学生が最初に持つクレジットカードの選び方:ポイント重視の6枚と旅行重視の4枚

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概要

「学生がクレジットカードを作っても大丈夫か」「デビットカードで十分ではないか」と迷う人に向けて、家計の味方チャンネルは学生向けのカード10枚を紹介している。話者の結論は、学生のうちからクレジットカードを持つメリットは大きいというものだ。カードは「日常のポイント還元率を重視する人向け」の6枚と「旅行特典を重視する人向け」の4枚に分けて解説されている。

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学生のうちにカードを持つ4つの理由

話者はメリットを4つ挙げる。1つ目は、信用情報、いわゆるクレジットヒストリーを積めることだ。日々の支払いをカードで行い、遅れずに返済していれば、将来ゴールドカード以上を申し込むときや、スマホの分割払い、賃貸契約、住宅ローンの審査で有利に働くという。反対に、社会人になるまで一度もクレジットを使っていないと「信用実績がない」と判断され、審査に落ちるケースが多くなると話者は説明する。

2つ目は、学生や20代が特典で優遇されやすいことだ。カード会社は長く使ってくれるユーザーを重視するため、若い世代向けの還元や特典を手厚くしていることが多い。そのため、同じ年会費無料のカードでも学生のうちのほうが得をしやすい場合があるという。3つ目は保険・補償である。クレジットカードには海外旅行傷害保険が付いていることが多いが、デビットカードには付いていないことが多い。話者はこの点を、いざというときの安心材料として大きな違いだと位置づける。4つ目はポイント還元で、現金払いでは基本的に還元がないが、カードによっては1%以上の還元を受けられる。

注意点として、分割払いやリボ払いは手数料が高く、意図せず使うと負担が大きくなる。話者は、ほとんどの場合はデフォルトの1回払いで支払うよう勧めている。

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楽天カードアカデミー:楽天経済圏を使う学生向け

1枚目は、楽天カードに学生限定の優遇特典を加えた楽天カードアカデミーだ。高校生を除く18歳以上28歳以下の学生が申し込める。年会費は永年無料で、国際ブランドはVisaとJCBから選ぶ。ブランドに迷ったら、国内・海外ともに使える場所が最も多いVisaでよいと話者は言う。

基本還元率は1%で楽天ポイントが貯まる。楽天カード共通の特典として、楽天市場で3%、楽天トラベルで2.5%、楽天証券のクレカ積立で0.5%の還元がある。アカデミー独自の「楽天学割」特典では、楽天市場、楽天ブックス、楽天トラベル、楽天ファッション、楽天ビューティなど学生が使いやすいサービスで、還元アップや割引を受けられる。

一方で、還元率が下がる支払いが多い点に注意が必要だと話者は指摘する。電気・ガス・水道などの公共料金は0.2%、携帯電話料金と海外での利用は0.5%に下がり、SuicaやPASMOなど交通系ICを含むプリペイドへのチャージは還元対象外になる。話者は、楽天のサービスを幅広く使う人に勧めている。

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三井住友カード(NL)・Olive:対象店舗とサブスクで還元が上がる

2枚目は三井住友カード ナンバーレスか、Oliveフレキシブルペイである。Oliveは三井住友カードNLと三井住友銀行の機能を一体にしたもので、クレジット払い、デビット払い、キャッシュカード、ポイント払いの4機能を1枚で使える。一般ステータスなら年会費は永年無料だ。

基本還元率は0.5%と低く、Vポイントが貯まる。Vポイントはカードの支払いに充てたり、チャージに使ったりできる。強みは還元率が上がる対象が多いことだ。対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済を使うと常時7%、条件達成に応じて最大20%還元になる。USJなどでもスマホのタッチ決済で常時7%、旅行予約のVトリップでは最大5%還元になる。

さらに25歳以下には追加の特典がある。スマホ決済に三井住友カードを紐付けて払うと+0.5%、Netflix・U-NEXT・Huluなど対象サブスクで+9.5%、対象の携帯電話料金で+1.5%還元が上乗せされる。話者は、コンビニなど対象店舗をよく使う人や、サブスクや携帯料金を自分で払っている人に勧めている。

Oliveには引き落とし口座が三井住友銀行に限定されるというデメリットがある。その代わり、対象のコンビニや飲食店などでの還元率が常時8%に上がる。メインの銀行を三井住友銀行にしてもよい人には、Oliveのほうを勧めるという。

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JCBカードW:常時1%に加えてポイントアップ店が多い

3枚目のJCBカードWは、18歳から39歳の人だけが申し込める。年会費は永年無料、基本還元率は1%で、Jポイントが貯まる。MyJCB Payでは1ポイント=1円で使える。MyJCB Payはスマートコードに対応しており、全国のコンビニやドラッグストアを中心に使える場所が多いため、ポイントの使い道に困らないと話者は言う。ただし、Amazonギフトカードやdポイントなど他社サービスに交換すると、レートが1ポイント=0.7円に落ちる。

最大の特徴は、JCBの優待店で事前にポイントアップ登録をするだけで還元率が上がることだ。紹介された飲食店やカフェ、ディズニープラスなどでは10%還元になるほか、多くの対象店舗で1%を超える還元率にできる。女性には、女性特有の病気を補償する保険などが付いた「JCBカードW plus L」も選択肢として挙げられた。

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リクルートカード:何も考えずに常時1.2%

4枚目のリクルートカードは年会費永年無料で、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選べる。基本還元率は1.2%でリクルートポイントが貯まる。話者によれば一般的なカードの還元率は0.5〜1%なので、常時1.2%は高い水準だ。リクルートポイントは1ポイント=1円の価値で、Pontaポイントなどの共通ポイントに交換したり、Amazonで直接使ったりできる。

電子マネーへのチャージは基本的に還元対象外だが、nanaco、モバイルSuica、楽天Edyなど一部は月3万円までポイントが付く。話者は、通学でよく使うモバイルSuicaへのチャージにも還元がある点を大きな利点に挙げる。このカードで購入した商品が破損や盗難にあった場合は、ショッピング保険で年間100万円まで補償される。

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ビックカメラSuicaカードとJ-WESTカード:交通系ICに支払いを集約する

5枚目と6枚目は、JRが発行するビックカメラSuicaカードとJ-WESTカードだ。どちらも交通系ICへのチャージで高い還元を得られるため、電車やバスで通学する人に勧められている。年会費は初年度無料で、年1回使えば翌年度も無料になるため、実質的に無料で持てる。

基本還元率は一般的な水準だが、ビックカメラSuicaカードはSuicaに、J-WESTカードはモバイルICOCAまたはWesmo!に、常時1.5%還元でチャージできる。交通系ICは全国で相互利用でき、街の店舗でも使える場所が多い。そのため、支払いを交通系ICにまとめれば常時1.5%を得られる点を、話者は大きなメリットとしている。コード決済のWesmo!は支払い時にも0.5%還元があるので、チャージ時の1.5%と合わせて2%還元にできる。

JRの乗車券でも還元が上がる。ビックカメラSuicaカードはJR東日本の新幹線・特急列車・グリーン券・定期券が3%還元、J-WESTカードはJR西日本の新幹線・特急列車が5%還元になる。貯まったポイントは、JRE POINTならSuicaに、WESTERポイントならICOCAに、1ポイント=1円としてチャージできる。J-WESTカードは、既存の会員の紹介URLから申し込むと、新規入会キャンペーンとは別に1,000ポイントを受け取れると話者は説明している。

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JALカードnavi:学生向けとして話者が最も評価するマイルカード

ここから旅行重視のカードに移る。話者はまず前提として、航空系マイルは特典航空券に交換すれば1マイル=2円以上の価値にできるため、飛行機に乗る機会がある人には「最強のポイント制度」だと述べる。

JALカードnaviは18歳以上30歳未満の学生が申し込める。高校卒業年度の10月1日以降で、卒業後の進学先が決まっていれば申し込めるので、入学前に準備しておいてもよいという。年会費は無料で、基本還元率は1%でJALマイルが貯まる。イオン、ウエルシア、スターバックスなどの特約店では2%になる。

話者が強調するのは通常のJALカードとの差だ。通常のJALカードは基本還元率が0.5%で、年4,950円のショッピングマイル・プレミアムに入ってようやく1%になる。naviはこれと同等の還元率を無料で得られる。ボーナスマイルでも優遇があり、入会搭乗ボーナスと毎年の初回搭乗ボーナスがそれぞれ1,000マイル、搭乗ごとのボーナスが+10%となる。通常2,200円のツアープレミアムも無料で付き、安い運賃で航空券を買っても積算マイルが減らない。navi独自の特典として、入会時と卒業時に2,000マイル、外国語・簿記・世界遺産などの検定に合格すると300マイルがもらえる。さらに特典航空券は、ほかのJALカードの半分のマイル数で交換できる。

卒業後は通常のJALカード(普通カード)に自動で切り替わる。この年会費は通常2,200円だが、初年度は無料だという。話者は個人的な勧めとして、切り替え後に20代限定の「CLUB EST」を付けることを挙げる。年会費は5,500円上乗せされるが、基本還元率が2倍の常時1%になり、毎年2,500マイルがもらえる。入会・継続ボーナスは1,000マイルから2,000マイルに、搭乗ごとのボーナスは10%から15%に上がる。加えて、サクララウンジを同伴者1名まで無料で年5回使え、国際線のビジネスクラスカウンターも利用できる。話者は、通常はJALの上級会員しか受けられない特典を使えるという理由で、このカードを勧めている。

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ANA学生カード:ANA派の学生向け、ただし話者はJALを推す

ANA学生カードは18歳以上の学生が申し込め、年会費は無料、基本還元率は0.5%でANAマイルが貯まる。ANA Payへのチャージで0.1%還元があり、ANA Payで支払う際の0.5%と合わせて0.6%にできる。セブン-イレブン、マツモトキヨシ、スターバックスなど「ANAカードマイルプラス」の加盟店では還元率が上がる。

学生カード独自の特典は2つある。1つ目は、年会費無料なのに毎年1,000マイルを自動でもらえること。2つ目は、ANA航空券の購入時にもらえるマイルが実質2倍になることだ。ANAには12歳以上25歳以下だけが使える割安な運賃があるが、割安な分、通常は積算マイルが半分になる。このカードで支払えば半分にならず、全額もらえる。

話者は、ANAマイルを貯めたい学生には勧めつつも、学生の段階ではJALカードのほうが優遇されているとして、JALカードnaviを推している。また、卒業後に18歳以上29歳以下が申し込める「ANAカード ファースト」は、年会費無料でマイル還元率が非常に高いカードとして、卒業が近い人は覚えておくとよいと付け加えた。

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エポスカード:年会費無料で海外旅行保険が手厚い

エポスカードは、年会費無料のカードにしては海外旅行傷害保険の額が優れている点で紹介された。一般カードは年会費永年無料、基本還元率は0.5%で、マルイ・モディでは1%に上がる。年4回の「マルコとマルオの7日間」では10%オフになる。

保険は最高3,000万円で、話者が海外旅行保険で重要だとする傷害治療費用は200万円、疾病治療費用は270万円まで補償される。話者によれば、ここまでのカードと比べて治療費用の項目を中心に補償額が比較的高い。ただし適用には、公共交通機関やパッケージツアーなど旅行代金の一部をこのカードで払う必要がある「利用付帯」である点を認識しておくよう求めている。

もう一つの利点として、一般カードを使ううちにエポスゴールドカードのインビテーションが届くことが挙げられた。ゴールドは通常年会費5,000円だが、インビテーション経由なら無料になる。ゴールドでは年間利用額に応じたボーナスポイントがあり、年100万円の利用で合計1.5%還元になる。個人だけでなく家族全体の年間利用額に応じたボーナスもあり、公共料金などを含む対象サービスで+0.5%還元率を上げられるという。海外旅行保険は最高5,000万円、治療費用は300万円に上がり、18の空港ラウンジも使えるようになる。話者は、年会費無料で比較的よい旅行保険を付けたい人や、将来ゴールドを無料で持ちたい人に勧めている。

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学生専用ライフカード:海外での支払いで手数料負けしない

10枚目は、海外現地での支払いで得をする学生専用ライフカードだ。18歳以上25歳以下の学生が対象で、卒業年度の1月以降なら高校生も申し込める。年会費は無料、基本還元率は0.5%でLIFEサンクスポイントが貯まる。入会後1年間は0.75%、誕生月は1.5%に上がる。ポイントは1ポイント=5円でVプリカやAmazonギフトカードに交換できる。青山ギフトカードなら1ポイント=10円と2倍の価値になるので、スーツが必要なタイミングで交換するのもありだと話者は言う。

最大の特徴は、海外での利用総額の4%がキャッシュバックされることだ。話者によれば、日本で発行されたクレジットカードやデビットカードを海外現地や海外事業者のサービスで使うと、1.6%から最大3.85%の海外事務手数料がかかる。たとえば楽天カードや三井住友カードは3.63%で、ポイント還元を差し引いても手数料のほうが上回ってしまう。ライフカードも手数料は3.85%と高いが、0.5%の還元に4%のキャッシュバックが加わるため、手数料を相殺したうえで0.65%得をして支払えるという。

注意点は2つある。キャッシュバックの上限は年間10万円なので、対象になる利用額は年間250万円までだ。また事前のエントリーが必要になる。話者は、海外旅行や留学など海外に行く機会がある人に勧めている。余談として、海外事務手数料が無料のプリペイドカードとしてRevolutやIDAREも挙げた。これらはクレジットカードからチャージする際にも還元を受けられるため、こちらも非常におすすめだという。

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迷ったときの2枚と申し込みのコツ

説明を聞いても決めきれない人に向けて、話者は個人的なおすすめとして2枚を挙げた。何も考えずに常時1.2%の還元を受けられるリクルートカードと、学生限定でマイル還元率と特典航空券の交換レートが優遇されたJALカードnaviである。

最後に、申し込み時は新規入会キャンペーンを必ず使うよう話者は勧める。それだけで、普段の利用で数年かけて貯まる分のポイントをもらえる可能性があるという。あわせて、ポイントサイトのモッピーを経由すれば、カード会社のキャンペーンとモッピーのポイントを二重に受け取れる方法も紹介された。