。気持ちのね、試合にもよるし。
でも、あれじゃない? シーズンの例えば9月とか10月の数字を出せば、後半に強い人と。それは出てくるから。それ出るかもね、前半後半ね。そうするとやっぱりメジャーで大事にするのは、まさに9月以降の数字って言われてるから。そこまでは平均でも、ここからすごい人っていうのは多分見てると思うよ。それはちょっと対象になりますね。
ここまでポストシーズンを10倍楽しむためのデータについて岡田さんに説明していただきました。岡田さん、またありがとうございました。ありがとうございます。
ということで、野球が進化してるというお話はずっとしてきましたけど、以前、岡田さんと雑談する中で、なんかすごいロボットみたいのがある。トラジェクトアークですか? はい。何ですか、トラジェクトアーク。
実際のピッチャーの投球を再現できるピッチングマシンみたいなものができてるんですね。すごい。
それがすごくPIVOT BASEBALLのディレクターに刺さりまして。早速その企業の方に1回連絡をして、今日来ていただいたということで、お呼びしたいと思います。トラジェクトスポーツの山同さんです。どうぞよろしくお願いします。すごい。よろしくお願いします。
まず、我々の収録の前半が押しまくって、相当待たせてしまって。PIVOT BASEBALLはご覧になられたことありますか? 大好きですね、本当に。ずっと見させていただいてます。やった。ありがとうございます。言っていただけるとね。
実際に野球もやられてて、アメリカンフットボールとかもやられて、簡単にキャリアだけ。
野球は、子供の時アメリカに住んでまして、リトルリーグで一応バージニアで2位になったことがありまして。すごい。それが私の野球のピークでございます。一応ピッチャーとして。そう、ピッチャーと。
帰国してからは、神奈川一弱い学校でやって。一番弱い。弱い学校で、200チーム以上。アメリカでもアメフトやってましたんで、大学と社会人でアメリカンフットボール、30ぐらいまでやった後に、その後はまた野球に戻りまして、スポーツメーカーの方で野球のお仕事。グラブとかバット制作したりとか、マーケティング、選手、販促とかやらせていただいてですね。
実は前職、今回ちょっと出てきますよ、ラプソードの日本の立ち上げをやらせていただいて、現在に至る。
ご友人なんですか? ご近所さんで。言える話ですか? ご近所さんで。いいと思う。野球より、食べたり飲んだり。これはちょっとお昼で。そうなんですね。でも本当に面白い、興味深いお話いっぱい山同さんご存じなんで、今日絶対楽しいと思います。
実際にまずどんなものなのかということを説明していただいて。ちなみにトラジェクトアークは、実際ご覧になったことって皆さん。
僕は見たことはあります。ソフトバンクに1回行った時に。でもここまでじゃないかな。でもこれっぽい、ピッチャーの回転とかをインプットすると、同じようなボールが投げられる機械があるっていう情報は聞いたことあるけど、それがこの機械なのかちょっと分からないです。
なるほど。皆さんピッチングマシンとかって、現役時代とかで使って打ってたと思うんです。もう決まった方向から決まった角度でボールが発射されて、ボールの回転だったり軸なんていうのを一切無視してですね。ただバッティングピッチャーの肩の疲労を抑えるために使われてたっていう感じだと思うんですね。
実際タイプとしてはアーム式とローラー式っていうか、回転式の2つあると思うんですけど、そこからさらに進化をしまして、今、真中さんがおっしゃったように、実際のプロの選手が投げるボールを忠実に再現できる。AIとかトラッキングデータを使って、ボールのリリースの角度だったり、もう縫い目まで再現できます。
へえ。なのでボールの回転数、回転軸、もちろんスピード、あとアームスロットって腕の角度ですね。ああいったものが全て精密に再現できるという。我々はピッチングロボットという言い方をさせていただいてます。ピッチングロボット。
実際もう物もロボットなので、こんな形でレールで動いてですね。右ピッチャー、左ピッチャーで、その選手の実際の数値を入力しますと、そのまま映像とともにボールが再現できると。そんなようなロボットでございます。すごいですね、これね。
実際、これが今、導入実績というところでお見せしてますけど、10月現在で全世界で120マシン。結構な台数ですね。導入されてまして、メジャーリーグは30球団中28球団。残る2球団気になるわ。ちょっと申し上げられないんですが。
大谷選手が使ってるってニュースがありましたよ。ありました。西海岸のチームはもちろん入ってますが、この2球団は元々この会社ができて導入してくれた2球団が、できたばっかりの時はなかなか精度が悪くてですね。導入したんですけど、やめてしまったんです。そういうことなんですね。その球団が今ちょっと交渉中で、多分今年中には。
グレードが上がったのに、もうスタートの内容が良くなさすぎて、こんなの使えるかと。でも今は素晴らしいですよ。そうですね。スタートが2019年ですので、まだ浅い会社なんです。
カナダのウォータールー大学の学生の2人が、今やっぱり投高打低の時代で、なかなかピッチャーじゃないですか。そこにちょっと何かやりたいっていうところで、このマシンを編み出して。まだ本当に7年目の会社。だから会社もすごく若くて、メンバーもすごく若いんですけど、そんな中、ここまで実績を伸ばしてきてですね。
ここにあるようにNPBは12球団中7球団なんですね。もう時間の問題ですね。これやっぱり増えてきてるんですか? 増えてきますね。そうなんだ。やはりNPBの球団さんも横での情報がありますんで、だんだんそれ入れないとまずいぞという形で入っていて。ただまだ5球団入っていませんので。ただこの7球団の中でも、複数導入してる球団様もございます。1台ではないんですね。なるほど。
それやっぱりソフトバンクホークスとかね。非常に、ソフトバンク、ソフトバンク。めちゃくちゃバッティングいいですから。やっぱり何台か入ってそうですもんね。はい、どうぞ。
おいくらなんですか? そうだよ、気になるよね。1台だって、1台。そう、それぐらい。そうです。どんなイメージ、逆に。だけどこれさ、2台買ってくれたり3台買ってくれるのは、ちょっと割引したくなりますよね。側としては、本来。そう、何も割引って。1台の値段聞いて、何割引してもらうとして。そうか。正規の値段を教えろってこと。
昔のアームマシン、あれが多分150万とか200万ぐらいだったから。そうね。アーム式とか、ああいうのがピンキリですけど、50万ぐらいから150万ぐらいでしたかね。ですかね。いや、そんなってことはないから。それよりもっと性能がいいわけなんで、確実に。
外国人選手1人買うぐらいなんじゃないですか? いいところですね。本当、それぐらいするんじゃない? 今、2、3000万するのかな? いや、もっとするんじゃない? もっとするから、億に届かないギリギリのレベルとか。そう、結構する感じだよね。それぐらい。
72万ドルですので、円で言うと1億1000万ぐらい。でもやっぱりそれぐらい価値あるんですよね。そうですね。私も最初聞いた時には、とんでもない値段だなと思いましたが、これからちょっと機能をご説明しますけども、ここまでできれば元取れるかなと。
へえ。実際に金額だけじゃなくて実績ですね。導入前、導入後でやはり変化が出てきてるっていうところと、その辺でやっぱり価格に見合った価値があるなと私は。ちょっと営業的ですけど。
でも、今の例えば700万ドルとかだったら、ちょっと怪しい外国人取ろうかなと思うんだったら、買った方がいいっすよ、俺。
ちょっと話変えていい? しょうもないとかそういうことじゃなく、変えていい? めっちゃ今聞きたいことある。その選手が使った感想とか、データ的な何かとか、そういうのも全部もらいながら更新というか。
そうですね。何年も何年も繰り返して。我々の社員は、実際の各球団様の使ったデータを全部見れます。やっぱりそうなんだ。どのぐらい打ってるかとか、誰がどういうピッチャーを打ってるかとかって、一応見れること。もちろんそれは公開できないんですけど。
それを見ながら、実際に球団さんとも毎年、特にウインターミーティングの時とかにお話をして、じゃあ来年はどういうふうにやっていきましょうかみたいな。あとは実際にアナリストの方が使われていて、もっとこういう機能を足してくれっていうのはありまして。なるほどね。
かなりエンジニアが頭良くて、そういうのをどんどん商品に反映させて、どんどんアップデートしていってるんですね。だからハードウェアはそんなに変わらないんですが、中のソフトウェアの機能の部分が、後ほど紹介しますけども、どんどん進化していってるという。
もう1つ聞いていいですか? はい。いわゆる150kmでも軽い150とか重い150みたいなことをバッターが言うんですけど、ああいうのってこのマシンだと、ボールの重さみたいなのって何かで調整可能だったりするんですか?
選手がそう感じるかっていうのは、ちょっと私もあれなんですけど、実際、そこのご回答として正しいかどうかは別としてですね。ボールが、皆さん使われるボールって、リアルなMLBだったりNPBの公式球っていう認識されると思うんですけど、実はいろんな種類のボールを今用意してまして。
このように、実際に使う、ここにあるメジャーリーグのボールですね。大体5.25オンスって、140gぐらいなんですけど。あとはトラジェクトの専用ボールもあります。あるんだ。これは耐久度を上げるために若干。傷みやすいと大変ですもんね。
今の質問で言うと、この右の2つが軽いボールなんですよ。へえ。それはどこからかそういう意見が出て作ったのか、目的は? どう思われますか? 逆に今日それもご質問として、皆さん。
マシンに対する負担軽減。それもございます。それもある。それもあります。でも一番の理由はそこではないです。バッターの手首とか。やっぱり体に。でもそれだって。
150km、160kmのボールを皆さん打ち込むと思われるんですけど、やっぱり選手は恐怖感しかないんですよ。バットが折れるかもしれない、怪我をするかもしれない。やはりトラジェクトを打ったことによって怪我をしてしまったんでは全く本末転倒なので。
最初はこのL10とかメジャーリーグのボールを使って打ってたんですけども、みんな痛いっていうところからですね。へえ。我々、ローリングス社と契約をしまして、軽量のボールを今用意させていただいて。
バッティングでタイミングって大きいじゃないですか。だからタイミングだとか、あとはボールの質を見るだけの選手もいるんですよ。試合前にガンガン打つんではなくて、打席に立って今日の先発のピッチャーのボールの軌道を見るっていうためだけにも。
いろんなタイプのボールを用意して、今度はこの先もディンプルボールって、ちょっと穴の開いたプラスチックのボールとかも出す予定なんですけども。柔らかいボールだと若干、打った後のデータとか、そういう測りづらい部分がどうしても出てくるんで、なるべく感覚的には本当のボールを打ったような感覚で、ボールの重さを抑えたりとか、選手の負担軽減も考えたようなボールも今ちょっと開発。
でもすごい分かります。やっぱり試合で150kmのストレートとかだったら、1打席、2打席、4打席ぐらいじゃないですか。それを集中して20球ぐらい打てると思うんですよ。
例えばこのマシンの練習って、僕ら普通に30分とか1時間とか打ったりするのに、この同じようなボールでその耐久性だったら、多分無理だと思うんで。僕も多分こっちの、少しボールは軽くてもいいから、やっぱり軌道とか、球が強すぎるとか重すぎるとかもそんなに気にならないと思います。やっぱりタイミングで、その変化球に対してしっかりタイミングが取れてるなと思えればいいと思うんで。それ以上の、こっち側の重さとかはあんまり気にならないかなと思いますね。なるほど。
実際にこれ導入して、各チーム結構結果は出てるってことですよね。はい、そうですね。実際の用途の部分って、皆さん試合前に準備として使われるってことが、大体今巷でそういう使い方ですよっていうふうに言われてるんですけど、実はそれ以外も結構ここにあるようにありまして。
もちろん育成、ファームだったりもっと下の世代もそうですけど、キャッチャーのトレーニングにも使われてるんですね。そっか、キャッチングの。高卒のキャッチャーの子がいきなりプロの人を受けるチャンス、なかなかないもんね。
そうですね。昔、工藤さんと城島さんがあったじゃないですか。城島さんがちょっと工藤さんのボールを取れなくて、みたいな。そういうのもあるので、キャッチャーの練習用としても使われますし、特に右下の投手自己分析、これが今急激に増えてます。
例えば隆さんが自分のボールを見てみたい。見てみたい。できないもんね、普通のことね。自分のボールが本当にバッターからしたら打ちづらいのかどうかっていう視点で、なかなか見れない。なかなかというか、今まで見れない。見れないね。なので今は選手が自分の球をバッターボックスで見る。すごい。これは画期的だね。その発想も画期的だね。
それだと岡田さんが、バッターから見えるアングル、調べてられましたけど、まさにあれで。実際自分がいいと思って投げていても、本当はバッターからしたらもしかしたら打ちやすいかもしれない。数値的にはいい数値が出ていても、それが必ずしも有効かどうかっていうのは、やっぱりなかなか分からないっていうところで。
これって例えば10月7日時点の大谷選手がピッチングやった時の映像と、フォームが変わってきた時って、例えば1週間後ちょっと修正しましたと。映像的にはそれが修正されたものが出る?
はい、いい質問ですね。実は、このピッチャーが投げる映像は、チームが後ろから録画をする。へえ。してるね、各球団ね。録画したものを球種とかアームスロットに合わせて、一緒に取り込む。
ただそれは結構大変な作業なんですね。入れてしまうチームも正直あります。ただ、より細かく分析をしたいチームの方は、大変な作業になるんですけど、球種と、あとアームアングルと、全てのパターンをきちっとこの中に、データの中に入力をして、実際選手に体験させるっていうことはやってます。
へえ、なるほど。複数台欲しいですね、やっぱりそっちは。1台だとちょっと物足りないもんね。やっぱり買うチームは複数台欲しいですよね。
おっしゃる通りで、例えばメジャーですと、球場には必ず入ってます。球場の裏のブルペンのところを1つ潰して。あとはマイナーの施設だったりとか、キャンプ地ですね。キャンプはね。アリゾナ、フロリダのキャンプ地。あとさらに最近はドミニカ。ドミニカの方にも入れてるので、一番多い球団は何台あると思いますか?
それで言うと、12台。そこまで。10台ぐらいあると思うな。おっと。いいところです。8台です、一番多いチーム。だってキャンプだったら数台置いときたいもんね。じゃあバッター8人は、みんなそのタイミングでやれるみたいな。違う場所に。
そうですね。メジャーのスタジアムといえど、やはり1つのスタジアムに2台はなかなか。そっか、そっか。そういう形で作られていないので。ただ日本のある球団様は、もう2台入ってる球団。
言わなきゃ。なんでソフトバンク言わない。そこ言わない、なんで言わなかった。ソフトバンク入ってるかもしれない。編集、なんで編集まで。あえてここも使われないかもしれない。へえ。
さすがに高校生とか大学生は。さすがにちょっとこの金額ですのでね。そうだよね。ただアメリカは入ってましたね。アメリカはNCAA、5個入ってます。すごい。多分これからすごく増えていくと思うんで。各球、打ちたいもんね、やっぱりね。そうね。やはり彼らの方はかなり増えてきてます。
1つクイズがあると。何ですか? 1つだけ再現できないことがある。何? トラジェクトをもってでも再現できないことがある。再現できないものがあるんですけど。へえ、あれじゃない?
1発当てちゃってもいいんですか? いいよ、当てて。テレビ的に大丈夫ですか? 当てに行って。大体そう言って当たるやつ。じゃあ真中さんは。アンダースローで投げる球。おお、大正解。
ダメじゃん、当てちゃ。じゃあ先に俺に言わせてよ。なんで当てに行っちゃってんの? いや、当たっちゃったじゃん。いきなり下で投げましたから。映像とかもね。確かに。さすがです。本当にここが、ちょっとまだ技術的に。あとはやっぱりメジャーリーグ、まだアンダースローの選手そんなにいない。
それで言うと、山同さん、高さはサイドスロー。サイドは大丈夫です。真横って言ったらね。真横も大丈夫。肩のラインぐらいまでは大丈夫。その下が。大丈夫です。下がちょっと今まだ。なんでダメなんですか?
画面の構造上ですね。アンダースローのこの角度にはまだ対応できない。カメラが対応できないです。なるほどね。もちろんリリースポイントは動くんですけど、この下のこれ、こういうことも。これだもんね。山田さんみたいな。
ちょっと今できなくて。実際、ラプソードだったりトラックマンでも、アンダースローっていうのはなかなかカメラに入らず、取りづらいっていう時代がいくつかあったんですね。やっぱりカメラとレーダーを使って取るんで、どうしてもそこから外れてしまうものに関しては計測がまだ難しいという。
そう、アンダースローの選手の方はまだ、すごい高いですね。ただ会社の中でも、アンダーも取れないとまずいよねっていう議論にはなってます。でもそこまでやったらまたお金かかるんだったら、アンダースローは我慢しましょうよ。何もないですから。
いや、っていうかすごいなと思うのは、むしろそこしかできないことなくない? それが逆に言うとそうだね。もうそこしかないってことですか? はい。ただ私的には、さらに進化をさせたいという観点から言うと、実際今、上下左右は全部大丈夫なんですね。前はできないです。
リリース、エクステンションポイント、前はないので。そうか。なので実はこのトラジェクトは、メジャーリーグの平均のエクステンションの位置に、要は18.4じゃなくてちょっと前に設置をしてるんです。なので、こう投げてきたこれを前提にしてるので。
実際前後まで動くようになると、もっとリアルに。できたらすごい。これができたらすごいです。そしたらもっとお金かかるってことですよ。かかる。でもピッチャーはそこで勝負してるからね。さっきの話じゃないけど。そうね。
これ、隆さん再現できたりするんですか? 隆さんのビデオと、あとは実際のトラッキングデータですね。球だったりとか全部あれば、もちろんそれを入力してAIに学習させてですね。打てないよ、俺のメジャー時代は。いや、別に西川さん打とうと思ってない。
例えばロケに行くじゃないですか。真中さんって。打てるわけないじゃん、俺これだよ。俺も昔の再現してほしいよ。本当だよね。無理だよ。これで隆さんとね、投げてみたいな。それ面白そう。
面白いけど、俺怖いと思うよ。これだって結構もうガチで実戦と一緒ですから。本当に試合の感覚でバッターボックス入んないと、本当に怪我しますもんね。それぐらい集中して入んなきゃいけないから。そう。
ただ、やはり通常のピッチングマシンですと、結構ボールが暴れることもあったと思うんですね。それは間違いなくないです。ないんだ。そうなんだ。へえ。
まだ精度に関しては、縦横の変化量の多少のずれはあって、チームによってはもうそこも完璧にしてくれっていうチームもあるんですけど。実際、正直、多少ちょっとずれることは。しょうがないよね、さすがにね。だって空気抵抗、18.44でね、ちょっと空気動いてるところと動いてないところと、いろいろあるもんね。外か中かでも違うもんね。そうですね。
それは難しいけど、でもWBCとか短期決戦になって、これ持ってるかどうかじゃないですか。侍、これ3台ぐらい買わない? いや、侍はそんなないです。あれ? どのポジションで今。どなたですか? 俺誰でしたっけ? 本当びっくりした。そう、無理。そんな予算ないです。そんな予算ないですか?
ヤクルトは? ヤクルトは俺知らないです。俺ただのOBです。侍って言ってると知らないじゃないですか。そっちが気になるわ。そうですか。何ですか、ABS。
ここもちょっとお見せしたかったと思うんですけど、これABSに対応してるんですが、要はこの画面が正面からバッターを見れるっていう。カメラが要はトラジェクトの前にありますよね。バッターのスイング、実際見逃せてるとか、ボールっていう絵なんですけど、この角度であんまり見ること。
練習の後、自分で確認するのに横から撮ってもらって見たりはするけど、正面から意外と見れないから、打った後にちょっと反省というか、自分で確認ができるってことです。そうです。
なので将来的に、この映像がこういったタブレットでも今見れるように。今実はトラジェクトのボールを打った後に、選手はその映像がちょっと見れないんですよ。まだね。アナリストの方がそれを見た後でフィードバックするんですけど、そういったのもありまして、こういったタブレットを横に置いて、選手が自分が打った後にちゃんと自分のバッティングが見れたりとか。
あと、ここにある左の上のように、3Dのシミュレーションで、ヒットトラックスってご存じですかね? ヒットトラックス。バッティングのシミュレーションシステムなんですけど、それは実際に打った打球がメジャーリーグの球場でどう飛んだかっていうのを見れるシミュレーション。ちょっとゲームみたいな。
ゴルフのシミュレーション。なるほど。ゴルフでいろんなコースで、自分が実際打ったボールがどう飛んだかってあると思うんですけど、これが実は来年度追加されますので、より選手が自分のイメージを作りやすくなりますし、この下にもありますけど、バットのトラッキング、バットのスイングデータとか、コンタクト率とか。そんなことも取れるので、もうホークアイに近いようなデータも。そうですね。今後取れるようになっていったりとか。
大谷選手が外でバッティングしなくなった理由が、これやってた。そういうことだね。これだけ細かくデータが出るなら、しなくても。すごいですね。へえ。そうするとやっぱり700万ドルプラス、さらにもう少し料金がかかるようになりますよね。
いや、実はこのソフトウェアのアップデートは全部無償でやらせていただいて。そうなんですか。それはすごい。それ以外にもいろいろメンテナンスとかがあるんですけど、それはもう定期的にサポートさせていただいてるので、この額の。
なんか僕、すいません、営業ですか? 営業みたいな振りしましたけど。侍はそんなお金ないとか言いながら、すごい売りに走って。料金はかかりませんっていうことです。
素人な質問ですけど、ピッチャーを再現できるわけじゃないですか。これ、いつかバッター再現できたりとかもするんですか? ピッチャーがピッチングマシンじゃなくて、バッティングマシンに対して投げ込むみたいな。できるっちゃうね。そしたら。それできたらちょっと、今。
でもさ、そこまでする必要なくない? ピッチャー主導だから。バッターは合わせる側だからさ。ピッチャーはもう。いやいや、勝負できるよ。今まで俺はアウトに取れなかったけど、アウトに取るためにはスライダーを縦にすればいいのか、スプリットを増やせばいいのか、まっすぐをどこに投げればいいのかっていうのは。
そっか。でも結構難しい。スイングロボットみたいな感じ。そうですね。真中のスイング軌道と力。ピッチャーは自分主導だからこうやって投げるけど、バッターはピッチャーの球に合わせなくちゃいけないから。ピッチャーが全部ちゃんとそこに投げられるとは限らないんで、なかなかこっち側が対応するのは難しいと思うよ。俺素人ですけど。
でもこれだって相当すごいレベルだから。すごい。これ自分主導だから。そのうち5年とか10年後には、もしかしたら叶っちゃう可能性十分ある。そうするとロボット野球みたいな。プロ野球選手もいらなくなってますね。ロボットを9台並べて、バッターもロボットになっちゃう。それちょっとあんまり面白くない。すいません。
岡田さんがいろんな指標をご紹介いただいてますけど、それに合わせてこちらで練習をして、それを満たすような練習方法だったりっていうのを、各球団ごとにいろいろアイデアを絞って考えてらっしゃるんで。やっぱり球団さんごとに育成の仕方ですとか、評価基準も若干違う部分もあるので。その結果を出すために、トラジェクトもそのお手伝いをするという、そういう立場ですね。
ちなみに今の説明、めちゃくちゃ面白かったんですけど、いつかこれ現物を見せていただくようなこととか。そうですね。もうぜひ、どこかの施設だったりとか。今おっしゃるように、NPBの球団の方にしかないので、どこかそういったデモをやれるスタジオですとか、そういうのはゆくゆくはやりたいなと思ってる。
買ったらいいじゃないですか。ちょっと待って。それでアマチュアの選手たちを、スクールかなんかで、今日はプロのこのピッチャーと練習できるよ。PIVOT BASEBALLスクール。侍ジャパンだって買う金がない。いや、でもなんかちょっと面白いですね。
お部屋の、お庭にぜひ。そんな。家来たことないじゃないですか。言わなくていいですよ。
ちなみにシミュレーション、山本由伸投手だったらどうですか? 打てそうですか? いや、待って、俺さ、こんなおっさん、俺ただのおっさんだよ。それ言うんだったら、山本由伸の50代の時の投球にしてくださいよ。将来、50歳だった時に投げると。難しいこと言うな。そしたら対応できるかもしれないよ。
お。
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