対象店舗で還元率が上がるクレジットカード10枚の条件と注意点

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概要

家計の味方チャンネルのこの回は、コンビニや飲食店、スーパーなど特定の店舗でだけ還元率が大きく上がるクレジットカードを10枚取り上げている。表に出る「最大◯%」の数字だけでは判断できないとして、話者は三つの点を確認している。タッチ決済やモバイルオーダーに限るといった支払方法の縛り、還元の上限額、タバコやチケット類が対象に入るかどうかだ。補足として、対象店舗特化型ではないPayPayカードにも触れている。

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三井住友カード(NL・Olive):対象店舗で最大20%還元

最初に取り上げるのは三井住友カード ナンバーレスである。基本還元率はカードのステータスによって0.5%から1%で、Vポイントが貯まる。年間利用額に応じたボーナスポイントや、SBI証券でのクレカ積立時の還元率アップもあるため、話者はメインカードとしてもすすめている。

今回の主題は、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済かモバイルオーダーを使うと最大20%還元になる特典である。スマホのタッチ決済の対象は、ファミリーマートを除く主要コンビニ、ファストフード、ファミレス、ドトール系列のカフェだ。話者は支払方法について三つの注意点を挙げている。

  • AndroidユーザーがMastercardブランドを選ぶと、スマホのタッチ決済をそもそも登録できない。その場合は2枚目の作成を検討する。
  • AndroidでGoogleのアプリから登録すると、還元対象外のiDで自動登録されてしまう。Vpassアプリから登録を試す。
  • スマホのタッチ決済で払える上限は原則1万円。一部の店舗では1万円を超えるとカード差し込みでの決済になり、還元を受けられない。

モバイルオーダーの対象は、タッチ決済でも対象のファストフード店に加えてスターバックスである。ただしスターバックスはモバイルオーダーをApple Payで直接支払った場合に限られる。そのためAndroidユーザーは対象外になり、iPhoneユーザーでもスターバックスカードへのチャージは対象外だ。またモスバーガーとケンタッキーは、Uber Eatsや出前館など他社サービス経由の配達だと対象外になる。自社の公式アプリから配達を頼む必要がある。

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三井住友カードの20%の内訳

最大20%の内訳はこうなる。まずスマホのタッチ決済かモバイルオーダーで常時7%還元になり、セブン-イレブンではこれが常時9.5%になる。

次が家族ポイントである。家族カードではなく本会員として三井住友カードを持つ二親等以内の家族を1人登録するごとに+1%、最大+5%が上乗せされ、ここまでで最大12%になる。同居か別居かは問わず、配偶者、子ども、両親、兄弟姉妹が対象になる。話者は、対象店舗をよく使う人なら家族にも三井住友カードをすすめてよいとしている。

さらにVポイントアッププログラムで最大+8%が加わる。話者が挙げた主な条件は次のとおりだ。

  • Oliveを契約し、三井住友銀行アプリかVpassアプリに月1回以上ログイン:+1%
  • Oliveの「選べる特典」でVポイントアッププログラムを選択:+1%
  • SBI証券で1万ポイント以上のポイント投資:+1%
  • SBI証券での投資信託の保有残高100万円以上:+0.5%、200万円以上でさらに+0.5%
  • Vトリップのホテル予約:利用額に応じて最大+2%
  • 外貨預金:取引状況に応じて最大+2%

住宅ローン、生命保険、カードローンの条件もあるが、該当者は少ないとして説明は省かれた。Oliveが絡む条件は達成しやすく、Olive一般カードは年会費無料なので、話者は2枚持ちも選択肢に挙げている。

対象外サービスの記載は特になく、タバコやお酒、チケット類も還元対象になるという。例外はセブン-イレブンで、タバコの購入分は上乗せの2.5%分の対象にならず、7%還元にとどまる。話者は改めて、20%の対象はスマホのタッチ決済とモバイルオーダーだけであること、タッチ決済の上限が原則1万円であることを押さえておくよう念を押した。入会キャンペーンについては、通常5,500円のゴールドカードの初年度年会費無料キャンペーンが例年1月から4月ごろに行われており狙い目だと述べている。

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三菱UFJカード:スーパーも対象の最大20%、ただし上限5万円

同じメガバンク系で三井住友に対抗しているのが三菱UFJカードである。基本還元率は0.5%で、月間利用額に応じたボーナスポイントもある。ゴールドカードは年間100万円以上の利用で、年会費相当の1万1,000円分のポイントがもらえる。

特典は、対象のコンビニ、自販機、飲食店、スーパーでの最大20%還元である。日常的に使う機会の多いスーパーが入っている点を、話者は非常に強いと評価している。ただしオンラインストアやネットスーパーは基本的に対象外だ。

参加には二つの前提条件がある。支払口座を三菱UFJ銀行にすることと、三菱UFJカードアプリでエントリーすることだ。内訳はベースが常時7%で、三菱UFJカードのサービス利用で+3.5%、グループサービス利用で+4.5%、特定サービスの支払いで+5%が上乗せされる。条件のうち、リボ払いと住宅ローン契約以外は比較的達成しやすいものが多いと話者は見ている。特定サービスは1つ支払うごとに+1%で、5つで+5%になる。

注意点は三つある。

  • 最大20%が適用される利用額は5万円分まで。
  • Mastercardブランドのスマホのタッチ決済は対象外。対象は、リアルカードの差し込み、リアルカードのタッチ決済、Apple Payに登録したQUICPayである。Mastercardブランドではスマホでもタッチ決済とQUICPayの両方を使えるが、対象はQUICPayだけ。
  • AMEXブランドは対象店舗が大きく減る。特にスーパーは19社中7社になる。

プラチナカードはAMEXブランドしか選べない。そのためこの特典が目的なら、話者は一般カードかゴールドカードをすすめている。対象外サービスの記載は特になく、タバコやお酒も対象になりそうだという。

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JCBカード:条件なしで対象店舗が拡大

話者によれば、最近は多くのカードが改悪されている。その中でJCBカードは対象店舗の優遇還元が大きく改善されたという。JCBカードSなど多くのJCBカードの基本還元率は0.5%で、JCBカードWのみ1%、Jポイントが貯まる。

JCBの優待ではポイントアップで還元率が上がる。以前は10%還元になるのはスターバックスカードへのチャージくらいだったが、いまは三井住友カードの20%還元の対象店舗にあたる店に加えて、ドミノ・ピザやディズニープラスも対象になった。最大5%還元の対象にも、Uber、App Store、Google Play、U-NEXTなどが加わっている。セブン-イレブンとAmazonはもともと1.5%還元である。

話者が最も評価するのは、これらの還元率が複雑な支払方法や上乗せ条件なしで得られる点だ。弱点として挙げたのはポイントの使い道である。お得に使うにはMyJCB Payへのチャージに充てる必要があり、Amazonギフトカードやdポイントなど他社への交換だと1ポイント=0.7円相当に下がる。

10:00

セブンカード・プラス:セブン-イレブンで最大11%、タバコは対象外

セブン-イレブン特化のセブンカード・プラスは、基本還元率0.5%で、セブン-イレブンでは最大11%還元になる。貯まるのはnanacoポイントだ。内訳は常時9.5%に、セブン-イレブンアプリで7iDと連携すると+0.5%、セブン銀行を引き落とし口座にすると+1%である。

注意点は二つある。一つはタバコが11%還元の対象外と指定されていることだ。セブン-イレブンでタバコをよく買うなら、話者は三井住友カードか三菱UFJカードをすすめている。もう一つは、スマホのタッチ決済として登録したQUICPay、Google Pay、Visaブランドの Apple Payでの支払いが還元対象外になるらしいことだ。そのため物理カードを持ち歩き、差し込みかタッチ決済で払うよう話者はすすめている。

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ローソンPontaプラス:簡単な条件で10%、上限なし

ローソンPontaプラスは還元対象外のサービスがほとんどない。プリペイド決済へのチャージや税金、公共料金の支払いでも常時1%還元なので、メインカードとしても優秀だと話者は評価する。

ローソンでは常時8%還元である。毎月10日と20日は、ローソンアプリでキャンペーンにエントリーすると、0時から16時は10%、16時から24時は12%になる。さらに松屋、ピザハット、U-NEXTなど一部の対象店舗やサービスでは最大15%にできる。内訳は、ベースの8%に月間利用額5万円以上で+2%、リボ払いの設定で+5%だ。リボ払いは難しいとしても、簡単な条件で10%還元にできるのは強力だと話者は言う。

対象店舗は三菱UFJカードの20%還元と一部重なる。それでも、条件が明確で日常的に使うだけで10%にでき、還元の利用上限額もないため、ローソンPontaプラスの方が向いている人も多いと話者は考えている。ただしタバコなどは還元対象外である。

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ファミマカード:請求時の割引、最大5%

ファミマカードはポイント付与ではなく、請求額から直接1%を割り引く。ポイント管理が面倒な人や、ポイントの失効リスクが嫌な人には相性がよいと話者は言う。ファミリーマートでは最大5%の割引になるが、注意点が三つある。

  • ファミペイと連携しないと割引は3%に下がる。
  • 現物カードで払う必要がある。Apple Payに登録してスマホで払うと1%に下がる。Google Payにはそもそも対応していない。
  • 割引率が下がる対象がある。タバコとチケット類は1%、ファミペイへのチャージは0.5%になる。
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Amazon Mastercard:Amazonとコンビニ3社で上乗せ

Amazon Mastercardは基本還元率1%で、Amazonで1ポイント=1円として使えるAmazonポイントが貯まる。Amazonではプライム会員なら常時2%、非会員でも1.5%である。Amazonのセールと同時に開催されるポイントアップキャンペーンでは、プライム加入が前提だが、Amazonカードだけ還元率が3%から4%に上がる。

対象店舗はセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ3社で、常時1.5%還元になる。セブン-イレブンだけは、Apple Payのタッチ決済で払うと5.5%が上乗せされ、合計7%になる。ただしこの上乗せ分はタバコの購入には適用されない。話者は、Amazonとコンビニをよく使う人に向くカードとまとめている。

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セゾンゴールド・プレミアム:年30万円利用で対象店舗5.5%

セゾンゴールド・プレミアムの年会費は通常1万1,000円で、年間100万円を使うと翌年以降は無料になる。初年度年会費無料のキャンペーンもほぼ常時行われているという。基本還元率は0.5%で、年間50万円利用するごとに500ポイントがもらえるので、合わせて1%還元になる。

対象店舗では年間利用額に応じて最大4.5%が追加される。50万円ごとのボーナスを含めると最大5.5%だ。2025年12月の改定で対象店舗からセブン-イレブンとローソンが外れ、代わりにモスバーガー、バーガーキング、フレッシュネスバーガー、なか卯などが加わった。話者は、三井住友カードや三菱UFJカードと違う対象店舗が増えて使い分けしやすくなったとして、個人的には改善と受け止めている。ただし年間30万円を使わないと対象店舗で最大の還元率にならない。他のゴールドカードとも比べるべきカードだという。

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ダイナースクラブカード:5%還元、タバコを含む会計は対象外

ダイナースクラブカードの年会費は、2026年3月以降の改定で2万4,200円から2万9,700円に上がる。基本還元率は1%で、セブン-イレブンやミニストップのほか、コメダ珈琲、デニーズなど特色のある対象店舗で5%還元になる。2026年4月以降はケンタッキー、上島珈琲店、プロントなどにも対象が広がる。

注意点は二つある。還元を受けるには、オンライン明細確定通知サービスへの登録とダイナースクラブ公式アプリへのログインの両方が必要なこと。そしてタバコを含む利用が確認されると、その会計全体が還元の対象外になるという点だ。年会費や特典はプラチナカード並みなので、他のカードと比べてから検討するよう話者はすすめている。

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バリーカード:九州ゆかりの店で最大20%、ただし条件は複雑

最後の10枚目は、2026年1月にサービスを始めたばかりのバリーカードである。福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行を傘下に持つふくおかフィナンシャルグループが提供している。基本還元率は0.5%で、ポイントは「マイコイン」だ。アプリ「Wallet+」で1ポイント=1円として預金口座にキャッシュバックできるほか、JRキューポ、Jポイント、nimoca、スターバックスカード、MIポイントなどへの交換もできる。

特典は「バリープログラム」という仕組みである。吉野家、マクドナルド、スターバックス、ジョリーパスタなどがポイントアップの対象店で、最大15%還元になる。2026年4月以降はセブン-イレブンも加わる。さらにリンガーハットや福岡市地下鉄など、九州にゆかりのあるブランドや交通サービスは「対象店プラス」として最大20%還元になる。

注意点は三つある。還元の上限は1万ポイントまでであること。ケンタッキーは九州所在の店舗に限られること。スターバックスは直接の支払いではなく、スターバックスカードへのオンライン入金だけが対象になることだ。

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バリーカードの還元内訳

内訳は、基本の0.5%に、バリープログラムのコースで最大+5%、銀行での取引状況で最大+5%、月間利用額で最大+9.5%が加わる。

コースは一般会員のほかに四つある。デイリーコースとデイリーマスターコースは、次の四つの条件のうち2つを満たすと+2%、3つで+3%になる。給与・年金の受け取り、1,000円以上の投資信託の積み立て、公共料金や携帯電話料金の口座振替、バリーカード決済だ。給与振込は、ボーナス月を除いて月10万円以上の振込入金があれば対象になる。そのためデイリーコースは比較的簡単だと話者は言う。住宅ローン契約者向けのマイホームコースは+4%である。最上位のプレミアムコースは+5%で、運営元の銀行の預金残高とFFG証券の資産残高の合計が2,000万円以上か、18歳から25歳であれば適用される。上位コースほど、ATM利用や振込の無料回数も増える。

銀行での取引条件は、投資信託を含めて難しいものが揃っていると話者は見ている。月間利用額の条件は次のとおりだ。

| 月間利用額 | 対象店 | 対象店プラス | |---|---|---| | 3万円以上 | +1.5% | +1.5% | | 8万円以上 | +2.5% | +4.5% | | 12万円以上 | +4.5% | +9.5% |

ただし電子マネーへのチャージ分は、この月間利用額の集計対象外になるようだという。

話者の評価は慎重だ。特色のある対象店舗が多く魅力的に見えるが、条件は複雑でハードルが高い。試すとしたら、対象店プラスの店をよほどよく使う人、九州在住で福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行をメインバンクにしている人、無条件でプレミアムコースになる25歳以下の人くらいでよいとしている。

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九州カードNEXTをすすめない理由

比較として、同じく九州にゆかりのある九州カードNEXTにも触れている。西日本フィナンシャルグループのカードで、基本還元率1%、対象店舗では最大5%である。ただ話者は、対象店舗の顔ぶれを三井住友カードの劣化版と評している。還元の対象になる決済も物理カードのタッチ決済だけで、スマホのタッチ決済や差し込みでは1%に下がる。これを選ぶなら三井住友カードの方が優秀だとして、おすすめには入れていない。

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補足:PayPayカードとクーポンの組み合わせ

対象店舗特化型の10枚とは別に、PayPayカードも補足として紹介された。基本還元率は1%で、月30回以上かつ10万円以上の支払いを満たすと+0.5%、合計1.5%になる。還元対象外が少ないので、メインカードとしても優秀だと話者は言う。スマホ決済のPayPayでも同じ還元を受けられる。

PayPayにはクーポンが多く、獲得したクーポンの対象店舗ではさらに還元を上げられる。毎月同じ店舗で固定的に出るわけではないが、スマホ決済で圧倒的1位のサービスなので種類は非常に豊富だという。月額508円(年約6,100円)のLYPプレミアムに入っていれば最大5%、ソフトバンクユーザーなら最大10%の還元クーポンが、ある程度決まった対象店舗で配信される。

LYPプレミアムについて話者は、無料で使える機会が多いと述べている。最初の2か月無料の新規キャンペーンに複数回参加できたり、Netflixの料金に付帯するプランがあったり、PayPay側で無料付帯されていたりするからだ。うまく活用するよう呼びかけて、動画は締めくくられた。