作業着で挑んだ「500円ホテル」宿泊検証 西成あいりん地区の飲み歩きと門前払い

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概要

タケヤキが月に1回ほどの恒例として撮影している西成企画の一本である。今回のテーマは、日本一安いと言われる「500円ホテル」に本当に泊まれるのかを確かめること。宿にたどり着くまでの道中では、毎回の定番になっている「1万円分飲む」企画も並行して進められた。

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企画の前提:1泊500円の宿と「服装の条件」

冒頭でタケヤキは、これまでの西成企画を振り返る。西成に来たらとりあえず1万円は飲みたいということで、2回連続ほど1万円近く飲み歩いてきたこと、財布を盗まれる事件もあったことに触れる。同行者は、西成で財布が盗まれた程度ではニュースにもならないと茶化している。

そのうえで今回の検証対象として挙がったのが、あいりん地区にある「500円ホテル」である。タケヤキによれば、西成のホテルの相場は1泊1300円前後で、安いところでも1000円や1100円。500円の宿はほとんどなく、看板に「500円より」と書かれたこの宿が唯一だという。

ただし、この宿には入れる客の条件があるらしい。タケヤキは以前に宿の人と話したことがあり、チャラチャラした格好の人は泊められないが、作業着などを着たきちんとした人ならよい、という感触を得ていた。そこで今回は作業着を買い込み、「作業着なら入れるのか」を検証することにした。

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作業着姿の仕上がり

同行者はもともと西成らしい雰囲気の持ち主として紹介され、タケヤキは作業着を着たことがないため、その場で見つけた作業着を試着する。帽子もかぶって「三種の神器」が揃ったところで、同行者は「ここだけ見たら100点」と評する。褒めているのかと聞かれて「褒めてない」と返し、全身を映すと崩れてしまうというやり取りや、ミュージックビデオの撮影のようだという感想も出る。この姿で1万円企画をこなしつつ、最後に宿へ向かう段取りとなった。

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西成の街を歩く

移動中は街の様子が次々と映される。車を停めた場所の裏がひどく臭かったこと、作業着姿でポケットに手を突っ込んで歩くのが逆に怪しく見えることなどを二人は笑い合う。

街中の看板にも目が留まる。「こういう汚れた沼にも花が咲きます」「もう一度花を咲かしてみよう」といった言葉や「人生1度や2度のつまずきはある」という一文が並ぶ看板に、二人は「どんだけ花咲かせたいねん」とツッコミを入れる。過去の動画で取り上げた店にも触れながら、変わった店が多い、行ったことのない店を攻めてみたいと話す。

撮影中には、通りで男性同士がぶつかって揉み合いになり、殴り合いに発展する場面にも遭遇した(テロップでの説明)。また、15日で700円や800円というロッカーを見つけ、その安さに驚いている。

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1軒目の居酒屋:夏の終わりと「西成の味」

1軒目では生ビール2つとホルモンなどを注文する。乾杯しながら、もう夏も終わるのに夏らしいことを何もしていないとこぼす。

以前に別のYouTuberと西成を訪れた際の話も出る。2か月ほど前のことで、そのときはこの宿に入れなかったという。結果については相手の動画を見てほしいと濁している。

料理を口にしたタケヤキは「西成の味」がすごく分かると言い、同行者も言いたいことは分かると同意する。自分で調味料を取って味を調整するスタイルも「それが西成」だと話す。視聴者に向けては、同行するときにどれくらい飲むのかを同行者に尋ね、「10本ぐらい」という答えに「そら楽しいわな」と返している。

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現金の引き出しと、声をかけられる場面

西成には現金しか扱わない店が多いため、途中で現金を下ろす。その間に通行人から「YouTube見てました」と声をかけられるが、撮影ではないと言ってかわし、似ているだけで本物ではない、と冗談めかしてごまかす場面もあった。

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2軒目:店主との会話とネギ袋

2軒目は、店の前を覗いていたところを店主の女性に声をかけられて入った店である。店主は撮影を了承したものの、ノーメイクだからとモザイクを希望した。瓶ビールやノンアルコール、コーラは冷蔵庫からのセルフサービスで、焼酎やウイスキー、お茶類は頼めば作ってくれる仕組みだという。牛丼を頼もうとしたが売り切れだった。

会話の中で、店主が沖縄の話をしたり、同行者の容姿を吉本の芸人、ダイアンの津田に似ていると言って「ゴイゴイスー」のくだりで盛り上がったりする。店主はもともと、二人がおじさんたちに絡まれているイメージを持っていたという。作業着なら宿に入れるかもしれないという企画を聞いて、面白がる様子も見せた。

料理では「ネギ袋」が登場する。店主の説明では、巾着の中にカットした青ネギと生姜が入ったもので、この店の巾着類は他にも油かす入り、納豆巾着、餅巾着などがあり、すべて手作りだという。ネギ袋は食べたことがある人とない人がはっきり分かれ、好きな人は1人で5個ほど食べることもあるそうだ。同行者は食べる前から口に合わないのではと予想していたが、タケヤキは好物だと話している。会計は1万500円で、ここで1万円企画は達成となった。

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1軒目での出来事を振り返る

宿へ向かう途中、同行者は1軒目の居酒屋にいた男性客のことを持ち出す。沖縄の話題について、見下すような口ぶりで絡まれていたのが聞こえていたという。普段は穏やかな同行者が珍しく怒っていることにタケヤキは驚き、楽しく飲んでいたところを邪魔されて嫌だったのだろうと受け止める。そうした経験を経て人は心が強くなっていく、と話をまとめている。

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検証の結果:作業着でも「瞬殺」

いよいよ宿の前に着き、同行者は「この通り100点」と送り出す。しかしタケヤキが宿に入ると、返ってきたのは「やってない」という返事だった。「分かりました、無理でした」と戻ってきた結果は、同行者いわく「瞬殺」。作業着を着ても、今回は泊まることができなかった。

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思わぬ再会

検証が終わった直後、通りで「金ちゃん」と呼ばれる顔見知りの男性に出会う。2年ぶりくらいの再会だったが、作業着姿のタケヤキに相手はまったく気づかず、若い子に話しかけられたと思っていたらしい。男性は体の具合が悪くなり、今では100メートル以上歩けないと話す。タケヤキは土日にまた遊びに行くと約束し、動画は締めくくられる。500円の宿に作業着で泊まれるかという検証は、今回は不成功に終わった。