移動しない新幹線に泊まる 新大阪「500系新幹線ルーム」宿泊記

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概要

タケヤキ翔は、大阪在住でありながら大阪のホテルに泊まりに行く。目当ては、新幹線の車内を再現した部屋にベッドを置いた「500系新幹線ルーム」だ。タケヤキはふだん夜行バスや寝台列車での移動を動画にしているが、今回は「移動しない新幹線ホテル」という発想を面白がり、実際に一晩過ごしている。

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半年前の予約と、今回の検証テーマ

撮影は10月だが、予約したのは夏前、半年ほど前だったという。なかなか予約が取れず、ようやく空いた日に泊まることになった。以前撮影した寿司バスは営業開始前の試運転段階で撮影できたが、今回は営業が始まってからの宿泊なので、利用希望者が殺到しているようだとタケヤキは話す。

タケヤキは大阪と東京を頻繁に往復しており、新幹線に乗ると仕事モードになってしまうという。そこで今回は、新幹線を再現した部屋で朝を迎えたときに仕事の感覚がよみがえるのか、それとも普通にぐっすり眠れるのかを確かめることにした。

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新大阪駅すぐそばのホテル

ホテルは新大阪駅のすぐ近くにある。道中は、タケヤキが東京へ仕事に向かう際に何百回も通った道で、そのまま右に曲がれば新幹線乗り場に出るという。宿泊先は「ヴィアイン新大阪ウエスト」で、建物にはセブン-イレブン、関西の和食店「がんこ」、居酒屋が入っている。

部屋は719号室。同じフロアのほかの部屋は普通のホテルの客室だが、719号室だけ扉に「JR500 WEST JAPAN のぞみ719」と表示されている。

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部屋の中は「まんま新幹線」

扉を開けると新幹線の車内が広がり、そこにベッドが置かれている。行先表示は実際に「新大阪行き」と光っていて、座席には1A・1B・2A・2Bの番号が振られている。タケヤキの見立てでは、実際に使われていた部材がそのまま置かれているようだ。座席前のテーブルは本物より少し小さい。

一方、トイレについては、新幹線の個室トイレを再現しているのではと期待したものの、実際は普通のユニットバスだった。青い内装は新幹線の何かをイメージしているのかもしれないが、自分は鉄道に詳しくないので分からないとタケヤキは言う。この部屋はホテル内に1室しかなく、数カ月待ちだという。

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深夜の新大阪と、夜に出かけることが好きな理由

夜には美容院で髪を切った。担当の美容師はタケヤキと同じパーソナルジムの会員で、トレーニング中に「ファンなんで」と声をかけてきたのが出会いだったという。美容師は、タケヤキが中性的なので女の子の髪を切っているような気分になると話していた。

その後、終電後の深夜1時40分ごろに新大阪駅へ行ってみた。正面口もコンビニも閉まっていて、いつも人が行き交う場所が静まり返っている様子にワクワクしたという。

タケヤキによれば、子どものころから夜中に出かけるのが好きだった。中学生のころは親が厳しく、夜6時以降の外出を禁じられていたので、その反動が大きいのだろうと振り返る。今YouTubeでこうしたホテルに泊まったり、誰もいない駅に行ったりするのも、自分が楽しいと思える企画をやっているからだと話す。

晩ご飯に向かう途中では、初めてライブをしたかもしれないライブハウスの前を通り、懐かしがっていた。夕食はやよい軒でとった。

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細部の再現度と、気になった点

駐車場が遠かったこともあり、ホテルに戻ったのは2時半だった。改めて部屋を見ると、網棚まで本物そっくりで、タケヤキは「まんまや」と繰り返す。「防犯カメラ作動中」の表示もあるが、雰囲気づくりのために貼っているだけだろうと推測していた。座席側から見る角度がいちばん新幹線のファーストクラスらしく見えるとして、サムネイルに使うことにした。

コンビニでは、いつも新幹線に乗るときに買うものをそろえた。水のほか、焼き芋やサラダチキンなど、コンビニで買える中でいちばん体に良さそうなものだという。

座席を倒してみると、リクライニングの角度は本物と同じだった。ただ可動域が狭く、ここではいっそ下まで倒して寝たいと不満も漏らす。タケヤキは、実際の新幹線にもこういう席ができたら最高だと話していた。就寝時に部屋を暗くしても、案内表示とトイレのマークは消せないようだった。

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朝食と、最後に分かった「行き先」

朝食は1階のがんこのビュッフェだった。混んでいて撮影はできなかったが、普通の朝食ビュッフェだったという。前夜のやよい軒で食べすぎたせいで、まだ満腹だった。

チェックアウトの前に、タケヤキは思い違いに気づく。行先表示が「新大阪行き」なので、この部屋の現在地も新大阪だと思い込んでいたが、別の表示には「博多」とあった。つまりこの部屋は、博多から新大阪へ向かう新幹線の車内という設定だったわけだ。

なお、冒頭で掲げた「朝起きたときに仕事の感覚がよみがえるか」という問いについて、動画の中で明確な答えは語られていない。