ゆうちょ銀行をメインで使い続けるべきか メガバンクとの手数料比較と、ゆうちょATMを無料で使える3つの代替口座

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概要

家計の節約をテーマにする「家計の味方チャンネル」は、この動画で、ゆうちょ銀行をメインバンクにしている人は切り替えを検討すべきだと主張している。話者によれば、メガバンク各行はここ数年、インターネット上で銀行機能を使うことなどを条件に、他行ATMや振込の手数料を無料にする改善を進めてきた。一方、ゆうちょ銀行にはそうした改善がなく、他行ATMの利用や他行宛振込には必ず手数料がかかる。

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ゆうちょ銀行を使う理由として「ゆうちょATMがあちこちにあって便利だ」という声は多い。しかし話者は、ネット銀行を中心にゆうちょATMを無料で使える口座が増えていると指摘する。動画では、まずゆうちょ銀行とメガバンク3行の手数料を比較し、そのうえでゆうちょ銀行の代わりになる口座として、あおぞら銀行、d NEOBANK、楽天銀行の3つを紹介している。

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自行ATMの手数料:メガバンクは優遇条件で終日無料になる

最初の比較は自行ATMの手数料である。平日8時45分から18時までなら、基本的にどの銀行も無料だ。三菱UFJ銀行は営業時間外の21時まで無料になる。

それ以外の時間帯の扱いは銀行によって違う。ゆうちょ銀行は、ゆうちょ銀行や郵便局など自社施設にあるATMならいつでも無料だが、駅やコンビニなど他社施設にあるATMでは110円かかる。メガバンクは通常110円程度の手数料がかかるものの、3行とも優遇特典を用意しており、条件を満たせば時間帯に関係なく自行ATMを無料で使える。

三井住友銀行では、Olive(オリーブ)アカウントに切り替えれば、いつでも無料になる。話者の説明では、Oliveはクレジットカード機能の三井住友カード(NL)と銀行機能の三井住友銀行を1つにまとめたようなサービスで、1枚のカードでクレジット払い、デビット払い、キャッシュカード、ポイント払いを使い分けられる。ATM以外にも、他行宛振込が無条件で月3回無料、定額自動入金・振込サービスが完全無料、3万円以上の振込入金で毎月200ポイント、対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元といった優遇がある。このため話者は、まだ切り替えていない人には切り替えを勧めている。

三菱UFJ銀行では、「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」に切り替えたうえで、給与・年金の受け取りを設定するか、紙の通帳をインターネット通帳に切り替えれば、自行ATMがいつでも無料になる。提携先コンビニATMや他行宛振込の無料回数も増えるので、話者はこちらも切り替えるべきだとする。

みずほ銀行では「うれしい特典」という優遇制度の条件を満たすと、みずほ銀行ATMがいつでも無料になる。あわせて、コンビニATMと他行宛振込の手数料が月3回まで無料になり、キャッシュカードの新規発行手数料も無料になる。話者によれば、以前は条件のハードルが高かったが、2026年2月以降は改定された。みずほ銀行のクレジットカードかデビットカードを月1回以上使う、給与・年金を受け取る、資産300万円以上のいずれかを満たせばよい。話者は、年会費無料で常時1%還元のみずほカード、またはみずほマイレージクラブカードを月1回以上使っていれば、多くの人が特典を受けられると見ている。

補足として、人によっては重要になる硬貨の入出金手数料にも触れている。話者によると、現在は各行とも100枚までは無料で、それを超えると550円以上の手数料がかかる。

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他行ATM・振込の手数料:無料回数がないのはゆうちょ銀行だけ

他行ATMの手数料は、どの銀行も1回110円から330円かかる。ただしメガバンク3行には、優遇条件を満たすと提携先コンビニATMを無料で使える回数がある。三井住友銀行のOliveでは「選べる特典」でコンビニATM手数料を選ぶと月1回まで無料、三菱UFJ銀行のメインバンク プラスではインターネット通帳の利用で月1回、給与・年金の受け取りで月2回まで無料、みずほ銀行の「うれしい特典」では月3回まで無料だ。

自行宛の振込は、どの銀行もアプリやWeb上のインターネットバンキング(呼び方は銀行ごとに異なる)で操作すれば基本的に無料になる。ただしゆうちょ銀行だけは、無料で振り込めるのが月5回までに限られるので注意が必要だという。

話者が自行宛より重要だと位置づけるのが、他行宛振込の手数料である。どの銀行も基本は有料だが、メガバンク3行には優遇特典による無料回数がある。三井住友銀行のOliveは無条件で月3回、三菱UFJ銀行のメインバンク プラスはインターネット通帳の利用で月1回、給与・年金の受け取りで月3回、みずほ銀行は「うれしい特典」で月3回まで無料になる。

なお、ゆうちょ銀行とメガバンクは、手数料無料で送金できる「ことら送金」とエアウォレットのアプリに対応しているので、無料で送金できる範囲はもっと広い。話者の説明では、ことら送金は1回10万円以下の個人宛送金を無料で行え、ゆうちょ銀行やメガバンクのほか、SBI新生銀行や住信SBIネット銀行などにも対応している。エアウォレットは1回30万円以下の送金ができ、楽天銀行、auじぶん銀行、PayPay銀行、イオン銀行なども対象だという。

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比較の結論:ATMの多さだけでゆうちょを選ぶ理由は薄い

話者はこの比較を次のようにまとめている。ゆうちょ銀行には手数料の無料回数が増える優遇特典がない。ただATM台数は約3万200台とメガバンクより圧倒的に多く、近くにゆうちょATMがある人にとって自社ATMを無料で使えるのは便利だと認める。それでも、ゆうちょATMを無料で使える銀行はほかにもあるので、その理由だけでゆうちょ銀行を使うのは勧めないという。

一方メガバンク3行は、近年優遇特典を改善し、他行ATMや他行宛振込の無料回数を得るハードルを下げてきた。そのため話者は、総合的な利便性ではメガバンクがゆうちょ銀行を上回ると評価している。

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代替口座1:あおぞら銀行 BANK支店――高金利と振込9回無料

ゆうちょATMを無料で使える口座として、話者が最優先で勧めるのがあおぞら銀行 BANK支店だ。ゆうちょ銀行ATMを完全無料で使えるうえ、普通預金金利が高く、他行宛振込が無条件で月9回無料になる。このため、ゆうちょ銀行ユーザーに特に勧められるという。

金利は、預金残高100万円以下の部分に0.75%、100万円を超える部分に0.5%が適用される。ゆうちょ銀行やメガバンクは0.3%なので、話者は100万円を超えても十分高い水準だとし、高金利銀行のなかでもトップクラスだと位置づける。

一方で注意点が2つある。1つ目は振込の使い勝手が悪いことだ。振込はアプリではできず、SafariやChromeなどのWebブラウザでインターネットバンキングにログインして操作する必要がある。さらに、多くの銀行は24時間365日、銀行間の振込を即時に処理する「モアタイムシステム」に対応しているが、あおぞら銀行は対応していない。そのため振込金額が反映されるまでにタイムラグが生じる。2つ目は、ゆうちょ銀行以外のATMでは手数料がかかることだ。後で紹介する銀行なら無料で使えるコンビニや駅構内のATMを使いたい人には、使い勝手がよくないと話者は述べる。

便利な機能としては目的別口座がある。生活防衛資金、子どもの教育資金、旅行費などの目的ごとに積み立てられる口座を20個まで作れる。あおぞら銀行は金利が高いので貯金用に使う人が多く、この機能とは相性が良いと話者は見ている。

話者がこの口座を勧めるのは、ゆうちょATMを目当てにゆうちょ銀行をメインにしている人、100万円以下の預金で高金利を受けながら目的別に貯金したい人、振込をよく使う人である。

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代替口座2:d NEOBANK――無料回数の取りやすさとデビットの高還元

2つ目はd NEOBANK(住信SBIネット銀行)だ。話者が勧める理由は、簡単な条件でゆうちょ銀行ATMを含む提携先ATMの無料回数を5回以上得られるなど、利便性が非常に高いことである。

金利はゆうちょ銀行やメガバンクと同じ0.3%で低い。しかし他行宛振込と提携先ATMの無料回数は、簡単に月5〜10回得られる。仕組みは「スマプロ」というランク制度で、ランクに応じてキャッシュカードでのATM利用と他行宛振込の無料回数が変わる。口座振替と給与・年金の受け取りのどちらかを行えばシルバーランクで月5回、両方行えばゴールドランクで月10回まで無料になる。また、キャッシュカードを使わずスマホアプリだけでATMを使う「スマホATM」なら、d NEOBANKは完全無料で利用できる。話者はこれを他の銀行にはない大きなメリットだとしている。

ほかにも、銀行機能を提供している提携先のネオバンク同士の送金は完全無料で、ことら送金に対応する銀行(ゆうちょ銀行やメガバンクを含む)への送金も無料になる。定期的な資金移動を自動化する定額自動入金・振込・振替サービスや、目的別口座もある。これらを踏まえ、話者は利便性で他の銀行より抜きん出ていると評価する。

ポイント還元も優れているという。デビットカードは年会費無料の「ポイントプラス」と年会費1万1000円の「プラチナデビットカード」の2種類があり、どちらも基本還元率は1.25%。最上位のプラチナランクに達すると、ポイントプラスは最大2%、プラチナデビットは最大2.5%になる。多くのクレジットカードの還元率が0.5〜1%であるのに対し、達成しやすいシルバーやゴールドでも1.5%以上にできる点を話者は「強い」と表現する。プラチナデビットカードは年会費が高い分、国内ではモバイル端末保険や、対象レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる「招待日和」、海外では自動付帯で補償額が充実した旅行傷害保険や年3回分のプライオリティ・パスが付く。さらに銀行機能の利用に応じて、給与・年金の受け取りで毎月100ポイント、口座振替で3ポイントがもらえる。

話者がd NEOBANKを勧めるのは、とにかく便利な口座を持ちたい人や、デビットカードを中心に高いポイント還元を受けたい人だ。定額自動入金サービスでゆうちょ銀行などから毎月自動的に資金を移し、d NEOBANKで振込や目的別貯金、デビットカード払いをこなせる。そのため、サブ口座としてとりあえず作っておいてよいと述べている。

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代替口座3:楽天銀行――楽天サービスの利用度で条件が変わる

3つ目は楽天銀行だ。楽天銀行にもランクに応じてATM手数料の無料回数が増える仕組みがあり、その対象にゆうちょ銀行ATMが含まれる点が推薦の理由である。

金利について、話者は年0.44%程度が現実的な水準だと見ている。2026年2月1日以降、楽天証券と楽天銀行を連携させたときの優遇金利は年0.28%から0.38%に上がった。さらに楽天銀行や他の楽天サービスの利用状況に応じて上乗せがあり、最大0.64%になる。銀行機能に関する条件は多いが、使っていて自然に満たせるのは口座振替やデビットカード利用くらいだろうと話者は言う。楽天モバイルは、標準の最強プランなら+0.02%、U-NEXTが付いたプランなら+0.1%。楽天カードは、ゴールドカードが+0.01%、プレミアムカードが+0.02%、ブラックカードが+0.06%だ。これらを踏まえた話者の見積もりが年0.44%程度である。

資金移動については、「ハッピープログラム」というランク制度で、ATM手数料が最大月7回、振込手数料が最大月3回まで無料になる。ランクは毎月25日時点の預金残高または取引件数に応じた5段階で、たとえば預金残高が100万円以上あればVIPランクとなり、ATMが月5回、振込が月3回まで無料になる。楽天銀行で使えるATMは他行と比べて非常に多く、ゆうちょ銀行ATMのほか、セブン銀行、ローソン銀行、イーネットATM、駅構内のビューアルッテ、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、イオン銀行のATMにも対応している。

振込手数料は、給与・年金の受取口座に設定することでも月3回無料になる。使い切れなかった分は2回まで翌月に繰り越せるので、最大5回分の無料回数を持てる。ほかに、キャッシュカードなしでATMを使えるスマホATMや、毎月おまかせ振込予約といった機能もある。

還元面では、銀行機能の利用に応じて楽天ポイントが貯まる。VIPランクではポイント倍率が3倍になり、クレジットカードの引き落とし、他行からの入金、他行への振込、ATM利用などで1件につき3ポイントもらえる。また、毎月エントリー制の「現金がザクザク貯まるキャンペーン」があり、他行からの入金で1件につき10円、上限の5件を達成すると150円分がキャッシュバックされるという。話者は、他行からの1件3000円以上の入金が5回あれば、それだけで毎月合計165円分を簡単かつ自動的に得られると計算している。

楽天銀行デビットカードは年会費無料で1%還元、しかもポイント付与の対象外が少ない。話者の説明では、楽天カード(クレジット)は公共料金や税金で0.2%、携帯料金や保険料で0.5%に還元率が下がり、JAL Payなど一部へのチャージはポイント付与の対象外になる。一方、楽天銀行デビットカードはこれらでも1%のままだという。ただし楽天市場を含む楽天サービスでは楽天カードの方が還元率が高い。そのため話者は、楽天サービスでは楽天カード、それ以外では楽天銀行デビットカードという使い分けを勧めている。

話者は、楽天銀行は預金残高や楽天サービスの利用状況によって手数料無料回数、金利、ポイント還元が変わるので、楽天経済圏を中心に節約したい人に向いているとまとめた。

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結論:ゆうちょからの切り替えと、ネット銀行に抵抗がある人への代案

最後に話者は、ゆうちょ銀行がメインで使われる理由として、ゆうちょATMの便利さ、窓口がある安心感、給与や取引先の振込先にゆうちょ銀行が指定されていることを挙げる。そのうえで、ゆうちょ銀行はここ数年、他行と比べて改善が発表されておらず、手数料が最も高い状況だと指摘する。ゆうちょATMは今回紹介したあおぞら銀行、d NEOBANK、楽天銀行でも無料で使え、しかもこれらの方が便利で金利やポイント還元も高い。そのため話者は、これを機にメインバンクを切り替えることを勧めている。

ネット銀行に抵抗がある人に対しては、せめてメガバンクを選ぶよう勧めている。特に三井住友銀行のOliveアカウントは優秀だというのが、話者の最終的な提案である。