パリで再び大規模デモ、高校生と教職員が教育環境の改善を訴える

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概要

フランスでは前週に続き、教育環境の改善を求める大規模なデモが行われた。日本テレビの番組「news zero」は、行進が続くパリから佐藤記者の中継で現地の様子を伝えた。中継では、デモの規模と治安の状況、政府の対策と抗議側の要求との隔たりが報告された。

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道を埋め尽くす行進

佐藤記者によると、デモの中心は高校生と教職員である。記者のいる通りは人で埋め尽くされ、その先の通りまで大勢の参加者が続いていた。行進はパリ市内のおよそ5キロにわたる。パリ警察は社会情勢が「極めて緊迫」しているとして、ドローンを使った監視も行っているという。

中継の時点で、記者の周辺では大きなトラブルはなく、行進が続いていた。

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全土に広がる抗議と一部での衝突

デモはパリだけでなくフランス全土で行われており、一部では治安部隊との衝突も起きた。フランス西部の都市ナントでは、抗議者を解散させるために治安部隊が催涙ガスを発射したと記者は伝えた。

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旅行者の安全について

スタジオからは、日本人観光客を含む安全面についての質問があった。記者は、デモが全土で行われているため至るところが危険だと思われるかもしれないが、実際には活動の多くは平和的に行われていると説明した。ただし、今回の抗議に乗じて過激な破壊行為を行う集団もいるという。日本大使館は、治安部隊が配備されている場所には近寄らないよう呼びかけている。

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政府の対策と抗議側の要求の隔たり

政府は教員を増やす方針を示しているが、デモが収束するかについて、記者は「まだ見通せない状況」だと述べた。

政府は前週、教員不足が深刻な学校に代わりの教師を重点的に配置する対策を発表した。これに対し、デモの主催団体側はこれでは不十分だと訴えている。

予算面でも隔たりは大きい。政府は来年度の教育予算案に12億ユーロ、日本円でおよそ2100億円の増額を盛り込んだ。一方、組合などは100億ユーロ規模の予算措置を求めている。記者は、政府が組合側の要求にどこまで応じるかが今後の焦点だとして中継を締めくくった。