大阪・浜寺公園で「心霊スポットでやってはいけない7つのこと」を試す

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概要

YouTuberのタケヤキ翔が、案内役(タケヤキが「うちの兄」と呼ぶ同行者)に連れられて、大阪府堺市の浜寺公園を夜に訪れた。案内役は「心霊スポットでやってはいけないこと」を7つ用意しており、タケヤキがそれを順に実行する。最後の7つ目は、撮影の終盤まで明かされなかった。

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3年間温めていた場所と、入院明けのタケヤキ

これまで行き先は、二人でその場で決めることが多かった。今回は事情が違い、案内役が3年前から「行きたい」と温めていた場所に、タケヤキは行き先を知らされないまま連れてこられた。タケヤキは以前の心霊スポット企画のあとに入院しており、もう心霊スポットには行かないと考えていたという。今回は入院後最初の心霊企画にあたる。

案内役によると、浜寺公園には「かなりやばい」情報が集まっている。代表的なのは、女子高生がトイレに入ったまま行方不明になったという事件だ。そのトイレでは、歩いていると後ろから抱きつかれたような感覚に襲われる、個室の上から女性が覗く顔が浮かび上がる、といった現象が語られている。園内には首なし地蔵があるという話もある。

案内役の妻は大阪南部の出身で、このあたりに土地勘がある。これまでの心霊スポット行きにも「何か持って帰ってくるのでは」と嫌がっていたが、浜寺公園については特に強く「本当にやめてほしい」と止めていたという。この話は、終盤の7つ目の伏線になっている。

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1つ目:失踪現場とされるトイレで霊を挑発する

最初の場所は、女子高生が失踪したと言われるトイレだ。課題は「霊を挑発する」こと。二人は、鏡に向かって「お前は誰だ」と言い続けると精神がおかしくなるという話や、「言霊」という言葉があるように声には何かが宿り、霊に届くのだろうという考えを話し合ってから実行に移った。

タケヤキが選んだのは、一人暮らしの家でよくやっている行動だった。外出中に鍵をかけ忘れたと気づいたとき、誰かが入り込んでいるかもしれないと考え、帰宅後に「分かってんぞ。おるな」「おい、知ってるから」「そこおるやろ」と声に出すのだという。それをトイレの前で再現した。

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2つ目:鏡を持ったまま散策する

次は、首なし地蔵を探しながら公園の南エリアを歩く。案内役によると浜寺公園は非常に広く、一度ですべては回りきれない。地蔵は南エリアにあるとされるが、正確な場所は書かれておらず、画像も出回っていない。案内役は、見つけにくい場所にあるのだろうと推測していた。

ここで実行したのが「鏡を持ちながら散策する」ことである。案内役の説明では、鏡は霊が通る道、つまり霊道につながっていると言われており、それを持って歩くと霊が寄ってきやすい。タケヤキは、以前共演したギャル霊媒師のゆい先生から、自分が編集作業をしていた部屋に霊道があると指摘されたことを思い出していた。二人は茂みの深いあたりを、怪しいものがないか確かめながら進んだ。

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3つ目:44秒に合わせ鏡を覗く

3つ目は合わせ鏡だ。一番危険とされる時刻は4時44分だが、撮影はその時間帯ではなかった。そこで案内役は、もう一つ危険とされるタイミングとして「44秒」を挙げた。44秒の瞬間に「しし」と言いながら合わせ鏡を覗くと、自分が死んだときの顔が見える、という言い伝えである。

タケヤキは自分で鏡を合わせ、カウントダウンに合わせて「しし」と言って覗き込んだ。結果は「見えた」と言ったあとに「イケメンか」とおどける程度で、具体的な異変は語られていない。

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心霊スポットでの競輪(提供コーナー)

このあと案内役は、「今は第六感が冴えていて、ビギナーズラックが来ているのでは」と言って、スポンサーである競輪アプリ「WINTICKET」のコーナーに移った。タケヤキは「無理やりすぎる」「心霊スポットで何を始めようとしているのか」と突っ込み、競輪をやるのはこれが初めてだと話した。

案内役は競輪の仕組みを説明した。1レースは5〜9人で約2kmを走り、ゴールラインを1着で通過した選手が勝つ。途中までは所属地区の近い選手同士が「ライン」というチームを組んで協力し、最後の1周は個人戦になって最高時速70km程度の勝負になる。予想の参考になるものとして、選手の強さを示す「競走得点」(10点以上離れていればかなりの実力差がある)や、AIによる予想マークも紹介された。初心者には、選んだ2人がともに3着以内に入れば的中となる「ワイド」が向いているのではないか、と案内役は勧めた。

タケヤキは3レースに賭けた。1レース目は情報を入れずに直感で5,000円を投じ、6-3-1の組み合わせを応援したが外れた。2レース目はAI予想を参考に買い、2-1-3の予想に対して結果は2-1-4で、惜しくも外れた。最後のレースは二人で一緒に予想した。2着が来ていれば当たっていた展開だったが、これも外れた。

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4つ目:撮った写真をすぐ削除する

散策と地蔵探しに戻り、4つ目は「写真を撮ったらすぐ削除する」。案内役によると、撮ってすぐ消すと霊を怒らせるという話がある。逆に、心霊スポットで撮った写真を保存し続けるのも良くないとされており、これはその「真逆バージョン」だという。タケヤキは数枚撮ってすぐ消した。その際、先ほどの競輪の画面録画が一瞬表示されたことにも触れている。

二人は、この行為がなぜ嫌がられるのかも話し合った。容量の問題でもないのに、撮った写真をすぐ消すことは普通はしない。案内役は、穴を掘っては翌日埋めるという無意味な作業を続けると人は生きる意味を感じなくなる、というよく知られたたとえを引いた。撮っては消す行為も気持ちのうえで良くないもので、それが霊を怒らせる、あるいは寄せつける理由になっているのかもしれない、と二人は推測していた。

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5つ目:線香を上げる

5つ目は「線香を上げる」。墓参りでは普通にすることだが、霊が寄ってくるという意味合いがあるため、心霊スポットでは悪い霊が寄ってくるとされている、と案内役は説明した。ただし浜寺公園は公共の公園で、本物の線香に火をつければ危険があり、動画も炎上しかねない。そのため案内役は、スイッチを押すタイプの簡易的な線香を用意していた。

この形の線香を持つだけでも「上げた」ことになるのか、どこまでが該当するのかは分からない、と案内役は認めている。それでも良くはないだろう、という前提で実行した。

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6つ目:石・枝・土を持ち帰る

6つ目は、現地の石、木の枝、土の3つを持ち帰ることだ。タケヤキは落ちている枝を拾い、土はポケットに入れた。案内役が調べた情報では、心霊スポットの自然物は神聖なものとされており、それを持ち帰ることは霊への冒涜にあたり、霊を怒らせる原因になるという。

かなりの距離を歩いたものの、首なし地蔵は最後まで見つからなかった。茂みが深くなっている場所を見て、こういうところにあるのかもしれないと話したり、以前別の企画で首なし地蔵を訪ねたことを振り返ったりしながら、もう少しだけ探し続けた。

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7つ目:明かされた最後の「やってはいけないこと」

散策中、タケヤキは7つ目をいつ教えてもらえるのかと尋ねた。案内役の答えは、7つ目は実はオープニングですでに言っていた、というものだった。冒頭で触れた、妻から「浜寺公園には行かないで」と止められていた話である。7つ目は「浜寺公園には来てはいけない」だった。

ここに来た時点で7つ目はもう達成されていたことになり、タケヤキは「ふざけんなよ」と抗議した。

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撮影を終えて

車に戻った案内役は、心霊動画ではいつもどおり、編集してみないと分からない音もあるとしたうえで、撮影中に実際に声が聞こえたという話もあったと振り返った。撮影開始直後にも「何か聞こえた」という声が上がっていたが、その正体は動画の中では確かめられていない。最後に二人は、心霊スポットで競輪をしたのは日本で初めてかもしれない、と冗談めかして締めくくった。