V NEOBANK終了後の「最強の銀行口座」はどこか:高金利銀行・メガバンク・ネットバンク11行を比べる
家計の味方2025〜2026年に「最強の銀行口座」と呼ばれたV NEOBANKは、2026年11月にポイントプログラムが改定される。デビットカードの還元率は1.5%から1.25%に下がり、普通預金に10万円以上置いておくだけでもらえた毎月50ポイントも廃止される。さらに2027年3月28日をもって、V NEOBANKとしてのサービス自体が終了すると発表された。口座番号はそのままドコモSMTBネット銀行の口座として残るが、Vポイントが貯まる銀行口座としてのV NEOBANKはここで終わる。
では次の「最強の銀行口座」はどこか。話者は、この1年で銀行口座の選び方そのものが変わったと述べる。動画では、高金利銀行3行、メガバンク3行、証券口座と連携できるネットバンク5行の特徴を順に解説し、最後にチャンネルとしてのTOP5を示している。
銀行は三つの方向に分かれ始めている
話者が前提として挙げるのは金利環境の変化である。日銀の政策金利は2026年6月に1%、9月に1.25%まで引き上げられた。話者の説明によれば、金利がほぼゼロだった時代の銀行は、預金を集めても貸し出しで利ざやを稼ぎにくく、投資信託や保険の販売手数料といった金利以外の収益を強化してきた。金利が戻ってきたことで、預金を集めて貸し出し、その金利差で稼ぐ本来のビジネスに回帰しつつある。そのため、どの銀行も預金を集めたい状況にあり、各行の預金獲得の動きが活発になっているという。
この中で特に伸びているのが、あおぞら銀行BANK支店や山陰合同銀行のDanDan BANKのように、もともと金利の高さを売りにしてきた高金利銀行だと話者は見ている。一方メガバンクは、金利を上げるよりも、資金力を背景に三井住友カード、三菱UFJカード、みずほ楽天カードといったグループのクレジットカードの還元や年会費を優遇し、預金を集めて自社の経済圏に囲い込む方向に動いている。さらに高金利銀行もメガバンクもATMや振込手数料の無料回数を増やし始めており、これまでネットバンクの強みだった利便性も少しずつ補われ始めている。
これに対してネットバンクは、証券口座との連携、送金を自動化できる定額自動入金・振込サービス、キャッシュカードなしでATMを使えるスマホATM、クレジットカード引き落としなど口座振替の事前通知といった機能で、利便性をさらに磨く方向に進んでいる。話者はこれを「金利で勝負する高金利銀行」「グループ全体の特典で囲い込むメガバンク」「利便性を磨くネットバンク」の三つに整理し、何を重視するかで選ぶべき口座が変わると述べる。
高金利銀行のランキングの見方
話者が作成した高金利銀行のランキング表は、各行が公式に出している最高金利ではなく、多くの人が現実的に達成できる金利を採用している。全体として各行とも0.1%ほど金利が上がっており、上位には自社のポイント経済圏を持たず、純粋に金利の高さを売りにしている銀行が並ぶという。
第1位:DanDan BANK
DanDan BANKは、島根・鳥取を地盤とする山陰合同銀行が運営するアプリ専用の支店で、日本国内に住む16歳以上なら全国どこからでも口座を開設できる。最大の特徴は、目的別に分けて貯められる貯蓄預金で、残高が増えるほど金利が上がる。300万円未満で1%、300万円以上で1.1%、500万円以上で1.2%、1000万円以上で1.3%と、話者は最高水準の金利だと評価する。
さらに2026年10月1日から2027年3月31日までは普通預金金利2倍キャンペーンが行われており、すぐにATM出金や振込に使える普通預金も、通常0.5%のところ1%になる。
利便性の面では、預金残高に応じて他行宛振込手数料が最大月10回、ATM手数料が最大月15回まで無料になる。月末に10万円あれば2か月後の振込・ATM手数料が各3回まで無料になるため、貯金用口座として使えば無料回数は自然に増えるだろうと話者は言う。
注意点は二つある。一つは利用できるATMがセブン銀行ATMだけであること。ただしスマホATMに対応しているため、キャッシュカードなしでATMを使える。もう一つは、定額自動振込サービスには対応しているものの無料回数の対象外で、必ず手数料がかかることである。話者は、180万円を超えるまとまった資金を、普通預金並みの使い勝手で最高水準の金利で置いておきたい人に勧めている。
第2位:あおぞら銀行BANK支店
あおぞら銀行は2026年10月以降、100万円以下の預金残高に年1.2%、100万円を超える部分に年0.75%へ金利を引き上げた。100万円以下の部分だけ見れば、DanDan BANKの貯蓄預金の1%より高い。話者は、手元の現金は100万円あれば足りるという人も多いとして、無条件で100万円まで1.2%を受けられる点を非常に強力だと評価する。
一方、100万円を超える部分は0.75%に下がるため、まとまった資金なら全額に1%以上が付くDanDan BANKが有利になる。話者が税引後の利息で比較したところ、180万円でちょうど同額になり、目安として180万円まではあおぞら銀行、それを超えるならDanDan BANKのほうが利息が多くなるという。
他行宛振込は無条件で月9回まで無料、ゆうちょ銀行ATMは回数制限なく完全無料で、全国の郵便局ATMを使えるため地方在住者も安心して使えると話者は述べる。ただし、振込はアプリからできず、ブラウザでインターネットバンキングにログインして操作する必要がある。24時間365日リアルタイムで振込を処理するモアタイムシステムにも対応していないため、反映にタイムラグが生じる。また、ゆうちょ銀行以外のATMでは手数料がかかり、コンビニや駅構内のATMを使いたい人には不便だという。
第3位:島根銀行スマートフォン支店「しまホ!」
しまホ!の金利は条件なしで年0.9%である。あおぞら銀行のような残高の上限も、DanDan BANKのような貯蓄預金への振替の手間もなく、普通預金口座を開設するだけで預けた全額に0.9%が付く点を話者は最大の特徴に挙げる。
その代わり、資金移動の利便性は他の2行より劣る点が多い。他行宛振込の無料回数は、2か月前の月末に150万円以上の預金残高がないとゼロである。ATMもセブン銀行・ローソン銀行で無料なのは基本的に平日の日中だけだ。ただし、SBI証券へのリアルタイム入金、残高チャージ、ドコモの銀行も対応している送金アプリ「マネータップ」による送金はいずれも無料で、手数料をかけずにお金を動かす方法はあるという。
また、最後の取引から2年以上放置すると年1320円の未利用口座管理手数料がかかるが、残高が1万円以上あればかからないため、1万円は入れておくよう話者は勧める。上限を気にせず無条件で高金利を受けたい人、あるいは逆に利便性の低さを生かして「触らないお金」を置く口座を持ちたい人向けだとしている。
なお、ランキング表ではauじぶん銀行とMATSUI Bankも0.85%と、しまホ!に迫る水準まで上がっている。この2行は証券口座と連携でき利便性も良いため、資金の置き場所としても勧められるという。
メガバンク①:三井住友銀行 Olive
メガバンク3行の普通預金金利はいずれも年0.5%と低いが、グループのクレジットカードと組み合わせることで、ポイント還元の面で他行にない特典を受けられると話者は言う。
Oliveは、三井住友カード(NL)と三井住友銀行が一つになったようなサービスで、1枚でクレジット払い、デビット払い、キャッシュカード、ポイント払いの4機能を使える。コンビニATMの無料回数は基本的にないが、振込手数料は月3回まで無条件で無料。さらに定額自動入金・振込サービスが手数料完全無料である。楽天銀行やドコモの銀行を含む他行では、定額自動振込は振込無料回数の範囲内で無料になるのに対し、Oliveは3回の無料回数とは関係なく完全無料で使えると話者は強調する。
ポイント面では「選べる特典」で毎月200Vポイントをもらえる。選べる特典は、給与・年金受取で200ポイント、コンビニATM月1回無料、対象店舗での還元率+1%、口座残高1万円以上で100ポイントの4つから選ぶ仕組みだ。「給与・年金受取」という名称だが、実際には2か月連続で3万円以上の振込を受け取れば対象になり、ハードルが非常に低い。そのため基本はこれを選ぶのが最もお得で、完全無料の定額自動入金で毎月3万円以上を入れておけば、手間をかけずに200ポイントをもらい続けられるという。選べる数はカードのランクで変わり、一般とゴールドは1つ、プラチナプリファードは2つ、インフィニットは3つ。複数選べる人は、200ポイントに加えて対象店舗+1%か残高1万円以上で100ポイントを選べばよいと話者は述べる。
カード機能では、人気のOliveゴールドの場合、年間100万円以上の利用で翌年度以降の年会費が永年無料、1万ボーナスポイントで合計1.5%還元、SBI証券のクレカ積立還元率が1%になる。ここまではクレジット機能のみの三井住友カード(NL)と同じだが、対象のコンビニ・飲食店のほか鉄道・バス・USJでのスマホタッチ決済のベース還元率が、ナンバーレスの7%に対してOliveのクレジットモードは8%になる。対象店での最大20%還元も、円普通預金残高などOliveアカウントの契約を前提にした条件が多いため、優待店をよく使うならOliveを勧めるという。優待店は年々増えており、2026年11月からは餃子の王将も加わる。
さらに2026年6月から資産運用サービスが本格的に始まり、三井住友銀行の円普通預金残高とSBI証券で投資している残高を合わせた「Olive残高」に応じて、クレカ積立の還元率が最大6%になったり、年会費が無料になったりする。Olive残高3000万円以上でクレカ積立の還元率+1%、プラチナプリファードの年会費が無料。5000万円以上で+2%、インフィニットの年会費が無料になる。話者は、引き落とし口座が三井住友銀行に限られるデメリットはあるものの、銀行自体の利便性も悪くなく、ポイント面の優遇が大きいとして勧める。特にSBI証券で投資していて資産が3000万円を超える人なら、上位カードの年会費も無料にできかなりお得だという。
メガバンク②:三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は、インターネット通帳に切り替えると他行宛振込とコンビニATMが月1回まで無料、給与・年金の受取があれば振込が月3回、コンビニATMが月2回まで無料になる。Airウォレットとことら送金という二つの無料送金アプリにも対応しているため、無料回数が少なくても無料で送金できる範囲は意外と広いと話者は言う。ただし、auじぶん銀行宛の振込はこれまで自社支店扱いで無料だったが、2027年4月から他行宛扱いになり、無料回数を使い切ると手数料がかかる。
ポイント面では、Pontaポイントと連携すれば、アプリへの月1回のログインで5ポイント、三菱UFJカードの引き落としなど口座振替で10ポイント、計15ポイントを毎月もらえる。
話者は銀行自体のスペックはあまり良いとは言えないとしつつ、最大のメリットは三菱UFJカードの引き落とし口座に設定することで、優待店で最大20%還元を受けられる点だと述べる。三菱UFJカードの優待店はコンビニや飲食店に加え、オーケーや東急ストアなどスーパーが多い。三井住友カードの優待店がコンビニ・飲食店中心であるのに対し、日常的に使う機会の多いスーパーで還元を受けられることを、話者は三菱UFJカードならではの強みだと見ている。
還元率の内訳は、優待店で三菱UFJカードを使えば誰でも7%、そこから最大20%まで上げるには、引き落とし口座を三菱UFJ銀行に設定してポイントアッププログラムにエントリーすることが前提になる。その上で、アプリへのログインや給与・年金の受取など銀行とグループのサービス利用で最大+4.5%、カードのサービス利用や携帯電話料金のカード払いなどで最大+8.5%が上乗せされる。
資産を持つ人向けには、運用残高1000万円以上、または預金を含む預かり資産3000万円以上で入会できる年会費無料の「エクセレント倶楽部」がある。これは2027年3月に「エムット Excellent Club」としてリニューアルされ、会員向けにプラチナカードを年会費永年無料で発行する予定だ。このカードは預かり資産に応じて最大1.6%還元、三菱UFJ eスマート証券のクレカ積立で最大7%還元、プライオリティ・パスも付帯するという。加えて2026年下期にはデジタルバンクの開業も予定されている。話者は、現時点で全員には勧められないが、優待店、特に対象スーパーをよく使う人は必ず活用すべきだとし、先行する三井住友銀行を追って準富裕層向けと大衆向けの両方を揃えようとしている点に今後注目したいと述べる。
メガバンク③:みずほ銀行
みずほ銀行は、みずほ楽天カードを含むみずほのカードを月1回以上使う、給与を受け取る、資産300万円以上のいずれかを満たせば、他行宛振込とコンビニATMの手数料が月3回まで無料になる。銀行機能の利用に応じてみずほポイントも貯まり、給与・年金受取で月20ポイント、1000円以上の振込で月5ポイント、みずほ楽天カードの月1回以上の利用で10ポイントなど、最大で月100ポイントになる。
ただし話者が最大のメリットとするのは、銀行のポイントではなくみずほ楽天カードの常時2%還元である。2026年9月から、みずほ楽天カードで支払った際に獲得する楽天ポイントの通常分と同額のみずほポイントが上限なしで貯まるようになった。これにより、年会費永年無料で、年間利用額の条件も還元の上限もなく、利用先を問わず常時2%還元のカードになったという。話者は、年会費無料の高還元カードとして有名なリクルートカードでも1.2%、Oliveゴールドのような「100万円修行」系のゴールドカードでも年100万円使ってようやく1.5%であることと比べ、この条件で常時2%のカードは現時点で他にないと述べる。
楽天経済圏ではさらに優遇され、楽天市場で常時4%、楽天証券のクレカ積立で1%、楽天トラベルで3.5%と、年会費1万1000円の楽天プレミアムカードと同水準の還元を年会費無料で受けられる。引き落とし口座はみずほ銀行しか設定できないが、カードを使っていれば振込・ATM手数料が月3回無料になるため、使い勝手も悪くないという。話者は、みずほ楽天カードをメインにしたい人に、最強の決済手段を使うための口座として持つ価値は十分あると評価する。
証券口座と連携するネットバンクを選ぶ理由
話者は、メインの銀行口座は、NISAやiDeCoを開設しているメインの証券口座と自動入出金できるネットバンクから選ぶことを勧める。各社が自社の経済圏で囲い込んでおり、証券口座と連携しているかどうかで金利、手数料の無料回数、ポイント還元が大きく変わるためだという。組み合わせは、SBI証券ならSBI新生銀行、楽天証券なら楽天銀行、三菱UFJ eスマート証券ならauじぶん銀行、マネックス証券ならドコモの銀行、松井証券ならMATSUI Bankである。
SBI新生銀行
SBI証券との連携口座「SBIハイパー預金」を設定するだけで、金利は年0.6%になる。連携によってランク制度「ステップアッププログラム」の最上位ダイヤモンドステージが適用され、ATMは何度でも無料、他行宛振込は月10回まで無料になる。これまでスマホATMや定額自動振込がないことが弱みだったが、2026年8月に両方に対応し、アプリだけで振込から現金の入出金まで完結するようになったという。
キャッシュプレゼントプログラムでは、他行から1万円以上の振込を受け取ると1回20円、月最大100円、口座振替で10円、合わせて毎月110円分が現金でもらえる。話者は、SBI証券と連携するだけで高金利・利便性・現金還元が揃い、弱みだった機能も対応したため、SBI証券ユーザーなら迷わず勧められると述べる。
楽天銀行とJRE BANK
楽天証券との連携「マネーブリッジ」で年0.58%、楽天サービスの利用状況に応じて最大0.84%まで上がる。ただ話者は、使っていて自然に達成できるのは口座振替やデビットカード利用の条件くらいで、現実的には0.64%程度と見積もる。ランク制度「ハッピープログラム」では主に預金残高で無料回数が決まり、残高100万円以上のVIPランクならATMが月5回、他行宛振込が月3回無料。給与・年金の受取口座にすることでも振込が月3回無料になり、使い切れなかった分は2回まで翌月に繰り越せるため最大5回分まで持てる。スマホATMや「毎月おまかせ振込予約」にも対応している。
ポイント面では、他行から3000円以上の振込を5回受け取ると、エントリー制キャンペーンで現金150円、VIPランクなら1件3ポイントで15ポイント、計165円分がもらえる。年会費無料で1%還元のデビットカードも、公共料金や税金、JAL Payなどへのチャージでも還元率が下がらないため重宝すると話者は言う。
楽天銀行を使うなら、楽天銀行の支店として運営されるJRE BANKも併せて持つのがおすすめだという。金利優遇はないが、預金残高50万円以上などの条件達成で、JR東日本の運賃4割引券、「どこかにビューーン」の2000ポイント割引クーポン、グリーン券の三つの特典がもらえる。4割引券は新幹線を含むJR東日本の片道運賃・料金が40%引きになり、東京から新青森なら1枚で7000円ほど安くなる。判定日は3・6・9・12月の各25日の年4回だけなので、判定日前だけ楽天銀行から50万円を移して終わったら戻すという使い方もでき、同じ楽天銀行内の振込なので手数料はかからないと話者は説明する。
auじぶん銀行
ランク制度「じぶんプラス」の最上位プレミアムステージを達成すると年0.85%になる。話者によれば、しまホ!に迫る水準で、証券口座と連携できる銀行の中では最も高い金利だ。プレミアムステージならATMも他行宛振込も月15回まで無料で、スマホATMや手数料無料の定額自動入金にも対応する。ポイント面では、定額自動入金で15ポイント、口座振替で15ポイント、10万円のチャージで150ポイントと、この三つだけで毎月180 Pontaポイントになる。
プレミアムステージの達成は難しそうに見えるが、話者は意外と簡単だと言う。方法は二つで、預金残高を1000万円以上にするか、auじぶん銀行が定める6つの条件のうち5つを達成することである。話者が勧める5つは、定額自動入金サービスの利用、クレジットカードの口座振替、au PAYなどへのチャージ、三菱UFJ eスマート証券との連携、そして資産残高に関する条件だ。初回設定は少し面倒だが、一度設定すれば翌月から自動的に達成できるという。なお前述のとおり、三菱UFJ銀行との相互の振込無料は2027年4月から無料回数の範囲に限られる。
ドコモの銀行
運営会社はもともと住信SBIネット銀行で、ドコモに買収されて2026年8月にドコモSMTBネット銀行へ名称変更された。これに伴いマネックス証券との自動入出金サービスも始まり、買付余力が不足した場合に手数料無料で自動入金できるようになった。
金利は年0.5%とメガバンク並みに低いが、スマートプログラムのランクに応じてATMと他行宛振込の無料回数が最大20回まで増え、デビットカードの還元率も上がる。預金残高、給与・年金受取、1件以上の口座振替のいずれかでシルバーランク(各月5回無料)になり、月10回無料のゴールドランクも給与・年金受取と口座振替の両方で達成できるという。
話者が最大の特徴とするのは、スマホアプリだけでATMを使うスマホATMが、ランクに関係なく完全無料である点で、他行にない大きなメリットだと評価する。目的別口座を10個まで作れる機能や、定額自動入金・振込・振替サービスにも対応し、利便性はトップクラスだという。
デビットカードは年会費無料のポイントプラスと有料のプラチナデビットの2種類があり、どちらも基本還元率は1.25%で、最上位のプラチナランクではポイントプラスが最大2%、プラチナデビットが最大2.5%になる。口座振替や給与受取で達成できるシルバー・ゴールドランクでも1.5%以上になる点を話者はかなり強力だと見る。プラチナデビットには、国内ではモバイル端末保険や、対象レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる招待日和、海外では自動付帯で補償額が充実した旅行傷害保険や年3回分のプライオリティ・パスが付く。ほかに給与・年金受取で毎月100、口座振替で3のdポイントがもらえる。
MATSUI Bank
2026年10月以降、ベース金利が年0.51%から0.61%に上がり、松井証券の投資状況によっては最大0.85%になる。毎月最終営業日の松井証券の残高が100万円以上ならゴールドランクで0.72%、1000万円以上ならプラチナランクで0.85%。給与受取口座に指定すると、残高に関係なくゴールドランクが適用される。ドコモの銀行のNEOBANKとして運営されているため利便性が引き継がれ、他行宛振込とATMが各月5回無料のほか、スマホATM、定額自動入金・振込・振替、目的別口座にも対応する。デビットカードは年会費無料で1%還元。話者は、松井証券で投資している人にとって高金利と利便性を両立した口座だとしている。
チャンネルが選ぶTOP5
第5位はauじぶん銀行。プレミアムステージなら0.85%、ATM・振込各15回無料、毎月180ポイントと、スペックだけなら今回紹介した中でも最強の一角だが、初回設定に手間がかかるためこの順位にしたという。
第4位は三井住友銀行のOlive。金利は低いが、定額自動入金・振込が完全無料、振込が無条件で月3回無料、毎月3万円の振込受取だけで200ポイントと、利便性とポイント還元に優れる。優待店でのベース還元率が8%に上がったことや、Olive残高に応じた年会費無料・投資還元率アップも加味している。
第3位はDanDan BANK。話者自身は口座選びでは利便性を最も重視すべきだと考えているが、DanDan BANKやあおぞら銀行といった高金利銀行とそれ以外との金利差がかなり開いているため、高金利銀行トップのDanDan BANKをこの順位にした。残高に応じて振込最大月10回、セブン銀行ATM最大月15回無料と、高金利銀行でありながら利便性も良い点も評価している。
第2位はドコモの銀行。ドコモに買収されてから批判されがちだが、スマホATM完全無料、ランクに応じた最大20回の振込無料、定額自動入金・振込や目的別口座への対応など、利便性ではまだ最強だと話者は述べる。
第1位はSBI新生銀行。SBI証券と連携するという簡単な条件だけで0.6%の金利、ATM何度でも無料、振込月10回無料、毎月110円の現金還元が揃い、スマホATMと定額自動振込にも対応した。条件のわかりやすさとスペックの両面で、現時点で最も勧めやすい口座だという。
結局は使い分けが前提
ただし話者は、順位はつけたものの、最適な口座は人によって変わると付け加える。高金利銀行でも預金が100万円くらいならDanDan BANKよりあおぞら銀行のほうが高金利になる。メガバンクでも、三菱UFJカードの優待店、特にスーパーをよく使う人は三菱UFJ銀行、みずほ楽天カードの常時2%に魅力を感じる人はみずほ銀行が合う。ネットバンクも使っている証券会社で最適な銀行が変わり、JR東日本に乗る人にはJRE BANK、JALマイルを貯めている人にはJAL NEOBANKのように、独自の特典を持つ口座もある。
そのため一つに絞る必要はなく、自分に合う口座を複数使い分けてもよいというのが話者の結論である。話者自身も現在6つの銀行口座を使い分けており、その具体的な方法は別の動画で解説しているという。
2025年、2026年に最強の銀行口座として一時代を築いたV NEOBANKですが、2026年11月にポイントプログラムが改定され、デビットカードの還元は1.5%から1.25%に下がり、普通預金口座に10万円以上置いておくだけでもらえていた毎月50ポイントも廃止になります。さらに2027年3月28日をもってV NEOBANKとしてのサービス自体が終了することも発表されました。口座番号はそのままドコモSMTBネット銀行の口座として残りますが、Vポイントが貯まる銀行口座としてのV NEOBANKはここで終わりになります。
そこで次の最強の銀行口座はどこかという話になりますが、実はこの1年で銀行口座の選び方自体が大きく変わっています。前提として日銀の政策金利は2026年6月に1%、9月には1.25%まで引き上げられました。金利がほぼ0だった時代、銀行は預金を集めても貸し出しで利ざやを稼ぎにくく、投資信託や保険の販売手数料など金利以外の収益を強化してきましたが、金利が戻ってきたことで預金を集めて貸し出し、その金利差で稼ぐという本来のビジネスに回帰しつつあります。つまり、どの銀行も今は預金を集めたい状況で、各行の預金獲得の動きが活発になっています。
この中で特に躍進しているのが、あおぞら銀行BANK支店や山陰合同銀行のDanDan BANKのような、もともと金利の高さを売りにしてきた高金利銀行です。一方でメガバンクは金利を上げるというよりは、資金力の強さを背景に三井住友カード、三菱UFJカード、みずほ楽天カードといった自社グループのクレジットカードの還元や年会費を優遇することで預金を集め、自社の経済圏に囲い込む方向に動いています。さらに高金利銀行もメガバンクもATMや振り込みの手数料無料回数を増やし始めていて、これまでネットバンクの強みだった利便性の面も少しずつ補われ始めています。
こうした中でネットバンクは、証券口座との連携、送金を自動化できる定額自動入金・振り込みサービス、キャッシュカードなしでスマホだけでATMを利用できるスマホATM、クレカの引き落としなど口座振替の事前通知など、さらに利便性を磨く方向に進んでいます。まとめると今の銀行は、金利で勝負する高金利銀行、グループ全体の特典で囲い込むメガバンク、利便性をさらに磨くネットバンクの3つに分かれてきていて、自分が何を重視するかで選ぶべき銀行口座が変わる状況になっています。
そこで今回の動画では、最新情報をもとに高金利銀行から見たおすすめの高金利銀行3行、躍進しているメガバンク3行の豪華特典、そして証券口座と連携できるおすすめなネットバンク5行のスペックを解説していきます。最後には当チャンネルが選ぶ最強の銀行口座トップ5と、お得な口座開設方法を紹介しますので、銀行口座選びの参考にしていただければと思います。なお、紹介する銀行口座の口座開設キャンペーンのURLは全て動画概要欄にまとめておきますので、気になる銀行があれば一度確認いただければと思います。
それでは早速、高金利銀行のランキングから見ていきましょう。こちらが当チャンネルがまとめた高金利銀行のランキング表です。ちなみに当チャンネルでは各銀行が公式ページで出している最高金利ではなく、多くの人が現実的に達成できる金利を表に採用しています。全体の印象としては各行とも0.1%分金利が上がっていて、上位は引き続き自社のポイント経済圏を持たず、純粋に金利の高さを売りにしている高金利銀行が並んでいます。まずはこの中でも純粋に金利が高い上位3行を1社ずつ見ていきましょう。
第1位はDanDan BANKです。DanDan BANK自体は島根・鳥取を地盤とする山陰合同銀行が運営するアプリ専用の支店で、日本国内に居住する16歳以上の人であれば全国どこからでも口座開設ができます。この銀行の最大の特徴が目的別に分けて貯めることができる貯蓄預金で、残高が増えるほど金利が上がる仕組みになっていて、300万円未満で1%、300万円以上で1.1%、500万円以上で1.2%、1000万円以上で1.3%と最高水準の金利を受けることができます。さらに2026年10月1日から2027年3月31日までは普通預金金利2倍キャンペーンが実施されていて、すぐにATM出金や振り込みに使える普通預金の方も通常0.5%のところ1%になります。
資金移動の利便性については預金残高に応じて他行宛ての振り込み手数料は最大月10回、ATM手数料は最大月15回まで無料になります。月末に10万円あれば、2か月後の振り込み、ATM手数料が各3回まで無料になりますので、貯金用口座として使えば無料回数は自然と増えると思います。ただし注意点が2つあって、1つ目は利用できるATMがセブン銀行ATMだけであることです。その代わりスマホATMにも対応していますので、キャッシュカードなしでATMを使えます。2つ目は定額自動振り込みサービスには対応しているものの無料回数の対象外で、必ず手数料がかかる点です。まとめるとDanDan BANKは180万円を超えるまとまった資金を、普通預金並みの使い勝手で最高水準の金利で置いておきたい人におすすめです。
続いて第2位はあおぞら銀行BANK支店です。あおぞら銀行は2026年10月以降、100万円以下の預金残高に対して年1.2%、100万円を超える分に対しても年0.75%に金利が上がりました。100万円以下の部分だけで見ればDanDan BANKの貯蓄預金の1%よりも高く設定されています。手元の現金は100万円あれば良いという人も多いと思いますので、無条件で100万円まで1.2%の高金利を受けることができるのは非常に強力だと思います。一方で100万円を超える分は0.75%に下がってしまいますので、まとまった資金を預ける場合は全額に1%以上がつくDanDan BANKの方が有利になります。実際に税引き後の利息で比較をすると180万円でちょうど同額になり、目安として180万円までならあおぞら銀行、それを超えるならDanDan BANKの方がもらえる利息は多くなります。
資金移動の利便性については、他行宛ての振り込み手数料が無条件で月9回まで無料。ATMはゆうちょ銀行ATMであれば回数制限なく完全無料です。全国の郵便局のATMを無料で使えますので、地方に住んでいる人も安心して使えると思います。ただしこちらも注意点が2つあって、1つ目は振り込みの使い勝手が悪いことです。振り込みはアプリから行えず、ブラウザでインターネットバンキングにログインをして操作する必要があり、さらに24時間365日リアルタイムで振り込みを処理するモアタイムシステムにも対応していませんので、振り込みの反映にもタイムラグが発生します。注意点2つ目は、ゆうちょ銀行ATM以外のATMでは手数料がかかってしまうことです。コンビニや駅構内のATMを使いたい人にとっては使い勝手が良くないと思います。まとめるとあおぞら銀行は、180万円以下の資金を無条件で高金利で置いておきたい人や、ゆうちょ銀行ATMをよく使う人におすすめです。
そして第3位は島根銀行のスマートフォン支店、通称しまホ!です。金利は条件なしで年0.9%です。ここまでの2行と違い、あおぞら銀行のような預金残高の上限もなければ、DanDan BANKのように貯蓄預金に振り替える手間もなく、普通預金口座を開設するだけで預けた全額に0.9%がつくのがこの銀行の一番の特徴です。その代わり資金移動の利便性は他の2行と比べて劣る部分が多いです。他行宛ての振り込み手数料は2か月前の月末に150万円以上の預金残高がないと無料回数は0で、ATMもセブン銀行、ローソン銀行で無料で使うことができるのは基本的に平日の日中だけです。
ただ、手数料をかけずにお金を動かす方法もあって、SBI証券へのリアルタイム入金、残高チャージ、ドコモの銀行も対応している送金アプリMoney Tapによる銀行送金はいずれも無料です。なお注意点として、最後の取引から2年以上放置すると年間1320円の未利用口座管理手数料がかかりますが、残高が1万円以上あればかからないので、1万円は入れておくようにしましょう。まとめるとしまホ!は、金額の上限を気にせず無条件で高金利を受けたい人、もしくは逆に利便性が低いことを生かして触らないお金を置く口座を持ちたい人におすすめです。
以上がおすすめな高金利銀行3行でした。なお、もう一度ランキング表を見るとauじぶん銀行とMATSUI Bankも0.85%としまホ!に迫る水準まで上がってきています。この2行は証券口座と連携できるネットバンクで利便性も良いので、資金の置き場所としてもおすすめです。詳しくは後ほどネットバンクの章で説明します。
次にメガバンク3行のスペックを見ていきます。通常金利は3行とも年0.5%と低いですが、自社グループのクレジットカードと組み合わせて使うことで、ポイント還元の面で他の銀行にはない豪華な特典を受けることができます。まずは三井住友銀行のOlive口座です。Olive自体はクレジットカードの三井住友カードナンバーレスと三井住友銀行が1つになったようなサービスで、1つのアカウント・カードでクレジット払い、デビット払い、キャッシュカード、ポイント払いの4つの機能を使うことができます。
利便性の面では提携ATMの無料回数は基本的にはありませんが、振り込み手数料が月3回まで無条件で無料になります。そして定額自動入金・振り込みサービスに手数料完全無料で対応しています。楽天銀行やドコモの銀行を含め、他の銀行口座では定額自動振り込みサービスは振り込み手数料の無料回数の範囲内で無料になりますが、このOlive口座の場合は3回の無料回数にかかわらず完全無料で利用できます。
続いてポイント還元の面では、選べる特典で毎月200Vポイントをもらえます。というのもOlive口座には選べる特典という、毎月4つの特典から1つを選択できる仕組みがあります。その4つの特典の内容は、給与・年金受け取りで200ポイント、コンビニATM月1回まで無料、対象店舗での還元率プラス1%アップ、口座残高1万円以上で100ポイントになります。ちなみに給与・年金受け取りという名前になっていますが、実際には給与・年金の受け取りがなくても、2か月連続した3万円以上の振り込み受け取りで対象になり、条件達成のハードルが非常に低いです。そのため選べる特典では基本的にこの給与・年金受け取りで200ポイントを選んでおくのが一番お得です。お得な使い方としては、先ほど紹介した完全無料の定額自動入金サービスで毎月3万円以上を入金しておけば、手間をかけずに200ポイントをもらい続けることができます。
なお、この選べる特典はOliveカードのステータスによって選べる数が変わります。一般カードとゴールドカードは1つだけですが、プラチナプリファードは2つ、インフィニットは3つ選択することができます。複数選べる人は給与・年金受け取りで200ポイントに加えて、対象店舗での還元率プラス1%アップか、口座残高1万円以上で100ポイントを選択すれば良いと思います。そしてこの選べる特典以外にも、Oliveカードを持っておくとVポイントを貯める上で有利になる場面が多いです。
Oliveカードの基本スペックはこちらになりますが、年間の利用金額に応じてお買い物と投資、どちらの還元も上げることができます。例えば一番人気のOliveゴールドの場合は、年間100万円以上の利用で翌年度以降の年会費が永年無料。1万ボーナスポイントをもらえて合計1.5%の還元。SBI証券での積み立て時の還元率が1%にアップします。ここまではクレジットカード機能だけの三井住友カードナンバーレスと同じになっていますが、対象のコンビニ、飲食店のほか、鉄道、バス、USJでのスマホタッチ決済におけるベース還元率がナンバーレスカードは7%還元のところ、Oliveカードのクレジットモードは8%還元にアップします。
また対象のコンビニ・飲食店では条件達成に応じて最大20%還元になりますが、Olive口座の円預金残高など、Oliveアカウントの契約を前提とした条件が多くなっていますので、三井住友カードの還元率が上がる優待店をよく利用する場合はOliveカードを使うことをおすすめします。優待店の対象も年々増えていて、2026年11月からは餃子の王将も追加されます。
そして2026年6月から資産運用サービスも本格的に始まり、三井住友銀行の円預金口座に入っている預金残高と、投資している残高を合わせたOlive残高に応じて、SBI証券でのクレカ積み立て時の還元率が最大6%になったり、Oliveカードの年会費が無料になる優遇を受けることができます。具体的にはOlive残高が3000万円以上であればクレカ積み立て時の還元率がプラス1%分アップ。Oliveプラチナプリファードの年会費が無料。Olive残高が5000万円以上あればクレカ積み立て時の還元率がプラス2%分アップ。Oliveインフィニットの年会費が無料になります。
まとめるとOliveカードは、引き落とし口座が三井住友銀行に限定されてしまうデメリットはありますが、銀行自体の利便性も悪くなく、選べる特典や優待店などポイント還元の面で大きな優遇を受けることができますのでおすすめできます。特にSBI証券で投資していて資産残高が3000万円を超える人であれば、Oliveの上位カードの年会費も無料にすることができますので、かなりお得だと思います。
続いて三菱UFJ銀行です。利便性の面ではインターネット通帳に切り替えれば他行宛ての振り込み手数料とコンビニATMが月1回まで無料。給与・年金の受け取りがあれば振り込みが月3回、コンビニATMが月2回まで無料になります。また、エアウォレットとことら送金の2つの無料送金アプリにも対応していますので、無料回数が少なくても無料で送金できる範囲は意外と広いです。なお、auじぶん銀行宛ての振り込みはこれまで自社の支店扱いで無料でしたが、2027年4月から他行宛ての扱いに改定され、無料回数を使い終わった後は手数料がかかるようになりますので注意しましょう。
ポイント還元の面ではPontaポイントと連携すれば、アプリへの月1回のログインで5ポイント、三菱UFJカードの引き落としなど口座振替で10ポイント、合計15ポイントを毎月もらうことができます。このように銀行自体のスペックはあまり良いとは言えませんが、三菱UFJ銀行を使う最大のメリットは三菱UFJカードの引き落とし口座に設定することで、三菱UFJカードの優待店で最大20%還元を受けられることです。三菱UFJカードの優待店にはコンビニや飲食店に加えて、オーケーや東急ストアなどスーパーも多く入っているのが特徴です。三井住友カードの優待店はコンビニ・飲食店が中心になっていますので、より日常的に使う機会が多いスーパーで高還元を受けることができるのは三菱UFJカードならではの強みだと思います。
還元率の内訳は、優待店で三菱UFJカードで支払えば誰でも7%還元で、そこから最大20%の還元まで上げるためには、三菱UFJカードの引き落とし口座を三菱UFJ銀行に設定して、ポイントアッププログラムにエントリーすることが前提条件になります。その上で三菱UFJ銀行アプリへのログインや給与・年金の受け取りなど、三菱UFJ銀行とそのグループのサービスを使うことで最大プラス4.5%。三菱UFJカードのサービス利用や携帯電話料金のカード払いで最大プラス8.5%が上乗せされ、合計で最大20%還元になります。
そして三菱UFJ銀行も先ほどの三井住友銀行と同じように、まとまった資産を持っている人向けの特典を用意しています。具体的には運用残高が1000万円以上、もしくは預金を含めた預かり資産が3000万円以上あると、年会費無料のエクセレント倶楽部に入会することができます。このエクセレント倶楽部は2027年3月にエムット Excellent Clubとしてリニューアルされ、会員向けにプラチナカードを年会費永年無料で発行する予定です。このプラチナカードは年会費無料でありながら、預かり資産の残高に応じて最大1.6%の還元。三菱UFJ eスマート証券でのクレカ積み立てでは最大7%の還元になるほか、世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスも付帯します。
こうした準富裕層以上の囲い込みに加えて、2026年下期にはデジタルバンクの開業も予定されていて、金利や手数料の面でもユーザーを引きつけることを目指しています。まとめると三菱UFJ銀行は銀行機能自体は優れていないので、現時点で全員におすすめはできないですが、三菱UFJカードの優待店、特に対象スーパーをよく利用する人は必ず活用するようにしましょう。そして先行している三井住友銀行に追いつこうと、準富裕層以上向けのエクセレント倶楽部、大衆向けのデジタルバンクも揃えようとしていますので、今後に注目です。
最後にみずほ銀行です。利便性の面では、みずほ楽天カードを含めみずほ銀行のカードを月1回以上利用する、給与を受け取る、資産300万円以上のどれかを満たすことができれば、他行宛ての振り込み手数料とコンビニATM手数料が月3回まで無料になります。ポイント還元の面では銀行機能の利用に応じてみずほポイントが貯まり、給与・年金の受け取りで月20ポイント、1000円以上の振り込みで月5ポイント、みずほ楽天カードの月1回以上の利用で10ポイントなど、最大で月100ポイントをもらうことができます。
ただ、みずほ銀行を使う最大のメリットはこの銀行自体のポイントではなく、みずほ楽天カードの常時2%還元です。2026年9月からみずほ楽天カードで支払った時に獲得できる楽天ポイントの通常分と同じ額のみずほポイントが上限なしで貯まるようになりました。これによって年会費永年無料でありながら、年間利用額の条件もポイント還元の上限もなく、利用先を問わず常時2%還元のカードになっています。年会費無料の高還元クレカとして有名なリクルートカードでも1.2%還元。先ほど紹介したOliveゴールドカードなど100万円修行系のゴールドカードでも年間100万円を使ってようやく1.5%還元になっていますので、年会費無料、上限なし、どこで使っても常時2%のカードは現時点で他にはありません。
楽天経済圏ではさらに優遇され、楽天市場では常時4%、楽天証券でのクレカ積み立てで1%、楽天トラベルで3.5%と、年会費1万1000円の楽天プレミアムカードと同じ水準の還元を年会費無料で受けることができます。そしてこのみずほ楽天カードは引き落とし口座をみずほ銀行にしか設定できません。とはいえ、みずほ楽天カードを使っていれば、先ほど説明した通り振り込み手数料やATM手数料を月3回まで無料にすることができますので、銀行口座の使い勝手としても悪くないと思います。まとめるとみずほ銀行は、みずほ楽天カードをメインカードにしたい人におすすめです。銀行自体の特典は平均的ですが、年会費無料、常時2%還元という最強な決済手段を使うための口座として持っておく価値は十分あると思います。
以上がメガバンク3行の豪華特典です。次に証券会社と連携できるネットバンク5行を見ていきましょう。前提としてメインの銀行口座は基本的にNISAやiDeCoを開設しているメインの証券口座と自動入出金ができるネットバンクから選択するのをおすすめします。というのも最近は各社が自社の経済圏でユーザーを囲い込んでいて、証券口座と連携しているかどうかで金利、手数料の無料回数、ポイント還元が大きく変わるためです。具体的にはSBI証券ならSBI新生銀行、楽天証券なら楽天銀行、三菱UFJ eスマート証券ならauじぶん銀行、マネックス証券ならドコモの銀行、松井証券ならMATSUI Bankという組み合わせになります。
まずはSBI証券をメインで使っている人におすすめなSBI新生銀行です。金利面ではSBI証券との連携口座、SBIハイパー預金を設定するだけで年0.6%になります。利便性の面ではSBI証券と連携することで、SBI新生銀行のランク制度、ステップアッププログラムの最上位ダイヤモンドステージが適用され、ATMは何度でも無料、他行宛ての振り込み手数料は月10回まで無料になります。これまでSBI新生銀行はスマホATMや定額自動振り込みといった便利な銀行機能がない点が弱みになっていましたが、2026年8月に両方とも対応し、アプリだけで振り込みから現金の入出金まで完結します。
ポイント還元の面ではキャッシュプレゼントプログラムで、他の銀行口座から1万円以上の振り込みを受け取ると1回20円で月最大100円。クレジットカードなど口座振替で10円。合わせて毎月110円分が現金でもらえます。まとめるとSBI新生銀行はSBI証券と連携するだけで高金利、利便性、現金還元の3つが揃い、弱みだった便利機能も対応しましたので、SBI証券ユーザーであれば迷わずおすすめできる銀行口座です。
続いて楽天証券をメインで使っている人におすすめな楽天銀行です。金利面では楽天証券との連携、マネーブリッジ設定をすることで年0.58%、楽天サービスの利用状況に応じて最大年0.84%まで上がります。ただ使っていて自然と達成できるのは口座振替やデビットカード利用の条件くらいだと思いますので、現実的には年0.64%程度になります。利便性の面ではランク制度ハッピープログラムで主に預金残高に応じて手数料無料回数が変動し、預金残高100万円以上のVIPランクならATMが月5回、他行宛ての振り込みが月3回まで無料になります。また給与や年金の受け取り口座にすることでも振り込みが月3回まで無料になり、使い切れなかった分は2回まで翌月に繰り越すことができますので、最大5回分まで持てます。その他スマホATMや、毎月の振り込みを自動化できる毎月おまかせ振込予約にも対応しています。
ポイント還元の面では、他の銀行口座から3000円以上の振り込みを5回受け取ると、毎月エントリー制のキャンペーンで現金150円分と、VIPランクなら振り込み1件3ポイントで15ポイント、合わせて165円分がもらえます。また年会費無料で1%還元のデビットカードも優秀で、公共料金や税金、JAL PayやPayへのチャージでも還元率が下がらないので重宝します。
そして楽天銀行を使うなら、楽天銀行の支店として運営されているJRE BANKも合わせて持っておくのがおすすめです。JRE BANKには金利の優遇はありませんが、預金残高50万円以上など条件達成で、JR東日本の運賃4割引き券、どこかにビューーン!2000ポイント割引きクーポン、Suicaグリーン券の3大特典をもらうことができます。特に運賃4割引き券は新幹線を含むJR東日本の片道運賃と料金が40%引きになる券で、東京から新青森なら1枚で7000円ほど安くなります。3つの特典の判定日は3月、6月、9月、12月の各25日の年4回だけになっていますので、判定日の前だけ楽天銀行から50万円を移動して、終わったら戻すという使い方もできます。同じ楽天銀行の振り込みになりますので、この移動に手数料はかかりません。まとめると楽天銀行は楽天証券との連携で金利が上がる銀行口座で、JR東日本の鉄道に乗る機会がある人はJRE BANKも合わせて検討いただければと思います。
続いて三菱UFJ eスマート証券をメインで使っている人におすすめなauじぶん銀行です。金利面ではランク制度じぶんプラスの最上位プレミアムステージを達成すると年0.85%になります。これは先ほどの高金利銀行ランキング3位のしまホ!に迫る水準で、証券口座と連携できる銀行口座の中では最も高い金利です。利便性の面でもプレミアムステージならATMも他行宛ての振り込みも月15回まで無料になり、スマホATMや手数料無料の定額自動入金サービスにも対応しています。ポイント還元の面では定額自動入金で15ポイント、クレカの引き落としなど口座振替で15ポイント、Pay残高への10万円のチャージで150ポイントと、この3つだけで毎月180ポイントのPontaポイントをもらうことができます。
ここでプレミアムステージの達成自体が難しいのではと思うかもしれませんが、意外と簡単に達成できます。達成方法は2つあり、1つ目は預かり資産残高を1000万円以上にすること。2つ目はauじぶん銀行が定める6つの条件のうち5つを達成することです。この2つ目についておすすめの5つの条件がこちらになります。定額自動入金サービスの利用、クレジットカードの口座振替、au PAYかPay残高へのチャージ、三菱UFJ eスマート証券との連携、資産残高です。初回の設定は少し面倒ですが、一度設定すれば翌月からは自動的にプレミアムステージを達成することができます。
1つ注意点として、三菱UFJ銀行とauじぶん銀行は今まで相互に振り込み手数料は無料になっていましたが、2027年4月からは無料回数を超えた分から手数料がかかるようになっていますので注意しましょう。まとめるとauじぶん銀行はeスマート証券で投資している人のほか、初回設定は大変でも金利、利便性、還元の全ての面で最強な銀行口座を探している人におすすめです。
続いてマネックス証券をメインで使っている人におすすめなドコモの銀行です。運営会社はもともと住信SBIネット銀行でしたが、ドコモに買収され、2026年8月からドコモSMTBネット銀行に名称変更されました。これに伴いマネックス証券との自動入出金サービスも始まり、マネックス証券で買い付け余力が不足した場合にドコモの銀行から手数料無料で自動的に入金できるようになっています。
まず金利面は年0.5%でメガバンク並みに低いですが、その代わりスマプロランクに応じてATM利用と他行宛て振り込みの手数料無料回数が最大20回まで増えて利便性が向上したり、デビットカードのポイント還元率が上がったりします。より具体的な条件を見てみると、預金残高、給与・年金の受け取り、1件以上の口座振替のいずれかを満たすことができればシルバーランクになり、ATM・振り込みの手数料無料回数が月5回無料になります。月10回無料になるゴールドランクも、預金残高、給与・年金の受け取りと口座振替の両方で達成することができます。
そしてドコモの銀行の最大の特徴として、キャッシュカードではなくスマホのアプリだけでATMを利用するスマホATMの場合、ランクにかかわらず完全無料で利用することができます。これは他の銀行口座にはない非常に大きなメリットです。その他、目標別に口座を10個まで分けることができる目的別口座や、資金移動を自動化できる定額自動入金・振り込み・振替サービスなど便利な銀行機能にも対応していますので、利便性はトップクラスに優秀です。
ポイント還元の面ではデビットカードの還元率もスマプロランクに応じて上がります。年会費無料のポイントプラスと年会費1万1000円のプラチナデビットカードの2種類がありますが、どちらも基本のポイント還元率は1.25%で、最上位のプラチナランクを達成するとポイントプラスは最大2%還元、プラチナデビットは最大2.5%還元になります。口座振替や給与・年金受け取りをすれば達成できるシルバーランクやゴールドランクの達成でも1.5%以上の高還元ができるのはかなり強力です。
なおプラチナデビットカードは年会費が1万1000円と高い分、国内・海外ともに豪華な特典が付帯します。国内ではモバイル端末保険や、対象レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる招待日和。海外では自動付帯かつ補償額が充実した旅行傷害保険、年間3回分のプライオリティ・パスなどが付帯します。このように還元と付帯特典の両方とも非常に優秀なカードになっていますので、メインカード、サブカードどちらでもおすすめできます。あとは給与・年金の受け取りで毎月100ポイント、口座振替で3ポイントのdポイントをもらうことができます。まとめるとドコモの銀行はマネックス証券で投資している人のほか、スマホATM完全無料や優秀なデビットカードに魅力を感じる人におすすめです。
続いて松井証券をメインで使っている人におすすめなMATSUI Bankです。まず金利面ですが、2026年10月以降ベースの金利が年0.51%から年0.61%にアップし、松井証券の投資状況によっては最大年0.85%になります。具体的には毎月最終営業日における松井証券の残高が100万円以上だとゴールドランクで年0.72%、1000万円以上だとプラチナランクで年0.85%にアップします。ちなみに給与の受け取り口座に指定すると残高にかかわらずゴールドランクが適用されます。
次に利便性の面では、MATSUI Bankはドコモの銀行の提携バンクのため、ドコモの銀行の利便性の良さが引き継がれていて、他行宛ての振り込み、ATM利用は各月5回まで無料になるほか、スマホATM、定額自動入金・振り込み・振替サービス、目的別口座といった便利な銀行機能にも対応しています。ポイント還元の面ではデビットカードが年会費無料で1%還元のため、日々のお買い物でもお得感があります。松井証券で投資している人にとっては高金利と利便性のどちらもある銀行口座になっていますので、MATSUI Bankはおすすめできます。
以上が証券会社と連携できるネットバンク5行です。それではここまでの内容を踏まえて、当チャンネルが選ぶ最強の銀行口座トップ5を紹介します。第5位はauじぶん銀行です。プレミアムステージを達成すれば年0.85%の高金利。ATM・振り込みが各15回まで無料。毎月180ポイントと、スペックだけを見れば今回紹介した中でも最強の銀行口座の一角です。ただ、そのプレミアムステージ達成のための初回設定には少し手間がかかりますので、この順位にしています。
第4位は三井住友銀行のOlive口座です。金利は低いものの定額自動入金・振り込みが完全無料。他行宛ての振り込みが無条件で月3回まで無料。毎月3万円の振り込み受け取りだけで200ポイントと、利便性とポイント還元の面で優れています。さらに最近ではOliveカードの優遇が進んでいて、優待店でのベース還元率が8%にアップ。Olive残高に応じて上位カードの年会費が無料かつ投資還元率がアップする点も加味しました。
第3位はDanDan BANKです。個人的には銀行口座を選ぶ時の判断基準で利便性を一番重視するべきだと考えていますが、DanDan BANK、あおぞら銀行といった高金利銀行とそれ以外では結構な金利差が開いていますので、高金利銀行トップのDanDan BANKをこの順位にしました。また残高に応じて振り込みは最大月10回、セブン銀行ATMは最大月15回まで無料と、高金利銀行でありながら利便性も良い点も加味しています。
第2位はドコモの銀行です。ドコモに買収されてから批判されがちですが、スマホATM完全無料。ランクに応じて振り込み手数料が最大20回無料になるほか、定額自動入金・振り込みサービスや目的別口座に対応など、利便性の面ではまだまだ最強だと思います。
そして第1位はSBI新生銀行です。SBI証券と連携するという簡単な条件だけで年0.6%の金利。ATMは何度でも無料。他行宛ての振り込みが月10回まで無料。毎月110円分の現金還元と、金利、利便性、還元の3つがバランスよく揃います。スマホATMと定額自動振り込みも対応しましたので、条件の分かりやすさとスペックの両方で、現時点で最もおすすめしやすい銀行口座になっています。以上が当チャンネルが選ぶ最強の銀行口座トップ5です。
ただ順位をつけたものの、最適な銀行口座は結局その人の状況によって変わります。例えば高金利銀行の中でも預金残高が100万円くらいであれば、DanDan BANKよりもあおぞら銀行の方が高金利になります。メガバンクの中でも三菱UFJカードの優待店、特にスーパーをよく利用する人は三菱UFJ銀行、みずほ楽天カードの常時2%還元に魅力を感じる人はみずほ銀行の方が合っています。ネットバンクも使っている証券会社によって最適な銀行は変わりますし、JR東日本の鉄道に乗る人はJRE BANK、JALマイルを貯めている人はJAL NEOBANKなど、独自の豪華特典がある銀行口座もあります。なので1つに絞る必要はなく、自分に合う銀行口座を複数使い分けても良いと思います。
私自身も現在6つの銀行口座を使い分けていて、具体的な使い分け方は銀行系ポイ活の動画で解説していますので、気になる方は動画概要欄のURLから合わせてご覧いただければと思います。最後に銀行口座を新たに申し込む時は、必ず口座開設キャンペーンを活用しましょう。今回紹介した銀行のキャンペーンのURLは全て動画概要欄にまとめておきます。
また銀行口座やクレジットカードを作る時は、ポイントサイトのモッピーを経由することで、入会先のキャンペーンでもらえるポイントと、モッピーからも表示のポイントがもらえるため、二重取りができ非常にお得になっています。モッピーをまだ使ったことがない人は、画面の紹介コードで新規登録をして5000ポイント以上モッピーで獲得すると2000ポイントを追加でもらえますので、ぜひ活用ください。以上です。動画が参考になりましたら高評価、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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