『南田南弁護士は天才肌』制作発表 久保史緒里と細田佳央太の「仲良く小競り合い」と、温かい現場の内側

YouTubeで開く ↗
概要

カンテレ・フジテレビ系ドラマ『南田南弁護士は天才肌』の制作発表会で、芦田愛菜、高橋文哉、細田佳央太、久保史緒里、柿原りんか、山口馬木也らキャストが登壇した。トークの中心は、出演者たちが口をそろえる「ハートフルな現場」の実像である。大河ドラマで夫婦役を演じた細田と久保の再共演、山口が明かした撮影現場の食事談義、プロデューサーのキャスティング方針、そして芦田と柿原が演じる親友同士の関係が語られた。

6分で読めます
0:19

久保史緒里が演じる小春と、強まっていくチーム感

久保が演じる小春は、主人公・南に嫉妬しながらも優しさを持つ人物で、原作でも人気の高い役だと司会者は紹介した。誰が演じるのか注目されていた役で、久保の起用には大きな反響があったという。

久保は小春について、南とは司法修習時代の同期であり、新人弁護士チームの中でも南との距離を近く保ちたいと考えていると説明した。撮影については、チームの温かい雰囲気が初日の頃からできていたうえで、時間を重ねるごとにそのチーム感が強まっていることを「すごく素敵だ」と感じていると語った。

1:14

大河ドラマの夫婦役から同僚役へ 細田佳央太と久保史緒里

司会者は、細田と久保が大河ドラマで夫婦役を演じていたこと、今回は同僚役であること、二人が同じ学年であることを挙げ、同じ相手と違う関係性を演じる感覚を尋ねた。

細田は、前回の共演が夫婦役だったこともあり、久保を同世代の中で安心と信頼を置いている数少ない俳優の一人だと話した。時代や作品が変わっても、名前があるだけで安心でき、こちらの芝居を何でも受け止めてくれるという。久保は丁寧に細かく芝居を作る人なので「全部任せちゃってます」「全投げで僕は受け止めてくれる」と述べ、ありがたいことにやりやすく演じられていると語った。

これに対し久保は「恐縮です」と応じたうえで、劇中でも小春ともう一人の人物との小競り合いが少しずつ出てくると説明した。信頼しているからこそ、細田と久保自身も現場で「仲良く小競り合い」をしているといい、その様子をチームの皆が見守っていると話した。最後に「私も信頼を置いてます」と細田に返している。

2:49

「ムードメーカー」山口馬木也が明かした現場の食事談義

弁護士チームのリーダー役を務める山口について、司会者はプロデューサー情報として、撮影現場でもムードメーカーとして皆を引っ張っていると紹介した。山口本人は「初めて聞きました」と驚き、一番年上なのにいじられているだけだと否定したが、最終的には「ムードメーカーです、今日から」と受け入れて笑いを誘った。

現場の雰囲気は見てのとおり抜群だという山口は、細田と久保について、本当に仲が良い一方で「意見が全く合わない」と明かした。それは役柄ではなく普段の話だという。山口によれば、登壇者たちはこの場ではしっかりしたことを答えているが、現場ではご飯の話しかしていない。細田が意外に食事にこだわりのある人物で、その点でいつも揉めているという。

その議論を芦田がまとめ、皆がああだこうだと言い合う様子を高橋が優しく見守り、山口自身はニヤニヤしながら眺めている——山口は現場の構図をそう描写した。司会者がどれほど細かいこだわりなのかを尋ねると、山口は「悪いですよ、本当に」とはぐらかしていた。

4:28

「お姉ちゃん肌」の久保と、その手本になった芦田愛菜

続いて共演者の一人が、久保を「お姉ちゃん肌」だと評した。この共演者は弁護士事務所以外での撮影が多く、事務所を訪れて皆と一緒になる場面では非常に緊張していたという。どう振る舞えばいいか迷っていたところ、久保がたくさん話しかけ、「大丈夫」と声をかけてくれた。それが会うたびに毎回続いたことから、お姉ちゃんのような温かさを持つ人だと感じたと話した。

久保は「嬉しいですね」と応じつつ、普段は妹の立場だと明かした。そのうえで、同じことを撮影初日から自分にしてくれたのが芦田だったと語った。年齢は久保のほうが上だが、緊張する自分に芦田がたくさん話しかけてくれたのが嬉しく、楽しい現場を作ってくれている芦田のように、自分も少しでも何かできればと思っただけだという。

5:48

プロデューサーは「いい人」にオファーしたかった

司会者は、加藤プロデューサーから聞いたという裏話も紹介した。原作をリメイクして本作を作るにあたり、加藤プロデューサーは、本当にいい人だと思える人たちにオファーを出したいと考えていたという。

久保については、加藤プロデューサーが以前から直接やり取りをしていたこともあり、「間違いなくいい人だ」と確信を持っていた。そのほかのキャストについては、役に合うかどうかに加えて、マネージャーに「この人はちゃんといい人ですか」と聞いて回ったという。司会者はこの確認方法に驚きつつ、いい人たちが作る世界と映像を体現したかったのだろうと推し量っていた。

7:05

芦田と同い年の柿原りんか 「日本版の挨拶」とリリー像

柿原は芦田と同じ学年である。原作で親友同士の二人が必ずやるポーズが日本版でも登場するのか、SNSなどで話題になっていると司会者が尋ねると、柿原は、監督、プロデューサー、スタッフを交えて「日本版の挨拶」を考えて撮影したと明かした。日本版として自分たちが考えた、オリジナリティのある挨拶になっているという。

柿原が演じるリリーは、さまざまな面で南の支えになる人物だ。演じていて一番感じるのは、南を愛おしいと思う瞬間が多いことだという。ちょっとした場面でも、リリーは南のこの愛おしさの部分が好きなのだと感じることが多く、自然と南を信頼する気持ちが生まれる。友人が弁護士として活躍していることを誇りに思い、それがリリー自身の心の拠り所にもなっているのではないか、と柿原は演じながら感じたと語った。

芦田は、同い年ということもあって和気あいあいと撮影していると話した。南にとってリリーは一目惚れの相手のような存在で、リリーの生き方のかっこよさや包容力に憧れがあって親友になったのだろうと芦田は解釈している。柿原からもそうした気持ちを受け取りながら演じているという。

9:05

髪色まで場面ごとに変えるリリーの装い

最後に話題になったのは、リリーの個性的な髪型とファッションだ。柿原は、メイクや衣装を身につけることが、リリーを演じるうえで抱えていた不安を消してくれる段階になっていると語った。服を着せてもらい、メイクをしてもらうことで自然とリリーになれるので、安心できる大事な工程だと感じているという。

こだわりのポイントとして柿原が挙げたのは、場面ごとに髪の色を変えたり、服に合わせて髪色を変えたりしていることだ。メイクの色も髪色に合わせて変えている。司会者がそこまで細かく変わっているのかと驚くと、柿原は、ヘアメイクや衣装の担当者がたくさん考えてくれて一緒に作っており、そこが注目してほしい点だと締めくくった。