与座優貴「意外に小さかった」 ONE SAMURAI 4公開練習で語られた体格差への備えと、松倉信太郎の初参戦

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概要

10月17日の『ONE SAMURAI 4』を前に、都内でオープンワークアウトと囲み取材が行われた。この動画は、バンタム級キックボクシングで対戦する与座優貴とナビル・アナン、ライト級キックボクシングで対戦する松倉信太郎とシンサムット・クリンミーの発言を収めている。中心になる話題は二つだ。20cm以上の身長差がある相手に与座がどう備えてきたか、そして約20年のキャリアを持つ松倉がONE初参戦にどんな意味を込めているかである。

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松倉信太郎、約20年のキャリアの終盤でONEに初参戦

最初に登場したのは、元K-1およびKNOCK OUTチャンピオンとして紹介された松倉信太郎だ。司会は、プロとしておよそ20年キックボクシングを続けてきた松倉がONE Championshipでデビューする意味を尋ねた。松倉は、長くキャリアを積ませてもらってきたなかで、ONEは「どうあれしても無視できるものじゃない」団体であり、絶対に出てみたい団体だったと答えた。そのうえで、「最後」に仲間と同じ舞台に立てることを幸せだと語っている。

シンサムットやレギン・アーセルといったライト級のエリート選手と比べた自身の強みを問われると、松倉は「日本人であること」を挙げた。司会もONE SAMURAIのリングであることに触れ、期待の大きさを強調している。

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与座優貴が語る対戦の見どころ

続いて登場した与座優貴には、約1年前からファンが期待してきたナビル・アナン戦について質問が向けられた。この試合がなぜファンを興奮させるのかを問われ、与座は規格外の身長、つまり「ありえないこの体格差」で戦うことだと答えた。巨人を倒す自信を問われると、そのために集中して練習してきたので「その自信しかない」と言い切った。

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引退時期についての言及

公開練習のあとの囲み取材では、チャトリCEOが壇上で「リタイアメントファイト」のような言い方をしたことが話題になった。本人も聞き間違いかと思ったが、そう聞こえたという。さらにCEOが名前も言い間違えていたので、しっかり覚えてもらえるよう印象を残したいと冗談交じりに話した。

文脈から、この受け答えは「最後」と口にしていた松倉のものとみられる。今後どれくらい現役を続けたいかを問われ、自分の中では「本当1年ぐらいかな」という考えがあると明かした。武尊が現役を終えたときのように、最後は気持ちよく格闘技人生を終えたいと語っている。

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フェイスオフの印象は「意外に小さかった」

与座はフェイスオフでナビルとかなりの身長差があったが、改めて向き合った感想は「意外に小さかったです」というものだった。練習のためにオランダからパートナーを呼んでいたといい、その選手のほうが身長も体格も大きかったため、ナビルは思ったほど大きくないと感じたという。この相手なら「行けると思います」と述べた。オランダから呼んだパートナーについては、身長195〜196cm程度、体重80kg少々だと説明している。

体格差への対策を問われると、与座は「もう完璧です」と即答した。試合では戦うというより、これまで練習してきたことを再現する感覚だという。過去の格闘技にも体格差のある試合は多いが、参考にした試合はあるかと聞かれると、昔の試合はそれほど見ていないと答えた。そのうえで、昔の試合を超えられるような試合をしたいと話した。

ナビルが最近敗戦を重ねているなかで、その負け試合を参考にしたのかという質問もあった。与座は、ナビルについては「今までで1番研究したかもしれない」と答えている。勝った試合も負けた試合もある程度見て、ムエタイの試合だからといった区別にこだわらず全部を見て分析してきたという。だから試合中にイレギュラーなことが起きても対応できると考えている。

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松倉は「思ったよりでかい」と率直に

一方で松倉は、シンサムットと実際に向き合って「思ったよりでけえな」と素直に感じたという。最近うすうす気づいていることとして、77kgでは自分は小さいほうだと話した。それでどうということはないとしつつ、基本的に対戦相手はみんな大きいという印象だと語っている。

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減量とハイドレーションテスト

計量とハイドレーション(水分量の検査)の状況についても質問が出た。一人は「もう余裕です」「バッチリ」と答え、もう一人も問題ないと応じた。そのうえで、ONE初参戦の松倉とみられる選手は、ある程度体重を落とすタイプで、ハイドレーションも初めてなので緊張していると明かした。武尊から尿を検査する機器を受け継いだので、それで検査しながら調整しているという。

また、公開練習で蹴りを一切見せなかった意図を問われた選手は、試合では「特攻します」とだけ答えた。

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シンサムットが見た松倉

シンサムットへの質問は、通訳を介して行われた。この日初めて顔を合わせた松倉の印象については、体格がとても大きいと述べた。34歳でもシックスパックがあり、体が大きく脚も大きいという。

キックボクシングのキャリアは松倉のほうが完全に上だという指摘には、そのことは認めた。そのうえで、20年間やってきたムエタイの技術を使ってキックボクシングで勝ちたいと答えている。

ライト級で気になる選手を問われると、この試合に勝ったら日本人選手と戦いたいという趣旨の答えだった。同じ大会に出場する安保瑠輝也への関心を問われると、安保は今も話題になっている選手で、この試合を超えてからなら良いと話した。

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ナビル・アナンの反論「本当のことかどうか」

ナビルは、与座とは以前日本で会ったことがあり、今回もその時と変わらない印象だったと語った。与座が「思ったより小さかった」と表現したことを伝えられ、それは強がりだと思うかと聞かれると、本当のことを言っていたかどうかは疑問だという趣旨で返した。

与座は自分の攻撃を当てるために距離を詰めてくると予想されるが、それをさせない自信はあるかという質問も出た。ナビルは、自分と対戦する相手はみんなそういう戦い方をしてくると答えた。近距離での戦いには慣れていて準備もしているので、与座が距離を詰めてきても問題はないという。

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オリンピックのボクシングを目指す理由

最後に、ナビルがオリンピックのボクシングを目指していることについて質問が出た。パンチの技術が上がっている自信はあるかと問われ、ナビルはタイのナショナルチームの話に触れた。そのうえで、この試合に向けては特にボクシングを練習しているわけではなく、これまでと同じ練習をしていると答えた。ボクシングは将来のための話だという。

目指すようになったきっかけと時期については、子どもの頃からずっとボクシングをやりたかったと語った。ただタイはムエタイの国で、ムエタイの人気が高い。ムエタイとキックボクシングは違う競技だがスタイルが似ているため、その二つをやってきたという。もしタイでムエタイが人気でなかったら、最初からボクシングをやっていたかもしれないと述べている。

本格的に取り組む時期については、この試合の後になるだろうと答えた。ただしONEで次の試合が組まれる可能性もあり、その兼ね合いがあるという。ナショナルチームへの挑戦は「本当にこれから始まること」だとして、具体的な時期は示さなかった。