簗農水相の「無料バス送迎」問題、衆院予算委で追及続く 消費減税法案の審議日程をにらみ高市首相が進退判断を迫られる
日テレNEWS簗農林水産大臣が支持者をシャトルバスで無料送迎した問題をめぐり、10月14日も衆議院予算委員会で野党の追及が続いた。高市首相は前日、違法性があれば更迭も辞さない考えを示している。国会中継の現場から、委員会でのやり取りと政権内の受け止めが伝えられた。
「違法性があれば躊躇しない」発言を野党が再び追及
高市首相は13日、簗大臣がシャトルバスで支持者を無料で送迎した問題について、違法性があれば躊躇しないと述べ、更迭も辞さない姿勢を示した。野党側は14日の予算委員会でもこの点を取り上げた。
質疑では、選挙管理委員会は問い合わせがあれば公職選挙法違反に当たる可能性があると答えるはずだという指摘が出された。これに対し簗大臣は、実際にどうだったかを自分で確実に確認することはできないとしたうえで、秘書がしっかり対応していると信じていると答えた。
選管への問い合わせをめぐる食い違い
簗大臣は違法性について、スタッフが栃木県の選挙管理委員会に問い合わせたと説明している。これに対し公明党の議員は、大臣の説明は選管側の主張と食い違っていると指摘した。そのうえで、違法性があれば躊躇しないと述べた首相はどう判断するのかと、大臣を続投させるかどうかについて改めて高市首相に考えをただした。
高市首相は、この件が公職選挙法違反に当たるかどうかは個別具体的な事実関係を踏まえて関係当局が判断すべきものだとして、現時点で違法かどうかを答えることはできないと述べるにとどめた。
問責決議案と消費減税法案の日程
簗大臣の進退が焦点となる中、ある政権幹部は「更迭するなら早く決めないといけない」と述べ、危機感を募らせているという。
背景には国会日程がある。この後、国会では高市首相が最優先する消費減税関連法案の審議が控えており、政府側は20日に審議入りさせたい考えだ。一方、野党側は簗大臣に対する問責決議案の提出を検討している。政府関係者は、問責決議案が可決されれば国会審議の日程は確実にずれ込むと話している。
このため高市首相は、問責決議案が提出される前に簗大臣の進退を判断するよう迫られている、と中継は伝えた。
高市総理大臣が簗農林水産大臣の更迭も辞さない考えを示す中、今日も衆議院予算委員会での追及が続いています。中継です。古谷さん。
はい。高市総理は昨日、簗大臣がシャトルバスで支持者を無料で送迎した問題を巡り、違法性があれば躊躇しないと、更迭も辞さない考えを示しましたが、野党側は今日もこの点を追及しました。
選管は問い合わせがあれば公選法違反に当たる可能性があると答えるはずだと。
確実にどうであったかということの確認、私ができないんですけれども、うちの秘書がその辺はしっかりと対応はしてると私は信じております。
大臣は違法性について栃木県の選挙管理委員会にスタッフが問い合わせたとしていますが、公明党のイ議員は選管の主張とは食い違っているとして、高市総理に改めて大臣を続投させるか考えをただしました。
単な政府の、仮に違法性が、違法性があれば躊躇しないと。総理、どう判断されますか?
この件が公職選挙法違反に当たるのかどうかについては、個別具体的な事実関係を踏まえて関係当局が判断すべきものですから、現時点で私が今、違法か否かということをお答えすることはできません。
簗大臣の進退が焦点となる中、ある政権幹部は更迭するなら早く決めないといけないと述べて、危機感を募らせています。この後、国会では高市総理が最優先する消費減税関連法案の審議が控えています。政府与党は20日に審議させたい考えですが、野党側は簗大臣の問責決議案の提出を検討しています。
政府関係者は問責決議案が可決されれば国会審議の日程は確実にずれ込むと話していて、高市総理は問責決議案の提出前に簗大臣の進退の判断を迫られています。以上、中継でした。
10
記事公開
