藤原紀香と崎山つばさが語る『メイジ・ザ・キャッツアイ』再演の瞳と俊夫の恋
oricon舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の明治座での初日を前に、公開ゲネプロと合同取材会が行われた。この映像では、来生瞳役の藤原紀香と、今回からメインキャストに加わった崎山つばさが、新キャストを迎えた再演の手応えと、瞳と刑事・俊夫の恋の場面について語っている。取材の後半では三姉妹の普段の交流にも話が及び、最後に劇中の一場面が映る。
新キャストが加わり「パワーアップした」再演
藤原は、いよいよ明治座の初日を迎えると挨拶した。新キャストとして崎山を迎えたことで、それぞれの役の芝居の絡みに「化学反応」が起きており、それが良い作用を生んでいると話した。藤原は今回の舞台を「明らかに進化した、パワーアップした」作品と表現し、何度観ても楽しめる「宝箱のような」エンターテインメントになったのではないかと述べた。
自身の場面については、キャッツアイとしての使命を背負う瞳と、刑事である俊夫との恋の行方を挙げた。ドキドキしたりキュンキュンしたりしながらも使命を持つ女性の強さと、揺れ動く女心の両方を繊細に演じたいと語った。
唯一の新キャストとしてのプレッシャーと、藤原からの差し入れ
俊夫を演じる崎山は、自分が今回唯一のメインの新キャストであるため、稽古が始まる前はプレッシャーに押しつぶされそうだったと明かした。それでもキャストの優しさと温かさに支えられ、初日を迎えられたという。
なかでも恋人役の藤原からはいろいろなものをもらったと話す。食事に連れて行ってもらったことに加え、「これ体にいいよ」とビタミンやミネラルを勧められたこともあったという。崎山がいちばんドキッとして嬉しかったと語ったのは煎茶の差し入れだ。劇中では俊夫が瞳に淹れてもらった煎茶を飲む場面がある。崎山はこれまで煎茶にあまり触れてこなかったが、藤原から質の良い煎茶をもらい、「煎茶の扉が開く」ほど美味しかったと振り返った。この経験は役作りの助けにもなったと述べ、劇中で相手役としてその恩に応えたいと語った。
明治時代ならではの「手を触れるだけで一大事件」の恋
藤原は、相手役との二人の場面では自分自身もキュンキュンすると話した。客席からは子どもを含むさまざまな世代の観客がケタケタ笑う声が聞こえるだろうとも語った。
藤原が「これが大事」と強調したのは、物語の舞台が明治時代であることだ。衣装もその時代に合わせており、警察の制服も明治風になっている。恋愛観や倫理観も当時のもので、藤原によれば、手が触れるだけでドキドキしたり切なくなったりする「一大事件」になる。藤原は、そうした初々しい空気を崎山が二人の場面で自然に引き出してくれる役者だと評した。
「藤原紀香に突っ込んでもらえる人生」
取材陣から、藤原がInstagramに二人の場面を投稿していたことを指摘されると、崎山はこの関係性について話した。崎山には平野という相方がいて、そちらでは平野がボケ、自分が突っ込み役に回ることが多い。ところが瞳との場面では立場が逆になり、自分がボケて瞳に突っ込んでもらう。崎山は「藤原紀香さんに突っ込んでもらえる人生」が役を通して自分に染み込んできたことが嬉しいと話した。たくさんボケようと思って臨んでいるが、藤原がすべて受け止めてくれるので助けられているという。
2年半の間に深めた三姉妹の絆
初演からの約2年半で絆を深めてきたという話を受けて、三姉妹で出かけたエピソードを問われた。三人は食事のほか、観劇、映画、ゴルフにも一緒に行っているという。
ほかに、博多のホテルのロビーでいきなり「キャッツ」と声を上げられて驚いたという話や、二人の元気さには驚かされ見習いたいという発言、ゴルフでバンカーに入っても気にしない姉さん(高島礼子を指すとみられる)の大らかさを讃える声が交わされた。ただし字幕からは、どの発言が誰のものかははっきりしない。「真似したいところだらけ」という言葉も聞かれ、和やかなやりとりが続いた。
劇中の一場面:嫉妬する瞳と俊夫
映像の最後には劇中のやりとりが映る。瞳が「もしかして恋しちゃった?」と俊夫を問い詰める。俊夫は閃光弾の光で何も見えなかったと弁解するが、瞳は「言い訳は聞きたくない」と退ける。瞳は、俊夫がキャッツに接近されて抱きしめたことを責め、「やり直して、私で」と自分を抱きしめるよう求める。戸惑う俊夫が「俺たち何やってんだろう」とこぼすと、瞳は「考えちゃだめ」と返し、二人が掛け声を交わしながら抱き合おうとするところで映像は終わる。藤原が語った、明治時代の恋愛観と初々しさ、そして瞳が俊夫に突っ込む関係が表れた場面である。
来生瞳役の藤原紀香です。本日は皆さんありがとうございます。いよいよ明治座の初日を迎えます。
そして新しいキャストである俊夫さんを迎えてですね、それぞれのお役で、いろいろなお芝居の絡みで化学反応が起こって、すごくそれがいい作用を生み出しているなと。明らかに進化した、パワーアップした、ものすごく楽しい、何度見ても宝箱のような、そういったエンターテインメント、そういったものができたんじゃないかと思っています。
自身のシーンではですね、やっぱりキャッツとしての使命を背負っている瞳と、そして刑事である俊夫さんとのその恋の行方というか、すごくやっぱりドキドキ、キュンキュンしながら、使命を持つその女性の強さ、そして女心、揺れ動く女心、そういったところをね、強さとそういった揺れ動く女心、そういったものを繊細に演じていければと思っております。
俊夫を演じさせていただきます。僕は今回、唯一のメインキャスト、新キャストということで、始まる前は本当にプレッシャーで押しつぶされそうだったんですが、キャストの皆さんの優しさと温かさに支えられながら、こうして明治座初日を迎えることができております。
中でもですね、今回恋人としてお相手役の紀香さんからいろんなものをいただきまして、ご飯に連れてってもらうのはもちろんのこと、「これ体にいいよ」のビタミンとかミネラルとか。中で僕は一番ちょっとドキッとしたというか、嬉しかったのは、劇中で俊夫が瞳に入れてもらった煎茶を飲むんですが、紀香さんが煎茶をくれて。それはそれはいいお煎茶。僕、あんまり煎茶に触れたことなかったんですけど、今回、煎茶の扉が開くぐらい、すごいおいしい煎茶をいただいて。
それが役作りというか、そういうものにもすごく助けられた一部もあったので、それをなんとか劇中で相手役としてお応えできればいいなと、お返しできればいいなと思っております。本当にありがとうございます。
やっぱりお相手役として、波止場のシーンとかあるんですけど、すごくやっぱり自分自身もキュンキュンしますし、多分お客さんとか、どんな世代の方が見に来られても、お子さんもね、すごい楽しくて、ケタケタって笑ってる声が聞こえたり。そういった明治時代ならではの、これが大事ですね、明治時代ですから。もちろん衣装も洋装になっていたりとか、ポリスの制服の衣装もそうなんですけど。
そういった恋愛観、倫理観っていうのが、もう手を触れるだけでもドキドキするとか、キスとか、もう一大事件ですよ。そういったような初々しい感じっていうのが、すごくそういった波止場のシーンで自然にね、やっぱり俊夫さんの前で引き出してくれる、そういう役者さんだなと思いました。
はい。崎山さんが、紀香さんのインスタでも、波止場のシーンを上げてましたよね。
そうですね。はい。
なんか唯一、紀香さんに突っ込んでもらうっていう。僕はもう一人相方がいて、平野も相方なんですけど、平野がボケで僕は結構突っ込むんですけど、瞳に関しては僕がちょっとボケになって、瞳が突っ込んでくれるって。藤原紀香さんに突っ込んでもらえる人生っていうのが、なんか俊夫を通して自分自身に染み込んできて、嬉しいと思いながら、いっぱいボケるぞって思いながら。はい。でも全部受け止めてくれるので、すごく助けられてます。
2年半の間も絆を深めてたって話がありましたけども、3姉妹でどっかに出かけたりとか、そういうエピソードあったりするんでしょう?
もうご飯はそうですし、観劇も行ったり、映画も行ったりとか、ゴルフも行ったりとか、もう楽しくやっております。
もう博多のホテルの、ホテルでいきなりロビーで「キャッツ」とか言って、もうびっくりしました、私、夜に。いや、この元気の、元気さっていうか、パワーするなら。
お二人とも元気ですよ。
いやいや、本当に帰ってきた時びっくりしました。もう本当に習わなきゃと思いますよ。
いやね、姉さんとゴルフ行ってもすごいの。バンカー、バン入っても「大丈夫、いいから」。ちも最高なんですよ、本当に。
いや、本当にもう真似したいとこだらけです。
もしかして恋しちゃった?
まさか。あの時は閃光弾の光で何も見えなくて、何が何やら。
言い訳は聞きたくない。
え?
いきなりキャッツにキスされて、俊夫もキャッツを抱きしめたでしょ?
抱きしめた? 俺が?
抱きしめたわよ。
あ、そうだっけ。
だからやり直して、私で。俊夫にぎゅって抱きしめてほしいの。
うわ、俺たち何やってんだろう。
考えちゃだめ。
おす。お、おす。おす。
抱くぞ。
おす。お。
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