振込を回す銀行ポイ活は勧めないが、それでも続ける4口座:Olive・JRE BANK・JAL NEOBANK・メイン口座

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概要

家計の味方チャンネルの話者は、銀行口座のあいだで振込を回してポイントをもらう「銀行系ポイ活」を、個人的にはそれほど勧めていないと最初に断る。それでも自分は4つの口座だけを続けている。この動画では、残す口座を選んだ基準、各口座の特典条件、実際に組んでいる資金移動のルートを紹介している。

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勧めない理由と、4口座に絞った基準

話者が勧めない理由は三つある。口座ごとに条件を把握する管理の手間がかかる。振込を回したり残高を置いたりするための資金も必要になる。それなのに、1口座あたりでもらえるのは月に数十円から数百円程度のものが多い。

そのうえで話者が残しているのは、三井住友銀行のOlive、JRE BANK、JAL NEOBANK、普段使っているメイン口座の4つである。基準は二つで、一度設定すれば自動で回ること、もらえるポイントの価値が高いことだ。この両方を満たす銀行に絞っているという。

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三井住友銀行Olive:月3万円を回すだけで毎月200ポイント

Oliveは、クレジットカードの三井住友カード(NL)と三井住友銀行を一つにしたようなサービスである。1枚のカードでクレジット払い、デビット払い、キャッシュカード、ポイント払いの4機能が使える。紹介する特典を受けるには、通常の三井住友銀行口座ではなく、Oliveアカウントの契約が前提になる。

Oliveには「選べる特典」という仕組みがあり、次の4つから毎月1つを選べる。

  • 給与・年金受け取りで200ポイント
  • コンビニATM手数料が月1回まで無料
  • 対象店舗での還元率+1%
  • 残高1万円以上で100ポイント

話者が一番お得とするのは200ポイントの特典である。実際に給与や年金を受け取っている必要はなく、他行から3万円以上の振込を受け取れば対象になる。Vポイントは1ポイント=1円として使えるので、年間2,400円分になる。

話者がOliveを残す一番の理由は、定額自動入金と定額自動振込がどちらも完全に無料であることだ。定額自動入金は、他行口座から毎月決まった日に決まった金額をOliveへ引き落として入金するサービスである。定額自動振込はその逆で、Oliveから他行へ毎月自動で振り込む。楽天銀行など他行にも定額自動振込はあるが、多くはその銀行の振込無料回数の範囲内でしか無料にならない。話者によれば、Oliveは条件なしで無料だという。

そこで、メイン口座から定額自動入金で3万円をOliveに入れ、定額自動振込でその3万円をメイン口座に戻す。この2つを設定すれば、毎月3万円が自動で回り、200ポイントが入る。Oliveに残高を置く必要はなく、必要な資金はメイン口座の3万円だけだ。

注意点として、定額自動振込は同じ振込先に月2件までという制限がある。Oliveとメイン口座のあいだで回すだけなら問題はない。ただし後述のJAL NEOBANKで最大限の還元を狙うには10件以上の設定が必要になり、Oliveではそれができない。話者はほかにも、対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元があること、他行宛振込が月3回まで無料であることを挙げる。メイン口座としても使い勝手がよく、作っておいて損はないと評価している。

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JRE BANK:判定日だけ50万円を置いて「3大特典」を得る

JRE BANKは、JR東日本と楽天が提携したネット銀行で、楽天銀行の一支店として運営されている。預金残高などで会員ステージが上がり、ATMや他行宛振込の無料回数、ポイント還元が増える。この仕組みは楽天銀行とほぼ同じだ。これに加えて、JR東日本ならではの3大特典がある。

運賃4割引券は、えきねっとで予約できるJR東日本線内の特急列車(新幹線を含む)と在来線の指定席・グリーン車が、片道の運賃・料金ともに40%引きになる券である。話者の例では、通常片道17,670円の東京〜新青森が約10,600円になり、1枚で約7,000円安くなる。番号を渡せば本人以外も使えるので、家族や知人に譲ることもできるという。もらえる枚数は、預金残高50万円以上を前提に、ビューカードの引き落としがあれば1枚、給与等の受け取りがあれば2枚、両方で3枚になる。残高300万円以上なら両方で最大5枚だ。判定は6月25日と12月25日の終了時点の年2回で、年間最大10枚になる。

どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポンは、JREポイント6,000ポイントで新幹線の往復チケットが手に入るサービスに使う。行き先は自分で選べず、候補からランダムで決まる。クーポンを使うと必要ポイントが4,000ポイントになる。残高50万円以上に加え、ビューカード引き落としで2枚、給与等受け取りで4枚、両方で6枚もらえる。判定は3月25日・9月25日の年2回で、年間最大12枚だ。

Suicaグリーン券は普通列車のグリーン車に乗れる券で、通常料金は距離に応じて750〜1,550円である。条件は残高50万円以上だけで、判定は3・6・9・12月の各25日終了時点、1回1枚の年4枚になる。話者は最大6,000円分ほどの価値と見ている。

3つの判定日をまとめると、3・6・9・12月の各25日の年4回だけになる。普段から50万円を置かなくても、判定日の前に資金を移し、終わったら戻せばよい。話者自身もメイン口座の楽天銀行から判定日前後だけ移動している。ビューカードの引き落とし口座にも設定しており、運賃4割引券が年2枚、どこかにビューーン!クーポンが年4枚、グリーン券が年4枚もらえているという。楽天銀行間の振込なので、無料回数に関係なく手数料はかからない。

毎月の取引でもJREポイントが貯まる。ビューカードの引き落としが毎月5,000円以上あると、毎月10ポイントがもらえ、他行宛振込が月3回まで無料になる。その3回で「毎月おまかせ振込」を設定すると、ランクに応じて1件1〜3ポイントももらえる。数字だけ見ると少ないが、話者によれば、JREポイントはえきねっとで特急券やグリーン券に交換すると1ポイント1.5円以上の価値になるという。航空系マイルに似た、ほかより貯める価値が高いポイントだと位置づけ、ビューカードと併用して貯めることを勧めている。JR東日本の鉄道に乗る機会がある人なら誰でもお得に使える、というのが話者の評価である。

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JAL NEOBANK:振込受け取りで毎月最大170マイル

JAL NEOBANKは、JALとドコモSMTBネット銀行が提携したネット銀行である。資金移動の利便性が高く、次のような特徴を引き継いでいる。

  • 他行宛振込とATMが各月5回まで無料
  • キャッシュカードなしで使えるスマホATM
  • 定額自動入金・定額自動振込サービス
  • 目的別口座を10個まで分けられる
  • ドコモSMTBネット銀行の各口座間の送金は完全無料

話者が最大のメリットとするのは、銀行取引でもらえるのがJALマイルである点だ。マイルのもらい方は2種類ある。1つは定額自動入金で、他行から毎月自動入金すると毎月20マイルがもらえる。もう1つは他行からの3万円以上の振込受け取りで、1件10マイル、月15件150マイルまでもらえる。合わせて月最大170マイル、年間最大2,040マイルになる。

話者は、特典航空券に交換すれば国内線で1マイル2円以上、国際線で5円以上になることも普通だとする。年2,040マイルなら国内線換算で4,000円分以上、国際線換算で1万円分以上の価値になるという。振込で10マイルをもらうのに残高を置く必要はない。振込自体も他行の定額自動振込と組み合わせれば自動化できるので、一度設定すれば毎月の手間はそれほどかからないと話者は考えている。

ただし、最大15件を達成するには三つのネックがあると話者は指摘する。

  1. もともとドコモSMTBネット銀行への振込手数料が無料になる方法は、10マイルの対象外になる。具体的には定額自動入金、送金アプリのマネータップやことら、三井住友信託銀行からの振込である。
  2. 15件の定額自動振込を設定するのが大変である。Oliveは同じ振込先に月2件までなので、基本的に複数の銀行の定額自動振込を組み合わせる必要がある。
  3. 資金が必要になる。1件3万円以上なので、15件なら振込元に45万円が要る。

このため話者は、最初から15件を目指さず、定額自動入金の20マイルと無理のない件数の振込から始めることを勧める。件数を増やすほど設定の手間と必要資金が増える口座だが、JALマイルは交換価値が高い。話者は、ある程度の工数がかかっても口座開設して試す価値はあると述べている。

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メイン口座はNISAの証券口座に合わせて選ぶ

話者は、銀行ポイ活は上の3口座に、証券口座と連携していたり給与・年金の受け取りに使っていたりするメイン口座を加える程度がちょうどよいと考えている。それ以上口座を増やすと、手間や資金効率の面でコスパが合わないと感じるという。メイン口座の候補として、次の3行を挙げる。

SBI新生銀行はSBI証券をメインにしている人向けだ。SBI証券と連携すると、ランク制度「ステップアッププログラム」の最上位であるダイヤモンドステージが適用される。ATMは何度でも無料、他行宛振込は月10回まで無料になる。還元はキャッシュプレゼントプログラムによる。他行から1万円以上の振込を受け取ると1回20円(月最大100円)、クレジットカードなどの口座振替で10円、合わせて毎月110円が現金でもらえる。

楽天銀行は楽天証券をメインにしている人向けだ。ランク制度「ハッピープログラム」のVIPランクなら、ATMが月5回、他行宛振込が月3回まで無料になる。給与・年金の受け取り口座に設定すると、振込がさらに月3回無料になる。この分は使い切れなかった回数を2回まで翌月に繰り越せるので、最大5回分の無料回数を持てる。スマホATMや「毎月おまかせ振込」にも対応している。還元面では、他行から3,000円以上の振込を5回受け取ると、エントリー制のキャンペーンで現金150円がもらえる。VIPランクなら振込1件3ポイントで15ポイントも加わり、合わせて165円分になる。年会費無料で1%還元のデビットカードも話者は評価している。公共料金や税金の支払い、一部のチャージでも還元率が下がらないので重宝するという。

auじぶん銀行は三菱UFJ eスマート証券をメインにしている人向けだ。ランク制度「じぶんプラス」の最上位プレミアムステージになると、金利が年0.85%、ATMと他行宛振込が月15回まで無料になる。還元面では、定額自動入金で毎月15ポイント、クレジットカード等の口座振替で15ポイント、10万円分のチャージで150ポイントがもらえ、合わせて毎月180ポイントになる。プレミアムステージは難しそうに見えるが、意外と簡単だと話者は言う。達成方法は、預金残高1,000万円以上か、6つの条件のうち5つを満たすかの2通りだ。話者が勧める5つは、定額自動入金、クレジットカードの口座振替、au PAYなどへの残高チャージ、三菱UFJ eスマート証券との連携、残高50万円以上である。初回の設定は少し面倒だが、一度設定すれば翌月から自動で達成できるという。

結論として話者は、メイン口座はNISAを開設している証券口座に合わせて選び、資金移動の中心にするよう勧めている。

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話者の現在の振込ルート:手動はJRE BANKだけ

話者のメインは楽天証券と楽天銀行の組み合わせなので、資金移動はすべて楽天銀行を中心に組んでいる。現在のルートは次のとおりだ。

Oliveには、Oliveの定額自動入金で楽天銀行から毎月3万円を入れ、200ポイントの条件を満たす。その3万円は、Oliveの定額自動振込で2回に分けて楽天銀行に戻す。

JRE BANKには、3・6・9・12月の25日が終わる前に楽天銀行から50万円を移し、判定日が過ぎたら戻す。楽天銀行の支店なので手数料はかからない。

JAL NEOBANKには、楽天銀行の「毎月おまかせ振込」で1件3万円以上を月3回振り込み、30マイルをもらう。入ったお金はJAL NEOBANKの定額自動振込で3回に分けて楽天銀行に戻す。さらにJAL NEOBANKの定額自動入金でも毎月入金し、20マイルをもらっている。

楽天銀行側では、Oliveからの戻しが2件、JAL NEOBANKからの戻しが3件で、合計5件の振込を受け取ることになる。これで楽天銀行の毎月165円分の条件も自動で達成できる。このルートで毎月手動で行うのは判定日前後のJRE BANKへの資金移動だけで、それ以外はすべて自動だという。

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今後の計画:6口座でJAL NEOBANK月15件を狙う

話者は今後のルートも紹介している。目的は二つあり、JAL NEOBANKの振込受け取りを最大の15件に近づけること、みずほ楽天カードをメインカードにすることだ。そのためにSBI新生銀行とみずほ銀行を加え、6口座を使い分ける予定である。

SBI新生銀行は定額自動振込サービスに対応したので、JAL NEOBANKへの振込を自動化するハブとして使う。SBI証券と連携するだけでダイヤモンドステージになり、他行宛振込が月10回まで無料になる。楽天銀行からSBI新生銀行に資金を入れ、定額自動振込でJAL NEOBANKへ3万円ずつ月10件振り込む計画だ。

Oliveへの定額自動入金は3万円から6万円に増やす。Oliveの定額自動振込の振込先は楽天銀行からJAL NEOBANKに変え、3万円×2件を振り込む。JRE BANKの運用は変えない。

これでJAL NEOBANKは、SBI新生銀行から10件、Oliveから2件、楽天銀行の「毎月おまかせ振込」から3件、合わせて月15件の振込を受け取れる。定額自動入金の20マイルもこれまでどおり楽天銀行から入金し、毎月最大の170マイルを受け取るつもりだという。入ったお金は定額自動振込で楽天銀行に戻す。

最後がみずほ銀行である。話者によれば、みずほ楽天カードに最近大きな改善があり、楽天ポイントと同額のみずほポイントがダブルで貯まるようになった。年会費永年無料で基本還元率2%の強力な決済手段になったので、話者はメインカードにしている。ただし引き落とし口座はみずほ銀行に限られるため、楽天銀行から無料送金アプリでその都度振り込む流れを加える。みずほ銀行は、このカードを月1回以上使えば他行宛振込とコンビニATM手数料が月3回まで無料になり、月10ポイントももらえる。そのため意外と使い勝手は悪くないと話者は話す。

話者は、紹介したルートはあくまで自分の例であり、視聴者には自分に合う口座だけを選んで組んでほしいと締めくくっている。新しく口座を申し込む際は、口座開設キャンペーンやポイントサイト経由の特典を活用するよう付け加えている。