タッチ決済・iD・QUICPay・Apple Pay・Google Payは何が違うのか:仕組みと使い分けを実演で解説
家計の味方スマホやカードをかざすだけで支払いが終わる決済は、コンビニなどのチェーン店を中心に広く使われるようになった。一方で、Visaやマスターカードなどの国際ブランドのタッチ決済、iD、QUICPay、Apple Pay、Google Payと似た用語が多く、違いを知らないまま使っている人も多い。この動画の話者は、支払い方法の種類によって使える場所や使い方だけでなく、ポイント還元率まで大きく変わる場合があると指摘する。違いを知らないと、本来もらえたポイントを取りこぼすことになるという。動画ではそれぞれの違いを整理し、iPhoneとAndroidの両方で実際に支払う様子も見せている。
キャッシュレス決済の全体像
話者はまず、キャッシュレス決済を二つの軸で整理する。一つ目の軸は、何で支払うかである。後払いのクレジットカード、銀行口座の残高から払うデビットカード、前払いでチャージした残高を使うプリペイドカードの3種類がある。
二つ目の軸は、それらのカードをどう読み取らせるかである。昔からある方法は、物理カードを使った磁気読み取りや差し込みによる決済だ。これに代わり、レジでもっと手軽に読み取らせる方法として主流になりつつあるのが二つある。一つはコード決済で、スマホにバーコードやQRコードを表示してお店に読み取ってもらう。代表例はPayPay、楽天ペイ、d払いである。もう一つが非接触決済で、端末にカードやスマホをかざして支払う方法全般を指す。代表例はSuica、iD、QUICPay、国際ブランドのタッチ決済だ。
磁気や差し込みの決済ではサインや暗証番号を入力する手間があり、コード決済ではアプリを立ち上げてコードを表示する手間がある。非接触決済はかざすだけで支払いが終わるので、話者は一番便利だと考えている。今回の動画が扱うのはこの非接触決済である。
違いを生むのは通信技術:FeliCaとNFC Type A/B
非接触決済の中で、iD・QUICPayと国際ブランドのタッチ決済は何が違うのか。話者は、使っている通信技術が違うと答える。
一つはソニーが開発したFeliCaで、iD、QUICPay、Suicaなどの電子マネーがこれを使う。もう一つはNFCのType A/Type Bという世界標準の技術で、Visaやマスターカードなど国際ブランドのタッチ決済がこれを使う。
この違いは、使える場所とスピードに表れるという。FeliCaは日本だけで使える技術なので、iDやQUICPayは海外では使えない。一方NFCは世界共通なので、国際ブランドのタッチ決済は海外でもそのまま使える。スピードではFeliCaの方が速い。話者によれば、FeliCaはもともと日本の通勤ラッシュの改札に対応するために作られた技術で、Suicaのようにかざした瞬間に処理が終わる。iDやQUICPayが速いのもFeliCaのおかげだと説明している。
Apple Pay・Google Payは「支払い方法」ではない
多くの人が混乱するのがApple PayとGoogle Payだと話者は言う。iPhoneにはApple Wallet、AndroidにはGoogle Walletという財布アプリが最初から入っている。ここに国際ブランドのタッチ決済やiD、QUICPayに対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、Suicaなどの電子マネーを登録できる。そして、この財布アプリに登録した決済手段で支払う行為全般をApple Pay、Google Payと呼ぶ。
つまりApple PayやGoogle Payは特定の支払い方法ではない。だからお店で「Apple Payで」と言っても、財布の中のどれで払うのかが伝わらず、店員には通じない。話者は、お店では「Apple Payで」ではなく、中身である「iDで」などと伝える必要がある、とまず覚えておくよう勧めている。
国際ブランドのタッチ決済:仕組みと対応の確認方法
国際ブランドのタッチ決済は、Visa、マスターカード、JCB、アメックス、ダイナースといった国際ブランドが運営している。普段のクレジットカード決済を、差し込みの代わりにカードやスマホをかざしてできるようにしたものである。
自分のカードが対応しているかは、カードの券面で分かる。4本線が並んだ電波のようなマーク(リップルマーク)があれば、タッチ決済に対応している。スマホでタッチ決済をするには、さらに二つの条件がある。一つは、そのカードをウォレットアプリ、つまりApple PayやGoogle Payに登録できること。もう一つは、登録したときにスマホ上のカード面にリップルマークか国際ブランドが表示されることだ。
注意点として、同じカードでもiPhoneとAndroidで対応が違う場合がある。話者の例では、三井住友カードはVisaならApple PayとGoogle Payの両方に登録できる。しかしマスターカードはApple Payには登録できる一方、Google Payには登録できない、と説明している。
タッチ決済の使い方と実演
店舗では「クレジットカードで」と伝えればよい。タッチ決済ができる店舗なら、決済端末のタッチ部分が光ってタッチできる状態になる。セルフレジでもクレジットカードの項目を選べばよい。お店によっては、セルフレジの画面でカードの差し込みとタッチ決済が分かれていることがある。その場合はタッチ決済を選んでからクレジットカードを選ぶ。
スマホの操作は機種で違う。iPhoneはサイドボタンを2回連続で押してApple Payを起動し、使うカードを選んで認証してから端末にかざす。Androidは画面ロックを解除し、スマホをかざすだけでGoogle Payのメインカードで支払いが完了する。
動画ではいくつかの店舗で実演している。セブン-イレブンとガストではAndroidで支払った。ローソンではiPhoneを使い、クレジットカードの項目を選び、サイドボタンのダブルクリックでApple Payを起動した。そしてカードを選択し、顔認証のあとに端末にかざして支払いを終えている。
鉄道でも実演した。Androidでのタッチ乗車に加え、iPhoneではApple Payを起動して、タッチ決済乗車で7%還元になるという三井住友カードを選び、改札のマークがある場所にかざして通過している。
iPhoneのエクスプレスカード設定
話者はiPhone向けの補足として、エクスプレスカードの設定を紹介している。これを設定すると、Apple Payを起動しなくても、かざすだけで設定したカードで支払いが終わる。
設定アプリを開き、「ウォレットとApple Pay」の項目からエクスプレスカードの設定に進む。エクスプレスカードは交通系ICとカードのタッチ決済を一つずつ選べる。動画では交通系ICはすでに選ばれていたので、カードのタッチ決済に三井住友ゴールドカードを設定した。顔認証のあと右側にチェックマークが付けば完了で、交通系とカードのタッチ決済が両方設定されていることを画面で確認している。実際に改札で試すと、Apple Payを起動せずにかざすだけで、三井住友カードでタッチ乗車ができた。
使える場所と上限額
タッチ決済は、基本的にリップルマークがあるお店で使え、海外でも使える範囲が広い。話者によれば、数年前まで国内ではあまり普及していなかったが、今は急速に広がっている。交通系ICが主流だった電車やバスでも、使える場所が一気に増えているという。
上限額は、物理カードかスマホかで変わる。物理カードのタッチ決済は上限1万5000円、スマホのタッチ決済は上限なしだ。話者はその理由を本人確認ができるかどうかだと説明する。物理カードのタッチ決済は暗証番号を入れる工程がないので本人確認ができず、1万5000円の上限がある。スマホは支払い時に必ず顔認証や指紋認証をするので、これが本人確認の代わりになり上限がなくなる。ただし、お店が独自に上限を決めている場合があり、例としてセブン-イレブンではタッチ決済は1回1万円までになっているという。
タッチ決済のメリットとデメリット
話者はタッチ決済のメリットを三つ挙げる。
1つ目は利用明細が分かりやすいこと。タッチ決済はクレジットカード決済そのものなので、明細で何を買ったか分かりやすい。iDやQUICPayは明細に「iD」などと表示され、後から把握しにくい。
2つ目は使える場所が増えていること。iDやQUICPayでは改札を通れないが、タッチ決済は対象の公共交通機関を含めて使える場所が広がっている。
3つ目はキャンペーンが多いこと。Visaの「Visa割」や三井住友カードに代表されるタッチ決済限定のキャンペーンが多い。例えば三井住友カードは、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済を使うと7%還元、条件達成に応じて最大20%還元になる。対象の鉄道やバス、USJでもスマホのタッチ決済で7%還元になる。一方、iD・QUICPayのキャンペーンは年々減っているのが現状だと話者は述べている。
デメリットは、交通系ICなどのFeliCa決済と比べて決済スピードが遅いことだ。話者は、都市圏の鉄道のラッシュ時には物足りない面もあるが、日常の買い物で大きなストレスを感じるほどではないと評価している。
iD・QUICPayの概要と使い方
iDはNTTドコモ、QUICPayはJCBが運営している。国際ブランドのタッチ決済がクレジットカード決済そのものなのに対し、iDとQUICPayは電子マネーに分類される。そのため利用明細にも基本的に「iD」などと表示される。対応しているかどうかは、カードの券面やスマホのウォレット上にiDやQUICPayのマークがあるかで確認できる。
支払うときは、レジで「iDで」「QUICPayで」と伝えて、カードやスマホをかざす。タッチ決済が「クレジットカードで」と伝えるのに対し、こちらはサービス名をそのまま伝える点が違う。
動画では、自動販売機でAndroidを使い、キャッシュレス決済の中からiDを選び、商品を選んでからスマホをかざして購入した。松屋ではiPhoneを使い、松屋で最大20%還元になるという三井住友カードで払うために電子マネーのQUICPayを選んだ。Apple Payに登録したカードの一覧から三井住友カードを選び、スマホをかざしている。
iD・QUICPayの使える場所と上限額
iDやQUICPayは、それぞれのマークがあるお店で使える。海外では使えず国内限定だが、話者によれば、チェーン店を中心にキャッシュレス決済を導入しているお店なら基本的に使える。少し古い決済端末を使っているスーパーや自動販売機では、カードのタッチ決済はまだ使えないがiDやQUICPayだけは使える、というケースも結構あるという。
上限額はiDとQUICPayで異なる。iDは基本的にカードの利用可能額まで使える。ただし1万円以下の少額決済はオフライン決済で処理される。これは決済のたびにカード会社に問い合わせず、お店の端末側だけで支払いを完結させる仕組みである。決済が速い反面、不正利用のリスクにもつながっていると話者は説明する。
QUICPayには通常のQUICPayとQUICPay+の2種類がある。通常のQUICPayはオフライン決済のため上限は2万円まで。オンライン決済に対応した上位版のQUICPay+は、カードの利用可能額の上限まで使える。Apple PayやGoogle Payに登録して使うQUICPayは、基本的にQUICPay+になる。ただし高額決済ができるのはお店側もQUICPay+に対応している場合だけで、お店が通常のQUICPayにしか対応していなければ上限2万円の支払いになる点に注意が必要だという。
iD・QUICPayのメリットとデメリット
メリットとして話者は三つを挙げる。
1つ目は伝えやすいこと。タッチ決済は端末によって言い方を変える必要があったり、リップルマークがあるのに使えなかったりすることがある。iDやQUICPayは、お店のマークを見て「iDで」「QUICPayで」と伝えればよい。
2つ目は自動販売機などで使える場合が多いこと。古い決済端末のスーパー、自動販売機、券売機では、カードのタッチ決済は使えずiDやQUICPayだけ使える場所が多い。
3つ目は障害発生時のリスク分散になること。オフラインで決済できるので、決済システムに障害が起きても支払えるケースがある。
デメリットも三つある。
1つ目は利用明細が分かりにくいこと。明細に「iD」「QUICPay」と表示され、後から何を買ったか把握しにくい。
2つ目はお得なキャンペーンが少ないこと。ただしQUICPayには、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードのようにQUICPayでの支払いで2%還元に上がるカードがある。三菱UFJカードの最大20%還元の支払い方法の条件にもQUICPayが入っているなど、お得な使い道も残っていると話者は述べている。
3つ目はオフライン決済による不正利用のリスクだ。話者は、iDのオフライン決済が悪用されて、イオンカードの大規模な不正利用につながった事例があったと紹介している。
Apple Pay・Google Payで登録できるもの
改めてApple PayとGoogle Payについて、話者はスマホの財布アプリに登録した決済手段で支払う行為全般だと説明する。ウォレットアプリには、タッチ決済やiD、QUICPayに対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを登録できる。さらにSuicaなどの交通系IC、nanaco、WAONといった電子マネー、マイナンバーカード、dポイントやPontaのポイントカードまで幅広く登録できる。
店舗での使い方はここまでの説明どおりだが、Apple PayとGoogle Payはネットショッピングでも使える。対応サイトでは支払い画面にApple PayやGoogle Payの選択肢が出るので、クレジットカード情報を入力しなくても買い物ができる。
結論:タッチ決済を基本に、使えない場所ではiD・QUICPay
話者は、ほとんどのカードが「QUICPay+タッチ決済」や「iD+タッチ決済」のように複数の決済方式を持っていると指摘する。両方を1枚の中で並行して使えるので、タッチ決済が使えないお店ではiD、iDが使えないお店ではタッチ決済というように柔軟に使い分けられる。
そのうえで話者の結論はこうだ。キャンペーンで還元率が高いタッチ決済を基本にし、タッチ決済が使えない古い端末のお店や自動販売機ではiDやQUICPayを使う。この使い分けが現状では一番よいのではないか、と述べている。
話者が勧めるカード3枚
最後に話者は、タッチ決済をお得に使えるカードとして3枚を紹介している。
1枚目はセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード。年会費は初年度無料で、年1回利用すれば翌年度も無料になる。最大の特徴はQUICPayでの支払いが高還元になる点だ。多くのカードの還元率は0.5%か1%程度だが、このカードはApple PayかGoogle Payに登録してQUICPayでスマホタッチ決済をするだけで2%還元になる。ただし2%還元の対象は年間30万円の利用分までだと注意を促している。
2枚目はV NEOBANKのデビットカードで、年会費は永年無料。月間1000円以上の利用で、常時1.5%の高還元でVポイントが貯まる。話者によれば、還元対象外と確認されているチャージ先はJAL Payぐらいで、税金の支払いのほか、VポイントPay、ANA Pay、WAON、nanaco、交通系ICへのチャージでも1.5%還元になり、汎用性が高い。ただし物理カードは発行できず、アプリ内で発行したバーチャルカードの情報をオンライン決済やスマホのタッチ決済で使う形になる。
3枚目は、動画内の実演でも使った三井住友カード。基本還元率は一般的な水準だが、年間利用額に応じたボーナスポイントで合計1.5%以上の還元になる。SBI証券でのクレカ積立の還元率も、年間利用額に応じて上がる。話者の説明では次のとおりである。
- ゴールドカード:年間100万円の利用で合計1.5%還元
- プラチナプリファード:年間400万円までの利用で、100万円ごとに1万ボーナスポイント。基本の1%と合わせて合計2%還元
- 最上位のインフィニット:年間700万円の利用で11万ボーナスポイント。基本の1%と合わせて最大2.57%還元
さらに、Apple PayかGoogle Payに登録してスマホのタッチ決済を使うことを条件に、対象のコンビニや飲食店で7%還元、条件達成に応じて最大20%還元になる。タッチ決済対応の鉄道やバス、USJでも7%還元に上がる。
三井住友カードと三井住友銀行が一体になったOliveフレキシブルペイも紹介している。引き落とし口座が三井住友銀行に限られるものの、これらの優待店でのベース還元率が8%に上がるので、こちらも勧めると話者は述べている。
スマホもしくはカードをタッチするだけで支払いが完了するタッチ決済。今やコンビニなどチェーン店を中心に当たり前のように見かけるようになりましたよね。ただ、いざ使おうとすると、VisaやMastercardといった国際ブランドごとのタッチ決済に、iD、QUICPay、さらにApple Pay、Google Payと、似たような用語がとにかくたくさん出てきます。正直なところ、よく分からないままなんとなく使っているという方も多いんじゃないでしょうか。
ですが、実はこの支払い方法の種類によって、使える場所や使い方が違うのはもちろん、もらえるポイントの還元率まで大きく変わってくる場合があるんです。つまり、違いを知らないまま使っていると、本来もらえるはずだったポイントを取りこぼして、知らないうちに損をしてしまっているということもあるわけですね。
そこで今回は、これ1本を見れば全部分かる完全版として、タッチ決済、iD、QUICPay、Apple Pay、Google Payの違いと使い方をまとめました。また、見ている方がよりイメージしやすいように、iPhoneとAndroidの両方で実際に各タッチ決済で支払っている様子も流していきますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
ちなみに、このチャンネルでは分かりにくいキャッシュレス決済の実演動画や、おすすめのクレジットカード、銀行の紹介など、家計を少しでも楽にできるようなお得情報を発信しています。興味があればチャンネル登録をよろしくお願いいたします。それでは早速やっていきましょう。
細かいサービスの説明に入る前に、キャッシュレス決済の全体像を整理しておきます。図解するとこのような形で、まずキャッシュレス決済の支払いとして、後払いのクレジットカード、銀行口座の即時払いのデビットカード、前払いのチャージ残高のプリペイドカードの3種類があります。
その上で、これらのカードでどのように支払うのかという話になりますが、従来からある方法は現物カードを用いた磁気や差し込みによる決済です。そして、店舗のレジでもっと手軽に読み取らせる方法として登場したのが、今主流になりつつある2つです。1つがコード決済で、スマホにバーコードやQRコードを表示して、お店に読み取ってもらう方法です。代表例はおなじみのPayPayや楽天ペイ、d払いです。もう1つが非接触決済。端末にカードやスマホをかざして支払う方法全般です。代表例はSuicaやiD、QUICPay、国際ブランドごとのタッチ決済があります。
従来の磁気や差し込みによる決済では、サインや暗証番号を入力する手間があったり、コード決済ではアプリを立ち上げてコードを表示する手間があったりする中で、非接触決済はカードやスマホを端末にかざすだけで支払いが完了しますので、1番便利だと思います。今回の主題となるのは、まさにこの非接触決済になります。
それでは、非接触決済の中でiD、QUICPayと国際ブランドごとのタッチ決済は何が違うのか。ズバリ、使っている通信技術が違います。非接触決済は大きく2つの技術に分かれます。1つがソニーが開発したFeliCaという技術。これを使っているのがiD、QUICPay、そしてSuicaなどの電子マネーです。もう1つがNFCのType A、Type Bという世界標準の技術。これを使っているのがVisaやMastercardといった国際ブランドごとのタッチ決済です。
この違いは主に使える場所とスピードに出てきます。まず使える場所。FeliCaは日本だけで使える技術になっていますので、iDやQUICPayは海外では使うことができません。一方、NFCは世界共通の技術になっていますので、国際ブランドごとのタッチ決済は海外でもそのまま使うことができます。そしてスピード。これはFeliCaの方が速いです。元々日本の通勤ラッシュの改札に対応するために作られた技術になっていますので、Suicaのようにかざした瞬間に処理が終わります。iDやQUICPayが速いのも、このFeliCaのおかげですね。
ただ、ここで多くの人が混乱するのがApple PayとGoogle Payの存在です。iPhoneにもAndroidにも元々Walletというお財布のアプリが入っています。Apple Wallet、Google Walletですね。このお財布アプリに、国際ブランドごとのタッチ決済やiD、QUICPayに対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードや、Suicaなど電子マネーを登録することができます。そして、この財布アプリに登録した決済手段で支払う行為全般をApple Pay、Google Payと呼んでいます。
つまり、Apple PayやGoogle Pay自体は特定の支払い方法ではなく、あくまでお財布アプリで支払うこと全般ということですね。だから、お店で「Apple Payで」と言っても、お財布の中のどれで支払うかが伝わらず、店員さんには通じません。お店では「Apple Payで」ではなく、その中身である「iDで」や、と伝える必要があるとだけ、今は覚えておいてください。
ここからはタッチ決済、iD、QUICPay、Apple Pay、Google Pay、1つ1つのサービスを深掘りしていきます。まずは国際ブランドごとのタッチ決済から見ていきましょう。運営元はVisa、Mastercard、JCB、AMEX、ダイナースといった国際ブランドです。いつものクレジットカード決済を、差し込みの代わりにカードもしくはスマホをかざしてできるようにしたものですね。
自分のカードが対応しているかは、カードの券面を見れば分かります。4本線が並んだ電波のようなマーク。これをリップルマークと言いますが、これがついていればタッチ決済にも対応しています。なお、スマホのタッチ決済をするためには、さらに2つの条件があります。1つは、タッチ決済に対応しているカードがウォレットアプリに登録できること。言い換えると、Apple PayやGoogle Pay自体に登録できること。もう1つは、登録した時にスマホ上のカード面に4本線のリップルマークか国際ブランドがスマホに表示されることです。
注意したいのは、同じカードでもiPhoneとAndroidで対応が違う場合があること。例えば三井住友カードは、VisaブランドならApple Pay、Google Payの両方に登録することができますが、MastercardブランドはApple Payには登録できる一方、Google Payには登録できなかったりします。
続いて店舗での支払い方です。「クレジットカードで」と伝えれば、タッチ決済が可能な店舗では決済端末のタッチ部分が光り、タッチ決済することが可能です。セルフレジでもクレジットカードの項目を選択すればOKです。iPhoneの場合はサイドボタンを2回連続で押してApple Payを起動。認証してスマホタッチ決済をすれば支払い完了です。一方でAndroidの場合は画面ロックを解除し、スマホをかざすだけでGoogle Payのメインカードで支払いは完了します。
お願いします。お支払い方法をお選びください。ICカードをタッチ、または差し込んでください。レシートを受け取り。
ローソンでiPhoneを使った決済を行っていきます。ローソンではクレジットカードの項目がありますので、クレジットカードを選択します。商品の読み取りを行います。
ポイントの登録方法を選んでください。ありがとうございます。携帯スマホタッチを出します。携帯電話をタッチしてください。
サイドボタンをダブルクリックしてApple Payを起動したら、スマホタッチ決済を行いたいカードを選択します。顔認証ができたら決済端末にスマホをかざします。ありがとうございます。携帯電話よ。
iPhoneでスマホタッチ決済乗車を行っていきます。サイドボタンかボタンをダブルクリックしていただいて、Apple Payを起動します。認証が行われたら、Apple Payに登録しているカードの中からタッチ決済乗車で使うカードを選択します。今回は7%以上の還元率になる三井住友カードを選んでる。マークがある場所にタッチしたら通ることができます。
ちなみにiPhoneの場合は、Apple Payでエクスプレスカードを設定しておけば、Apple Payを起動しなくても、かざすだけでエクスプレスカードに設定したカードで支払いを完了することができます。設定方法としては、この設定アプリを開いていただいて下に行きます。「ウォレットとApple Pay」の項目を選んで、下の方にエクスプレスカードの設定がありますので、こちらを押します。
交通系ICとカードのタッチ決済を2つ選択することができます。交通系ICの方は選択しているので、カードのタッチ決済の方は三井住友ゴールドカードの方で設定していきます。顔認証が終わったら、エクスプレスカードに設定が完了になります。右の方にチェックマークがついたら設定は完了です。エクスプレスカードが交通系の他に、カードのタッチ決済の複数選択されていることが分かります。
これで実際に払ってみます。の流れ出してた。Apple Payを起動しなくても、スマホをかざすだけで三井住友カードでタッチ決済乗車をすることができました。
ちなみに、お店によってはセルフレジの画面でカードの差し込みとタッチ決済が分かれています。その場合はタッチ決済を選んでからクレジットカードを選択します。
バーコードを付います。商品が購入される場合のバーコードラポートや券や割券を勉強やはスカイラーになる支払い方向。
カードをしっかりしたこと。まださないでください。
は必要です。次に使える場所についてです。基本的には4本線のリップルマークがあるお店で使えて、海外でも使える範囲が広いです。数年前まで国内ではあまり普及していませんでしたが、今は急速に普及が進んでいます。これまで交通系の独壇場だった電車やバスなどの公共交通機関でも使える場所が一気に増えてきています。
続いて支払いの上限額です。ズバリ、物理カードかスマホかで支払額は変わります。物理カードのタッチ決済は上限1万5000円。スマホのタッチ決済は上限なしです。理由は本人確認ができるかどうか。物理カードのタッチ決済は暗証番号を入れる工程がなく、本人確認ができませんので、1万5000円という上限があります。一方、スマホタッチは支払い時に必ず顔認証や指紋認証をしますので、これが本人確認の代わりになり、上限がなくなります。ただし例外として、お店が独自に上限を設定している場合があります。例えばセブンイレブンでは、タッチ決済は1回1万円までになっています。
それでは、今までの情報からタッチ決済のメリットとデメリットをまとめていきましょう。メリットは大きく3つあります。1つ目は利用明細が統一されること。タッチ決済はクレジットカード決済そのものになっていますので、利用明細で何を購入したかが分かりやすくなっています。その点、iDとQUICPayは利用明細でiDやQUICPayと表示されてしまいますので、後から把握しづらいです。
2つ目は使える場所が増えていること。iDやQUICPayでは改札を通ることができませんが、タッチ決済は対象の公共交通機関を含めて拡大しています。3つ目はキャンペーンが多くお得なこと。VisaのVisa割や、三井住友カードに代表されるタッチ決済限定のキャンペーンが多くあります。例えば三井住友カードは、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済を行うと7%還元、条件達成に応じて最大20%還元。対象の鉄道やバスの他、USJでもスマホタッチ決済で7%還元になります。一方、iD、QUICPayのキャンペーンは年々減ってきているのが現状です。
続いてタッチ決済のデメリットは、交通系ICなどのFeliCa決済と比べると決済スピードが遅いことです。特に都市圏の鉄道ラッシュ時には物足りないところもありますが、日常の買い物で大きなストレスを感じるほどではありません。
続いてiDとQUICPayを見ていきましょう。まずサービスの概要からです。運営はiDがNTTドコモ、QUICPayがJCBです。国際ブランドごとのタッチ決済がクレジットカード決済そのものだったのに対して、iDとQUICPayは分類としては電子マネーにあたります。なので、利用明細上も基本的にはiDと表示されます。自分のカードが対応しているかどうかは、カードの券面やスマホのウォレット上にiDやQUICPayのマークが出ていますので、そこで確認することができます。
続いて店舗での支払い方です。レジで「iDで」もしくは「QUICPayで」と伝えて、対応しているカードやスマホをかざすだけです。タッチ決済が「クレジットカードで」と伝えるのに対して、こちらはサービス名をそのまま伝えるという違いですね。
自動販売機でAndroidを使ってiD決済を行います。まずキャッシュレス決済の中からiD払いを選択します。商品を選択してください。商品を選択します。スマートにてください。決済端末にスマホをかざします。なるまでください。
それでは松屋で支払っていきます。商品を選んでいただいたら、今回は松屋で最大20%の還元になる三菱UFJカードで払っていきたいと思いますので、電子マネーのQUICPayを選択します。Apple Payを、Apple Payに登録しているカードの一覧から、FCカードを選択します。スマホをかざします。発。
次に使える場所についてです。iDもしくはQUICPayのマークがあるお店で使うことができます。海外では使えず国内限定にはなりますが、チェーン店を中心にキャッシュレス決済を導入しているお店であれば、基本的に使うことができます。なお、少し古い決済端末を使っているスーパーや自動販売機の場合は、カードのタッチ決済はまだ使えなくて、iDやQUICPayだけは使えるというケースも結構あります。
続いて支払いの上限額についてです。これはiDとQUICPayで違います。まずiDは基本的にカードの利用可能額まで使うことができます。ただし、1万円以下の少額決済については、オフライン決済という仕組みで処理されます。これは決済をするたびカード会社に問い合わせず、お店の端末側だけで支払いを完結させる仕組みのことで、決済が速い反面、後ほど説明する不正利用のリスクにもつながっています。
一方、QUICPayはQUICPayとQUICPay+の2種類があります。通常のQUICPayはオフライン決済のため、上限は2万円まで。これに対してオンライン決済に対応した上位版のQUICPay+では、カードの利用額の上限まで使うことができます。スマホのApple PayやGoogle Payに登録して使うQUICPayは、基本的にこのQUICPay+になります。ただし、高額決済ができるのはお店側もQUICPay+に対応している場合です。スマホがQUICPay+に対応していても、お店が通常のQUICPayまでしか対応していなければ支払になるという点だけ覚えておいてください。
それではiD、QUICPayのメリットとデメリットをまとめていきます。メリットは3つです。1つ目は伝えやすいこと。タッチ決済は端末によって言い方を変えたり、リップルマークがついているのに使えなかったりすることがあります。その点、iD、QUICPayに関しては、お店のマークを見て「iDで」「QUICPayで」と伝えればOKです。
2つ目は自動販売機で対応しているケースが多いこと。古い決済端末のスーパーや自動販売機、券売機では、まだカードのタッチ決済は使えず、iD、QUICPayだけ使える場所が多くあります。3つ目は障害発生時のリスク分散です。iDとQUICPayはオフラインで決済ができますので、決済システムの障害時でも支払えるケースがあります。
一方でデメリットも3つあります。1つ目は利用明細が分かりにくくなること。利用明細にはiD、QUICPayと表示されてしまいますので、後から何を買ったか把握するのが難しくなります。2つ目はお得なキャンペーンが少ないこと。ただ、QUICPayに関しては、セゾンパールAMEXではQUICPayの支払いで2%還元にアップ。三菱UFJカードでは最大20%還元の支払い方法の条件の中にタッチ決済の条件はありませんが、QUICPayは入っているなど、お得な使い道も残っています。3つ目はオフライン決済による不正利用のリスクです。実際にiDのオフライン決済が悪用され、イオンカードの大規模な不正利用につながった事例もありました。
それでは最後にApple PayとGoogle Payを見ていきましょう。冒頭でお伝えした通り、これはスマホの財布アプリ、Apple Wallet、Google Walletに登録した決済手段で支払う行為全般のことを指しています。そして、ウォレットアプリに登録できるのは、国際ブランドのタッチ決済やiD、QUICPayに対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの他、Suicaなどの交通系、nanaco、WAONといった電子マネー、さらにはマイナンバーカードやdポイント、Pontaのポイントカードまで幅広く対応しています。
登録した後の店舗での使い方はここまで説明してきた通りですが、Apple Pay、Google Payはネットショッピングでも使うことができます。対応しているサイトであれば、支払いにこんな感じでApple PayもしくはGoogle Payの選択肢が出てきますので、クレジットカードの情報を入力しなくても簡単にお買い物をすることができます。Apple PayとGoogle Pay、それぞれの詳しい設定方法や使い方に関しては、別で実演動画を出していますので、合わせてご覧いただければと思います。
ここまで国際ブランドのタッチ決済とiD、QUICPayを別々に説明してきました。ですが、皆さんがお持ちのカードのほとんどは、QUICPay+タッチ決済やiD+タッチ決済のように複数の決済方式を持っています。この2つが1枚の中で並行して使うことができますので、タッチ決済が使えないお店ではiD、iDが使えないお店ではタッチ決済というように、柔軟に使い分けることもできます。結論としては、キャンペーンによる還元率の高いタッチ決済を基本にして、タッチ決済が使えない古い端末のお店や自動販売機ではiD、QUICPayを使う。このような使い分けが現状は1番いいのかなと思います。
最後に、今回説明したタッチ決済をお得に使うことができるおすすめのカードを3枚紹介していきます。1枚目におすすめのカードは、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードです。年会費は初年度無料で、年1回の利用で翌年度の年会費も無料にすることができます。ですので、年1回利用し続けていれば年会費はかからないカードになっています。そして、このカードの最大の特徴はQUICPayによる支払いが高還元になる点です。多くのカードの還元率は0.5%か1%程度になっていますが、Apple PayもしくはGoogle Payに登録してQUICPayのスマホタッチ決済をするだけで、2%の還元を受けることができるのは大きいです。ただ、2%の還元を受けることができる利用額の上限は、年間30万円の利用分までになっていますので、注意するようにしましょう。
2枚目におすすめのカードは、V NEOBANKのデビットカードです。年会費は永年無料のデビットカードになっています。このカード最大の特徴は、月間1000円以上の利用で常時1.5%の還元でVポイントを貯めることができることです。還元対象外サービスについても、チャージ自体ができないことが確認されているのはJAL Payぐらいで、税金の支払いの他、VポイントPay、ANA Pay、WAON、nanaco、交通系ICへのチャージでも1.5%還元されるため、汎用性も非常に高いです。ただし、このカードは物理的なリアルカードを発行できず、アプリ内でバーチャルカードを発行して、そのカード情報をオンライン決済やスマホタッチ決済で利用する形になっています。
最後、3枚目におすすめのカードは、動画内でも登場した三井住友カードです。基本還元率は一般的な水準ですが、年間利用金額に応じてボーナスポイントをもらえて、合計1.5%還元以上を実現することができます。そして、年間利用額に応じてSBI証券でのクレカ積立時の還元率もアップする点で、非常に優秀なカードになっています。
具体的には、ゴールドカードは年間100万円の利用で合計1.5%還元。プラチナプリファードは年間400万円の利用分までは100万円の利用ごとに1万ボーナスポイントをもらえるため、還元率1%と合わせ合計2%還元。最上位のインフィニットは年間700万円の利用で11万ボーナスポイントをもらうことができ、還元率1%と合わせ最大2.57%還元にすることができます。他にも還元率が上がる対象店舗やサービスが多いところも魅力的なカードになっています。
Apple PayもしくはGoogle Payに登録してスマホタッチ決済を行うことが条件になりますが、対象のコンビニ、飲食店で7%還元、条件達成に応じて最大20%還元。タッチ決済に対応している鉄道、バスの他、USJでも7%還元に上がります。ちなみに、三井住友カードと三井住友銀行が一体になったOliveフレキシブルペイの場合は、引き落とし口座が三井住友銀行に縛られてしまうものの、これらの優待店でのベース還元率が8%還元に上がりますので、こちらもおすすめです。
紹介したカードの新規入会キャンペーンは全て動画概要欄にまとめておくようにしますので、気になるカードがあれば、入会キャンペーンの特典は漏れなくもらうようにしましょう。また、ポイントサイトのモッピーを経由することで、入会先のキャンペーンでもらえるポイントと、モッピーからも表示のポイントがもらえるため、二重取りができ非常にお得になっています。モッピーをまだ使ったことがない人は、画面の紹介コードで新規登録をして5000ポイント以上獲得すると、2000ポイントを追加でもらえますので、ぜひ活用ください。
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