三井住友Oliveの裏技12選と落とし穴10選:「フレキシブルに使わない」という結論

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概要

三井住友Oliveはサービスが複雑で分かりにくく、便利な使い方も注意点もあまり知られていない。そう考えた話者は、Oliveのメリット(裏技)12個とデメリット(落とし穴)10個を順に挙げ、最適な使い方を提案した。話者の結論は、5つの支払いモードを使い分けるより、なるべく1つのモードに固定して使うほうがよいというものだ。

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Oliveとは何か:5つの支払い機能を1枚にまとめたカード

話者によれば、Oliveはクレジットカード機能の三井住友カード ナンバーレスと、銀行機能の三井住友銀行を1つにしたようなカードである。使える機能は次の5つだ。

  • 三井住友カードのクレジット払い
  • 三井住友銀行のデビット払い
  • キャッシュカード
  • VポイントPayの残高で支払うポイント払い
  • 三井住友カードが発行する別のカードで支払う追加カード払い

正式名称が「Olive フレキシブルペイ」なのは、この機能の多さによる。ただし還元率や付帯特典などの基本スペックは、三井住友カード ナンバーレスとほぼ同じだと話者は説明する。三井住友カードの大きな強みとして話者が挙げるのは2点で、年間利用額に応じたボーナスポイントで合計1.5%以上の還元になること、SBI証券でのクレカ積立の還元率が上がることだ。

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メリット1:対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元

最初のメリットは、三井住友カードで最も有名な特典である対象コンビニ・飲食店での最大20%還元だ。話者が示した内訳は次の通りである。まず、スマホのタッチ決済かモバイルオーダーで常時7%還元になる。2026年2月以降は、Olive フレキシブルペイのクレジットモードに限って8%還元に上がる。その代わり、これまであった「Olive契約かつアプリログインで+1%」の条件はなくなる。

次に、三井住友カードを持つ家族を登録すると1人につき+1%、最大+5%で、ここまでで最大13%になる。さらにVポイントアッププログラムで最大+7%が上乗せされ、合計で最大20%に届く。

Vポイントアッププログラムには還元率を上げる条件が9つある。話者によれば、そのうち6つはOliveアカウントの契約が前提だ。このため、ナンバーレスを持っている人にもサブカードとしてOliveの併用を勧めている。2026年2月に追加された条件は円預金残高に応じた上乗せで、250万円以上で+0.5%、残高が増えるほど上がり、2,000万円以上で最大+3%になる。

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メリット2:外貨積立で最大3%還元、対象店舗の還元率も上がる

2026年1月に始まった特典として、話者はOliveのクレジットカードで外貨積立ができることを紹介した。還元率はカードのステータスによって異なり、一般カードは1%、ゴールドは1.5%、プラチナプリファードは3%である。Olive以外の三井住友カードでも外貨積立はできるが、還元率が下がるという。

外貨積立はVポイントアッププログラムの条件にもなる。1回あたり1万円以上の外貨自動積立を実行すると+1%、毎月最終営業日の外貨預金残高が1万ドル相当以上(字幕による)で+1%、合わせて2%が上乗せされる。

話者は注意点を3つ挙げた。

  • 積立時の為替手数料は無料だが、円に戻すときの手数料は高い
  • 当月または翌月に外貨預金を円預金へ戻したり解約したりすると、最大3%還元の対象外になる
  • 外貨積立は年間利用額の集計対象外である

これらを踏まえ、対象店舗をかなり使い、外貨に資産を分散したい人でなければ無理に使う必要はない、と話者は個人的な意見を述べた。積み立てた外貨をそのままSBI証券で投資できるようになれば、利用者は一気に増えるかもしれないとも話している。

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メリット3:資金移動の便利さ

銀行機能のメリットとして、話者はまず資金移動の便利さを挙げた。振込手数料は条件なしで月3回まで無料である。加えて、三井住友銀行は無料送金サービスにも対応している。ことら送金では、1回10万円以下の個人宛て送金が手数料無料でできる。対象はメガバンクのほか、SBI新生銀行や住信SBIネット銀行などだ。もう1つの送金アプリでは、1回30万円以下の送金ができ、楽天銀行、auじぶん銀行、PayPay銀行、イオン銀行などにも送れるという。

定額自動入金・定額自動振込サービスが完全無料である点も、話者は強調した。住信SBIネット銀行を含む他行では、定額自動振込は振込手数料の無料回数の範囲内でしか無料にならない。三井住友銀行は月3回の無料回数とは別に、完全無料で使える。メガバンクなのでATMで現金を入金でき、ネット銀行の弱点を補える点も重宝すると話している。

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メリット4:デビットカードとしても優秀

ボーナスポイントやクレカ積立の還元率アップの条件になる年間利用額には、クレジット払いだけでなくデビット払いも含まれる。このため、デビット中心の使い方でもカードの価値は落ちないと話者は説明する。たとえばゴールドカードなら、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になり、1万ポイントのボーナスで合計1.5%還元、クレカ積立の還元率も1%に上がる。

Oliveのデビット払いでは、Revolutに手数料無料でチャージできる。そこからVポイントPayなどを経由して楽天キャッシュやモバイルSuicaにチャージすれば、合計2%還元で決済に使えるという。話者によれば、Revolutへの無料チャージはMastercardのクレジットカードとデビットカード、Visaのデビットカードに限られ、それ以外は1.3%か1.7%の手数料がかかる。

Oliveでは2024年度から家族カードも発行できる。デビット機能の家族カードがあるのはOliveのほかにソニー銀行くらいで珍しい、と話者は言う。家族カードの利用分も年間利用額に含まれるので、100万円修行に活用できる。さらに2026年2月の改定で、デビットモードでも対象コンビニ・飲食店で1.5%還元に上がるとのことだ。

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メリット5:PayPay残高を手数料無料で出金できる

2025年度にPayPayと三井住友カードが提携を発表し、お互いのサービスを優遇し合う予定だと話者は紹介した。銀行機能に関しては、これまでPayPay残高を手数料無料で出金できたのはPayPay銀行だけだった。そこに三井住友銀行が加わるのは大きいと話者は評価する。ほかにも、PayPayの支払いに設定できるクレジットカードが自社のPayPayカードと提携先の三井住友カードに限られることや、PayPayポイントとVポイントの相互交換が予定されていることに触れた。

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メリット6:ポイント払いモードで合計2%還元

支払いモードをポイント払いにすると、VポイントPayのチャージ残高で支払え、0.5%の還元を受けられる。話者は、チャージ時と支払い時の両方でポイントが付くこと、チャージの制約がかなり緩いことから、VポイントPayを2026年最強のスマホ決済と位置づけている。

2025年11月には改善が2つあった。1つはクレジットカードからのチャージで発生していた手数料(字幕では204円)が無料になったこと。もう1つは、支払い時の還元率が0.25%から、Visaのタッチ決済で支払う場合に0.5%へ上がったことだ。話者によれば、月1,000円以上の利用で常時1.5%還元になるV NEOBANKのデビットカードからVポイントPayにチャージし、Oliveのポイント払いで支払えば、合計2%還元になる。

VポイントPayはバーチャルカードしか発行できず物理カードがないため、タッチ決済に対応していない店では使えない。Oliveのポイント払いモードなら物理カードで払えるので、この問題も解消できると話者は勧めている。

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メリット7・8:「選べる特典」とステータスによる選択数

Oliveの口座には、毎月4つの特典から選べる「選べる特典」がある。内容は以下の4つだ。

  • 給与・年金受取で200ポイント
  • コンビニATM月1回無料
  • 対象店舗での還元率+1%
  • 口座残高1万円以上で100ポイント

話者が特に強調したのは、「給与・年金受取」という名前でも、実際には2か月連続で3万円以上の入金があれば対象になる点だ。そのため基本はこの200ポイントを選ぶのが一番お得だという。完全無料の定額自動入金で毎月3万円以上を入金するよう設定しておけば、200ポイントを自動的に毎月もらえる。

選べる数はステータスで変わる。一般カードとゴールドは1つ、プラチナプリファードは2つ、インフィニットは3つだ。申込んだ月と翌月は、ステータスに関係なく2つ選べる。2つ目以降には、対象店舗をよく使う人は還元率+1%を、あまり使わない人は残高1万円以上で100ポイントを選ぶとよいと話者は勧める。給与・年金受取の200ポイントだけは複数回選べない。

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メリット9:ビジネスオーナーズカードとの2枚持ち

三井住友ビジネスオーナーズカードは本来、法人や個人事業主向けのカードだ。ただ話者によれば、主婦や学生も含め誰でも審査に通るという。基本スペックは個人向けのナンバーレスやOliveとほぼ同じである。

個人用の三井住友カードと2枚持ちすると、Amazon、ETC、ANA、JALでの利用が+1%になる。一般・ゴールドで1.5%、プラチナプリファードで2%だ。さらにゴールドかプラチナプリファードを選び、引落口座を三井住友銀行にすると+0.5%で、ゴールドは2%、プラチナプリファードは2.5%になる。プラチナプリファードはタクシー・配車サービスなどにも対象が広がる。三井住友銀行を引落口座に設定するという条件があるため、話者はこれをOliveのメリットとして紹介した。

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メリット10〜12:ラウンジ、マネーフォワード、ゴールドの年会費

10個目は、Oliveラウンジ内のスターバックスがどの券種でも10%還元になることだ。店舗によっては、カード提示で会員専用エリアや駐輪場90分無料などの特典もあるという。最初は渋谷の1店舗だけだったが、気づけば10店舗を超えていると話者は述べた。

11個目は、マネーフォワードのプレミアムサービスがどの券種でも10%還元になること。話者は家計簿アプリについて、自動で家計簿を作れて資産を日常的に確認する習慣がつくと勧めている。2026年3月上旬以降は、三井住友銀行アプリ内でもマネーフォワードで連携している口座を一覧で見られるようになるという。

12個目は、三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円修行を達成していれば、Oliveゴールドの修行が免除され、最初から年会費永年無料で申込めることだ。ただし条件がある。Oliveゴールドを契約した月の月末までにゴールドNL側で100万円を達成していること、そして翌月末までゴールドNLを持ち続けていることだ。申込前にVpassアプリで「年会費永年無料達成済み」と表示されているか確認するよう話者は勧める。

さらに、Oliveゴールドのクレジットモードが使えるようになったら、すぐに初期設定をする必要がある。これをしないと5,500円かかる。話者自身この設定を忘れ、5,500円を無駄に払った。しかも初年度に100万円修行をもう一度達成しないと、2年目以降も5,500円かかると言われたという失敗談を語っている。

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デメリット1〜2:引落口座とATM

ここから話者はデメリット10個に移った。1つ目は、引落口座が三井住友銀行に限られることだ。他行をメインにしている人は、その都度入金が必要になる。ナンバーレスなら引落口座を自由に選べるので、そちらが合う人も多いと話者は言う。一方で、前述の振込手数料や無料送金の便利さから、メイン口座にもサブ口座にも勧められるとし、銀行の使い分けを見直すきっかけにしてもよいと述べた。

2つ目は、提携ATMの無料回数が基本的にないことだ。選べる特典でセブン銀行・ローソン銀行・E-net ATMを月1回無料にできるが、ほかの特典のほうがお得だと話者は見る。三井住友銀行ATMや三菱UFJ銀行の店舗外ATMは無料だが、台数が少なく、郊外にはほぼない。そのため話者は、同じSBI・Vポイント経済圏の銀行との併用を勧める。V NEOBANKは提携ATMや振込が5回無料で、SBI新生銀行はSBI証券と連携するだけで何度でも提携ATMが無料になるという。

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デメリット3〜4:券種変更ができず、審査落ちでも年会費がかかる

3つ目は、アップグレードもダウングレードもできないことだ。ステータスを変えるには、今のOliveを解約して別に申込み直す必要がある。カード番号も変わるので、固定費の支払い先は登録し直しになる。最悪の場合、クレジットカードの審査に落ちることもある。

4つ目はこれに関係する。審査に落ちても、クレジット機能を除いたデビット・キャッシュカード・ポイント払い用のカードとして発行されてしまう。しかも年会費はそのままなので、年会費の高いデビットカードができあがる。デビット払いも年間利用額に含まれるので年会費の元を取ることは十分できるが、クレジットで払いたい人が多いはずなので、審査落ちは「普通に事故」だと話者は表現した。

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デメリット5〜7:支払いモードの落とし穴

5つ目は、支払いモードの切り替えを忘れやすいことだ。普段は2%還元のポイント払いや、使いすぎを防げるデビット払いを使っていても、対象店舗で最大20%還元を受けるにはクレジット払いにする必要がある。切り替えは三井住友銀行アプリやVpassアプリですぐできるが、忘れるケースも多いと話者は見る。

6つ目は、iD決済は強制的にデビット払いになることだ。モードをクレジット払いやポイント払いにしていても、物理カードやスマホに付いているiDで払うとデビットとして処理される。

7つ目は、ネット決済で意図と違うモードになりうることだ。基本は決済時に設定していたモードが使われる。しかし、注文後しばらくして発送直前に決済されるネット通販では、注文後にモードを変えると変更後のモードが適用される可能性がある。利用先からの通知や売上情報が遅れた場合にもずれが起こりうるという。話者が商品説明書を確認したところ、ずれが生じた場合はクレジットモードが優先されるようなので、分割払いで注文したのにデビット扱いになるという最悪のケースは防げそうだとしている。

この3つを踏まえて、話者は動画タイトルにもある主張を述べた。Oliveはフレキシブルな決済手段だが、できるだけフレキシブルには使わず、1つの支払いモードに固定したほうがよいというものだ。

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デメリット8〜10:カード番号、口座管理手数料、国際ブランド

8つ目は、カード番号が2つあってややこしいことだ。Vpassアプリで「カード番号」を押すと表示される番号は、全モード共通である。ただしシステム上はデビット扱いになるため、通信費・サブスク・保険など、デビットカードを受け付けない継続払いではクレジットモード専用の番号が必要になる。専用番号は、Vpassアプリでカードの項目からすべてを表示すると確認できると話者は説明した。

9つ目は、未利用口座管理手数料だ。2年以上入金や振込などの取引がないと、年1,100円かかる。1万円以上の残高がある、18歳未満である、定期預金や外貨預金の口座がある、などの免除条件はある。手数料が発生した時点で残高が1,100円未満なら、口座は自動的に解約される。話者は、残高を1万円以上入れておくか、使わないなら残高を0にして自動解約を待つことを勧めた。

10個目は、国際ブランドがVisaしか選べないことだ。ナンバーレスはMastercardも選べる。以前は三井住友ゴールドNLのMastercardから「JAL Pay」(字幕表記)やau PAYにチャージし、楽天キャッシュやモバイルSuicaにつなぐルートが使われていた。しかし話者によれば、2026年3月以降これらへのチャージは年間利用額の集計対象外になり、Mastercard独自のルートは塞がれる。そのため、Visaに限られる点は現時点ではそれほど大きなデメリットではなくなったとしている。

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話者が勧める2つの使い方

ここまでを踏まえ、話者は使い方を2つ提案した。

1つ目は、メインをナンバーレス、サブを一般のOliveにして、Oliveはポイント払いかデビット払いに固定する方法だ。こうすればデメリットを避けながらメリットのほとんどを受けられると話者は考えている。ゴールドNLで100万円修行を終えた後なら、Oliveゴールドも最初から永年無料で発行できる。

2つ目は、上位ステータスのOliveをメインカード兼メイン銀行にして、支払いモードを変えない方法だ。上位ステータスなら選べる特典を2つ以上選べ、外貨積立の還元率も高い。そうした特典に魅力を感じる人向けである。上位カードは年間利用額も大きくなるので、支払いミスを防ぐ意味でもこの運用がよいのではないかと話者は述べた。

入会時のキャンペーン

最後に話者は入会時のキャンペーンに触れた。ナンバーレスもOliveも、新規入会とスマホのタッチ決済の利用で合計1万7,000円分のポイントがもらえる。三井住友カード ゴールドNLは4月まで初年度の年会費が無料なので、初年度に100万円修行を達成すれば永年無料で持てるチャンスだという。

Oliveにはこれに加えて2つの特典がある。エントリーして3万円以上の給与を受け取ると1,000円分、既存利用者の紹介コードでエントリーして1万円以上入金すると1,000円分がもらえる。

複雑なサービスだからこそ、支払いモードを固定し、選べる特典や定額自動入金のような「設定しておけば自動で得をする」仕組みを使い、ゴールドの初期設定や審査落ちのリスクといった落とし穴を避けることが大切だ、というのが話者の結論である。