麻布十番・家賃105万円のメゾネットを内見する:エレベーター直結の2LDKに「ロフト」と「グルニエ」まであった

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概要

格安物件やクセの強い物件を紹介する「内見ゴリラの珍賃貸」が、今回は東京・港区の麻布十番にある高級賃貸を内見した。安い物件ばかり見ていると相場感覚がおかしくなるので、たまには高い物件も見ておこうというのが今回の企画だ。普段は古い物件に慣れているため、高級物件に入ると口が回らなくなるかもしれない、と出演者は冒頭で話している。

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物件は麻布十番駅から徒歩7分。2014年築(築12年)の鉄筋コンクリート造7階建てで、その最上階にあるメゾネット住戸だ。図面上の間取りは2LDK、専有面積は125㎡である。内見を進めると、この「2LDK」という表記には載っていない空間がいくつも出てきた。

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麻布十番の街並みと、エレベーター直結の玄関

撮影は近くにある有名な公園「パティオ十番」から始まった。歩いている人について、出演者は「高級車、タクシー、美女」ばかりだと口にしている。物件の周囲には警察官が多く、外で撮影しづらかったため、早々に建物の中へ入った。

外から見た時点で、出演者は上階がメゾネットになっていることに気づいていた。玄関を開けるとエレベーターがそのまま住戸につながっている。案内役は事前に鍵を開けに来ており、「今までで一番グッと来ると思う」と予告していた。

玄関は広い。ウッド調の落ち着いた色の壁に、床は大理石調のタイル、天井には間接照明がある。白ではなく落ち着いた色でまとめられていて高級感がある、と出演者は評価した。いまは家具がなく殺風景だが、花や家具を置けばいくらでも格好よくできそうだ、とも話している。

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寝室とウォークインクローゼット

最初に入った洋室は約10畳。もっと広い部屋を想像していた出演者は「意外とコンパクト」と感じたようだ。ただ、一面がガラス張りなので開放感はある。床と壁が同じ材質で、壁までフローリングのように仕上げられている。壁掛けタイプのテレビとドレッサーが備え付けられていることから、この部屋は寝室として使う想定だと出演者は判断した。

鏡の両脇からはウォークインクローゼットに入れる。上下二段に服を掛けられ、奥行きと収納もあるので相当な量が入る。中を通り抜けて寝室に戻ることもできる。大きなベッドを一つ置けば完成する、シンプルな部屋になるだろうというのが出演者の見立てだ。

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バルコニーの眺めと「シーシャ指数」

寝室の外はバルコニーで、港区の中心部を見渡せる。視界を遮る建物はない。丸テーブルとソファを置いてくつろぐ様子が容易に想像できる、と出演者は話した。

ここで一人が「バルコニーでシーシャでも吸ってみたい」と言うと、もう一人が独自の「シーシャ指数」を持ち出した。付き合いで一、二回行く程度ならかまわないが、自分から何度もシーシャバーに通い出した経営者の会社は潰れる、と断言したのである。自分もたまに付き合いで行くが、店にいるのは名刺を見るとSNSマーケティングや情報商材のような、よく分からない「虚業」をしている若者ばかりだという。続けて「我々もメディアだから虚業の一端だ」と自分たちに矛先を向け、だから自分たちも潰れる、と笑いにして話を締めた。

バルコニーには物置もあった。床には穴が二つ並んでいて、最初はパラソルを立てる穴かと思われた。しかし物干しスタンドの脚の形に合っていることから、洗濯物干し用の穴だと分かった。出演者はこのステンレスの物干し台について、高級物件にそぐわない安っぽさだと指摘した。高級物件のほうが激安の物干し台に合わせて穴を開けているように見える点も気に入らない。後から住人が穴を開けた可能性もあるとしたうえで、素晴らしい空間だからこそ最後までこだわってほしかったと述べている。

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隠し扉の先は素朴な和室

同じフロアにはもう一部屋あった。壁と一体化したような扉で、出演者は隠し扉のようで気づかなかったという。開けると和室だった。それまでの部屋が完全に洋風でリッチなテイストだったのに対し、この和室は豪華な造りではなく素朴だ。出演者は「予想外」と驚いている。

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吹き抜けのリビングと東京タワー

上階へ続く階段には手すりが何本も付いていて、出演者は手すりの多さに戸惑っている。階段を上がった先がリビングで、出演者は「明らかにここが本番」と表現した。

広さはダイニング部分を含めて24畳。メゾネットらしく天井が高く、シャンデリア風の照明が下がっている。窓は床から天井まで全面ガラス張りで、出演者は高さを3mほどと推測した。テレビを置く位置ははっきり決まっていて、そこに大きなテレビとソファを置き、カーペットを敷けば贅沢な空間になる、と出演者は話している。窓からは半分ほど隠れた東京タワーが見え、夜はきれいだろうと期待を口にした。高級ホテルのようだという感想も出ている。

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角の丸いダイニングテーブルとシャンデリア

リビングの奥がダイニングエリアだ。黒いダイニングテーブルが備え付けで、角が丸く、天板の縁にかけてわずかにふくらんでいる。完全な平面ではないため、出演者は使いづらいのではないかと疑問を口にした。端に置いたものが転がり落ちそうで、ワイングラスを割ったり箸を何度も落としたりしそうだという。そのあと「麻布の人は箸ではなくナイフとフォークを使うから大丈夫か」と冗談で引き取ったが、自分たちには落ち着かないデザインで、ここに置いた理由がぎりぎり理解できないと話している。

テーブルの上には白いシャンデリアが吊られている。おしゃれなのかどうか自分たちには判断できないと二人とも話し、近くで見るとやや安っぽく感じるという声も出た。入居者が自分の好みの照明に付け替えることを想定しているのかもしれない、という見方も示されている。最後に一人が「嫉妬しているだけだけど」と付け加えた。

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仕切られたコの字型キッチン

キッチンは、リビングに入ってすぐの階段下にある扉の奥だった。開放的な住戸なのでアイランド型やカウンター型を想像していたが、実際は独立したコの字型キッチンだった。調理と食事の空間を分け、食事の空間を重視する設計にしたのだろうか、と出演者は推測している。

手前には珍しく手洗い場があり、鏡まで付いている。大きなシンクがあるのだから手はそこで洗えばいいし、鏡は何に使うのか、と出演者は首をかしげた。ほかに、上下二段に分かれて使い分けられる設備と、IHの3口コンロがある。料理好きなら集中して料理できるだろう、という評価だった。

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表記に載らない3階:「ロフト」

2LDKなのでここで終わりかと思いきや、さらに上へ続く階段がある。案内役は「表記に載らない人たち」とクイズのように切り出したが、相手は意味が分からず、早く教えてほしいと返した。答えは、図面上の扱いは「ロフト」だということだった。出演者は「いや、3階だろ」とツッコミを入れ、「完全に僕たちが見てきたものの上位互換」と評した。

上がってみると、斜めの天井や入り組んだ形で屋根裏部屋のような雰囲気がある。広さは8畳弱。テレビ用の設備もあり、寝室として使うこともできる。ここからリビングを見下ろせる。

ロフトの床近くには小さな扉があり、開けると吹き抜けに面した開口部になっていた。下はダイニングへの通り道だ。窓というほどのものではない。出演者は採光や空気の循環のためではないかと推測したが、必要なのかどうかは分からないと話している。

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さらに奥の「グルニエ」

ロフトにはもう一つ扉があり、その先は暗い通路だった。突き当たりではなく横の扉が開き、その奥に倉庫のような空間が現れた。出演者は屋根裏収納だろうと言ったが、案内役は「麻布では屋根裏とは言わない、グルニエと言うらしい」と訂正した。図面にも「グルニエ」と書かれているという。

床には上品なカーペットが敷かれている一方、天井の材質や配管はむき出しで「生々しすぎる」。出演者は、かつてのアスベストを連想させる見た目だと述べつつ、そんなことはないと思うと付け加えている。「屋根裏だ」「いや、グルニエです」というやり取りは最後まで続いた。

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水回り:洗面は凝っているが浴室は意外と普通

リビングに戻って水回りを探した。突き当たりの扉はまた収納で、はしごが一本だけ置かれていた。その隣の扉がトイレだ。壁のタイルはおしゃれで、銀の洗面ボウルに金縁の鏡が組み合わされ、「情報量がすごい」と出演者は話している。

浴室は下の階にあった。扉の奥にさらに扉が二つあり、一つはもう一つのトイレ、もう一つが洗面所と浴室である。洗面所はきらきらしたタイル張りで、白が多く明るい。それまでの落ち着いた色調とは正反対だ。大型の洗面台はノズルが伸びるタイプで、出演者の一人はこの機能を重視しているらしく、高級物件では珍しいと評価した。鏡裏の収納もある。

浴室は、ジャグジーのような豪華な設備を期待していた出演者にとって「意外と普通」だった。一般的なサイズよりは広く足も伸ばせるが、住戸全体のクオリティからすると狭い、という評価である。ホテルにあるようなオーバーヘッドシャワーと窓があり、換気も問題ないと確認して内見を終えた。

29:22

家賃105万円は「割安」か

家賃は月105万円で、管理費・共益費は0円だ。出演者の第一声は「安くね?」だった。駅から徒歩7分は十分近く、富裕層なら車で移動するので駅距離はあまり関係ない。そのうえ125㎡の広さがあることから、出演者は事故物件を疑ったが、告知事項はないという。100㎡超でこの立地とクオリティなら割安で、すぐに埋まるだろう、というのが二人の見方だった。

31:03

評価は9.5、0.5の減点理由

番組独自の評価(字幕上は「ちんちん度」)は9.5。最近は評価を厳しくしていたため、この高得点は久しぶりだという。評価の理由として挙がったのは、開放感、クセの強さ、そしてグルニエやダイニングなどにこだわりが詰まっている点だ。

0.5の減点は、センスがあるのかないのか自分には分からない箇所がいくつもあったためだと説明された。具体的には、素朴で安っぽく感じた和室と、おしゃれを通り越して不便そうな角の丸いダイニングテーブルである。貴族的すぎて理解が及ばなかったのだという。そこで、いつか自分たちが富裕層になったらもう一度見に来よう、そのときは評価が上がるかもしれない、という話になった。片方が「そのころには麻布の105万円程度では満足できず、ニューヨークに行く」と言い出し、もう一方が「落ち着け」と止めて本編は終わる。

締めくくりの雑談でも、屋根裏が急に出てきたことへのツッコミは続いた。屋上テラスにでも行くのかと思ったら汚めの屋根裏部屋だった、という声に対し、もう一人は「汚いとか言うな」「追加の収納スペースだ」と返し、ないよりはあった方がいいか、と落ち着いた。