d NEOBANKの新ランク制度を読み解く:手数料・デビット還元・金利と、併用すべきサブ口座3つ

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概要

ネット銀行d NEOBANKでは、2026年5月から新しいランク制度が適用される。これまでは生体認証を登録するだけで手数料の無料回数が増え、プラチナデビットカードを持つだけで最上位ランクになれた。新制度では生体認証もプラチナデビットカードもランク判定の対象外になる。話者は、何も対策しないと手数料が増えたりデビットカードの還元率が下がったりする可能性があると指摘する。

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それでも話者は、新制度を理解して設定すればd NEOBANKは「まだまだ最強のハブ銀行」として機能すると考えている。セブン銀行・ローソン銀行のスマホATMは完全無料で使える。定額自動入金・振込・振替で毎月の資金移動を自動化でき、目的別口座は10個まで作れる。SBI証券と自動入出金できるSBIハイブリッド預金があり、今後はマネックス証券との自動入出金にも対応する予定だ。資金移動の便利さが際立つ銀行だというのが話者の評価である。動画では、新ランク制度の判定条件と特典を整理したうえで、メリット・デメリットとおすすめの使い方を示し、低金利を補うサブ口座としてSBI新生銀行、DanDan Bank、V NEOBANKを紹介している。

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4段階から5段階へ:ランク制度の全体像

改定前は4段階のランクに応じて、キャッシュカードでのATM手数料と他行宛て振込手数料の無料回数が増えるだけの単純な仕組みだった。改定後は5段階になり、ランクの名称と判定条件も変わる。特典は次の4つにまとめられた。

  1. ATM・振込の無料回数
  2. デビットカードの還元率
  3. 銀行機能の利用に応じたポイント特典
  4. VIP以上のランク向けの特別優待
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特典①:ATM・振込の無料回数

話者はまず前提として、ここでいう無料回数はキャッシュカードでATMを使う場合の話だと確認する。セブン銀行やローソン銀行のスマホATMは回数制限なしで無料のままで、改定後も変わらない。

改定前は、生体認証を設定するだけでランク2になり、誰でも月5回までATMと振込を無料で使えた。プラチナデビットカードを持つだけで最上位のランク4になり、月10回も簡単に達成できた。

改定後に月5回無料となるシルバーランクは、次のいずれかを満たせばよい。

  • 円預金とSBIハイブリッド預金の合計が50万円以上
  • 給与・年金の受け取り
  • 1件以上の口座振替

話者は、口座振替が公共料金や携帯電話料金、クレジットカード代金の引き落としなどで満たせるため、達成しやすいと見ている。

月10回無料のゴールドランクの条件は、次のいずれかである。

  • 預金合計100万円以上
  • 給与・年金の受け取りと口座振替の両方
  • ミライノカード Travelers Goldの保有

ミライノカード Travelers Goldは、d NEOBANKとライフカードが提携するクレジットカードで、年会費は1万1000円かかる。強みは、本会員も家族会員も同じ条件でプライオリティ・パスを使えることだ。ただし、2026年7月以降はこの特典が改悪される。改定前はプライオリティ・パスを年6回まで使え、空港内のレストランやリフレッシュ施設も対象だった。改定後は年3回までに減り、対象も空港ラウンジだけになる。

話者は、この条件なら次のカードを選ぶほうがよいと考え、ミライノカード Travelers Goldは「あまりおすすめできない」と述べる。

  • d NEOBANKのプラチナデビットカード:最大2.5%還元で、プライオリティ・パスを年3回まで使える
  • UCプラチナカード:家族会員も同じ条件で、プライオリティ・パスを年6回まで使える

このため話者は、ゴールドランクは「預金100万円以上」か「給与・年金の受け取り」で狙うのが現実的だとする。どちらもd NEOBANKをメイン口座にしていれば満たせる。また、ATMと振込の無料回数は月10回あれば足りる人が多いだろうという見立てだ。

その上のランクは、VIPランク(月15回無料)が預金合計500万円以上、プラチナVIPランク(月20回無料)が1000万円以上である。話者は、条件のハードルが高いうえに預金金利が年0.3%と低いので、高金利銀行に預けた場合と比べて元を取るのも難しいと述べる。

ランクは条件を満たしてから2カ月後に反映される。たとえば改定が始まる2026年5月のランクは、2026年3月の達成状況で決まる。新規に口座を開設した人は、誰でもシルバーランクから始まり、一定期間はシルバーより下がらない。初月に条件を満たせば、3カ月目からゴールド以上に上がることもできる。

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特典②:デビットカードの還元率

d NEOBANKのデビットカードは、もともと預金残高に応じて還元率が変わる仕組みだった。今回、それがランク制度に統合された。対象は年会費無料の「デビットカード Point+」と、年会費がかかる「プラチナデビットカード」の2枚である。どちらも基本還元率は1.25%で、ランクが上がると、Point+は最大2%、プラチナデビットは最大2.5%になる。

以前は、1.5%還元にするにはPoint+で200万円以上、プラチナデビットで100万円以上の預金が必要だった。新制度では、口座振替や給与・年金の受け取りで1.5%還元に届く。話者は、まとまった預金がなくても上位ランクを狙いやすくなった点を新制度のメリットとして挙げる。

プラチナデビットカードには、年会費に見合う付帯特典もある。国内では、年10万円までのモバイル端末保険と、対象レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる招待日和特典が付く。海外向けには、自動付帯で補償額の大きい旅行傷害保険と、年3回分のプライオリティ・パスが付く。話者によれば、国内のクレジットカードやデビットカードの還元率は0.5〜1%程度が多い。そのため、還元率でも、旅行・レストラン・保険などの付帯特典でも、d NEOBANKのデビットカードは勧められるという。

ただし、注意点が4つあるという。

1つ目は、基本の1.25%を超える上乗せ分が、スマプロポイントの期間限定ポイントで付与されることだ。有効期限は3カ月しかない。話者は、アプリでポイント払いをオンにして、自動で消化されるよう設定しておくことを勧めている。

2つ目は、上乗せ分に月1万ポイントの上限があることだ。プラチナデビットカードで1000万円以上の預金があっても、上乗せ還元を受けられるのは月80万円の決済までになる。

3つ目は、一部のサービスでランクに関係なく還元率が一律0.3%に下がることだ。公共料金、各種税金、社会保険料などが該当する。

4つ目は、500万円以上を預けるなら高金利銀行に置くほうが得になるケースが多いことだ。話者はDanDan Bankの貯蓄預金を例に挙げる。500万円以上なら年0.8%、1000万円以上なら年0.9%の金利がつく。d NEOBANKの年0.3%と比べると、受け取れる利息の差は、500万円で約2万円、1000万円で約4万8000円になると話者は計算する。この差をデビットカードの還元率アップで埋めるには、Point+で年間約400万円以上、プラチナデビットで年間約265万円以上の決済が必要だという。しかも、ポイントの有効期限、月間の上限、還元率が下がる対象サービスも考える必要がある。そのため話者は、最初から高金利銀行に預けるほうが楽な人も多いと結論づけている。

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特典③・④:銀行機能のポイントと上位ランクの優待

3つ目の特典では、給与・年金の受け取りで毎月100ポイント、口座振替で3ポイントがもらえる。これらはランク判定の条件と重なっているので、自動的に達成できる人が多いと話者は評価する。ただし、こちらにも3カ月の有効期限がある。改定前は外貨積立や定額自動入金でもポイントがもらえたため、対象項目はかなり減った。

4つ目の特典として、預金残高500万円以上のVIP・プラチナVIPランクには特別な優待が用意されるようだ。ただし、動画の時点で内容は確定していない。ドコモ関連や投資関連の優待になる見込みで、話者は、ドコモのスマホやマネックス証券を使うドコモ経済圏のヘビーユーザーには嬉しい内容になると見ている。

ほかにも大きな変更が予定されている。2026年8月以降、運営会社名が住信SBIネット銀行からドコモSMTBネット銀行に変わり、貯まるポイントもdポイントになる。あわせて、dカードの還元率がd NEOBANKの預金残高に応じて上がる仕組みと、マネックス証券と自動入出金できるスイープ機能が追加される予定だ。話者はこれを、ドコモ経済圏のサービスとしての本格的なリニューアルと位置づけ、詳しい内容が出たら改めてまとめるとしている。

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改定後のd NEOBANKをどう評価するか

話者は、改定後のd NEOBANKを利便性、ポイント還元、金利の3つの面で整理している。

利便性は大きくは変わらない。ただし、以前は生体認証だけで月5回無料になったのが、口座振替などが必要になり、条件は少し複雑になった。対応銀行間なら1回10万円以下の個人宛て送金が無料になる「ことら送金」は、改定後も便利だという。

ポイント還元は、もらえるポイント数自体は増える。一方で、給与・年金の受け取りという条件は少し達成しにくくなる。デビットカードの還元率は引き続き高く、預金が多くなくても口座振替や給与・年金の受け取りで1.5%以上を実現できるようになった。話者はこれを改善と評価しつつ、一部が3カ月の期間限定ポイントになる点には注意を促している。

金利はもともと低く、普通預金が年0.3%、SBIハイブリッド預金でも年0.31%である。

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メリット:お金の流れを自動化するハブ機能

話者が最大のメリットとして挙げるのは、資金移動と預金管理の便利さで、他社と比べても最も優れているという。キャッシュカードでのATM利用や他行宛て振込は、口座振替や給与・年金の受け取りだけで月5〜10回無料になる。スマホATMは無料回数に関係なく完全無料だ。ことら送金にも対応し、V NEOBANKやmatsui Bankなどの提携先(NEOBANK)を含め、同社の銀行口座間の送金は完全無料である。話者は、ATMと振込で手数料がかからないようにするのは非常に簡単になっているとまとめる。

もう1つの大きな利点は、自動化の仕組みだ。定額自動入金を使えば、他行からd NEOBANKへ毎月自動でお金を引き寄せられる。給与が別の銀行に振り込まれる人でも、d NEOBANKに資金を集められる。そこから定額自動振込で、後述する高金利の貯金用口座へ自動で振り分けることもできる。ただし、定額自動振込はランクに応じた振込無料回数にカウントされる点に注意が必要だ。さらに定額自動振替を使えば、最大10個の目的別口座や、証券口座と自動入出金できるハイブリッド預金にも、毎月無料で振り分けられる。話者は、給与が入った瞬間に自動で振り分ける仕組みを作り、貯金や資金管理を「意思や根性」ではなく仕組みで実現できる点を大きなメリットとしている。

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デメリットと、話者が勧める使い方

デメリットは、普通預金金利がメガバンク並みに低いことである。預金残高に応じてデビットカードの還元率が上がるという見方もできる。それでも、高金利銀行との差を埋めるには、前述のとおりPoint+で年間400万円以上、プラチナデビットで年間265万円以上の決済が必要になる。加えて、ポイントの有効期限、月間の付与上限、公共料金・税金・社会保険料などの0.3%還元と、デビットカードを得に使うために気をつける点が多い。

これらを踏まえ、話者はd NEOBANKを「お金を貯める・増やす銀行」ではなく、「お金の流れを自動管理するハブ口座」として使うのが最適だと考える。使い方は次のとおりだ。

  1. 給与・年金の受け取りや、クレジットカードなどの口座振替をできるだけd NEOBANKに集める。これらはランクとポイントの条件にもなっている。
  2. 給与の受取口座を変えられない場合は、定額自動入金で毎月無料で集める。
  3. 定額自動振込・振替で、貯金用口座と投資用口座に毎月自動で振り分ける。

デビットカードはメインの決済手段にしてもよいという。ゴールドランクなら、Point+で1.5%、プラチナデビットで1.75%の還元になる。500万円以上を預ける場合でも、Point+で年間400万円以上、プラチナデビットで年間265万円以上決済するなら、低金利を補える。

話者の結論は、d NEOBANKを送金のハブとメイン決済に使い、高金利銀行を貯蓄の置き場所にするという役割分担である。

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サブ口座①:SBI新生銀行

話者がまず勧めるのはSBI新生銀行だ。SBI証券と自動入出金できる連携口座「SBIハイパー預金」を設定するだけで、年0.5%の金利がつく。さらにSBI証券と連携すると、同行のランク制度「ステップアッププログラム」で最上位のダイヤモンドステージになる。ダイヤモンドステージでは、ATMは何度でも無料、他行宛て振込は月10回まで無料になる。

還元の面では「キャッシュプレゼントプログラム」がある。1回1万円以上の他行からの振込入金、口座振替、外貨積立の取引状況に応じて現金が還元される仕組みだ。ダイヤモンドステージの場合、還元額は次のとおりである。

  • 他行からの振込入金:1回20円、月最大100円
  • 口座振替:1回10円
  • 外貨積立:1万円ごとに100円、月最大1000円

ランクに関係なく、SBI証券との入出金で1000名に1000円が当たる抽選キャンペーンにも参加できる。ハードルの高い外貨積立と抽選を除いても、振込入金と口座振替の計110円は比較的簡単に毎月獲得できると話者は見ている。

話者はSBI新生銀行を、SBI証券と連携するという簡単な条件だけで金利・利便性・還元の3つがそろう「最強の銀行口座」と評する。一方で、スマホATMや定額自動送金サービス、デビットカードがない点には注意が必要だという。d NEOBANKにもSBI証券と自動入出金できるSBIハイブリッド預金がある。それでも話者は、金利が高い分、SBI証券の投資資金はSBI新生銀行に置くことを個人的に勧めている。今後の関係について話者は、d NEOBANKはドコモ経済圏のマネックス証券と、SBI新生銀行はSBI・Vポイント経済圏のSBI証券と、それぞれ連携を強めていくと予想している。

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サブ口座②:DanDan Bank(山陰合同銀行)

2つ目は山陰合同銀行のDanDan Bankである。普通預金の金利は0.4%だが、d NEOBANKの目的別口座にあたる貯蓄預金口座に入れると0.7%以上になる。貯蓄預金の金利は残高によって次のように変わる。

  • 300万円未満:0.7%
  • 300万円以上:0.75%
  • 500万円以上:0.8%
  • 1000万円以上:0.9%

資金移動の面でも、預金残高に応じて振込手数料は最大月10回、ATM手数料は最大月15回まで無料になる。月末に10万円あるだけで、2カ月後に振込とATMがそれぞれ3回まで無料になる点を、話者は嬉しいポイントとしている。貯金用口座として使えば、さらに無料回数は増えるという。給与受け取り、年金受け取り、住宅ローンを達成するごとにステージが1つ上がる条件もある。

注意点は、使えるATMがセブン銀行ATMだけであることだ。その代わり、セブン銀行ATMはスマホATMに対応しているので、キャッシュカードなしで利用できる。貯蓄預金口座の中に目標別の口座を最大10個作れるので、貯金用口座としての相性も良い。もう1つの注意点は、最後の取引から2年以上放置すると年550円の管理手数料がかかることだ。残高が1万円以上あればかからないので、1万円は入れておくよう話者は勧めている。

話者は、DanDan Bankを預金残高が多い人ほど金利も利便性も高くなる銀行と位置づけている。d NEOBANKに500万円以上を入れるつもりなら、最初からDanDan Bankに入れることを個人的に勧めるという。

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サブ口座③:V NEOBANK

3つ目はV NEOBANKである。d NEOBANKの提携先で、ATMと振込の手数料がそれぞれ月5回まで無料になる。スマホATMや定額自動送金サービスにも対応しており、資金移動の便利さを引き継いでいる。d NEOBANKの支店という扱いになるため、d NEOBANKとの間の送金は完全無料で、相性が非常に良いと話者は評価する。

最大の特徴はポイント還元の強さだ。デビットカードは、条件なしで常時1.5%還元になる。d NEOBANKのデビットカードは、還元率を上げるための条件、ポイントの有効期限、月間の付与上限、還元率が下がるサービスと、気をつける点が多い。それに比べてV NEOBANKは条件がなく使いやすいと話者は述べる。さらに、V NEOBANKのデビットカードからVポイントPayに1.5%還元でチャージし、VポイントPayのVisaタッチ決済で0.5%還元を受ければ、合計2%還元になるという使い方も紹介している。

ただし、V NEOBANKのデビットカードは物理カードを発行できず、バーチャルカードをスマホのタッチ決済で使う形になる。そのため、スマホのタッチ決済に対応していない店では支払えない。このほか、銀行機能の利用状況に応じて毎月Vポイントがもらえ、達成しやすい条件だけで毎月760ポイントになるという(内訳は画面で示された)。

話者のまとめでは、V NEOBANKはデビットカードを中心にポイント還元の面でd NEOBANKより優れている。相互送金も完全無料なので、d NEOBANKと組み合わせて使うのに向いている。

結論:ハブはd NEOBANK、貯蓄と還元は別の口座で

新ランク制度で、d NEOBANKの優遇条件は「生体認証やカードを持つだけ」から「口座振替・給与受け取り・預金残高」へと変わった。話者は、口座振替や給与・年金の受け取りを集めればシルバーやゴールドは十分狙えるので、ハブ口座としての価値は保たれていると見ている。一方で、年0.3%という金利の低さと、デビットカード還元の細かな制約は残る。話者が示す組み合わせは、次のとおりだ。

  • d NEOBANK:送金のハブとメイン決済
  • SBI新生銀行:SBI証券の投資資金の置き場所
  • DanDan Bank:まとまった貯金の置き場所
  • V NEOBANK:条件なしの高還元決済

VIP以上の特別優待の中身や、2026年8月以降のドコモSMTBネット銀行への移行で何が変わるかは、動画の時点ではまだ確定しておらず、話者も続報を待つとしている。