みずほ銀行の「うれしい特典」改定を読み解く:金利・手数料・ポイントと、代替・併用したい3つの銀行

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概要

家計の味方チャンネルは、2026年3月以降にATM利用や振込の無料回数の条件が改善されるみずほ銀行を取り上げている。話者の結論は、改定でみずほ銀行の使い勝手は大きく良くなり、新規口座開設キャンペーンも充実しているため口座は持っておいて損はない、というものだ。ただし最も優れた銀行口座とまでは言えないため、代わりに使える、あるいは併用すべき銀行として楽天銀行、JRE BANK、SBI新生銀行も紹介している。

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ランク制度「うれしい特典」はどう変わるのか

今回改善されるのは、みずほ銀行のランク制度「うれしい特典」である。話者によれば、これまでは利用状況に応じてBステージ、Aステージ、Sステージの3段階に分かれ、ATM利用や振込の手数料無料回数が最大3回まで変動する仕組みだった。最上位のSステージに到達するには、みずほ銀行のクレジットカードかデビットカードで100万円以上を利用する必要があり、ハードルは非常に高かった。

改定後はランクが最上位のSステージだけになる。適用条件は、みずほ銀行のクレジットカードかデビットカードを月1回以上利用すること、給与・年金の受け取り、残高300万円以上のいずれかを満たすことに簡素化される。対象カードはみずほ楽天カード、みずほマイレージクラブカード、みずほJCBデビットの3種類で、いずれも年会費は無料だ。話者は特に、みずほ楽天カードと、オリコ発行のみずほマイレージクラブカードが常時1%還元でポイント還元率が比較的高い点を挙げている。

この2枚のどちらかを月に1度使うだけでSステージが適用され、みずほ銀行のATMは24時間無料、コンビニのATMや他行宛ての振込は月3回まで無料、キャッシュカードの新規発行手数料も無料になる。話者はこれに加えて、金利の上昇、4月に向けた新生活シーズン、他のメガバンクの大型キャンペーンといった外部要因も重なり、みずほ銀行のキャンペーンでもらえる額が大きくなっていると述べる。

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金利と、条件を満たさない場合の手数料

基本スペックとして、普通預金金利は年0.3%で、他のメガバンクやゆうちょ銀行と同水準の低さだと話者は説明する。

資金移動については、前述の3条件をどれも満たさない場合、基本的に手数料がかかる。インターネットバンキングでのみずほ銀行間の送金は無料だが、他行宛ての振込は110円。ATMは、みずほ銀行かイオン銀行のATMであれば平日8時45分から18時までは無料だが、それ以外の時間帯は110円から220円かかる。他社の提携ATMは常時手数料が発生する。

条件を1つでも満たすと状況は変わる。みずほ銀行とイオン銀行のATMは常時無料、提携先のセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ファミリーマートなどにあるE-netのコンビニATMは月3回まで無料、他行宛ての振込も月3回まで無料になる。

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ことら送金・エアウォレットで広がる無料送金

みずほ銀行はことら送金とエアウォレットアプリに対応しているため、手数料無料で送金できる範囲がさらに広いと話者は言う。ことら送金では1回10万円以下の個人宛て送金が無料ででき、メガバンクやゆうちょ銀行のほか、SBI新生銀行、住信SBIネット銀行などにも対応する。エアウォレットでは1回30万円以下の送金ができ、メガバンクやゆうちょ銀行のほか、楽天銀行、auじぶん銀行などにも対応している。

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マネーフォワード for みずほと、メガバンクならではの役割

便利な機能として話者が紹介するのが「マネーフォワード for みずほ」だ。通常は月額料金がかかる家計簿アプリのマネーフォワードを、みずほ銀行のアプリ内で無料で使える。連携できる金融機関の数に制限はなく、手持ちのカード・銀行・証券をすべて連携して自動で家計簿を作ってくれる。マネーフォワードの月額料金が最近上がってきていることもあり、みずほ銀行をメインにしている人はこちらで家計管理をしてもよいのではないか、というのが話者の提案である。

また話者は、メガバンクとしてのみずほ銀行がネットバンクの弱点を補えるとも指摘する。ネットバンクは店舗などの固定費が少ない分、金利・利便性・還元のいずれも高水準なことが多い。一方で、公共料金の引き落とし口座や給与口座に設定できない場合がある、困ったときに店頭で相談できない、ATMで小銭を入金できない、といった弱点がある。こうした場面でみずほ銀行が役立つことがあるという。

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みずほポイントモール:初回ポイント

ポイント還元の仕組みとして、みずほ銀行には「みずほポイントモール」があり、銀行機能の利用に応じてみずほポイントがもらえる。有効期限は2年だが、楽天ポイントやdポイントなどの共通ポイントやAmazonギフトカードに1ポイント=1円相当で交換できるため、使い道には困らないと話者は評価する。ただし、どの項目もおおむね月の平均残高が1万円以上あることが前提条件になっている点には注意が必要だという。

ポイントには初回だけもらえるものと、毎月・毎回もらえるものがある。初回のポイントはどの条件も達成しやすいが、話者が特に勧めるのはマネーフォワードの連携と、みずほWalletの登録だ。みずほWalletの条件は、QRコード決済のJ-Coin Payをみずほ Walletアプリ上で初回登録すれば満たせる。J-Coin Pay自体もキャンペーンが多く、対応銀行間では中継に使って送金を無料にできる場合があるという。すでにJ-Coin Payを登録済みの場合は、スマホ上でデビットカードを発行できるスマートデビット、あるいはみずほから交通系ICのSuicaへ直接チャージできるSuicaの登録でも条件を満たせ、200ポイントがもらえる。初回分は1回限りだがポイント数が多いので、もらっておくべきだと話者は言う。

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みずほポイントモール:毎月のポイントと活用法

毎月・毎回のポイントは、給与・年金の受け取りで毎月20ポイント、みずほ銀行のキャッシュレスサービス利用で最大50ポイント、公共料金の口座振替で毎月5ポイント、振込で毎月5ポイント、アプリに不定期で表示される問題への回答で5ポイントとなっており、話者は毎月最大100ポイントもらえる内容だと説明している。

このうちキャッシュレスサービスと振込の条件は、冒頭の手数料無料回数の条件と重なるため、多くの人は毎月自動的に達成できると話者は見ている。キャッシュレスサービスはみずほ楽天カード、みずほマイレージクラブカード、みずほJCBデビット、みずほWallet(スマートデビットやSuica)、J-Coin Payの5種類で、1種類ごとに月1回使えば10ポイント、全部使えば50ポイントになる。このうちカード3種のいずれかを月1回使えば、コンビニATMと他行宛て振込が月3回まで無料になる。

話者個人としては、還元率1%で楽天ポイントが貯まるみずほ楽天カードだけを使うのもよいと考えている。そうすれば他行宛て振込が月3回無料になるので、振込で5ポイントもらう条件も取り組みやすくなる。

「裏技」として紹介されたのが、楽天証券でみずほ楽天カードによるクレカ積立を行う方法だ。これで手数料無料回数の条件達成と10ポイント獲得を自動的に両方満たせる。さらに、みずほと楽天証券はもともと資本提携が進んでおり、リアルタイムで入出金できる機能など提携サービスが拡充されているため、みずほ銀行ユーザーは楽天証券と相性が良いと話者は述べる。

基本スペックのまとめとして話者は、みずほ銀行をお得かつ便利に使うにはみずほ楽天カードを作って月1回以上使うのがよいとする。ただし楽天カードは基本的に2枚までしか発行できないため、すでに2枚持っている場合は、同じ1%還元のオリコ発行みずほマイレージクラブカードを勧めている。

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新規口座開設キャンペーンと2つの注意点

動画時点の公式新規キャンペーンは、2026年6月1日までで最大4万円相当のポイントがもらえる内容だった。内訳は、新規口座開設で1万ポイント、給与受け取りで7,500ポイント、みずほ楽天カードの入会・利用で最大2万ポイント、楽天証券の口座開設で2,500ポイント。これに既存ユーザーの紹介コードでのエントリーで1,000ポイント、みずほJCBデビットの新規入会・利用で1,000円が加わり、合計最大4万2,000円相当になると話者は計算する。みずほ銀行はほぼ常時こうした新規入会キャンペーンを行っているので、口座開設を勧めるという。

注意点は2つある。1つ目は、条件ごとにキャンペーンへのエントリーが必要なことだ。口座開設が済んだら、キャンペーンページで条件を確認すると同時にエントリーしておくよう話者は呼びかける。2つ目は、ポイントサイト経由の還元と併用できない条件があることだ。モッピーのみずほ銀行ページを例にとると、新規口座開設、給与受け取り、みずほ楽天カードの新規キャンペーンとは併用できない旨が明記されているという。一方、楽天証券については動画時点ではポイントサイト経由のほうが合計2万ポイントを超えるポイントがもらえるため、ポイントサイト経由での開設を勧めている。

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代替・併用候補1:楽天銀行の金利

みずほ銀行の代替・併用先として話者がまず勧めるのが楽天銀行だ。楽天銀行にもランクに応じてATM手数料の無料回数が増える仕組みがあり、みずほ銀行ATMやイオン銀行ATMにも対応しているため、みずほ銀行と同じように無料で使える、というのが理由である。同じ理由で、楽天銀行の銀行機能を提供しているJRE BANKも勧めている。

金利について話者は、現実的に実現できるのは年0.44%程度だと見ている。2026年2月1日以降、楽天証券と楽天銀行を連携させると適用される優遇金利は年0.28%から0.38%に上がった。さらに楽天銀行や他の楽天サービスの利用状況に応じて最大0.64%まで上がる。ただ、銀行機能の利用による条件は多いものの、自然に達成できるのは口座振替やデビットカード利用くらいだと話者は言う。楽天モバイルでは、デフォルトの最強プランで+0.02%、U-NEXTが付いたプランで+0.1%。楽天カードでは、ゴールドカードが+0.01%、プレミアムカードが+0.02%、ブラックカードが+0.06%上乗せされる。

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楽天銀行の手数料、ポイント、デビットカード

資金移動では、「ハッピープログラム」というランク制度でATM手数料が最大7回、振込手数料が最大3回まで無料になる。たとえば預金残高100万円以上ならVIPランクとなり、ATM手数料5回、振込手数料3回が無料だ。話者によれば楽天銀行は利用できるATMの種類が他行と比べて多く、みずほ銀行やイオン銀行のほか、セブン銀行、ローソン銀行、駅構内のビューアルッテ、パッとサッと、三菱UFJ銀行などにも対応する。また、給与・年金の受取口座に設定することでも振込手数料が3回無料になり、使い切れなかった分は2回分まで翌月に繰り越せるため、最大5回分の無料回数を持てる。キャッシュカードなしでATMを使える「スマホATM」や、毎月定額の振込を自動化する「毎月おまかせ振込予約」もある。

還元面では、銀行機能の利用で楽天ポイントが貯まる。VIPランクではポイント倍率が3倍になり、クレジットカードの引き落とし、他行からの入金、他行への振込、ATM利用などで1件につき3ポイントずつもらえる。加えて「現金ザクザクキャンペーン」という毎月のエントリー制キャンペーンがあり、他行からの入金1件につき10円、上限の5件達成で150円がキャッシュバックされると話者は説明する。他行からの3,000円以上の入金が月5回あれば、それだけで毎月合計165円分を自動的に得られるという。

楽天銀行デビットカードも話者は高く評価する。年会費無料で1%還元、しかもポイント付与対象外のサービスが少ない。楽天カードでは公共料金や税金が0.2%、携帯電話料金や保険料が0.5%還元にとどまり、JAL Payなどへのチャージは付与対象外になるが、楽天銀行デビットカードはこれらでも1%還元のままだという。一方、楽天市場を含む楽天サービスでは楽天カードのほうが還元率が高いので、楽天サービスでは楽天カード、それ以外では楽天銀行デビットカードという使い分けを勧めている。楽天銀行は他の楽天サービスの利用状況で金利や還元が変わるが、みずほと楽天は資本提携していて相性が良いので一度検討してほしい、と話者はまとめる。

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代替・併用候補2:JRE BANK

JRE BANKは、JR東日本グループと楽天銀行が提携して生まれたネット銀行で、楽天銀行の銀行機能にJR東日本独自の特典を加えたものだ。そのため対応ATMは、みずほ銀行やイオン銀行を含めて楽天銀行と共通である。手数料無料回数が変わる会員ステージの仕組みもほぼ同じだが、話者は3つの違いを挙げる。

1つ目は、JR東日本の駅構内にあるATM「ビューアルッテ」での出金が、会員ステージに関係なく何回でも無料なこと。2つ目は、JR東日本のクレジットカードであるビューカードの引き落としが毎月5,000円以上あれば、毎月10ポイントがもらえ、他行宛て振込手数料が3回無料になること。3つ目は、貯まるのが楽天ポイントではなくJRE POINTであることだ。JRE POINTはSuicaにチャージできるほか、鉄道関連に交換すれば1ポイント=1円以上の価値になるので優秀だと話者は言う。

さらにJRE BANKには、預金残高やビューカード、給与等の受け取りの利用状況に応じて、運賃4割引券、グリーン券、「どこかにビューーン!」の2,000ポイント割引クーポンがもらえる独自特典がある。話者が特に強力だとするのが運賃4割引券で、通常片道1万7,000円ほどかかる東京から新青森までの新幹線が約1万200円になる計算だという。

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代替・併用候補3:SBI新生銀行

最後に話者が勧めるのがSBI新生銀行だ。SBI証券との連携口座「SBIハイパー預金」を設定するだけで年0.5%の金利になる。また、SBI証券と連携することで、ランク制度「ステップアッププログラム」の最上位であるダイヤモンドステージが適用される。ダイヤモンドステージでは、ATMが何度でも無料、他行宛て振込手数料は月10回まで無料、銀行機能の利用で最大2,110円分が還元される。無料で使えるATMにみずほ銀行ATMは含まれていないが、コンビニや駅構内のATMには対応しているので困ることはないと話者は見ている。

還元面には「キャッシュプレゼントプログラム」がある。他行からの1回1万円以上の振込入金、口座振替、外貨積立の取引状況に応じて現金が還元される仕組みで、ダイヤモンドステージでは他行からの振込入金が1回20円・月最大100円、口座振替が1回10円、外貨積立が1万円ごとに200円・月最大1,000円となる。ランクに関係なく、SBI証券との入出金で1,000名に1,000円が当たる抽選キャンペーンにも参加できる。話者は、ハードルの高い外貨積立と抽選を除いた、振込入金と口座振替の合計110円分は比較的簡単に達成できるため、毎月110円分は獲得できると見積もっている。

こうした点から話者は、SBI証券と連携するだけの簡単な条件で高金利・利便性・還元の三拍子が揃った「最強の銀行」だと評価する。さらに、SBI新生銀行を含め2026年度はSBI・Vポイント経済圏のサービスが非常に便利かつお得になっているので、メインで使う経済圏をSBIに寄せていくのもよいと述べて、動画を締めくくっている。