中島美嘉、初めての競馬場で語ったデビュー25年と「ちょっとした恐怖心」

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概要

大井競馬場で開催された「ジャパンダートクラシック(JpnI)」に、スペシャルゲストアーティストとして中島美嘉が登場した。レース後には優勝馬のオーナーに優勝記念トロフィーを手渡すプレゼンターを務め、続く囲み取材では初めての競馬体験と、デビュー25周年を迎えるこれまでの歩みについて語った。

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初めての競馬場で感じた広さと迫力

競馬場に来るのはこの日が初めてだったという。仕事として臨むことに不安もあったが、到着したときは場内の広さや雰囲気に圧倒されたと振り返った。お昼ごろから場内に入り、早い時間のレースから見ていたそうだ。

馬が走る前からその場で眺めていて、「こんなに広いのか」と感じたことも、初めての経験すぎて感動したという。本番の日だったため馬に近づいて触れ合うことはなかったが、離れた場所からでも走っている様子は十分に感じられたと話した。

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馬券の収支は負け、それでも「一番うれしかった」こと

戦績を聞かれると、トータルでは負けたと笑いながら明かした。それでも一番うれしかった出来事として挙げたのが、自身の誕生日である2月19日にちなんだ「2-1-9」の3連単が、着順どおりに決まったレースだ。

ファンがたまたまこの組み合わせを買っていたが、本人は誕生日の数字で買うことを思いついておらず、この馬券は持っていなかった。司会者が「なかなかないですよ、こんなこと」と驚くと、自分では当てられなかったものの、皆さんに幸運を分けられたことがうれしかったと語った。

メインレースでは10番の馬を買っていたが、結果は振るわなかった。3番は買っておらず、ほかにも勧められた馬券をいくつか試したものの外れたという。詳しくないので勧められたものを買ってみたと説明し、恐縮しながら笑いを誘った。

負けた分を取り返したい気持ちはあるかと聞かれると「大丈夫です」と答えた。悔しさはなぜか感じず、ファンに当ててもらえたことが一番うれしく、それだけで自分が勝ったような気になっているので十分だという。今後については、取り返すためというより、この場所がとても素敵だったので、また来たい、馬のことももっと知りたいと話した。

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25年は「長いようで、あっという間」

デビューから25年を振り返り、本人はまず「25年もやれるとは思っていなかった」と語った。特にデビューした頃はそう考えておらず、ずっと必死にやってきた気がするという。

長かったか短かったかを問われると、「どちらもあって不思議」と答えた。あっという間に感じる1年もあれば、自分でいろいろ考える時期もあったため、単に「あっという間でした」とだけは言えないという。デビュー日が11月に迫っていることにも触れ、25年前の自分は競馬場に来ることになるとは全く想像していなかったと笑った。この日の経験も、自分にとって新しいことだと話した。

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変わったところは「自分が一番わからない」

この25年で変わったところと変わらないところを聞かれると、変わったところは自分が一番わからないと首をかしげた。好きなものなど、どれだけ長くやっても変わらない部分は確かにあると思う一方、ほかの点は自分では把握できておらず、長く一緒にいてくれる周囲の人のほうが気づいているかもしれないという。

デビュー当時の様子については、今とあまり変わっていないのではないかとしつつ、今よりずっと必死だったのは確かだと話した。そのうえで、どこか周りの人たちよりも自分を客観視していて、「私で大丈夫かな」という感覚があったと振り返った。

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新しさを保つ理由と、続ける原動力

常に新曲を発表し続け、新しくいられる秘訣を問われると、新しいものに挑戦するのが元々好きだと答えた。それがないと自分が甘えてしまうところがきっとあるので、新しいものをずっと探しているのかもしれない、という。自分に合うものは何か、ファンがなぜついてきてくれたのか、何を求めてもらっているのかを、常に考え続けてきたとも語った。

30周年、40周年に向けて挑戦したいことについては、ライブが自分の軸になっていると説明した。常にライブの準備をしているような感覚があり、その準備の仕方も年々変わってきている。今も新しい準備の方法を探しているといい、それも新鮮でないと嫌なのだろうと自己分析した。

アーティストを続ける一番の原動力として挙げたのは「ちょっとした恐怖心」だ。ずっと安心していると努力を怠ってしまうかもしれず、少し怖さがあるからこそ努力できるのだという。常に緊張感があることが続けてこられた秘訣かと確認されると、それを肯定した。

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当時の自分に伝えたい「休みの日は休んで」

デビュー当時の自分に言ってあげたいことを聞かれると、「もう少し休む日は休んだほうがいいよ」と答えた。忙しさもあったが、それ以上に、休みの日に休んでいることがいけないことのように感じ、もっと努力しなければと考えていたという。そして、それは今も変わらないと認めた。

休日は家から出ないことが多く、外から見ればとてもゆっくりしているように見えるはずだが、ジムに行くことはあっても、それ以外の時間は次の仕事のことを考えているという。次に何を話そうか、ライブで何をしようかと頭の中で考え続けていて、本人も「たぶんできないタイプなんだと思います」と話した。司会者が気分転換に競馬を勧めると、この日は本当に楽しかったと応じた。

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フェスのような歓声に、自分のライブと重なるもの

1日を振り返って一番楽しかったことには、レースの迫力や会場の雰囲気を挙げた。中でも、観客がフェスのように声を上げて応援する光景に感動し、自分のライブと通じるものを感じたという。スタンドには中島美嘉のプレートを掲げて応援するファンの姿もあり、そうした人たちに当たり馬券を届けられてよかったと話した。

最後にファンへ向けて、記念すべき日にこの場に来られたことがうれしく、まさかの誕生日の数字で皆さんに幸せを分けられたのかなと思うととてもうれしい、と語って取材を締めくくった。