年会費・還元率・付帯特典・改悪耐性から選んだ「本当におすすめできる」7枚の決済カード

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概要

「家計の味方チャンネル」はこれまで多くのクレジットカードを紹介してきた。そのたびに視聴者から「結局どれが一番おすすめなのか」というコメントが届いていたという。今回の動画はその問いへの回答である。各社で改悪(サービス内容の悪化)が続くなか、それでも残ったカードを7枚選んでいる。厳密にはそのうち1枚はデビットカードだ。前半は年会費無料、または条件付きで無料にできるカード、後半は年会費がかかっても還元と付帯特典で元を取りやすいカードという順で紹介している。

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1枚目:P-one Wiz ―― 還元率が下がる対象が少ない年会費無料カード

話者は年会費無料カードの最強候補としてP-one Wizを挙げる。年会費無料で常時1%還元の定番といえば楽天カード、PayPayカード、dカードだが、話者によれば近年の改悪で、還元率が落ちる支払いが増えすぎている。楽天カードでは公共料金と税金が0.2%、保険料と携帯電話料金が0.5%に下がる。PayPayカードとdカードも公共料金と税金は0.5%に半減する。さらに各社とも、交通系ICなどプリペイド決済へのチャージはポイント付与の対象外だ。このため「何にでも得に使える1枚」という年会費無料カードの役割が、定番カードでは成り立たなくなってきたと話者は見る。

P-one Wizの基本還元は、請求時の1%割引に0.3〜0.4%のポケットポイントが加わる形である。ポケットポイントは現金に交換すると1ポイント=3円、交換先によっては1ポイント=4円になる。半年ごとのポイントアップキャンペーンもある。半年間の利用額が25万円、50万円、100万円、150万円に達すると、0.3〜0.4%相当のボーナスが付く。集計は半年単位なので、年間300万円の決済までは合計1.6〜1.8%の還元を維持できると話者は説明する。

もう一つの強みは、還元が落ちる対象が少ないことだ。FamiPay、楽天Edy、nanaco、au PAYといった一部電子マネーへのチャージやETCカードの利用分などは対象外になる。一方で、他社カードで還元率が落ちやすい公共料金や税金でも、最大1.8%の還元を同じように受けられる。Mastercardブランドを選べば、JAL Pay、ANA Pay、Revolutへのチャージにも還元が付く。複数のプリペイド決済を経由するチャージルートを組めば、さらに得に支払うこともできるという。同じく対象外が少ないリクルートカードやAmazonカードと比べても、お得さではP-one Wizが圧倒的に優れていると話者は評価する。

ただし、必ず押さえるべき注意点がある。初期設定がリボ払い専用になっていることだ。カードが届いたらすぐに「ずっと全額コース」に変更しないと、リボ手数料で還元をはるかに上回る損失が出る。変更自体は会員サイトで1〜2分の作業だが、忘れると「一気に最悪のカードに変わる」と話者は強く注意を促す。半年ごとのポイントアップキャンペーンもエントリーが必要だ。話者は、1枚に集約してどこでも最大1.8%を受けたい人や、楽天カードやPayPayカードで固定費の還元ダウンに不満を持つ人に乗り換えを勧めている。

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2枚目:V NEOBANKデビットカード ―― 無条件1.5%還元の汎用性

2枚目はクレジットカードではなくデビットカードである。話者は「年会費無料の中でクレカも含めて還元率トップクラス」だとして選んでいる。V NEOBANKのVポイント支店で口座を開設すると発行できるバーチャルデビットカードで、スマホのタッチ決済で支払う。年会費は無料だ。

最大の特徴は、月1,000円以上の利用で常時1.5%還元になることだ。話者によれば、年会費無料かつ無条件で1.5%還元になるクレジットカードは現在存在しない。そのため、汎用性のある決済手段としては実質ナンバーWAONの還元率だという。対象外も少なく、チャージ自体ができないと確認されているJAL Payくらいしかない。税金の支払いのほか、VポイントPay、ANA Pay、WAON、nanaco、交通系ICへのチャージでも1.5%還元になる。

同じ系列の提携ネオバンクにも比較対象がある。残高200万円以上で常時2%還元になるデビットカードや、無条件で1.5%還元のうえ物理カードも発行できる「第一生命NEOBANKデビットプレミアム」も十分に還元率が高い。ただし、鉄道料金、公共料金、各種税金、社会保険料などは共通して0.3%に落ちる。そのため話者はV NEOBANKを一番に推している。

活用例として、V NEOBANKデビットからVポイントPayに1.5%還元でチャージし、VポイントPayで0.5%還元の支払いをすれば合計2%になるという。貯まったVポイントの使い道も多い。店舗での直接利用、VポイントPayへのチャージ、三井住友カードの支払いへの充当、SBI証券でのポイント投資、1.5倍の価値で使えるウエル活などがあり、1ポイント=1円以上の価値にしやすいと話者は評価する。

注意点は二つある。バーチャルカード専用なので、スマホのタッチ決済に対応していない店では使えない。またデビットカードなので、口座残高の範囲でしか使えず後払いの柔軟性はない。一方で原則審査不要で、15歳以上なら誰でも発行できる。話者は、学生やクレジットカードを増やしたくない人、最もシンプルに還元を受けたい人に勧めている。

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3枚目:J-WESTカード ―― ICOCA・Wesmo!へのチャージで1.5〜3%

3枚目はJR西日本のJ-WESTカードだ。話者は「関西在住じゃないから関係ない」と思う人にも聞いてほしいと前置きする。最大の特徴は、モバイルICOCAかコード決済のWesmo!へのチャージで還元率が上がることだ。年会費を無料にできる一般カードなら常時1.5%、ゴールドカードなら常時3%還元になる。

ICOCAは交通系ICの全国相互利用によって、SuicaやPASMOのエリアを含め、交通系ICが使える全国の駅や街の店舗で使える。Wesmo!はJR西日本の施設に加えてスマートコードにも対応しており、全国のコンビニ、ドラッグストア、スーパーなど約160万か所以上で使えるという。つまり、モバイルICOCAかWesmo!に支払いを集約するだけで常時1.5%以上の還元になる。Wesmo!での支払い時には別に0.5%の還元もあるため、合計2%以上も可能だ。JR東日本のビューカードもSuicaへのチャージで常時1.5%になる。それでも話者は、Wesmo!経由で合計2%を実現できる点を理由にJ-WESTカードを選んでいる。

年会費は、一般カードが通常1,100円だが年1回の利用で実質無料になる。ゴールドカードは11,000円かかる。話者の計算では、ICOCAやWesmo!へのチャージの還元だけでゴールドの年会費分を取り戻すには約74万円のチャージが必要になる。

鉄道利用の還元も大きい。e5489とスマートEXを使えば、JR西日本の新幹線や特急に一般カードで5%、ゴールドで5.5%の還元を受けられる。対象はJR西日本が管轄する糸魚川以西の北陸新幹線、山陽新幹線、特急列車のほか、東海道新幹線、九州新幹線、JR四国の特急である。関東在住でも、関西や北陸方面に向かうときに得になると話者は言う。JR西日本の施設、駅ナカ、バス、ホテルや、周遊パスなどを買えるtabiwaでも還元率が2〜10倍に上がる。

貯まるWESTERポイントについても話者の評価は高い。ICOCAに1ポイント=1円でチャージできるほか、JR西日本の新幹線や特急に使うと1ポイント=1円以上のレートになる。特典きっぷやフリーきっぷのキャンペーン時には1ポイント=3円以上の価値にもなるという。ゴールドカードには空港カードラウンジ、最高5,000万円・傷害治療費用300万円の旅行傷害保険が付く。山陽新幹線利用時の博多駅・小倉駅のプレミアムルームや、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のラウンジも利用できる。

なお、既存会員の紹介URLから申し込むと、入会キャンペーンとは別に1,000ポイントが追加されると話者は紹介している。

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4枚目:ゴールドステータスの三井住友カード ―― 年100万円利用で3つの特典

4枚目は、券面にカード情報がない「三井住友カード ゴールド(NL)」と、これに三井住友銀行の機能が一体になった「Olive」のゴールドである。特徴は、年間100万円の利用で次の三つが得られることだ。

  • 翌年以降の年会費が永年無料になる
  • 1万ポイントのボーナスが付き、合計1.5%還元に上がる
  • SBI証券でのクレカ積立の還元率が1%に上がる

話者の試算では、一般ステータスのカードと比べた場合、年100万円を使いSBI証券で毎月10万円を積み立てると、買い物で1万ポイント、投資で1万2,000ポイント、合計2万2,000ポイントの差が出る。

注意点は二つある。一つ目は、年間利用額の集計対象外があることだ。国民年金保険料やプリペイド決済へのチャージは集計に含まれない。2026年3月以降はau PAYへのチャージ分も集計対象外になる改悪があった。二つ目は、100万円を超えると還元率が逓減することだ。追加のボーナスがないため、使うほど基本の0.5%に近づいていく。200万円以上使う人には、ゴールドの2枚持ちや、より高額でもボーナスがもらえる上位カードを検討してほしいと話者は言う。

還元率が上がる店舗やサービスが多いことも魅力として挙げられた。対象のコンビニや飲食店でのスマホタッチ決済は常時7%、最大20%還元になる。USJなどでのスマホタッチ決済でも常時7%だ。貯まったVポイントは支払額に充当でき、充当分もポイント還元と年間利用額の集計対象になる。そのため、ポイントを使いながらポイントも貯められる。

セキュリティ面の安心感も選ぶ理由になると話者は言う。ナンバーレス仕様、Vpassアプリでのリアルタイム利用通知、海外やネットショッピングでの利用制限、即時利用停止、24時間365日の不正利用モニタリングが揃っている。不正利用が急増しているなかでは安心材料になるという。

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5枚目:エポスプラチナカード ―― 年間ボーナスで最大3.2%

ここからは年会費がかかるカードになる。エポスプラチナカードの年会費は通常3万円だが、ゴールドカードからのインビテーション経由か、前年に100万円を利用すると2万円に割り引かれる。このため話者はエポスゴールドから持つことを勧めている。

基本還元率は0.5%と低い。ただし、年間50万円から最高1,500万円の利用分まで年間ボーナスポイントがもらえる。例として、年100万円の利用で+2%分、200万円・300万円で+1.5%分、500万円で+1%分になる。家族全体の利用額に応じたボーナスもゴールドより多く、家族で100万円使うごとに2,000ポイントもらえる。さらに「選べるポイントアップショップ」で公共料金などの固定費を含むサービスを+0.5%にでき、最大3.2%還元になる。誕生日は全ての利用で+0.5%だ。話者は、プラチナカードの中でも還元率が非常に優れていると評価する。

付帯特典では、国内カードラウンジの対応は16か所と少ないが、同伴者1名が無料なのは大きいという。プライオリティ・パスは回数制限がなく、空港内のレストランやリフレッシュ施設にも使える。話者によれば、多くのプラチナカードでは回数制限があったり、レストランなどが使えなかったりするため、この点は優秀だ。ほかに、対象の高級レストランで2名以上なら1名分が無料になるグルメクーポンや、最高1億円・傷害治療費用300万円の海外旅行傷害保険が付く。話者は、年間200万円以上決済する人、固定費や家族利用でも還元を最大化したい人、旅行や外食が多い人に勧め、年会費2万円とは思えないほどコスパが良いとしている。

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6枚目:ヒルトン・オナーズ アメックス ―― 年150万円決済で無料宿泊

6枚目はヒルトンのノーマルカードだ。年会費16,500円で基本還元率2%、ヒルトン系列では3%になる。ただし、ヒルトンポイントの使い道は系列ホテルでの宿泊一択だと話者は言う。マイルへの交換レートは10対1と悪いので注意が必要だ。

最大の特徴は、年会費を払って更新し、年間150万円を決済すると、週末に使える無料宿泊特典がもらえることだ。ヒルトン系列は1泊5万円以上することも多く、これだけで年会費の数倍の価値があると話者は見る。会員ステータスのゴールドも付く。これにより、2名分の朝食無料、空室時の客室アップグレード、レイトチェックアウト、80%のボーナスポイントが受けられる。

上位のヒルトンプレミアムカードは年会費66,000円で、更新だけで1泊、年間300万円決済でさらにもう1泊分の無料宿泊がもらえる。ただし、無料宿泊だけが目的なら、ノーマルを2枚持って150万円決済を2回行うほうが年会費の合計は33,000円で済み、安く抑えられると話者は指摘する。一方でプレミアムには利点もある。基本還元率3%、ヒルトン系列で7%に上がり、年間200万円決済でダイヤモンドステータスを得てエグゼクティブラウンジも使える。そのため、ヒルトン系列をよく使う人にはプレミアムのほうが使い勝手が良いという。

この1枚を選んだ背景には、他社のホテル系カードの改悪がある。話者によれば、マリオットのカードはノーマルが年250万円、プレミアムが年400万円の決済で無料宿泊特典がもらえる。しかし2025年8月に年会費が大幅に上がり、ノーマルは23,100円から34,100円に、プレミアムは49,500円から82,500円になった。アメックス・ゴールド・プリファードも年200万円決済で無料宿泊特典がもらえる点で人気だったが、話者が2025年と2026年の対象ホテルを比べたところ、2026年度はハイアット、ザ・プリンス、ウェスティンなど宿泊料金が比較的高い施設が対象外になっていたという。こうした状況で、ヒルトンのノーマルカードが一番コスパに優れると話者は判断している。

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7枚目:ANAダイナース ―― マイル還元とレストラン・ホテル優待

最後はANAダイナースだ。年会費33,000円と7枚の中で最も高いが、航空マイルの高い還元とダイナースならではの優待があり、旅行や外食が好きな人ならすぐに元を取れると話者は言う。

基本還元率は1%で、貯まったリワードポイントをANAマイルに移せるため、実質1%のマイル還元になる。通常のダイナースクラブカードでは、ANAマイルへの移行に別途6,600円の手数料がかかり、年間上限も4万マイルだ。ANAダイナースは提携カードなので、手数料も上限もない。さらに2026年4月以降は、ANAカードの中で唯一ANA Payへのチャージで0.5%分のマイルが付く。ANA Payでの支払い還元と合わせると、合計1.6%でマイルを貯められるようになる。入会時と継続時には2,000マイル、搭乗時のフライトマイルには25%が加算される。ANA航空券の購入のほか、セブン-イレブン、スターバックス、ヤマダ電機、アポロステーションなどANAカードマイルプラス加盟店でも還元率が上がる。

空港関連では、プライオリティ・パスが回数制限なしで付く。通常のダイナースクラブカードは海外で年10回までの制限があるため、その分使い勝手がよいという。海外からの帰国時には年2個まで手荷物宅配サービスも使える。対象空港は成田第1・第2ターミナル、羽田第2・第3ターミナル、関空、中部である。

ホテル予約アプリ「ホテラックス」の有料会員資格も付く。このアプリ経由で予約すると、朝食2名分無料、客室アップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどの優待を受けられる。話者は、高級ホテルで通常こうした優待を得るには、同じ系列に何泊もしてステータスを上げるか、そのホテルの提携カードで集中的に決済する必要があると説明する。その手間や出費を抑えられるのは大きいという。

レストラン優待は、ダイナースクラブが創業当初から食と深く関わってきたこともあり、一番優れていると話者は評価する。対象の高級レストランで2名以上なら1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」は、他のプラチナカードにも似た特典があるが、対象店舗数が最も多いという。2026年4月以降は、利用額に応じて年2回レストランで最大20%がキャッシュバックされる特典や、予約困難店を予約できるサービスも付く。個人的に嬉しい特典として、話者はタクシー配車サービス「S.RIDE」の1,000円分クーポンと、ビジネス時にリージャスを無料で使えることを挙げた。ただし、動画の説明欄ではリージャスはダイナースのプロパーカードのみの特典だったと訂正されている。

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締めくくり:申し込みはキャンペーンを確認してから

話者は最後に、新規入会やアップグレードの際は必ずキャンペーンを使うよう呼びかけ、各カードの入会キャンペーンURLを概要欄にまとめていると案内した。クレジットカードや銀行口座を作るときは、ポイントサイトを経由すると、入会先のキャンペーンに加えてポイントサイト側のポイントも受け取れることも紹介している。

7枚を通じた選定基準は一貫している。改悪が続くなかで、還元が落ちる対象が少ないか、年会費以上の価値を得やすいかという点だ。年会費無料で汎用性を重視するならP-one WizやV NEOBANK、支払いを集約できるならJ-WESTや三井住友ゴールド、旅行や外食の特典まで使うならエポスプラチナ、ヒルトン、ANAダイナースが、話者の示した選び分けである。