甲府の激安賃貸3件を内見 家賃1万9800円の最安物件から和室付き1R、ロフトベッドの1Kまで

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概要

不動産内見チャンネル「内見ゴリラの珍賃貸」の山梨編である。内見ゴリラ(レッツゴーなぎら)とディレクターの西田が甲府市内の格安賃貸3件を回り、家賃を発表したうえで、どれだけ珍しい物件かを独自の「珍賃度」で採点する。物件の合間にはワイナリーに寄り、最後はほうとうで締めくくる。全体を通じてなぎらは、今回の物件は癖よりも住みやすさが目立ったと評価している。

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甲府駅前と西田による山梨県の紹介

ロケは甲府駅前から始まる。駅前の武田信玄像を見たなぎらは、実物を参考にしているなら信玄は小柄で、おそらく150cmぐらいだろうと冗談交じりに推測した。駅前ロータリーについては、関東に近いので大きな都市だと思っていたが想像ほど栄えてはいないと話し、西田も同じ印象を持ったと応じた。

1件目へ向かう道中で、西田が山梨県の情報を紹介した。人口は約79万人で全国42位。100万人を切っていると聞いたなぎらは驚いていた。名物のほうとうは武田信玄も戦のときに食べたと言われているそうだ。なぎらは、小麦と味噌を持っていけばどこでも作れるので信玄に限らず皆食べていたのではないかと返している。

西田によれば、山梨はブドウの生産量が日本一で、日本ワイン発祥の地でもある。ミネラルウォーターの生産量も日本一で、「南アルプスの天然水」などを含め国内の約4割を山梨が生産しているという。少し変わった話題として、過去に1週間あたりの県民の排便回数が全国1位になったことも挙げた。裏付けとして、野菜の消費量が全国2位であることを紹介している。さらに高校の不登校の割合が全国で最も低く、一番きちんと学校に行っている県だという。紹介を聞き終えたなぎらは、「ブドウ、水、うんこ、学校」としか覚えていないと笑った。

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1件目:山梨県最安の1R、家賃1万9800円

1件目は甲府市屋形にあり、JRの駅から徒歩27分。木造2階建てで、約15㎡のワンルームだ。1984年築で築41年になる。西田は、今回の企画で回る中では山梨で一番安い物件だと前置きした。

外観は一見よくあるアパートだが、外壁は塗装し直されており、側面は黒く塗られていて綺麗である。なぎらは最安値にしては階段の状態もいいと評価した。2階に上がると、すぐ廊下になっているのではなく、バルコニーのような共有部がある。2人とも初めて見る作りだと話し、灰皿に吸い殻が残っている様子に「リアルな暮らし」を感じたという。

室内に入るとすぐにキッチンがある。コンロは1口で、シンクと一体になっており、調理スペースはない。なぎらは、一人暮らしに調理スペースは要らないとして十分だと評した。入口付近には4段の収納があり、天井部分にも収納が設けられている。天井側の収納は、本来は縦に置く3段カラーボックスを横向きにして持ち上げ、設置したものだ。なぎらはこれを「企業努力」と呼び、狭い部屋を広く使えるのはありがたいと話した。

奥のメインルームは7畳の洋室で、壁は真っ白である。なぎらは6畳ではなく7畳あるのが地味にありがたいと言う。床はフローリング調のシートだが、数々の木造物件を見てきた自分たちから見ても安っぽさがなく、頬ずりできるほど綺麗だと評した。激安シリーズではかなり珍しい状態だという。窓からの光の入り方も良く、窓を開けると遮るものがなく空が開けている。

水回りは浴槽のないシャワーブースだ。なぎらは、ここまで割り切るなら浴槽はなくしてしまったほうがいいと肯定的に受け止めた。ユニットバスではないため、トイレは別になっており、ウォシュレットも付いている。

家賃は1万9800円で、水道代込み。共益費3000円を合わせると月2万2800円になる。近くに山梨大学があるため学生向けを想定しているようで、インターネットも無料だという。なぎらは、管理がしっかりしているので共益費を払う価値があると話した。珍賃度は8。ここまで管理が行き届いた物件はないというのが理由である。

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寄り道:ワイナリーで昼から試飲

2件目へ向かう途中、西田の提案でワイナリーに立ち寄った。店内でシャトーブリヤン(字幕では「シャトーブリヤン」)の赤、2022年ヴィンテージを1杯もらい、なぎらは昼から飲んだ。普段ワインは飲まず、見た目に反して酒に強くないと話していたとおり、次の物件に着いたときにはかなり酔っていた。最初は別の建物を指して物件を間違えている。

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2件目:「後屋ガーデンプレイス」の和室付き1R

2件目は甲府市後屋町にある1R・33㎡の物件で、1992年築。西田によると建物名は「後屋ガーデンプレイス」で、なぎらはすぐ「恵比寿ガーデンプレイスじゃん」と反応した。

エントランスには幾何学的な門があり、コンクリートの無機質な空間にオレンジのアクセントが入っている。壁は正方形に切り抜かれており、なぎらは「おしゃれなのかどうか僕は分からない」と言いつつ、いい感じだと評した。

部屋の玄関は一人暮らしには十分すぎる広さで、鍵や財布を置ける棚があるのも便利だという。メインルームは全体で14畳。フローリングの洋室に黒いアクセントの小上がりがあり、そこに畳が敷かれている。洋室のデザイナーズ物件と見せかけて和のアクセントを入れている点を、なぎらは高く評価した。照明などで世界観を作っているので、畳の部分に違和感がないという。

キッチンは2口コンロで、ゆとりのあるサイズだ。最先端のものではなく少し古いタイプだが、収納がしっかりしている。なぎらは、デザイナーズに寄せすぎて不便な物件をこれまで何度も見てきたので、本気でこだわらないならこの程度のキッチンのほうが便利だという持論を述べた。

内見中、なぎらは畳に寝転がって「畳の具合をチェックしている」と言い張った。その後、西田を座らせて最近の働きぶりを問い詰める寸劇が入る。登録者数の目標を聞かれた西田は30万人と答え、現在は12万人ほどだと説明した。なぎらは今のままでは届かないと言って「もう帰る」と退場したが、すぐに戻ってきて「ロケ頑張ろうね」と締めた。

バルコニーの窓には、通常の鍵の上にダブルロックが付いている。さらにもう1つ「換気ロック」があり、窓を少しだけ開けた状態で施錠できる。換気しながら鍵もかけられる仕組みだ。部屋は1階で、ベランダは広いものの路面と目が合う位置にあるため、ここでくつろぐことはあまりないだろうとなぎらは見る。2階や3階の部屋なら椅子を置いても気持ちいいだろうという。

廊下には一見収納のような扉があり、開けると脱衣所と洗濯機置き場になっていた。その奥の風呂は3点ユニットバスだった。

家賃は3万2000円で、共益費3000円を合わせて3万5000円。駐車場はオプションで月4500円だが、敷地内は埋まっているため近くのスペースを使うことになるという。珍賃度は8.5。洋室に和を組み合わせた作りは見たことがないと評価する一方、完全なデザイナーズとは言い切れず、人によっては評価が分かれるだろうとなぎらは留保した。減点理由は風呂で、これだけ居住空間を広く取れるなら、3点ユニットではなく独立洗面台やトイレ別にしてほしかったという。特に女性はそこを重視するだろうと話した。

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3件目:干し柿のベランダとロフトベッドの1K

3件目へ向かう途中、遠くに富士山の先端がわずかに見えた。物件は甲府市内にあり、甲府駅から徒歩28分。鉄骨造2階建てで、1K・21㎡、1992年築である。

建物は綺麗だが、なぎらが気になったのは2階のベランダに大量に吊るされた干し柿(字幕では「星書き」)だった。癖の強い人が住んでいる可能性が高いので、そういう意味では楽しみだと話している。共用部は夕方の時間帯だったが、電灯が切れておらず、管理が行き届いている様子だという。

今回の山梨ツアーで1Kは初めてである。これまではワンルームで部屋にキッチンがあるタイプが多かったが、ここは廊下部分で居住空間と仕切られている。最初はごく普通のアパートに見え、なぎらは企画として危機感を覚えていたが、メインルームにはロフトベッドがあった。

ベッドにははしごが付いている。身長170cm・体重80kgのなぎらが登ると、きしむ音はしたものの、横になってみて180cmぐらいまでは大丈夫だろうと見積もった。骨組みを組み立てたタイプではないので安定感があり、囲まれている感じもいいという。ベッドの側面は凹凸のあるデザインで、穴も開いている。なぎらはこれを「戦国時代をインスパイアしている」と解釈した。敵が下に来ると穴から見られる城と同じ仕組みだという冗談で、オーナーは武田信玄の末裔に違いないとまで言っている。ベッド下の収納はベッドと同じ床面積があり、ドラえもんのようにそこで寝ることもできる。光を完全に遮れるので、暗いところが好きな人は下で寝てもいいだろうとなぎらは話した。

窓の前は河川敷で、ちょうど夕方5時の街のメロディーが流れていた。ベランダは一般的な広さだが、外の駐車場とベランダの高さがまったく同じで、柵も簡単に乗り越えられる。なぎらはセキュリティが若干心配だと指摘した。一方で、身を乗り出してズームすると富士山がぎりぎり見える。富士山を望める物件はなかなかないという。水回りはトイレと風呂が別で、トイレの床のタイルは個性的で可愛らしいと評された。

家賃は3万2000円。なぎらは「まあ、そんぐらいでしょう」と淡々と受け止め、撮影する立場からするとベッドに救われた、ベッドがなかったら本当に厳しかったと振り返った。珍賃度は7。ベッド付きの物件は何度か見てきたが、このタイプは初めてで、そこで評価が大きく上がったという。富士山がぎりぎり見えることも珍しいポイントに挙げた。

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ほうとうと山梨編の振り返り

ロケ後は名物のほうとうを食べた。麺がもちもちで、汁と出汁をしっかり吸っていると感想を述べている。

山梨編の感想を聞かれたなぎらは、ワインで酔っ払ったのがハイライトで、2件目の内見はほとんど覚えていないと答えた。ワインは飲みやすいのに酔うのが一番危険だとも話している。

物件については、全体的に住みやすいものが多かったとまとめた。2件目も珍しさがありつつ、住みやすい形に仕上げられていたという。家賃も安く、なぎらは「今回の物件は全部駅から近い」としたうえで、新宿まで1時間半ほどで出られるので、山梨県はベッドタウンとして考えるのもいいのではないかと述べて締めくくった。