妹への「爆買い」企画が値段当てゲームで逆転し、最後は約96万円の自腹になった一日

YouTubeで開く ↗
概要

ヒカルの動画で、神楽と、その妹の買い物に一日付き合う企画である。神楽と妹は一緒に住み始めたばかりで、家具や日用品がまだそろっていない。そこで「必要なものをまとめて買う」ために、@cosme TOKYO、Francfranc、ヤマダデンキ、服のセレクトショップ二軒、イタリアンレストランを回った。ヒカルは当初、全額を自分で払うつもりだったと繰り返し話している。ところが、妹が会計額を当てるゲームを提案したことで、誰が払うかが店ごとに変わっていった。最後は妹がじゃんけんで負け、その日の総額をほぼ自分で負担する結果になった。

14分で読めます
0:16

開店前の@cosme TOKYOで、妹は「自分では選べない」

最初の店は、開店前の@cosme TOKYOだった。誰もいない状態での撮影許可をもらい、貸し切りで買い物を始めている。ヒカルは「男からするとあまり来ないから分からないけど、女の子には夢のような場所だろう」と話す。

ところが、買う本人のはずの妹は、ほとんど自分で選ばない。普段のコスメはどう選んでいるのかとヒカルが尋ねると、妹は全部神楽に選んでもらっていると答えた。神楽も、使わなくなったものを妹に渡しており、服もすべて自分が選んでいると話す。自分で決めるのは「めっちゃ苦手」だという。妹は、神楽に勧められたものを断ったことも一度もないそうだ。ほぼ同じ色に見えて違いが分からないからである。メイクの研究もほとんどしておらず、今のメイクが自分に合っているのかも分からないという。

ヒカルは、Diorの売り場に並ぶ色数を見て、この中から自分に合うものを探すのは「えげつない話」だと驚いた。色はわずかずつしか違わず、肌質との相性もある。Diorだけでこれだけあり、ほかのブランドにも同じくらいの数がある。それなら何を基準に選ぶのか、というのがヒカルの疑問だった。ヒカルは、だからみんな人気のモデルやインフルエンサーの真似をするのだろうと推測する。実際に妹がMEDICUBEのヘアブラシを手に取ったときも、決め手は「ウォニョンが使っていた」ことだった。神楽も、情報源はInstagramに流れてくる投稿や美容系YouTuberだと話している。

商品選びは神楽が中心だった。神楽はDiorのリップグロウを勧めた。理由は、テクスチャーと肌のりが違うこと、香りが良いこと、韓国コスメにはないラメの強さがあることだった。ヒカルはラメを、昔持っていたざらついたキラキラの折り紙にたとえている。ヒカルは「予算無限」と宣言し、「これは設備投資みたいなもの」と説明した。二人はこれから表で活躍していくので、映えるものにお金をかけるのは違和感のない話だという。そのうえで、ワックスとケープがあれば十分な男性と比べて、女性は本当にお金がかかると何度も感心していた。

ほかに名前が出たのは、rom&ndの新作、ETUDEのマスカラ、ウォンジョンヨ、CipiCipiである。CipiCipiはふくれなさんが手がけるブランドで、ヒカルは「ふくれなさんっぽさを出さずに、知らない人が普通に買っている。大成功ブランドだ」と評した。神楽も、いつか@cosmeの棚に並ぶようなブランドを出してみたいと話している。

9:17

ヒカルが若い頃に使っていた香水との再会

香水売り場では、ヒカル自身が一番盛り上がった。試した香りの一つが、若い頃に使っていた香水だと気づいたからだ。ヒカルの話によると、初めて香水店に行ったとき、どれが一番いいか分からず店員に聞いた。すると店員三人が三人ともこの香水を挙げ、「これが一番モテます」と言われたという。その後また買おうとしても名前を思い出せず、買えないままだった。値段は30mlで8000円。ヒカルは「いい匂いすぎて今も残っているんだろう」と喜んでいた。妹のほうは金木犀の香水を気に入ったが、店頭に在庫が見当たらなかった。

ドリンク売り場では、むくみ対策などの効果を書いたPOPを見て、ヒカルは「これを書いた人は天才」「POP作りは大事」と話す。自分が昔飲んでいた「ザ・コラーゲン」も懐かしがって買っていた。おへそのごま取りパックやベストコスメのランキングも見て回り、ヒカルは妹を「ランキングに弱い」とからかっている。

14:24

妹の提案で始まった値段当てと、15万円の天引き

会計の前に、妹が値段当てを提案した。合計額を予想し、一番離れた人が払うというルールである。ヒカルは20万円、神楽は9万円前後、妹は7万8000円と予想した。妹は最後に答える順番で有利だったが、香水が1個1万2000円するなど、合計は予想を超えて伸びていく。最終的な合計は約15万円で、妹の負けになった。

ヒカルは「自分で言い出したんやから」と、妹に支払わせることにした。精算は9月の給料からの天引きである。ヒカルは「稼げばいいだけだから、どの世界でも同じ」と話す。一方で、本来は全部自分が払うつもりだったとも言い、「妹は盛り上げようとして自分でやりたかったんだろう」と振り返っている。

17:06

Francfranc前の会話——「人に使うほうが楽しい」

Francfrancに向かう車内で、ヒカルは自分のお金の使い方について話した。ヒカルは「世間は神楽たちを金目当てと言うが、自分を甘く見ている。ハイブランドの爆買いくらいでないと痛まない」と言う。欲しいものがもうないので、二人が買い物を楽しむのを見ているほうが楽しく、それで物欲が満たされるという。稼ぐとお金の使い道がなくなり、人に使うのは当然になる。この感覚は稼いだことのない人には分からないだろう、とヒカルは話す。@cosmeで二人が興奮しているのを見ると幸せな気持ちになるが、自分はどんなハイブランドを買ってもあんなふうにはならない。だから自分の買い物は「幸せのコスパが悪い」という言い方もしていた。

ヒカルは、妹が本当に払う気なのかを改めて確認した。動画のノリなら後で自分が払ってもいいので、本気でやりたいのか知りたいという趣旨である。妹は払うと答え、この後の店でも値段当てを続けることになった。ヒカルは、自分は払う予定で来ているので、このゲームで損をすることはないと何度か口にしている。

20:35

Francfrancでの家具選びと、神楽の35万円

Francfranc青山店では、妹の部屋の家具を選んだ。最初に目を留めたのは、中の花を季節ごとに替えられるテーブルである。妹の部屋にあるテーブルは前田さんのお下がりで、「ちょっとダサい」ので可愛いものに替えたいという。ヒカルは「小物は後日でもいいから、ベッドやソファーなど家に絶対必要なものを先に」と助言した。売り場では、ベッドのフルセット、色の合うドレッサー、クッション、ランプ、ハートのコップ、猫の絵(3000円)、おもちゃ入れになりそうな収納などを選んでいる。

ソファーは最終的に買わなかった。リビングにソファーがあり、妹の部屋に置くと場所を取るからである。ヒカルは、自分がソファーを選ぶ基準は寝転べるかどうかだと話していた。

値段当ては、ヒカルが40万円と予想した。神楽と妹はそれより下の金額で予想し、神楽は「ベッドだけで25万円くらいする」と見積もっている。ヒカルは途中で、自分が負けたら倍の金額を出すといった案も口にした。そうすれば自分にもリスクがあってフェアになる、という考えである。結果は35万円台で、負けたのは神楽だった。神楽は、ヒカルの言葉を借りれば本当に嫌がっていた。一方、@cosmeで負けた妹は「お姉ちゃんありがとう」と喜び、立場が入れ替わった。ヒカルは、神楽はケンタッキーなど「よく分からないところ」にお金を使っているので、妹のためという理由がある分ましだとからかった。視聴者にも「無限に神楽にお金を渡しているわけではない」と伝わるだろうと話している。

33:07

ヤマダデンキ——ヒカルが不利なルールを自ら追加

ヤマダデンキLABI渋谷店では、すでにある家電に足りないものを買い足した。具体的には、人気1位というスリムなスティック掃除機(税抜7万円前後)、神楽が週に2〜3回使うというブレンダー、ノンフライヤー、アラジンのトースター、たべっ子どうぶつのカステラメーカーである。アラジンについて、妹は一人暮らしのとき高くても頑張って買った、ここだけは妥協したくなかったと話した。パンだけでなく魚も焼けるという。ヒカルは、料理しない妹にブレンダーは要るのかと疑い、「お菓子は買えばいい」と笑っていた。

ここでヒカルはルールを変えた。自分が負けたら、ここまでの会計を全部自分が持つ。しかも予想は自分が先に答える。ヒカルは「これで一回でも勝てなかったらもう仕方ない」と話す。ヒカルは12万円と予想した。神楽と妹は二人で11万円に合わせ、負けたら折半にした。境目は11万5000円である。結果は12万9000円でヒカルの勝ちとなり、神楽と妹が6万5000円ずつ払った。神楽の負担はこの時点で41万円ほどになった。ヒカルは、表示の多くが税抜で右下に税込額が書かれていたことも、金額が膨らんだ理由として挙げている。

40:26

服のセレクトショップ二軒と、逆転の値段当て

ラフォーレ原宿のNICE CLAUPでは、ここでも神楽が妹の服を選んだ。妹は普段ほとんど試着しないという。ヒカルは「似合っていればいい」「何を着ても似合いそう」と言い、「センスのある神楽に聞けばいい」と自分は判断を避けた。神楽は、妹には鎖骨や肩が見える服やウエストがキュッとした形が似合うと説明する。ヒカルは、黒が似合う妹を「ブラベ(ブラックベース)」と冗談で呼んでいた。妹が今着ている服も神楽が選んだもので、神楽は「やっぱり私は天才」と話している。ヒカルは、衣装は少なくとも10着はないと同じ服ばかりになると助言した。また、系統がそろってしまうので、何着か買ってほかはTシャツも置いている店で選ぶのも手だと提案している。

次のLHP原宿は、1着1万8000円や3万〜4万円の服が並ぶ店だった。三人は、ハイブランドとのコラボだというアトムのTシャツ(1枚3万8000〜4万円台)を色違いでそろえた。ほかにモンクレールや、ヒカルが「結構好き」というヤギのデザインの服も見ている。ヒカルは「若いうちにお金を使ったほうがいい。年を取ると使い道がなくなる」と話した。

二店の合計について、ヒカルは60万円、神楽と妹は二人で55万円と予想した。実際はNICE CLAUPが約5万円、LHPが約20万5000円で、合計は26万円ほどだった。神楽と妹の勝ちである。先に決めたルールにより、ここまでの会計とこの後の分はすべてヒカルが持つことになった。ヒカルは「元からそのつもりだった」と応じている。

54:54

ランチの席で語った「奢られるのが普通」という考え

最後のTHE CARNE TOKYOでのランチの時点で、買い物の総額は80万円ほどだった。ヒカルは、二人が本気で払うつもりでいたのが面白かったと話す。同時に、自分が払わせる側になるのは一番気まずく、楽しく買い物できないとも言う。勝負をするなら、自分が負けたら本来買わなくていい高いものを追加で買う、という形のほうが良かったのではないかと振り返った。

そこからヒカルは奢りについて話した。自分は人生で割り勘をしたことがない。若い頃は自分も奢られてきたし、合わせれば何億円分も奢られている。自分ほどお金を持つ人と出会えば、奢られるのが当然という感覚になるのは普通だという。だから神楽や妹が「金目当て」と言われても、自分と出会えば誰でもそうなると話す。恩着せがましく奢って気を使われるより、そう思われているほうが自分も楽だという。YouTubeに出ること自体が普通ではないので、世間の常識に無理に合わせなくていいとも言う。出演料がどれくらいが適正かは普通の人には分からないだろうが、自分は払いすぎでも払わなすぎでもないつもりだ、というのがヒカルの説明だった。神楽は、学生時代の元恋人が店では払ってくれたのに、店を出た瞬間に半額を求めてきた話をしている。

爆買いそのものについても、ヒカルは話している。引っ越しやメンバーの家電はすでに買いそろえてしまい、掃除機も6台を一度に買った。だから久しぶりの爆買いが楽しかったという。物を持ってしまうと買う楽しみがなくなるが、不必要に余分を買う気はない。二人がいたから買い物に行けたという面もある、とヒカルは言う。妹のアンチだったという視聴者が手のひらを返したというコメントにも触れ、何かされたわけでもない人を会った後も嫌い続けるのは難しい、会えばみんな仲良くなれると話した。

1:02:04

カメラの前で「凡人の発想」を捨てるということ

ヒカルは神楽にアドバイスもしていた。神楽は「マインドを注入された」と表現している。内容は、上位の存在を目指すなら心構えが変わり、強くなければいけない、というものだ。ヒカルは、一般の人にはあまり刺さらず参考にしないほうがいいかもしれないとも断っている。

さらにヒカルは、神楽と妹がカメラを気にせず言い合える点を才能だと評した。「カメラが回っているのに」と考えるのは凡人の発想で、そこから一線を画した人間のほうが見ていて面白い、という意見である。妹は普段緊張しないが、アイドルのオーディションだけは緊張したという。歌も踊りも初めてだったが、立ってみると楽しさに変わり、カメラの前は練習の成果を出せるチャンスだと感じるようになったと話している。

1:08:03

ランチの値段当てと「こと」の獲得

ランチのコースは、松茸ご飯やトリュフのすき焼き、鳥取和牛のヒレなどだった。ここでも合計額を予想し、ヒカルより近ければ欲しいものを買ってもらえる勝負をした。予算は一人100万円までとした。

神楽が挙げたのは楽器の「こと」である。今家にあるのは借り物で40万円ほど。高いものは数百万円するが、欲しいのは70〜80万円クラスだという。ヒカルは、趣味の楽器なら悪くない使い方だと応じ、自分も箏の店に行ってみたい、その体験だけでも価値があると話した。妹が挙げたのは、外れないタイプのブレスレット(カルティエのラブブレス)で、値段は100万円を超える。ヒカルは、自分も時計やネックレスを欲しくて買っていたので当たり前の欲だと受け止めた。そのうえで、どちらも必要なものではないから、勝負に勝ったときに買うのが面白いと話している。

予想は、妹が5万5000円、神楽が7万2050円、ヒカルが11万7800円だった。ヒカルは「一人3万5000円くらいかと思った」と言うが、二人は「ランチでそれはない」と返している。実際の合計は6万4000円台で、税込のランチコースが一人約2万900円、ジュースが990円だった。最も近かったのは神楽で、ことを買ってもらえることになった。この日の総額は95万4767円と発表された。

1:11:43

妹の「100万円じゃんけん」

勝負はこれで終わらなかった。ヒカルは妹に、9月の給料がゼロになるか倍になるかを賭けたじゃんけんを持ちかけたが、妹はそれを断った。その後、妹は自分から別の賭けを申し出た。勝てばパソコン(本人の記憶では60〜100万円)を買ってもらい、負ければ今日の95万円を払う、というものである。ヒカルは「必要ないものにリスクを負う必要はない」と何度も念を押したが、妹は一回勝負を受けた。

妹は「チョキを出す」と宣言し、そのとおりチョキを出して負けた。ヒカルは後で、宣言をそのまま信じるか裏をかくかを読んだうえで手を決めたと説明している。妹は「三回勝負だったはず」と食い下がったが、一回勝負と言っていたため通らなかった。この日の買い物とランチは、すべて妹の自腹になった。ヒカルは「マイナスのないチャレンジが全部あったのに、自分からマイナスのある勝負をした」と言い、19歳で100万円を払う経験もいいのではないかと話した。妹は先月売上の最高を更新したばかりで、支払額も過去最高かもしれないという。

1:17:56

回収と、今後の条件

ヒカルは、この後妹の家に行き、金庫から100万円を回収すると予告した。妹は金庫に10万円ずつ分けて保管しているという。その様子はメンバーシップ動画として公開する。ヒカルは、回収した100万円を「妹を覚醒させるための人質」と表現した。今月、ヒカルの想定を超えるほど活躍すれば、本来の給料に加えて100万円も返す。逆に活躍できなければ、それ以上に失っていくことになるという。会話の中では「10万人」という数字が出ており、ヒカルは10万は行くだろうと見込んで、それを上回った分が想像を超えるラインだと話している。神楽の箏は特注品になるため、すぐには買いに行けず、店を探して選びに行く様子も後日メンバーシップで上げるという。

ヒカルは、この日の総額を96万円と箏で200万円ほどと見積もり、「妹の爆買いのはずが、気づいたら神楽の爆買いになった」とまとめた。妹は最後まで「みんな助けて」と言い続けていた。それでもヒカルと神楽は、妹にはまだ貯金があり、ポーズにも余裕がある、と見ている。