d NEOBANKは「ドコモの銀行」へ dアカウント連携の3つの特典と注意点、乗り換え先の4銀行
家計の味方住信SBIネット銀行のd NEOBANKは、2026年8月3日からサービスブランドが「ドコモの銀行」に変わる。運営会社がドコモSMTBネット銀行になることは以前から発表されていたが、ブランド名も変更されることになった。動画の話者は、新たに始まるdアカウント連携の特典を整理している。そのうえで、最大還元率の数字には上限や条件があると注意を促し、ドコモの特典に魅力を感じない人向けに乗り換え先の銀行口座を4つ紹介している。
名前が変わっても銀行サービスは変わらない
話者はまず、ブランド変更で不安になる人に向けて、変わらない点を2つ挙げる。1つ目は銀行サービスそのものだ。セブン銀行ATMとローソン銀行ATMでのスマホATMは引き続き完全無料で、ランクに応じて手数料の無料回数やデビットカードの還元率が上がる仕組みも残る。2つ目は、V NEOBANK、松井、第一生命などの提携NEOBANKで、こちらもサービス内容は変わらない。
一方で手続きが必要になる場面もある。運営元の銀行が変わるため、給与や年金の受取口座に設定している場合は再設定が必要になることがある。10月30日までは旧名称の住信SBIネット銀行でも受け取れるが、それ以降は金融機関によっては受け取れなくなる可能性がある。話者は、8月3日から10月30日までの間に再設定を済ませるよう勧めている。
dアカウント連携の前に知っておくべきこと
今回の本題は、2026年8月20日以降に始まるdアカウントとの連携だ。連携すると、対象の銀行取引でdポイントが貯まる、dカードの年会費が実質無料になる、dカードの還元率が上がる、という特典を受けられる。連携は任意で、連携しなくても銀行サービスはこれまでどおり使える。dアカウントはdカードやdポイントカードなどドコモのサービスに共通するログイン情報で、ドコモの回線を使っていなくても無料で登録できる。
注意点として、一度連携するとポイントがスマプロポイントからdポイントに切り替わる。それまでに貯めたスマプロポイントも自動的にdポイントへ交換される。連携後は、スマプロポイントで可能だった現金やJALマイルへの交換もできなくなる。そのため話者は、連携やドコモサービスの利用を無理にする必要はないとしている。ただ、連携すれば特典やキャンペーンに参加できるので、どうせ使うなら連携しておくことを勧めている。
特典1・2:取引に応じたdポイントと、dカード年会費の実質無料化
1つ目の特典は、銀行の対象取引に応じてdポイントが貯まるものだ。現在のd NEOBANKでも、給与・年金の受け取りで100ポイント、口座振替で3ポイントがもらえる。連携後はこの対象となる条件が増えるようだ。
2つ目は、dカードの年会費が実質無料になる特典である。一般のdカードはもともと年会費無料だが、dカード GOLD Uは3,300円、dカード GOLDは11,000円、dカード PLATINUMは29,700円かかる。今回の改定で、ドコモの銀行の預金残高などの条件に応じて、年会費の半額または全額に相当するdポイントがもらえるようになるという。
1つ目と2つ目の特典の詳細は後日発表される予定だ。話者は、三井住友のOliveでも円預金とSBI証券の合計残高に応じて上位カードの年会費が無料になる特典が最近加わったが、ハードルはかなり高かったと振り返る。dカードはOliveの上位カードより年会費が比較的安いので、条件も緩いとよいと期待を述べている。
特典3:スマホ決済の還元率アップは「2階建て」
話者が「今回の発表の本丸」と呼ぶのが3つ目の特典、dカードのスマホ決済の還元率アップだ。「ドコモの銀行引き落とし特典」と「マネックス証券特典」の2階建てになっている。
引き落とし特典は、ドコモの銀行の口座をdカードの引き落とし口座に設定すると、基本還元率1%に上乗せがつくものだ。一般カードは+0.25%で合計1.25%、GOLDとGOLD Uは+1%で合計2%、PLATINUMは+2%で合計3%になる。ただし初年度と2年目以降で条件が異なる。初回の引き落としから12か月間は無条件で上乗せされるが、13か月目以降は月間利用額によって上乗せ率が変わる。集計期間は前々月16日から前月15日までだ。
- 一般カード:月10万円以上で+0.25%
- GOLD U:月10万円以上で+0.25%、20万円以上で+0.5%、50万円以上で+1%
- PLATINUM:月10万円以上で+0.25%、20万円以上で+0.75%、50万円以上で+2%
マネックス証券特典は、マネックス証券の口座を持ち、ドコモの銀行との自動入出金を設定すると+0.1%になる。さらにdカード積立またはd払い残高での積立を合計3万円以上すると+1.4%が加わり、最大+1.5%となる。引き落とし特典と合わせた最大還元率は、一般カードで2.75%、GOLDで3.5%、PLATINUMで4.5%になる。
最大4.5%の数字に釣られないための4つの注意点
話者は最大値だけを見ないよう、注意点を4つ挙げている。
1つ目は、対象がdカードのスマホ決済に限られることだ。Apple Pay、Google Pay、おサイフケータイに登録して支払う国際ブランドのタッチ決済かiD決済、そして支払い方法をdカードに設定したd払いが対象になる。現物カードでのタッチ決済や、d払いのネットショッピングは上乗せの対象外である。
2つ目は、話者が最も重要だとする還元上限だ。引き落とし特典は月3,000ポイント、マネックス証券特典は月500ポイントが上限になっている。引き落とし特典で上乗せされるのは、一般カードで月120万円、GOLDとGOLD Uで月30万円、PLATINUMで月15万円の利用分までとなる。マネックス証券特典は月33,333円分までだ。たとえば2年目以降にPLATINUMで毎月50万円以上をスマホ決済しても、上乗せは引き落とし特典で15万円分、マネックス証券特典で33,333円分までしかつかない。話者の計算では、実質1.7%程度の還元になる。それでも、1年目は非常に簡単な条件で上乗せを受けられること、GOLDとPLATINUMには年間100万円以上の利用で年間利用額特典もあることから、話者は「強力な改善内容であることは間違いない」と評価している。
3つ目は、d払いにポイント還元の対象外となるサービスがあることだ。タッチ決済できる店舗のうち、d払いではJR東日本グループの駅ビル・駅ナカ商業施設が対象外になっている。
4つ目は、上乗せ分が期間限定ポイントで付与されることだ。dポイントの通常ポイントは、最後にポイントを貯めるか使った日から12か月後が有効期限なので、実質的に延長し続けられる。しかし期間限定ポイントは失効に気をつける必要がある。d払いのポイント払いでは支払いにポイント還元がつかないため、話者はdカードの支払い代金への充当や、マネックス証券・日興フロッギーでの投資に使うことを勧めている。
dカードの基本スペックをおさらい
年会費は前述のとおりで、18〜29歳限定のGOLD Uは、画面に示された3つの条件のいずれかを満たすと2年目以降が無料になる。基本還元率は1%で、1会計ごとに100円につき1ポイントが貯まる。ただしプリペイド決済へのチャージ、クレカ積立による投資、国民年金保険料はポイント対象外だ。2026年2月の改定で、電気・ガス・水道などの公共料金と税金の支払いは還元率が0.5%に下がっている。
GOLDとPLATINUMには年間利用額特典がある。GOLDは年間100万円の決済で1万円分のクーポン、PLATINUMは400万円まで100万円ごとに1万円分のクーポンがもらえる。年間100万円を達成すれば、基本還元と合わせて実質2%とみなせる。ただし2026年度以降は、クーポンの使い道として一番人気だったdショッピングが対象外になった。一部のクーポンは利用金額の20%までしか使えないなど仕組みも複雑で、使いづらくなっている点に話者は注意を促す。
マツモトキヨシ、ココカラファイン、スターバックスなどのdカード特約店では還元率が上がる。ドコモのスマホ料金プランやドコモ光、ドコモでんきグリーン、dアニメストアなどドコモの月額サービスでは、GOLD Uが5%、GOLDが10%、PLATINUMが最大20%の還元となる。ただしドコモ miniやahamoは対象外だ。PLATINUMは初年度は無条件で20%だが、2年目以降は月の利用額に応じて10〜20%の間で変動する。
マネックス証券のdカード積立の還元率は、一般カードの場合、積立額5万円以下の部分が1.1%、5万1円〜7万円の部分が0.6%、7万1円〜10万円の部分が0.2%となる。話者によれば、SBI証券や楽天証券で1%以上の投資還元を得るには年会費や決済条件のあるゴールド以上のカードが必要だ。これに対しdカードは、年会費無料の一般カードでも1.1%を実現できる。月10万円を積み立てた場合は0.73%で、それでも一般カードの中では高い部類だという。GOLD UとGOLDは、NISA口座を開設していれば積立額にかかわらず1.1%になる。課税口座の場合は一般カードと同じ還元に下がる。PLATINUMは条件がさらに複雑だ。NISA口座がある場合で単純化すると、月のショッピング利用額が10万円未満なら1.1%、10万〜20万円未満なら2.1%、20万円以上なら3.1%となる。PLATINUMには、対象の高級レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる招待優待や、海外を含む空港ラウンジを年10回まで使えるプライオリティ・パスも付帯する。
カード選びについて話者は次のように整理している。年会費無料で比較的高い投資還元率に魅力を感じる人は一般カード、29歳以下ならGOLD U、ドコモ回線を使い年間100万円以上利用する人はGOLD。月20万円以上利用し、ドコモ回線を使うかマネックス証券で上限の10万円を積み立てる人にはPLATINUMを勧めている。
ドコモ経済圏の今後:銀行を入り口にした囲い込み
ニュースリリースから、話者はドコモ経済圏の今後にも触れる。今回の狙いはシンプルで、d NEOBANKの利用者にdカードを中心として、d払い、マネックス証券、ドコモの通信まで使ってもらうことだという。話者はこれを「銀行を入り口にした囲い込み」と表現している。
ドコモ・フィナンシャルグループと、ドコモショップを運営する一部の代理店では、金融サービスの案内やサポートができるよう申請を進めているようだ。これについて話者は、対面での金融相談は営業の性格が強くなる可能性があり、その場合は金融商品の手数料率も高くなりがちだと指摘する。今は優秀な投資信託や保険もネットで自分で選んで買えるので、注意するよう呼びかけている。
実利面では、ドコモSMTBネット銀行の始動に合わせて過去最大級のキャンペーンが実施されるという。既存の利用者も新規に口座を開く人も参加できるため、これから入会や口座開設を考えている人は8月3日以降に動くよう勧めている。
乗り換えの前提:ドコモの銀行の機能自体は優秀
乗り換え先の紹介に入る前に、話者はドコモの銀行の銀行機能そのものはかなり優秀だと認めている。スマホATMは完全無料で、1回10万円以下の個人宛て送金を無料で行えることら送金に対応する。目標に合わせて口座を10個まで分けられる目的別口座や、資金移動を自動化できる定額自動入金・振込・振替サービスもある。そのため利便性だけで見れば無理に乗り換える必要はない、というのが話者の見方だ。ただし、SBI証券を含むSBI・Vポイント経済圏に集中したい人や、金利も重視したい人には乗り換えも選択肢になるとしている。
乗り換え先1:SBI証券ユーザー向けのSBI新生銀行
SBI新生銀行のメリットを最大限に受けるには、ランク制度「ステップアッププログラム」で最上位のダイヤモンドステージに上がる必要がある。話者によれば、SBI証券と連携するだけで自動的にダイヤモンドステージに到達でき、28歳以下か60歳以上なら連携も不要だ。
ダイヤモンドステージの優遇は大きく4つある。1つ目は金利で、円普通預金が年0.45%になる。SBI証券と自動入出金できるSBIハイパー預金は、2026年7月10日以降、年0.55%だ。2つ目は他行宛て振込手数料が月10回まで無料であることだ。話者は、他の銀行では月3〜5回程度が多いと比較している。3つ目はATMで、コンビニ各社、イオン銀行、駅構内のビューアルッテ、パッとサッとなどの提携ATMを、シルバーステージ以上なら何度でも無料で使える。4つ目はキャッシュプレゼントプログラムだ。他行からの1回1万円以上の振込入金で1回20円(月最大100円)、口座振替で1回10円、外貨積立で1万円ごとに100円(月最大1,000円)の現金がもらえる。外貨積立を除いた月110円分は簡単に達成できるが、アプリで毎月エントリーが必要になる。
弱点は、スマホATMに対応していないなど銀行機能がやや物足りないことだ。ただ2026年7月26日以降、定額自動振込サービスや口座振替予定の通知などが導入されている。話者は改善が進んでいるので、少し待てば他のネット銀行に追いつけると見ている。キャッシュカードにICチップが搭載されておらず、セキュリティに課題がある点も挙げている。
ドコモの銀行にもSBI証券と自動入出金できるSBIハイブリッド預金がある。それでも話者は、金利が高い分、SBI証券の投資用資金はSBI新生銀行に置くことを個人的に勧めている。資本関係から見て、ドコモの銀行はマネックス証券と、SBI新生銀行はSBI証券との連携を今後さらに強めていくと予想している。なお、SBI新生銀行の新規入会特典「ウェルカムプログラム」は8月1日以降、合計2万円から1万6,000円分に縮小すると発表されている。そのため話者は、開設するなら7月中を勧めていた。
乗り換え先2:ポイント還元重視ならV NEOBANK
V NEOBANKはドコモの銀行の提携NEOBANKの1つなので、ATMと振込手数料の各5回無料、スマホATM、定額自動送金、目的別口座といった利便性をそのまま引き継いでいる。ドコモの銀行の支店扱いのため、ドコモの銀行との間の送金は完全無料で、相性も良い。
最大の特徴はポイント還元だ。デビットカードは無条件で常時1.5%還元になる。話者は、dカードやドコモの銀行のデビットカードには還元を上げるための条件や、ポイントの有効期限、月間付与上限など気をつける点が多いと指摘する。それに比べてV NEOBANKは条件がなく使いやすいという。さらにお得な使い方として、V NEOBANKのデビットカードからVポイントPayに1.5%還元でチャージし、その残高をOliveのポイント払いモードで0.5%還元で支払えば、合計2%でVポイントを貯められると紹介している。銀行機能の利用状況に応じたポイントもあり、簡単な条件だけで毎月760ポイントをもらえるという。
デメリットは、デビットカードが物理カードを発行できずバーチャルカードのみであることだ。普通預金金利も年0.4%で、ドコモの銀行と同じく低い。話者は、ドコモの銀行の利便性を保ちつつ、Vポイントをより簡単にお得に貯めたい人に向くとまとめている。
乗り換え先3:100万円以下なら年1%のあおぞら銀行BANK支店
ここからは、ドコモの銀行の弱点である金利の低さを補う高金利銀行の紹介だ。あおぞら銀行BANK支店は2026年7月1日以降、100万円以下の残高に年1%、100万円を超える部分に年0.65%の金利がつく。他行宛て振込手数料は無条件で月9回まで無料で、ゆうちょ銀行ATMは完全無料で使える。全国の郵便局のATMを無料で使えるので、地方に住む人も安心だと話者は言う。
注意点は2つある。1つ目は振込の使い勝手の悪さだ。振込はアプリではできず、SafariやChromeなどのブラウザでインターネットバンキングにログインして操作する必要がある。さらに、多くの銀行が対応している24時間365日即時振込のモアタイムシステムに対応していないため、反映にタイムラグが出る。2つ目は、ゆうちょ銀行以外のATMでは手数料がかかることで、コンビニや駅のATMを使いたい人には不便だ。目的別口座は20個まで作れる。話者は、この機能は高金利の銀行と相性が良いと評価している。100万円以下の預金で高金利を受けつつ目標別に貯金したい人や、ゆうちょATMや振込をよく使う人に勧めている。
乗り換え先4:残高が多いほど有利なDanDan Bank
DanDan Bankは、島根・鳥取を地盤とする山陰合同銀行が運営するアプリ専用のスマートフォン支店だ。日本国内に住む16歳以上なら全国どこからでも口座を開ける。普通預金は2026年7月1日以降、年0.5%に上がった。目的別口座のように使える貯蓄預金は無条件で年0.8%で、残高に応じて300万円以上で0.9%、500万円以上で1%、1,000万円以上で1.1%まで上がる。貯蓄預金はアプリでいつでも普通預金に振り替えられるため、ほぼ普通預金のように使える。
話者はここであおぞら銀行と比較する。あおぞら銀行は100万円以下なら年1%と最高水準だが、超えた部分は0.65%に下がる。DanDan Bankは残高が増えるほど金利が上がるので、まとまった資金を預ける人ほど有利になる。そのため、預金が100万円を大きく超える人にはDanDan Bankを勧めている。
手数料は、預金残高の合計に応じて振込が最大月10回、ATMが最大月15回まで無料になる。月末に10万円あれば、2か月後の振込とATMの手数料が各3回まで無料になる。給与受取、年金受取、住宅ローンの条件を満たすごとにステージが上がる仕組みもある。注意点は2つある。1つ目は使えるATMがセブン銀行のみであることだ。セブン銀行ATMは最近ファミリーマートへの導入も決まり、国内最多のATM数になるが、ローソンやゆうちょ、メガバンクのATMも使いたい人には不便だ。その代わりスマホATMに対応しており、キャッシュカードなしで利用できる。2つ目は、定額自動振込サービスには対応しているものの無料回数の対象外で、必ず手数料がかかる点だ。
話者自身はどうするか、そして経済圏との付き合い方
最後に話者は、現時点の情報だけなら、年会費無料の一般dカードでマネックス証券特典だけを適用できればよいと感じたと話す。マネックス証券で毎月3万円以上を積み立てて+1.5%を確保し、dカードのスマホ決済で支払う形が、シンプルで条件も分かりやすいという。もちろん、ドコモのスマホやドコモ光の利用者、まだ詳細が発表されていない年会費実質無料の特典を活用できる人、毎月の支払いをdカードに集約できる人なら、GOLD以上も選択肢になるとしている。
より大きな視点として、話者は「今一番お得なポイント経済圏はどこか」と聞かれればSBI・Vポイント経済圏と答えるという。ただしその答えが来年も同じとは限らない。ばらまきのフェーズが終われば回収フェーズに移る、と話者は見ており、その例として最近PayPay経済圏で改悪が続いていることを挙げる。そのうえで、ドコモ経済圏も含めて特定の経済圏に長く付いていく必要はなく、その時々でばらまきフェーズにあるお得なサービスを臨機応変につまみ食いしていくのが良いのではないか、と結んでいる。
2026年8月3日から、d NEOBANKから新しいサービスブランド「ドコモの銀行」に変わります。元々ドコモに買収されていたので、運営会社が住信SBIネット銀行からドコモSMTBネット銀行になることは発表されていましたが、サービスブランドも変更になりましたね。名前が変わると不安に感じる人もいると思いますので、先に安心できるポイントを2つお伝えしておきます。
1つ目に、銀行サービス自体に変更はないというところです。セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMでのスマホATMの利用は完全無料。ランクに応じて手数料の無料回数やデビットカードの還元が上がるなど、元のd NEOBANKのメリットはそのままです。2つ目に、V NEOBANK、MATSUI Bank、第一生命NEOBANKを中心に、提携NEOBANKに関してはサービス内容に変更はありません。
ただ、運営元の銀行が変わってしまうため、給与や年金の受け取り口座に設定している場合は、再設定が必要になる場合があります。10月30日までは古い住信SBIネット銀行の名前でも受け取りが可能になっているようですが、それ以降は金融機関によってはできなくなる場合がありますので、8月3日から10月30日の期間中に行ってしまいましょう。
その上で今回の本題はここからで、2026年8月20日以降、dアカウントとの連携が開始し、これによって対象の銀行取引でdポイントが貯まるようになったり、dカードの年会費が実質無料になったり、dカードの還元率を上げたりすることができます。一応、このdアカウントとの連携は任意で、連携しなくても銀行サービス自体は変わらず利用することができます。なお、dアカウント自体はクレジットカードのdカードやdポイントカードなど、ドコモサービスを使うための共通ログイン情報で、スマホや家でドコモ回線を使っていなくても無料で登録できますので、ご安心ください。
ただ、一度dアカウントと連携すると、今まで貯まっていたスマプロポイントからdポイントに切り替わり、これまでに獲得していたスマプロポイントも自動的にdポイントに交換されます。また、dアカウント連携後は、スマプロポイントで交換できていた現金、JALマイルへの交換はできなくなります。そのため、dアカウント連携やドコモサービスの利用を無理にする必要はありませんが、dアカウントと紐付けることで、この後紹介するようにお得な特典やキャンペーンに参加できますので、どうせ利用するなら連携しておくことをおすすめします。もしドコモサービスの特典に魅力を感じない場合は、乗り換え先のおすすめな銀行口座も紹介しますので、最後までご覧いただければと思います。
ちなみに、このチャンネルではおすすめな銀行口座やクレジットカードなど、家計を少しでも楽にできるようなお得情報を発信しています。興味がありましたら、ぜひチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。それでは早速、今回発表されたdアカウント連携による3大特典とその注意点を確認していきましょう。
まず1つ目は、銀行の対象取引に応じてdポイントが貯まる特典です。現在のd NEOBANKでも、給与・年金の受け取りで100ポイント、口座振替で3ポイントをもらえていますが、他にも条件が増えるようです。
2つ目に、クレジットカードのdカードの年会費が実質無料になる特典です。現在、一般のdカードは年会費永年無料ですが、dカード GOLD Uは3,300円、dカード GOLDは1万1,000円、dカード PLATINUMは2万9,700円かかります。そこに今回の改定で、ドコモの銀行の預金残高等の適用条件に応じて、dカードの年会費の半額または全額相当分のdポイントをもらえるようになるようです。ただ、1つ目と2つ目の詳しい内容については後日発表になりますので、発表され次第、別の動画でまとめていきます。
三井住友のOliveでも、円預金口座とSBI証券の合計残高で上位カードの年会費が無料になる特典が直近増えましたが、かなりハードルは厳しめでした。Oliveの上位カードよりもdカードの年会費は比較的安い分、ハードルが優しいといいですよね。
そして最後、3つ目。クレジットカードのdカードのスマホ決済への還元率がアップする特典です。これが今回の発表の本丸になります。ドコモの銀行引き落とし特典とマネックス証券特典の2階建てになっていますので、順番に説明していきます。
まず、ドコモの銀行引き落とし特典については、ドコモの銀行の口座をdカードの引き落とし口座に設定します。すると、dカードの基本還元率1%に上乗せがつきます。一般カードではプラス0.25%で合計1.25%還元。dカード GOLD、dカード GOLD Uではプラス1%で合計2%還元。dカード PLATINUMではプラス2%で合計3%の還元を実現することができます。
ただ、特典の対象になってから初年度と2年目以降で適用条件が変わりますので、注意するようにしましょう。初年度の初回の引き落としから12か月間は、無条件で上乗せ分の還元をもらうことができます。でも、2年目の13か月目以降は、月間利用金額に応じて上乗せされる還元率が変わります。集計期間は、各引き落とし月の前々前月の16日から前月の15日までです。
一般カードでは月間10万円以上の利用でプラス0.25%の還元。dカード GOLD Uでは、月間10万円以上の利用でプラス0.25%還元、20万円以上の利用でプラス0.5%還元、50万円以上の利用でプラス1%還元。dカード PLATINUMでは、月間10万円以上の利用でプラス0.25%還元、20万円以上の利用でプラス0.75%還元、50万円以上の利用でプラス2%還元になります。
次に2つ目、マネックス証券特典です。マネックス証券の証券口座とドコモの銀行の自動入出金設定をすると、プラス0.1%還元。そこにdカード積立、またはd払いの残高積立を合計3万円以上しているとプラス1.4%、合計で最大プラス1.5%を上乗せすることができます。先ほどの引き落とし特典と合算すると、一般カードで最大2.75%還元、dカード GOLDで最大3.5%還元、dカード PLATINUMで最大4.5%の還元になります。
ただ、この最大の数字に釣られないための注意点を4つお伝えします。まず、対象の支払い手段はdカードのスマホ決済のみになることです。具体的には、dカードをApple Pay、Google Pay、おサイフケータイに登録して支払える国際ブランドのタッチ決済、もしくはiD決済。支払い方法をdカードに設定したd払いのコード決済とd払いタッチになります。現物カードのタッチ決済、d払いのネットショッピングあたりも上乗せ還元の対象外になっていますので、覚えておきましょう。
そして一番重要なのは、特典ごとに還元上限が違うことです。ドコモの銀行引き落とし特典では月間3,000ポイントまで、マネックス証券特典では月間500ポイントまでに設定されています。そのため、ドコモの銀行引き落とし特典で実際に還元されるのは、一般カードだと月間120万円の利用分まで、GOLD Uは月間30万円の利用分まで、プラチナカードは月間15万円の利用分までになっています。そしてマネックス証券特典で実際に還元されるのは、月間3万333円分の利用分までになっています。
同様に、もし2年目以降、dカード PLATINUMで毎月50万円以上スマホ決済を利用しても、引き落とし特典では15万円の利用分まで、マネックス証券特典では3万333円の利用分までしか上乗せの還元をされないため、実質1.7%還元ということになります。ただ、1年目は非常に簡単な条件で上乗せの還元をもらうことができますし、dカード、dカード PLATINUMに関しては年間100万円以上の利用で年間利用額特典もあり、実質の還元率はさらに高くなっていますので、強力な改善内容であることは間違いないです。
注意点3つ目に、d払いにはポイント還元対象外サービスがあることです。タッチ決済できるお店の中で、d払いタッチはJR東日本グループの駅ビル・駅ナカ商業施設では対象外になっています。
最後、注意点4つ目に、上乗せで還元されるポイントの種類は期間限定ポイントであることです。dポイントの通常ポイントの有効期限に関しては、最後にポイントが貯まったり使ったりした日から12か月後になっていますので、実質延長し続けることができます。ただし、この特典で付与されるポイントは期間限定ポイントのため、失効しないように注意するようにしましょう。また、dポイントの期間限定ポイントを消化する際、d払いのポイント払いでは支払いにポイント還元がつかないため、dカードの支払い代金へ充当したり、マネックス証券や日興フロッギーで投資に使うことをおすすめします。このように最大還元率4.5%には惹かれますが、注意点も多く存在していますので、ご認識いただければと思います。
この章最後に、改めてdカードの基本スペックを振り返っていきましょう。年会費に関しては表記の通り。ただ、18歳から29歳限定のGOLD Uに関しては、画面の3つのいずれかの条件を満たす場合は2年目以降の年会費が無料になります。
続いて、基本還元率は1%で、1会計ごとに100円につき1ポイント、dポイントが貯まります。ただし、プリペイド決済へのチャージ分、クレカ積立による投資分、国民年金保険料はポイント還元対象外であること。2026年2月の改定で、電気、ガス、水道など公共料金と税金の支払いに関しては、0.5%還元に還元率が落ちるようになっていますので、注意するようにしましょう。
そしてGOLD、PLATINUMの場合は年間利用額特典もあり、ゴールドカードでは年間100万円の決済で1万円分のクーポンをもらえて、プラチナカードでは400万円まで100万円達成ごとに1万円分のクーポンをもらえます。ですので、年間100万円の達成時にはGOLDとPLATINUMに関しては、基本還元と合わせ実質2%還元と見なすこともできます。ただし、2026年度以降からクーポンの使い道として一番人気だったdショッピングが対象外になったり、そもそも一部クーポンを使うための条件が利用金額の20%までと仕組みが複雑だったりと、使いづらくなっている点は認識しておきましょう。
そして、その基本還元率に、dカードのスマホ決済で還元率をアップできるようになりました。ドコモの銀行引き落とし特典、マネックス証券特典で、一般カードは合計2.75%還元、GOLD U、GOLDは合計3.5%の還元、PLATINUMは合計4.5%の還元になります。月間の還元上限ポイント数には注意するようにしましょう。
次に優遇特典について、マツモトキヨシ、ココカラファインやスターバックスなど、dカードの加盟店では還元を上げることができます。また、ドコモのスマホ料金プランやドコモ光、ドコモでんき Green、dアニメストアなど、ドコモの月額課金サービスではGOLD Uは5%、GOLDは10%、PLATINUMは最大20%の還元になります。ただし、ドコモ miniやahamoに関しては還元アップの対象外になっています。なお、プラチナカードについては初年度は無条件で20%の還元が適用されますが、2年目以降は月間の決済利用金額に応じて10%から20%の還元率に変動します。
次に、マネックス証券のdカード積立について、一般カードの場合、積立額が5万円以下の部分に対しては1.1%還元、5万1円以上7万円以下の部分に対しては0.6%還元、7万1円以上10万円以下の部分に対しては0.2%還元になります。SBI証券でも楽天証券でも、1%以上の投資還元率を実現するためには、年会費や決済を行う必要があるゴールドカード以上を持つ必要がありますが、dカードの場合は年会費無料の一般カードでも1.1%還元を実現することができます。なお、もし月間10万円クレカ積立をした場合は0.73%還元ということになりますので、一般カードの中では高い部類に入ります。
続いて、GOLD Uとゴールドカードの場合、NISA口座を開設しているかどうかで還元が変わります。もしNISAを開設している場合は、積立額を問わず1.1%還元になります。一方で、NISAではない通常の課税口座の場合は、年会費無料の一般カードと同じ還元に落ちてしまいます。
最後にdカード PLATINUMの場合、より条件が複雑になり、NISA口座、積立額、毎月のショッピング利用金額に応じて還元が変動します。今回は分かりやすく、NISA口座を開設している場合、毎月のショッピング利用金額が10万円未満だと1.1%還元、10万円以上20万円未満だと2.1%の還元、20万円以上だと3.1%の還元になります。それ以外にもプラチナカードは付帯特典が充実していて、対象の高級レストランを2名以上で利用したら1名分が無料になる招待日和や、海外を含め空港ラウンジを年間10回まで利用することができるプライオリティ・パスが付帯しています。
以上、年会費無料で比較的高い投資還元率に魅力を感じる人は一般カード。29歳以下の人はGOLD U。ドコモ回線を利用していて、年間100万円以上利用する人はゴールドカード。月間20万円以上利用して、ドコモ回線もしくはマネックス証券でフルの10万円投資する人はプラチナカードがおすすめです。
次に、ドコモ経済圏の今後の展望についても、ニュースリリースの内容から少し触れたいと思います。まず今回の狙いはシンプルです。d NEOBANKを使っていた人に、dカードを中心にd払い、マネックス証券、そしてドコモの通信まで使ってほしい。銀行を入り口にした囲い込みですね。
そして囲い込みの先も動いています。ドコモ・フィナンシャルグループ、それからドコモショップを運営する一部の代理店で、金融サービスの案内やサポートができるように申請を進めているようです。ただ、対面での金融相談は営業の性格も強くなる可能性もあり、その場合は金融商品の手数料率も高くなりがちです。今は優秀な投資信託、保険もネットで自分で選んで購入することができますので、注意するようにしましょう。
もう1つ、実利の話です。ドコモSMTBネット銀行の始動に合わせて、過去最大級のキャンペーンが実施されるようです。既存の人も新しく口座を開く人も、どちらも参加できるとのことです。なので、これから入会や口座開設を考えている人は8月3日以降に動くようにしましょう。
ここからはドコモの特典にそこまで魅力を感じない人向けに、乗り換え先としておすすめの銀行口座を4つ紹介していきます。前提として、ドコモの銀行の銀行機能そのものはかなり優秀です。スマホATMは完全無料で利用可能。1回10万円以下の個人宛て送金を無料で行えることら送金に対応。目標ごとに口座を10個まで分けることができる目的別口座や、資金移動を自動化することができる定額自動入金、振り込み、振替サービスなど、便利なサービスに対応しています。そのため、利便性だけで見れば無理に乗り換える必要はないと思います。ただ、SBI証券を含むSBI・Vポイント経済圏に集中したい人、金利も重視したい人にとっては、乗り換えるのはありだと思います。
まず、SBI証券で投資をしている人におすすめなSBI新生銀行です。前提として、SBI新生銀行のメリットを最大限享受するためには、ステップアッププログラムというSBI新生銀行のランク制度で、最上位のダイヤモンドステージに上げる必要があります。最上位ステージと聞くと達成が難しいと感じるかもしれませんが、SBI証券と連携するだけで自動的にダイヤモンドステージに到達できます。28歳以下または60歳以上の方は、SBI証券との連携すら不要です。このダイヤモンドステージの優遇特典としては、大きく4つあります。
メリット1つ目に、普通預金金利がアップすることです。ダイヤモンドステージの達成で、円普通預金の口座が年0.45%の金利になり、さらにSBI証券の自動入出金ができるSBIハイパー預金の口座では、2026年7月10日以降、年0.55%の高金利を受けることができます。
メリット2つ目に、他行宛ての振り込み手数料が月10回まで無料なことです。他の銀行口座では、振り込み手数料の無料回数があっても月3回から5回程度になっていますので、振り込みを頻繁に行う方にとっても安心だと思います。
メリット3つ目に、コンビニ各社、イオン銀行、駅構内のVIEW ALTTE、Patsatなど、提携先のATMを、最上位のダイヤモンドステージを含めシルバーステージ以上の場合、何度でも無料で利用可能なことです。他の銀行口座では無料でATMを利用できても回数制限がありますので、ATM利用が多い方には大きなメリットになっています。
メリット4つ目に、キャッシュプレゼントプログラムです。他行からの1回1万円以上の振り込み入金、口座振替、外貨積立の取引状況に応じて現金が還元されるお得なプログラムです。ダイヤモンドステージの場合、他行からの振り込みでは1回20円、月最大100円、口座振替では1回で10円、外貨積立で1万円ごと100円、月最大1,000円の特典があります。外貨積立を除いた他行の振り込み、口座振替の合計110円分は比較的簡単に達成しやすいため、毎月110円分は簡単に獲得することができます。ただし、SBI新生銀行アプリで毎月エントリーが必要な点は注意が必要です。
このように、SBI証券の連携さえすれば、高金利、利便性、還元の3拍子が揃った最強の銀行口座になります。一方で、注意点としてスマホATMに非対応など、便利な銀行機能が少し物足りない状況です。ただ、ここに関しても2026年7月26日以降、定額自動振り込みサービスや口座振替予定の通知の導入など、便利機能がどんどん追加されていく改善が進んでいますので、少し待てば他のネットバンクに追いつけると思います。あとはキャッシュカードにICチップが搭載されておらず、セキュリティに課題があったりしますので、認識しておきましょう。
まとめると、SBI新生銀行はSBI証券と連携できる人、特にSBI証券で投資している人、金利、利便性、還元の全ての面で高スペックな銀行を探している人におすすめです。ドコモの銀行でもSBI証券と自動入金ができるSBIハイブリッド預金がありますが、金利が高い分、SBI証券の投資用資金を入れておくべき口座はSBI新生銀行の方を個人的にはおすすめします。資本関係的にも、ドコモの銀行はマネックス証券。SBI新生銀行はSBI・Vポイント経済圏のSBI証券との連携をさらに強化していくことが予想できます。
ちなみに、SBI新生銀行の新入会特典、ウェルカムプログラムの内容が、8月1日以降、合計2万円だったものが合計1万6,000円分に縮小していくことが発表されています。そのため、もしSBI新生銀行を開設したい場合は7月中がおすすめです。また、銀行口座やクレジットカードを申し込み時は、モッピーなどポイントサイト経由で行うと、公式の新規キャンペーンとは別にポイントをもらえますので、非常にお得になっています。モッピーをまだ使ったことがない人は、画面の紹介コードで新規登録をして5,000ポイント以上獲得すれば、追加で2,000ポイントをもらえますので、ぜひ活用ください。
2つ目のおすすめな銀行口座はV NEOBANKです。ドコモの銀行の提携NEOBANKの1つであるため、ATM、振り込み手数料が各5回まで無料のほか、スマホATM、定額自動送金サービス、目的別口座など、ドコモの銀行の利便性を引き継いでいます。また、ドコモの銀行の支店扱いになり、自社間での送金は完全無料になるため、ドコモの銀行との相性も非常に良いです。そしてV NEOBANKの最大の特徴は、ポイント還元の面が優れていることです。
まず、デビットカードが無条件で常時1.5%還元を実現することができます。今回紹介したように、dカードやドコモの銀行のデビットカードでは還元を上げるための条件があるほか、貯まるポイントは有効期限があったり、月間付与上限ポイント数があるなど、お得に使う上で気をつけるべき点が多くあります。その点、V NEOBANKには何の条件もなく、非常に使いやすいと思います。
なお、さらにお得な使い方としては、V NEOBANKのデビットカードからVポイントPayに1.5%還元でチャージをします。VポイントPayにチャージをした残高は、Oliveのポイント払いモードで0.5%還元で支払うこともできますので、合計2%還元でVポイントを貯めることもできたりします。あとは銀行機能の使用状況に応じて毎月Vポイントをもらえて、達成が簡単な条件だけで毎月760ポイントをもらえます。詳細の内訳はこちらの通りですが、気になる方は一度動画を止めてご覧いただければと思います。比較的簡単な条件だけでこれだけのポイント数をもらえるのは大きなメリットです。
一方で、デメリットについてです。デメリット1つ目に、デビットカードの物理的な現物カードを発行できず、バーチャルカードになってしまうことです。2つ目に、普通預金は年0.4%と、ドコモの銀行と同じく低いことです。ドコモの銀行の利便性を引き継ぎつつ、Vポイントをより簡単かつお得に貯めたい人におすすめです。
続いて、ドコモの銀行の弱点、金利の低さを補える高金利銀行を2つ紹介していきます。まず、あおぞら銀行BANK支店です。100万円以下の預金残高に対して、2026年7月1日以降、年1%の金利に上がっています。なお、100万円を超える預金残高に対しても、年0.65%の金利に上がっています。
続いて資金移動の利便性について、他行宛ての振り込み手数料は無条件で月9回まで無料。ATM手数料はゆうちょ銀行ATMでは完全無料で利用することができます。全国の郵便局にあるATMを無料で利用できますので、地方に住んでいる方も安心して利用することができると思います。
ただ、注意点としては2つあります。1つ目に、振り込みの使い勝手が悪いことです。振り込みを行うためにはアプリでは行えず、SafariやChromeなどWebブラウザ上でインターネットバンキングへ一度ログインし、操作する必要がありますので、少々面倒です。さらに多くの銀行では、モアタイムシステムという24時間365日、銀行間の振り込みを即時に処理できるシステムに対応していますが、あおぞら銀行では対応していません。そのため、振り込み金額の反映が行われるまでにタイムラグが発生しますので、注意が必要です。
2つ目に、ゆうちょ銀行ATM以外はATM手数料がかかるところです。他の銀行では利用できるようなコンビニや駅のATMを使いたい人にとっては、使い勝手が良くないと思います。その他便利な機能として、目的別口座の機能があります。生活防衛費や子供の教育資金、旅行費など、目標ごとに積立ができる口座を20個まで作成可能です。ドコモの銀行にも同じ機能はありますが、あおぞら銀行を含め高金利銀行の方が相性が良い機能だと思います。
まとめると、あおぞら銀行をおすすめする人は、100万円以下の預金残高で高金利を受けながら目標ごとに貯金をしたい人、ゆうちょ銀行ATMや振り込みをよく利用する人におすすめです。
最後にDanDan Bankです。DanDan Bankは、島根・鳥取を地盤とする地方銀行、山陰合同銀行が運営するアプリ専用のスマートフォン支店のことで、地方銀行ではありますが、日本国内に居住する16歳以上の方であれば、全国どこからでも口座開設が可能です。
まず金利についてですが、普通預金口座では2026年7月1日以降、年0.5%にアップ。そして、他の銀行でいう目的別口座の機能がある貯蓄預金では、無条件で年0.8%、残高に応じて最大1.1%まで金利が上がります。具体的には300万円未満で0.8%、300万円以上で0.9%、500万円以上で1%、1,000万円以上で1.1%です。この貯蓄預金は、アプリの操作でいつでも普通預金口座と振り替えることができる、ほぼ普通預金口座のような使い勝手でありながら、これだけの高金利を受けることができます。
ここで先ほどのあおぞら銀行と比較してみます。あおぞら銀行は100万円以下であれば年1%と最高水準の金利になっていますが、100万円を超える部分は年0.65%に下がってしまいます。一方で、DanDan Bankの貯蓄預金は残高が増えるほど金利も上がっていく仕組みになっていますので、500万円以上で1%、1,000万円以上で1.1%と、まとまった資金を預ける人ほど有利になっていきます。そのため、預金残高が100万円を大きく超えるような人にとっては、DanDan Bankの方がおすすめです。
続いて資金移動の利便性について、DanDan Bankでは全ての預金残高の合計額に応じて、振り込み手数料を最大10回まで、ATM手数料を最大15回まで無料にすることができます。10万円だけでも月末にあれば、2か月後の振り込み手数料、ATM手数料が各3回まで無料になるのは嬉しいポイントになっています。この銀行は貯金用口座として使えば、より無料回数は増えると思います。さらに給与受け取り、年金受け取り、住宅ローンの条件を達成するごとに、1つずつステージアップする条件もあります。
ただ、注意点が2つあります。1つ目に、利用できるATMがセブン銀行のみであることです。セブン銀行ATM自体はセブンイレブンに加えて、直近ファミリーマートへの導入も決まり、国内最多のATM数になりますが、ローソンやゆうちょ、メガバンクのATMも使いたい人にとっては不便だと思います。その代わり、セブン銀行ATMはスマホATMに対応していますので、キャッシュカードなしでスマホだけでATMを利用することができます。2つ目に、定額自動振り込みサービスには対応しているものの、こちらは無料回数の対象外で、手数料が必ずかかる点です。
まとめると、DanDan Bankをおすすめする人は、日常使いの利便性を確保しながら、無条件で最高水準の高金利を受けたい人、そして100万円を超えるまとまった資金を目標ごとに管理したい人です。以上、乗り換え先としてSBI新生銀行、V NEOBANK、あおぞら銀行、DanDan Bankの4つを紹介しました。
ちなみに、8月は他の銀行やクレジットカードも新規入会特典を強化してくるタイミングです。当チャンネルでも毎月、銀行口座、クレジットカードのお得な入会キャンペーンの動画を出しておりますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います。
それでは最後に、今回の改定を受けて個人的にどうするかという話ですが、ここまでの情報だけだと、年会費無料の一般のdカードでマネックス証券特典だけ適用できればいいかなと感じました。マネックス証券で毎月3万円以上を積立投資して、還元率プラス1.5%を確保した上で、dカードのスマホ決済で支払う形が、個人的にはシンプルで条件も分かりやすいです。もちろんドコモのスマホやドコモ光のユーザーはもちろん、まだ詳しく発表されていないdカードの年会費が実質無料になる特典を活用できる人や、月間でdカードに支払いを集約できる人は、ゴールドカード以上もありだと思います。
そして、もう少し大きな視点の話です。今一番お得なポイント経済圏はどこですかと聞かれたら、私はSBI・Vポイント経済圏と答えます。ただ、この答えは来年も同じとは限りません。ばらまきフェーズが終われば、直近PayPay経済圏で改悪が続いているように、回収フェーズに移行します。今回紹介したドコモ経済圏を含め、特定の経済圏に長くついていく必要はなく、その時々でばらまきフェーズになっているお得なサービスを臨機応変につまみ食いしていくのが良いのかなと思います。
このチャンネルでは、これからも改悪されてお得さが弱くなるサービス、反対にお得になるサービスを分かりやすく紹介するように努めますので、ぜひチャンネル登録をして、調べる時間を短縮いただければと思います。ご視聴ありがとうございました。
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